前回のTips48で、業務フロー図は2度作るといいました。今回は、2度目の業務フロー図「情報提供段階での業務フロー図」にするための調整の仕方について、弊社の考え方をご紹介します。なお、ここで解説する業務フロー図は、それを見てプログラムをかくためのものではありません。それを見て業務ができるようになるためのものです。 1.業務担当者の目線でかく システム開発や業務改善のためのフロー図の手引きはあっても、教育目的の業務フロー図を解説したものはないようです。多くの企業では、OJT教材や業務マニュアルに、必ずといっていいほど「業務フロー図的な図」が盛り込まれているようですが、システムフローチャートを参考に工夫を施した結果、かえって見づらくなっていることも多く、常々残念に感じておりました。 そこで、ここでは業務担当者の目線で業務フロー図を作成(調整)するためのポイントをご紹介したいと思います。 *余談