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日本サッカー協会(JFA)の審判委員会が9月11日、都内でメディア向けのレフェリーブリーフィングを実施。佐藤隆治JFA審判マネジャーがおよそ25分もの時間をかけ、FC町田ゼルビアのFW藤尾翔太の行為について詳細に語った。 8月17日に行なわれたJ1第27節、ジュビロ磐田戦(4-0)での出来事。58分に町田がPKを獲得すると、キッカーの藤尾はボールにボトルの水をかけた。すると、主審が濡れたボールの交換を要求。藤尾は両手を広げて不満を露わにしたが、新しいボールできっちりとチーム4点目を奪ってみせた。 佐藤審判マネージャーはまず、「競技規則に『ボールに水をかけちゃいけない』とは一切記載されていません。同じように『水をかけてもいい』という記載もありません」と説明。そのうえで、見解を示すにあたっての前提を次のように示した。 「サッカーはたかが17条の(本のジェスチャーをしながら)こんな薄っぺらい競技
日本代表のレジェンドである中田英寿氏が、DAZNで配信中の『22YEARS』で、ローマ時代にチームメイトだった元イタリア代表MFのフランチェスコ・トッティ氏と対談。当時の思い出話や現在のサッカーについて語り合っている。 そのなかで、2人が嘆いたのが現代サッカーのスタイルだ。稀代のファンタジスタだったトッティ氏が「いまはフィジカル重視だから、俺らの頃と比べれば難しくなっている。いまはもうテクニックじゃなくて、フィジカルなんだ」と話すと、中田氏は「どれぐらい走れて、どのぐらい速いか、強いか...」と反応する。 【画像】セルジオ越後、小野伸二、大久保嘉人、中村憲剛ら28名が厳選した「 J歴代ベスト11」を一挙公開! さらに、アッズーリで10番を背負った名手が「GPSを使って100キロ走ったとか100回ダッシュしたとか。サッカーと走ることは別ものだ」と主張すると、中田氏は「そうだね。そこが問題なの
なでしこジャパンは10月29日、ウズベキスタンで開催されているパリ五輪アジア2次予選の第2戦でウズベキスタンと対戦し、2-0で快勝を収めた。 この試合は日本が、10分に南萌華、15分に千葉玲海菜がネットを揺らし、幸先よく2点を先行。しかし、その後はにらみ合いの時間が続いた。 日本はボールを保持し、押し込む展開のなか、なかなかフィニッシュまで持ち込まず。チャンスでもあえてシュートを打たず、クロスを上げられるシーンでも、バックパスを選択。最終ラインでボールを回し続け、結局、2点目を奪った後の75分はシュート0本で、追加点はなかった。 予選のレギュレーション上、日本がグループCの1位で、ウズベキスタンが同2位で突破した場合、日本は最終予選でB組1位と対戦することに。A組1位は今夏のワールドカップで4強入りを果たしたオーストラリアが濃厚で、その難敵との対戦を避けるためにウズベキスタン戦では必要以上
クリスティアーノ・ロナウドに続き、カリム・ベンゼマ、エヌゴロ・カンテ、ロベルト・フィルミーニョら大物選手が続々と参戦してるのがサウジアラビアリーグだ。 そのサウジアラビアの強豪アル・ヒラルは先日、レアル・ソシエダの久保建英に対し、4年で年俸総額1億6000万ユーロ(約248億円)というメガオファーを出したとスペインの大手紙『AS』などが報じた。 だが、ソシエダでのプレー、チャンピオンズリーグへの出場、今後のキャリアなどを優先し、オファーを拒絶したという。 この決断を「矛盾している」と指摘したのが、スペイン・カタルーニャ地方のメディア『X Catalunya.cat』だ。「クボが拒否したサウジアラビアリーグからの目もくらむようなオファー」と題した記事で、こう伝えている。 「昨シーズンにマドリーは多くの怪我人を出したことから、タケ・クボがレアル・マドリーの獲得候補に挙がった。しかし、この日本人
