ドン・キホーテが展開する異色の弁当・総菜ブランド「偏愛めし」が1周年を迎えた。万人受けをあえて狙わない商品コンセプトから次々と生み出される新商品は、SNSをざわつかせている。加えて、売り上げも絶好調だ。 「フライドチキンの皮だけ弁当」(写真)に、「アメリカンドッグのココだけ弁当」「無限沼ニラ」……。ドン・キホーテの異端ブランドにスポットライトを当てる(商品のラインアップや価格は、店舗によって異なる場合がある) 単身者や共働き世帯の増加に伴って中食需要が高まる中、型破りなアプローチで商品を展開する「偏愛めし」。この弁当・総菜ブランドを手掛けるのはドン・キホーテ(以下、ドンキ)で、2023年11月の第1弾発売以降、新商品が次々と話題になっている。 偏愛めしは総菜と弁当関連のカテゴリーに分かれ、総菜は「酒しか勝たん」、弁当は「脇役を主役に」「白飯許さない」というテーマを掲げて開発がスタートした。