マンション一室で代わる代わる女子大生に性的暴行を加え、その様子をスマートフォンで撮影したとして、強制性交罪で当時医大生だった27~29歳の男3人が起訴された。裁判は中心的な役割を果たしたとされる元大学生(27)と、27、29歳の被告2人とを分離して行われ、元大学生は実刑が確定したが、残る2人は控訴審で逆転無罪が言い渡された(その後検察側が上告)。判断を分けたのは被害者供述の信用性。動画に残された女性の「苦しい」という発言の評価が大きなポイントになった。 スマホ動画のやりとり3人は令和4年3月中旬、被害女性と別の女性を含めて飲み会を行い、二次会の流れで元大学生の自宅へ。そこで女性に性的暴行をしたとして起訴された。 元大学生らはその場面をスマホで撮影。動画では、行為を強いられて「苦しい」と訴える女性に、元大学生が「苦しいのがいいんちゃう」と発言。29歳の被告は続けて「『苦しい』って言われたほう