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アメリカ大統領選
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コメ兵ホールディングス(HD)が中古品市場で競争の少ない「ブルーオーシャン」である百貨店顧客を掘り起こす。13日、J・フロントリテイリングと共同で出資し、会社を設立すると発表した。急成長する中古品市場は3兆円規模に拡大しており、在庫の確保が競合との競争力を左右する。百貨店への出店などを通じて、顧客の家に眠る良質な品を確保する。コメ兵が百貨店と手を組むのはこれまで中古品やコメ兵と関わりのなかった
川崎重工業は水素供給網の整備に向けた実証試験の計画を大幅に見直した。もとはオーストラリア(豪州)から水素を調達する国際的なサプライチェーン(供給網)確立を目指した計画だったが期限内に豪州で水素を調達することが難しくなった。当初予定していた2030年度の実証完了が競争力確保の絶対条件として水素調達を国内に変更。水素運搬船もサイズダウンするなど「現実解」に舵をきる。「あたふたしていると海外に抜かれ
電気自動車(EV)で先行する米テスラや中国比亜迪(BYD)と後発の伝統的な自動車メーカーの明暗が鮮明だ。世界の主要11社の2024年7〜9月期の決算は、テスラとBYDのみ最終増益を確保した。トヨタ自動車や独フォルクスワーゲン(VW)など9社は減益だった。コストが膨らみ続けるEVシフトの「生みの苦しみ」が後発組で表面化し始めた。新旧メーカーで業績明暗車業界の業績はBYDとテスラの好調が目立つ
スポットワークと呼ばれる単発の仕事を仲介するサービスが、特殊詐欺や強盗の実行犯となる「闇バイト」の募集に悪用される懸念が強まっている。政府は仲介事業者に業務内容などを求人公開前に審査するよう繰り返し求めているが、900万人超の登録者を抱える最大手タイミーは今も審査を求人公開後に後回ししている。「夜道で猫を探すバイト。地図上で印をつけるだけ」「なるべく地味めな格好で。携帯電話や荷物は預かります」
【ワシントン=坂口幸裕】5日の米大統領選と同時実施された連邦議会選で上院に続き、下院でも共和党が多数派となるのが確実になった。大統領職と上下両院の多数派を共和が占める「トリプルレッド」となり、トランプ次期大統領が掲げる政策を進めやすくなる体制が整う。米主要メディアが報じた。上院(定数100)は共和が4年ぶりに多数派を奪還した。下院は2年ごとに全議席を改選する仕組みで、共和が25年1月開会の新
JR東海の丹羽俊介社長は13日の記者会見で、東京都町田市のリニア中央新幹線の工事現場付近の民家の庭から水と気泡が湧き出た問題を巡り「地域の皆様にはご心配をおかけしている」と話した。気泡については「人体や環境に影響を及ぼすものではないと確認している」と説明した。気泡が湧き出たのは品川駅(東京・港)と神奈川県
JR北海道が13日発表した2024年4〜9月期の連結決算は、営業損益が178億円の赤字(前年同期は174億円の赤字)だった。札幌と新千歳空港を結ぶ「快速エアポート」の増発などが寄与して鉄道運輸収入は前年同期比7%増。新型コロナウイルス禍前の19年同期も上回ったが、修繕回数の増加や人件費上昇によるコスト増を吸収しきれなかった。売上高にあたる営業収益は前年同期比2%増の755億円だった。不動産業は
三菱UFJフィナンシャル・グループはカード子会社、三菱UFJニコスの社名を「三菱UFJカード」に変更する。1990年代前半に当時の日本信販のブランドとして誕生し約30年使ってきた「ニコス」を社名からなくし、「三菱UFJ」のブランドを強調してリテール(個人向け金融)事業の強化につなげる。近く社名を変える方針を公表する見通しだ。社名変更の時期はシステム統合の進捗を踏まえ、今後詰める。当時の日本信
楽天グループが13日発表した2024年7〜9月期の連結決算(国際会計基準)は、営業損益が5億円の黒字(前年同期は544億円の赤字)だった。営業黒字は携帯電話事業に本格参入した20年4〜6月期以来17四半期ぶり。携帯事業は契約数増で赤字が縮小し、好調な電子商取引(EC)や金融事業の利益で吸収した。「モバイルの契約数は1000万人が見えてきた。グループ全体の業績も好調だ」。楽天Gが同日開いた決算説