元日本代表DFの内田篤人氏がMCを務めるDAZNの『内田篤人のFOOTBALL TIME』に、森保ジャパンの前キャプテンである吉田麻也がゲスト出演。日本のサッカーシーンにおける“補食”について、見解を語った。 「ヨーロッパでプレーして来て、日本の選手を見て明らかに芯が細い」と吉田が切り出すと、日本サッカー協会のロールモデルコーチを務め、先のU-20ワールドカップにも帯同した内田氏がこう発言した。 「それは育成のところですごく感じる。プロテインとか禁止じゃない? チームとして提供しない。1回問題があってから。そこをもう少し戻していってほしい。食事だけじゃ補えないから、サプリメントを取り入れるわけじゃない?」 さらに、「アンダー20(W杯)に行って、ハーフタイムに食うのが寒天。そう考えると、他の国って、いろいろなものを摂り入れられる。ちょっと、(策は)ありませんか」と警鐘を鳴らす。 【動画】「
自国のエースを“悪用”したフェイク動画に、フランスのメディアが怒りを露わにした。 韓国メディア『中央日報』によると、事の顛末はこうだ。先月15日、韓国のあるYouTubeチャンネルに、次のような動画がアップされた。 パリ・サンジェルマンのフランス代表FWキリアン・エムバペに対し、日本人記者が「イ・ガンインという韓国人選手がパリ・サンジェルマンに来ると聞いた。これは単なるマーケティングのための獲得だと考えるか。日本人選手についてはどう思うか」と質問。エムバペは不快感を見せながら、次のように回答する。 「才能があるからここに来ることができる。質問の意図が何なのかわからないけど、ここに来るということは準備ができたということだし、チームメイトとして僕たちは彼を信頼しなければならない。彼がどのような選手であるかはすでに十分に分かっている。私たちは良い連係を見せられると思う。そして、あなたの国(日本)
シーズン移行にビッグクラブ構想――。Jリーグは今、サッカーの最先端である欧州を念頭に置いた取り組みをスタートさせようとしている。 海外経験が豊富な宮市亮(横浜F・マリノス)が、ザンクトパウリ時代のサポーターに関する話の流れで、変化への率直な思いを明かしてくれた。 【PHOTO】キラリと光る笑顔が眩しい!鮮烈カムバック弾直後に敢行した宮市亮インタビュー ――◆――◆―― ――プロキャリアをスタートさせたアーセナルを皮切りに、様々なクラブでプレーしていますが、特にサポーターの圧を感じたスタジアムはありますか? 「圧と言えば、ザンクトパウリのスタジアムですね。暴動が起こっちゃうかなくらい。でも過激にも愛があるので。ハンブルクとダービーがある時とかは、本当にすごい。試合前に絶対発煙筒が投げられるので、早く試合が始まってくれみたいな。これがヨーロッパのサッカーだなとワクワクした部分はありますね」 ―
ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが5月25日、今夏の退団を発表した。 そんな名手の日本での生活に注目したのが母国スペインのメディア『tork』だ。「アンドレス・イニエスタの慎ましい暮らし。彼らが彼に与えた『質素な』日本車」と題した記事を掲載し、次のように綴った。 「(超高級車の)ブガッティに乗っている彼を見て誰もが驚いたが、イニエスタは日本で非常に質素な生活を送っている」 【PHOTO】C・ロナウド、ネイマール、ポグバetc…世界的名手たちが誇るスーパーカーを厳選&一挙紹介! 記事は「頭の回転の速さとピッチ上での天才的なプレーが称賛されるイニエスタは、日本での生活においてもスペインで愛され、注目されている」として、こう続けている。 「約400万ユーロ(約6億円)相当のブガッティを運転する写真が公に出て、謙虚な日産のパルサーを所有しているのが人々に知られるようになった
