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都知事選
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一九九九年八月、『耐乏PressJapan.』はひっそりと創刊されました。当時の編集能力では扱いきれない特集……肉の長期保存法を引っ提げて。あれから、気がつけば数年。いよいよ、貧乏人にとってあこがれの存在であるお肉を本当に長期保存するための特集として、新たなスタートを切ってみようかなあなんて。 肉を塩漬けにすることで長期保存を試みる。生肉に比べれば、そりゃあ確かに長持ちいたします。けれど、こいつにだって、“長期保存”と呼ぶにはちょいと弱点もあるのです。 塩漬けのまま冷蔵庫に保管しておきますと、その間、肉は熟成を続けます。一ヶ月ほど熟成させた塩漬け肉は絶品と呼ぶにふさわしい味わいを楽しませてくれます。が、しかし、熟成も、それ以上に進んでしまうと、肉としての味は損なわれていきます。塩抜きをすることで熟成を止めることも可能ながら、そうしますと、今度は保存性が失われてしまう。肉を、冷凍せずに長期保
皆様、塩漬け肉の熟成具合はいかがでしょうか。今月は、いよいよ、こいつの塩抜きと風乾を行いますよ。かちかちにすれば次の冬まで、干し肉があなたの生活を応援してくれるのです。活用法もしっかりフォロー……していくかどうかは半透明かもしれません。 水抜きの一週間、その後に熟成の三週間を過ごした肉塊は、すでに塩漬け肉としての頂点に達しております。この段階で喰ってしまうのも実に旨い。けれど、ここはぐっとこらえていただかねばなりません。 僕たちが、干し肉を作ろうとしていることを忘れないでください。塩抜きして、表面だけ少し炙ればハムの丸焼きだなんて誘惑もちらちらと行き交うでしょうけれど、こいつを干せば、今年一年、肉と共に暮らせるのだと言い聞かせ、風乾の準備に入りましょう。 今月の作業に必要なものは、下記の通りです。
創刊記念『全日本貧乏協議会本部を大公開!』 ■場所:茨城県結城郡石下町■家賃:\32,000(駐車場代・水道代込み)■間取り:2K■駐車場:約2台分■水道:井戸水■風呂・トイレ付(くみ取り式)■ガス:LP■電気容量:20A(分電はヒューズ)■最寄り駅:関東鉄道常総線石下駅(徒歩20分)■陽当たり:絶好調 しばらく、誰も住んでいなかったアパートに知人のコネで入居。裸足で歩けるようになるまで2日かかった。 駐車場はアパートの裏。ゴミ集めが趣味の大家が常に何かを置いているため、車は傷だらけ。 配電盤は、メインブレーカはまともだけれど、分電にはヒューズを使用している。 夜中にヒューズが飛んだら、懐中電灯と予備のヒューズがなければ復旧できない。先日、夕飯の支度をしていた途中にヒューズが飛び、車を隣町まで走らせた。 はやく成金になってこのアパートを出ることが、私の夢。
Nov 27, 2014 00:56 もはや季報。 ユーザー車検やら忘年会、三日酔いを経て、寒さのいよいよ強くなるを感じ、やむなく灯油を購入した。しかし、火鉢では辛い寒さも、ストーブだと無駄に暖かく、かといって上にのせた鍋で煮る食材も、今夜はない。明日は大根を求めようか。 まずは土手を歩いて野生化した大根がないかを探し、見つからなければ仕方なく買うことになるだろう。人の手を借りずに育った大根は、畑のそれとは違って細く、短い。でも、なんだか楽しくなる。 そんなものだ。
低迷する出版業界でのお仕事、ご苦労様です。もし、あなたの作る出版物に当辞典からの引用が役立つならば、どうぞ、引用していただいて結構です。その際、当辞典からの引用であることを明記していただければ、こちらといたしましてもマスメディアの力を借りて読者を増やせるのですから、これほど嬉しいことはありません。 編集長ともなれば、ライターのあげてくる原稿にため息が出てしまうなんて状況も少なからずご経験があると思われます。怒鳴りつけてやり直させるにも、時間的制約がありますし、二度と使わないといっても、優秀な人材というのはなかなか居ないものです。 あなたの作る出版物に毒気が必要でしたら、まずは電子メールにて、お気軽にご連絡ください。安い買い物でっせ。 辞書ですから、引用したい場合もあると思われます。当辞書は、目的上正当な範囲においてならば、無断で引用していただいて構いません。 ただし、当辞書を引用することに
もし、貧乏人の台所に潜む基本装備だけで、料理の幅がぐぐっと広がる秘伝のタレができてしまったら。これを“もし”じゃなく、実現させてしまうためのあれこれ指南をテスト原稿として再掲。 石下の町では、秋の気配を感じられるようになりました*1。 こうなると、猛暑で完全に夏バテとなった僕も次第に食欲が回復しまして、けれど、台所で長時間の火を見つめ続けるだけの気力はまだないわけで、日々の自炊における献立をどうするかについては、色々と苦労を強いられます。なにせ、まだ食欲は完全ではありません。 もし、そういう状態でも、とりあえずなんでも美味しく食べられてしまうような魔法のタレでもあれば、米を炊き、野菜を炒めるか茹でるかすれば立派な食卓となるのになあ……なんて話になるわけですけれど、実は、我が台所にはそんな魔法が隠されていたりするのですから、猛暑さえ過ぎれば話は早いのです。 これもひとえに、秘伝のタレを育て続
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