日英両政府は外務・経済閣僚による経済版「2プラス2」を新設する方針だ。高関税を掲げる米国のトランプ次期政権との貿易交渉で連携する。保護主義の台頭による国際経済秩序の後退に歯止めをかける。日英政府関係者が明らかにした。石破茂首相とスターマー英首相はブラジル・リオデジャネイロで18日から開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議に出席する。その際に設置に向けた合意をめざす。日本が経済版2プラス2を設
西武鉄道は13日、首都直下地震の被害を想定した総合復旧訓練を東京都東大和市の玉川上水車両基地で実施した。今年1月の能登半島地震などを踏まえ、同社の復旧訓練では初めて沿線の17自治体の防災担当者も参加した。今回の訓練は多摩東部を震源とする震度6弱の地震が起き、乗客200人の列車が事故に巻き込ま
「ゆとり世代」の大学講師として日々20代の大学生に接しており、『Z世代化する社会』の著者でもある経営学者の舟津昌平さんに聞く「Z世代(1990年代半ば以降生まれ)に贈る本」。今回取り上げるのは、『「能力」の生きづらさをほぐす』(勅使川原真衣〈てしがわらまい〉著)。組織開発の専門家だった亡き母と、社会人になったばかりの息子との架空の対話を通じ、世の中にはびこる「能力主義」のおかしさを問う。「能力」は定義しにくい
ソフトバンクグループ(SBG)の孫正義会長兼社長は13日、米半導体大手エヌビディアのジェンスン・ファン最高経営責任者(CEO)と対談した。ファン氏は「想像してください。(SBGが)我々の最大株主だったら」と語り、孫氏はファン氏に泣きまねをしながら「3回(買収などを)試みた」と答え、両社の長い歴史をひもといた。都内でエヌビディアが開いたイベントで対談した。1度目は孫氏が2016年半ばに英半導体設
警察庁は13日、原付き免許で運転可能な二輪車の範囲を広げる改正道路交通法施行規則を決定した。改正規則は2025年4月1日に施行され、総排気量125cc以下で最高出力を制御した二輪車も原付き免許で運転できるようになる。改正は業界団体が求めたもので、メーカーは新たな区分に対応した商品開発に動き出している。現行の原付き免許で運転できるのは総排気量50cc以下の原動機付き自転車(原付き)に限られ、50
機械・システム世界大手のドイツ・シーメンスのローランド・ブッシュ社長が日本経済新聞の単独インタビューに応じ、「中国の市場シェアを守る」と語った。米大統領選でトランプ氏が当選を決め、米中対立が激しくなる恐れがある。ドイツ政府が中国への経済依存を減らそうとする中でも、一定の事業規模を保つ考えを示した。ブッシュ氏はアジアビジネスを手掛けるドイツ企業で構成するアジア太平洋委員会(APA)の委員長も務め
報酬を支払って書いてもらったインフルエンサーのSNS投稿を第三者の投稿であるかのように自社サイトで掲載したのは「ステルスマーケティング(ステマ)」に当たるとして、消費者庁が13日、大正製薬に景品表示法違反で再発防止の措置命令を出した。自社サイトで企業側が「PR」を表記せずにSNS投稿を活用する違反行為は他社でも起きている。自社媒体でSNS投稿や口コミを紹介する場合はあらためて注意が必要だ。
楽天グループが13日発表した2024年7〜9月期の連結決算(国際会計基準)は、営業損益が5億円の黒字(前年同期は544億円の赤字)だった。営業黒字は携帯電話事業に本格参入した20年4〜6月期以来17四半期ぶり。携帯事業の赤字が縮小し
J・フロントリテイリングは2025年夏、コメ兵ホールディングスとブランド品などの買い取りを始める。Jフロント傘下の大丸松坂屋百貨店やパルコに自社が運営主体となる買い取り専門店を出す。高級品は正規品値上げや流通量の少なさから中古需要が高まっている。ブランドの新品が主だった百貨店にも中古品経済の波が広がってきた。まずJフロントが51%、コメ兵HD傘下のコメ兵が49%出資する新会社を25年3月に設立
みずほフィナンシャルグループ(FG)は13日、楽天カードに14.99%出資すると発表した。楽天グループから発行済み株式を譲り受け、約1650億円を出資する。楽天との提携でクレジットカードビジネスを強化する。みずほ系列の信販会社であるオリエントコーポレーション(オリコ)やユーシー(UC)カードを交えた連携策も進める。楽天グループは傘下の楽天カードがみずほFGと資本・業務提携する検討に入ったと9月
シニアの起業が身近になっている。東京23区内の新設法人の経営者に占める60代以上の割合は年々上昇しており、2023年は約15%となった。大手商社を定年退職した後に「1人起業」した男性は、古巣が手を出さないニッチな分野の貿易に商機を見いだし事業を続ける。現役時代の経験を生かしつつ、初期投資などにお金をかけずに低リスクで起業する人が増えているようだ。東京都世田谷区に住む福島賢造さん(75)は64歳