サンフレッチェ広島のMF東俊希が、4月11日に配信された『やべっちスタジアム』に出演。サガン鳥栖戦のアシストやチームの好調の要因、裏話などについてを語った。 広島は9日に行なわれたJ1第7節の鳥栖戦に1-0で勝利。巧みなドリブルからのラストパスで、ドウグラス・ヴィエイラの決勝ゴールをお膳立てしたレフティの東は、自身のアシストを「ドグがエースストライカーなので、やっぱり勝手に呼び込まれていました。どちらかと言うと、右足のシュートには自信がなかったので、パス一択だったかもしれません」と振り返った。 これで広島は4連勝。東は3位に浮上したチームの好調の理由について、こう述べた。 「好調の要因は選手層が厚くなってきたっていうのと、勝った後にちゃんと2日以上のオフをくれるというところですかね」 また、ユース時代から広島一筋でプレーしてきた22歳は、チームの裏話を訊かれ、「みんな言っているのは、練習場
今年も残すところ約3週間となった。本稿では、2022年のサッカー界における名場面を『サッカーダイジェストWeb』のヒット記事で振り返る。今回は、ともにブラジル代表と対戦した日本と韓国の勝手の違いを比較した記事を再掲する。 記事初掲載:2022年5月31日 ―――◆――◆――― FIFAランク1位のブラジルは、6月2日にソウル・オリンピックスタジアムで韓国代表、同6日に国立競技場で日本代表と対戦する。 そのブラジル代表がトレーニングの合間に韓国の人気スポットを訪れ、話題となっている。28日には人気のテーマパーク「エバーランド」、翌日にはパノラマ展望で有名な「南山タワー」で観光を満喫。エースのネイマールらが、ジェットコースターではしゃぐ様子などをインスタグラムに投稿し、反響を呼んでいる。 【動画】ネイマールが投稿した、韓国テーマパークで大はしゃぎする様子をチェック! 母国ブラジルのメディア『U
現地時間12月5日、カタール・ワールドカップ(W杯)の決勝トーナメント1回戦で、FIFAランキング24位の日本は、同12位のクロアチアと対戦。43分に前田大然が先制点を奪った後、55分にイバン・ペリシッチに同点弾を許し、1-1でPK戦に突入した末に、前回準優勝国に敗れた。 またしてもベスト16の壁に阻まれ、日本中が悲嘆に暮れるなか、ツイッターではあるユーザーが紹介したデータが話題となっている。それは今大会と南アフリカ大会、日本がW杯でPK戦に挑んだこの2大会で、キックを成功させた選手全員が高校サッカー出身であり、失敗した選手全員がJクラブのユース出身というものだ。下記はその一覧である。 南アフリカW杯 vsパラグアイ ○ 遠藤保仁(鹿児島実業) ○ 長谷部誠(藤枝東) × 駒野友一(広島ユース) ○ 本田圭佑(星稜) カタールW杯 vsクロアチア × 南野拓実(C大阪ユース) × 三笘 薫
森保ジャパンの健闘を称えながらも、納得が行かない部分があったようだ。 現地時間12月5日に行なわれたカタール・ワールドカップの決勝トーナメント1回戦で、日本代表は前回準優勝のクロアチアと対戦。1―1で突入したPK戦の末に敗れ、目標のベスト8に手が届かなかった。 元日本代表FWの城彰二氏は試合後、自身のYouTubeチャンネルで、4人中3人が失敗したPKに苦言を呈した。 「PKは運じゃない。蹴る人の責任だし、相当な重圧があったと思うけど、(南野拓実が止められた)1本目からあれだと難しい」 【動画】こぼれ球に反応した前田大然の先制ゴール! 1998年のワールドカップに出場したストライカーは「(助走が)すごく短い。短いと読まれやすい。それであのコースでしょ。緊張もあったんだろうね」と10番が蹴ったキックのコースの甘さを指摘した。 さらに、キッカーの決め方も疑問視。「びっくりしたのが、PKの時に『
