名古屋に本社を構える中日新聞の現役記者が、地元の『町内会長』を務めている。町内会に飛び込んだことで知った課題などを、自ら新聞記事にして連載を続けていて、今や人気シリーズとなった。加入率が下がり続けている町内会を何とかしようと、悪戦苦闘する姿を追った。 ■市長もたじろぐ鋭い質問…新聞記者のもう一つの顔は「町内会長」 名古屋市の定例会見で、河村たかし市長に質問をぶつけるのは、中日新聞で18年目のベテラン記者・鈴木龍司(すずき・りゅうじ 41)さんだ。 鈴木龍司さん: 「ちょっと教育の話をお聞きしたくてですね、改革プランを作っていると思うんですけれども、その辺の対策というか考え方について、まずお聞かせください」 河村たかし市長: 「先生が忙しいばっかりだで、それはそうなんだけど…」 【動画で見る】なんとなく×好奇心から…新聞記者が『町内会長』になってみたら町はこうなった 小さな気付きが地域を元気