沿線火災の影響でJR中央線、総武線が運転を見合わせ、混乱するJR御茶ノ水駅=26日午後(相川直輝撮影) 首都圏を走るJR中央線で、6月に入ってから人身事故などによる運転見合わせが多発している。26日も午前8時40分頃から、JR飯田橋駅付近の沿線火災、さらに午後0時半頃からJR八王子駅で発生した人身事故の影響で、快速と各駅停車の双方で運転を一時見合わせた。事故防止のため、ホームドアの設置が急がれるが、JR東日本によるとまだ時間がかかりそうだ。 JR東日本によると、6月に入り中央線で発生した人身事故は8件。①3日に国分寺駅②5日に高円寺駅③8日に高円寺駅④12日に三鷹駅⑤18日に西荻窪駅⑥23日に東小金井駅⑦24日に西荻窪駅⑧26日に八王子駅-と続き、いずれも運転を一時見合わせた。 東京駅と高尾駅を結ぶ中央線の快速ホームでは現在、ホームドアが一切設置されていない。首都圏全体では、令和13年度末