現地時間12月5日、カタール・ワールドカップ(W杯)の決勝トーナメント1回戦で、FIFAランキング24位の日本は、同12位のクロアチアと対戦。43分に前田大然、55分にイバン・ペリシッチと、互いに1点ずつ奪って以降は膠着状態が続いたなか、最後に両者の明暗を分けたのはPKの力量だったようだ。 先攻の日本は1人目の南野拓実を皮切りに、三笘薫、吉田麻也がGKドミニク・リバコビッチのセーブに遭い、失敗。成功させたのは浅野拓磨ただ1人だったのに対し、クロアチアはポストに当てたマルコ・リバヤ以外、全員がきっちりとネットを揺らした。この結果、森保ジャパンはPKスコア1-3で敗れ、またしてもベスト16の壁に阻まれた。 英紙『Daily Mail』によれば、プレミアリーグ歴代最多得点を誇る元イングランド代表FWアラン・シアラー氏は、『BBC』でこの一戦を解説。日本の改善の必要性を訴えている。 「誰も思うよう
現地時間12月5日、日本代表はカタール・ワールドカップの決勝トーナメント1回戦で、前回準優勝のクロアチアと対戦。延長戦を含む120分間で1-1と決着がつかず、PK戦で1-3で敗れた。 ドイツとスペインを破って勝ち上がってきた森保ジャパンは、43分に前田大然のゴールで先制したものの、55分にセットプレーからイバン・ペリシッチのヘッド弾で追いつかれる。 その後は両軍とも決め手を欠き、突入したPK戦では南野拓実、三笘薫、吉田麻也の3人が相手GKドミニク・リバコビッチにセーブされ、初の8強進出を逃した。 【動画】こぼれ球に反応した前田大然の先制ゴール! クロアチアのメディア『Nacional』によれば、クロアチアを率いるズラトコ・ダリッチ監督は「これは歴史的な結果だ。我々はよくプレーし、懸命に戦ったと思う。世界最高の8つのチームのひとつというのは素晴らしい結果だ」と語り、こう続けている。 「日本人
現地時間12月5日、カタール・ワールドカップのラウンド16で、日本代表は前回大会で準優勝のクロアチア代表と対戦。試合はPK戦の末に敗れた。 日本は前半、43分に右CKの流れから、前田が自分のところにこぼれてきたボールを確実に叩き込み、先制点を奪う。 だが、後半に入って55分、左サイドからのクロスを許し、ペリシッチのヘディングシュートで被弾。試合は振り出しに戻る。 その後、隙のない守備でクロアチアの攻撃に対抗しながら、勝ち越し弾を狙っていったが、スコアは動かず。試合は延長戦に突入した。 101分には相手のロングスローからシュートを打たれるが、身体を張ったブロックではね返す。105分には三笘が自陣からドリブルで持ち運び、力感あふれるミドルを放つも、相手GKにストップされる。延長前半も1-1のまま。 延長後半も一進一退の攻防が続く。お互いに失点だけは避けようと、手堅い戦いを展開。日本は攻撃に転じ
トップ ニュース一覧 「恐ろしいほど弱かった」スペイン代表、森保Jに衝撃の敗戦で母国ファン激怒!「日本はコスタリカから1点も取れなかったチームだぞ」【W杯E組】
カタール・ワールドカップの解説が好評を得ている本田圭佑が11月30日、自身のインスタグラムで生配信を行なった。 ファンからは質問を受ける形で実施され、もちろんカタール・ワールドカップの話がメインとなった。 そのなかで、いま世間でも話題となっている「三笘薫をスタメンで使うか。ジョーカーとして使うか」という質問には、元々は“ジョーカー派”であると前置きしつつ、次のように回答した。 【画像】本田圭佑のスペイン戦推奨スタメン。「3-5-2」「3-4-3」の2パターン 「僕も(ツイッターで公開した推奨)スタメンには入れている。それは(森保ジャパンが)追い込まれたから。1戦目と2戦目は戦略的にジョーカーとして三笘さんを使ってきたけど、もう1回全部見てみたい。最初から出したらどうなるのか」 本田は「どうせスペイン戦はかなり厳しい試合になる。それだったら、最初から試してみたい」と続けた。 ドイツ戦(2-1
