日本維新の会の吉村洋文共同代表(大阪府知事)は21日、東京都知事選でほぼ全裸の女性が写った選挙ポスターなどが掲示板に貼られたことについて「見ていて恥ずかしい状況」と述べ、公職選挙法の改正などで一定の制限をかけるべきだとの見解を示した。府庁で記者団の取材に答えた。 20日に告示された都知事選では過去最多の56人が立候補。掲示板には一部で候補者ではないほぼ全裸の女性の姿が写ったポスターが貼られたり、政治的な主張が載った同一のポスターが多数貼られたりしている。 吉村氏はこうした事例について「供託金を支払ってでもネットで炎上させ閲覧数を伸ばし、お金を得ようとしている」と指摘。「時代に合わせた選挙の在り方を考えるべき」として、公選法の改正で制限する必要性を訴えた。