2025年大阪・関西万博を運営する日本国際博覧会協会は24日、来場者の大型荷物を会場で預かる場合、200個限定で1個当たり1万円とする方針を正式に発表した。スーツケースを携えての来場を抑止するため、金額を調整していた。来場者向けに呼びかける文書に、キャスター付き荷物はサイズにかかわらず一律で禁じる旨も明記した。 大型荷物は場内の安全確保のため、持ち込みを禁止。付近の鉄道駅での預かりサービスを整備し、ロッカーや宿泊ホテルに預けるよう促す。 協会によると、持ち込み可能なのは幅60センチ、奥行き90センチ、高さ40センチに収まる荷物。大型荷物は会場の東西入り口付近で100個ずつ限定で受け付ける。 協会は、大阪市内のJR弁天町、桜島両駅に設置する一時預かり所(1個千円)や配送サービス(1個1500円~)の利用を推奨。会場まで持参した場合は、一時預かり所まで移動して荷物を預けてから再来場するのを原則