カタール・ワールドカップ(W杯)の開会式が行なわれた11月20日、スタジアムでゴミ拾いをする日本人サポーターの姿が伝えられた。 これは世界中で驚きを伴って報じられ、さらに23日に行なわれたドイツ戦(2-1)、27日に行なわれたコスタリカ戦(0-1)でもその姿が目撃され、日本人の振る舞いが脚光を浴びている。 しかし、この行為を皮肉る層もいるようだ。英メディア『football.london』のSNSエディターなどを務めるアンディ・ハー氏が、自身のTwitterを通じて公開した動画が、反響を集めている。 その動画は日本人サポーター2人がゴミ拾いをする姿を“逆再生”したもの。1人は日本代表の冨安健洋の16番のユニホームを着用し、もう1人は法被を着てスタジアムを歩いている。だが、逆再生したことにより、本来はゴミ拾いをしているはずが、ゴミを散らかしているように見えるのだ。 ハー氏は「日本のファンが袋
日本代表はカタールW杯にトレーニングパートナーなしで臨むことになった。現地時間11月21日、森保ジャパンがドーハ合宿を行なっているトレーニングセンター内で発表された。 日本サッカー協会の関係者によれば、スペイン遠征中のU-19日本代表から新型コロナウイルスの陽性者が4名出たとのこと。名前は公表されていない。 U-19日本代表からは10名がドーハ入りしてA代表のトレーニングパートナーを務める予定だったが、関係者は「現時点で陽性者は4名だが、それが全てとは限らない。こっち(ドーハ)にきてそれがサムライブルーに繋がってしまうのが一番怖いので、チーム全員を日本に帰すことになりました」と説明した。 なお、ドーハ入りしてA代表のトレーニングパートナーを務める予定だったU-19日本代表の10名は以下の通り。 DF 中野伸哉(サガン鳥栖) DF 松田隼風(水戸ホーリーホック) DF 田中隼人(柏レイソル)
「なぜだ?」「おかしいだろ!?」 最終節・札幌戦が終わった直後、試合中継に映し出された清水サポーターたちの表情を見ていると、そんな心の声が聞こえてくるかのようだった。 クラブ30年の歴史の中で初めてJ1得点王が誕生し、最後尾にはカタール・ワールドカップに出場するGK権田修一がいる。その他のポジションを見ても実力者が揃い、トップハーフにいても不思議ではない戦力は整っている。にもかかわらず大事な終盤の7試合で一度も勝つことができず(2分5敗)、17位で降格が決まってしまった。 「なぜ?」の原因はひとつではないだろうが、その一部として明確なのは、多くのメディアやサポーターも指摘する後半アディショナルタイムの失点の多さだ。 後半ラスト15分の失点は、全54点中の20点(37.0%)で、そのうちアディショナルタイムの失点が9。その9失点によって、4試合が同点から負けになり、4試合が勝ちから引き分けに
親が大きな期待をかけ過ぎると、子供は重圧を受けるという。期待と重圧の論理は、プロサッカークラブでも同じ作用がある。 「チャンピオンズリーグ・シンドローム」 2000年代、欧州ではチャンピオンズリーグ(CL)の拡大で出場数が増えたことによって、夢の舞台に立てるチームが一気に増えた。人々の期待は膨らんだ。クラブも重圧を感じながら、それに応えようと補強した。しかし多くの場合、期待は風船が弾けるように重圧に潰されることになった。相応ではない戦力で華やかな舞台に立ち、夢うつつになるのか。 背伸びして戦った消耗は激しく、国内リーグでも低迷した。最悪の場合、2003-04シーズンのセルタのようにCLベスト16に進出しながら、2部に転落している。デポルティボ・ラ・コルーニャに至っては、無理な投資でCLを狙い続け、短い夢の時代を謳歌した後、約1億ユーロの借金で破産申請に発展し、今や3部で喘ぐ有様だ。 今年9