セブン&アイ・ホールディングス(HD)は13日、創業家の資産管理会社から買収提案を受けたと発表した。創業家側は資金調達について金融機関への打診を始めた。セブン&アイはカナダのアリマンタシォン・クシュタール(ACT)から買収提案を受けている。創業家側は対抗策として株式非公開化を目指す。【関連記事】TOB(株式公開買い付け)を実施する方向で、全株式を取得した場合の買い付け総額は7兆
衆院は13日、議院運営委員会を除く常任・特別委員会、審査会の人事を決めた。予算委員長を獲得した立憲民主党が予算案の採決を含む審議日程や答弁者の指名で主導権を握る。国会運営のあり方は変化を迫られる。常任委員長の配分は与党10、野党7との割り振りに決まった。解散前は与党15、野党2の割合だった。衆院選で自民、公明両党が過半数を割り、国会の勢力分野が変わった構図を反映したためだ。特に影響が大きいの
【ワシントン=飛田臨太郎、八十島綾平】トランプ次期米大統領は12日、国防長官にピート・ヘグセス氏を起用すると発表した。声明によるとヘグセス氏は退役軍人で、保守系メディアのFOXニュースで8年間、司会者を務めた経験を持つ。トランプ氏は同日、連邦政府予算の効率化に関する政府外からの助言役としてスペースXなどを率いる実業家のイーロン・マスク氏を起用すると公表した。トランプ氏は声明で、遅くとも2026
【広州=藤野逸郎】世界最大のiPhone生産地、中国の河南省鄭州市が電気自動車(EV)の生産にシフトしている。iPhoneなど携帯電話の生産量はピーク時に比べ半減した一方、EV大手の中国・比亜迪(BYD)が工場を増強する。EV関連のサプライヤーの集積も進め、携帯電話の受託生産頼みだった産業の転換を急ぐ。10月下旬、BYDが鄭州で運営する自動車工場を訪れると、広大な敷地に真新しい車がずらりと並び
楽天グループは13日午後3時半、2024年1〜9月期の連結決算(国際会計基準)を発表する。三木谷浩史会長兼社長らが出席する決算説明会も開く予定だ。業績全体の足を引っ張る携帯電話事業の成長ピッチはどうか、悲願の黒字化への道筋は示せるか。注目ポイントをまとめた。見えるか携帯の単月黒字携帯事業の契約回線数は右肩上がりだ。三木谷氏自らが先頭に立って「どぶ板営業」をかけ、法人契約が拡大している。通信品
石油元売りの太陽石油は約2000億円を投じ、沖縄県で2028年度から再生航空燃料(SAF)を年間22万キロリットル生産する。ENEOSホールディングス(HD)なども含めた石油5社の30年までのSAF生産量は最大計190万キロリットルほどになり、同年時点の政府目標には届きそうだ。ただ、50年には30年の10倍以上のSAFが必要になるという試算がある。さらなる大量生産に向け、原料確保や新製法の確立が
平将明デジタル相は12日、日本経済新聞などのインタビューに答えた。現行の健康保険証の新規発行を12月に廃止する政府の方針に変更はないと説明した。本人確認が可能なICチップが入っていないことをあげ「不正しやすい環境にあるので、やっぱり穴をふさぐべきだ」と強調した。医療費の適正化やデータ収集を通じた付加価値の創出といったマイナ保険証の意義に言及した。マイナ保険証への移行を「しっかり進めていく必要が
伊藤忠商事はコンピューターゲームの腕を競うeスポーツのチームを運営するスタートアップ、REJECT(リジェクト、東京・港)と資本提携する。リジェクトはeスポーツの獲得賞金額で国内首位のチームを運営する。伊藤忠グループで映像を伝送する装置を提供する企業と連携するなど相乗効果を狙う。伊藤忠は14日にリジェクトへの出資を完了する予定。出資額は不明だが、出資比率は数%とみられる。リジェクトはこれまでも
武藤容治経済産業相は12日の閣議後の記者会見で、再生可能エネルギー拡大のために電気代に上乗せして徴収している賦課金を停止しても、別の国民負担が生じるとの考えを示した。与党と政策協議している国民民主党が電気代の高騰対策として停止を主張していた。国民民主は10月の衆院選公約で、再生エネ賦課金の徴収を一定期間停止することで電気代を引き下げる政策を掲げていた。武藤経産相はこうした国民民主の主張につい
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