日本サッカー界の重鎮の発言が、中国で小さくない反響を呼んでいる。 Jリーグの初代チェアマンや日本サッカー協会(JFA)の会長を務め、現在はJFAの最高顧問を務める川淵三郎氏が7月14日、中国の新華社通信のインタビューに対応。中国サッカーの問題点について語った。 川淵氏は「東アジアでサッカーが盛んな韓国、日本、中国の中で、中国人選手の給料が最も高い。なぜ中国代表のレベルが上がらないのか」と問題提起。「 (給料が高すぎるため)現状に満足してしまっているのが主な理由だ。選手に世界に出て自分より強いチームと競争するモチベーションがなく、これが中国サッカーの進歩を妨げている」と指摘した。 さらに、「カタール・ワールドカップのアジア予選で日本との2試合を観戦したが、中国はかつてないほど弱い。すごく驚いた。これは中国を代表して、ワールドカップで絶対に活躍するという気持ちを、選手全体がほとんど持っていない
ファビオ・カリーレが日本の2部チーム、V・ファーレン長崎の監督に就任したことは、ブラジルでは大きな驚きをもって報じられている。 現在48歳のカリーレはブラジルの次代を築く監督と言われている。彼ほど若くしてブラジルのビッグチームを率いた者はいないし(43歳)、彼ほど若くして全国タイトルを征した者もいない(44歳)。いや、そればかりか次期ブラジル代表監督候補として名前が挙がっており、しかも候補者の中で最も若い。長崎は本当に素晴らしい監督を手に入れた。 まずは彼の経歴をざっと紹介しよう。現役時代はビッグクラブでプレーする機会はほとんどなかった。ほとんどが2部、3部のチームで、唯一コリンチャンスでプレーしたことがあったがそれも半年だけだった。ポジションは左SBもしくはCB。真面目で堅実な選手ではあったので、チームでは常にレギュラーだった。 2007年に引退し、指導者の道に進んだが、それは大きく2つ
元ブラジル代表のエースストライカーで、柏レイソルでもプレーをしたカレッカは、ブラジルの韓国、日本との2連戦を観戦した。 「韓国戦も日本戦もこっちでは朝だったけど、頑張って早起きして観戦したよ。特に日本のことはやはり他人とは思えないからね」 まず、2日に5-1と大勝した韓国代表への評価は、意外にも高かった。 「韓国はとても軽快で、常にゴールを狙う良いチームだった。カウンターとPKで5点を奪われたが、内容的にはそんな大敗に値するチームではなかったと思っている。試合は楽しくて、思わず引き込まれるもので、ガブリエル・ジェズスのゴールも素晴らしかった」 【動画】カレッカが称賛したガブリエウ・ジェズスの鮮烈弾 一方、ネイマールのPKで1-0と勝った日本戦に関しては、少しトーンが違った。 「日本はこの試合、ネイマールのPKのみで敗れたのみだが、ワールドカップに向けてもっと準備をする必要を感じた。特に日本
マンチェスター・シティに所属するウクライナ代表MFオレクサンドル・ジンチェンコの妻ウラダさんが、母国に軍事侵攻を続けるロシア軍の行為を痛烈に非難した。 ウクライナ・メディア『SPORT』によれば、ウラダさんは、ウクライナの民間人から物を略奪し、戦利品として家族に送っているロシア兵の行動を糾弾。その家族に向けて、こう投げかけた。 「彼らは妻に連絡し、娘に持っていく戦利品、スニーカー、ラップトップを見せびらかす。私はこの母親であり妻に尋ねたい。あなたはこの悪魔とどのように一緒に暮らすつもりなのか? どのように? その戦利品がすべて子供から奪った物でも?」 モデル、司会者、ジャーナリストとして幅広く活躍しているウラダさんは、「私の父は法医学の専門家である」とし、父から伝えられた凄惨な様子も明かしている。 「(父は)今では遺体に関わっている。残念ながら、多くの人が特定できない。そこで起こっているこ
ウクライナでまたひとり、フットボーラーが命を落とした。 ウクライナ・メディア『sportarena』が4月3日に報じたところによれば、ウクライナ軍によるキーウ郊外のブチャの解放後、3月23日から行方不明になっていたFCクドリフカのFWオレクサンドル・スケンコの遺体が、両親のそれとともに発見されたという。 【写真】遺体で発見されたと報じられたスケンコ 「伝えられるところによると、3人全員がロシア兵に処刑される前に拷問を受けた」と記事は綴っている。 同メディアによれば、25歳のスケンコはキーウの地域リーグでは有名な選手で、両親とともに、戦火で困っている人々に薬と食料を届けていたという。その途中で、ロシア軍に捕えられたと現地メディアは見ているようだ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部 【画像】ウクライナの強豪シャフタールが公開したマリウポリの惨状
今年も残すところあと半月となった。本稿では、2022年のサッカー界における名場面を『サッカーダイジェストWeb』のヒット記事で振り返る。今回は、日本人選手に対する海外メディアの報道を鋭く指摘した記事を再掲する。 記事初掲載:2022年3月1日 ―――◆――◆――― 現地時間2月27日にウェンブリーで開催されたカラバオカップ(リーグカップ)の決勝で、南野拓実が所属(当時)するリバプールは、スコアレスで突入したPK戦の末にチェルシーに勝利。9度目の戴冠を果たした。 ただ、その後の表彰式で残念なシーンがあったと主張したのが、韓国メディア『my daily』だ。「まただ!繰り返される東洋人差別」と題した記事で、「南野が優勝トロフィーを掴むと、(中継の)カメラは違うところを写した。パク・チソン、岡崎慎司も同様の屈辱にあった」と指摘している。 記事によれば、問題のシーンは、リバプールの面々がスタンドに
2月28日、スポーツの動画配信を行なっている『DAZN』は、3日24日に開催されるカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の日本代表対オーストラリア代表について、日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長が無料放送に関する発言をしたのを受け、以下のようなコメントを発表した。 【PHOTO】日本代表の歴代ユニホームを厳選写真で振り返り! 「本日報道にありました、公益財団法人日本サッカー協会様よりコメントがございました3月24日のAFCアジア予選-Road to Qatar-オーストラリア戦の無料放送に関する弊社DAZNとの交渉についてお知らせいたします。 日本サッカー協会様からは一度条件のご提案をいただいた事実はございますが、ご提案内容がすでにDAZNにご加入いただいているお客様やファンの皆様にとってフェアなものではなく、両者の共通認識として交渉はすでに終了していると捉えております。 フ
連日、ロシアのウクライナ侵攻問題についてツイートしている本田圭佑が2月27日、自身のツイッターを更新。次のように投稿した。 「戦争を回避するためのまともな議論ができる人がこれほど少ないとは。 自由と民主主義のために戦ってるという美談に踊らされるな。死にたくない人がどれだけいるか。各国政府も信用ならん。もし本当に助けたいなら武器を売ったり送ったりしんくていいから、軍隊を派遣して守ってあげてください」 本田は前日、自身が運営に携わる音声アプリ『NowVoice』でも、次のように語っていた。 「どうやって戦争を回避するかの1点に焦点に絞って選択肢を並べた時に、ウクライナがNATOに参加しないと取り急ぎ言えば、攻められない。その方法しかなかったと冷静に思っている」 この考えは同日のツイッターでも綴っており、賛否両論が寄せられた。反対意見については、こう反論している。 「その意見に対して、ああだこう
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