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JR四国は7月30日、サーモンの陸上養殖に参入すると発表した。熊本県の会社と協業して8月からトライアル事業を手がけ、今年度中に四国での養殖を始めたいとしている。非鉄道部門の収益拡大を目指すJR四国が農林水産業に乗り出すのは初めて。 同社は2022年に新規事業を社内募集し、入選作にエビの陸上養殖があった。これをヒントに検討を進めるうち、同県八代市でサーモンの陸上養殖を手がける「ひらやま」と出会った。 養殖システムは地下水を「かけ流し」するもので、コストが抑えられ、水槽の設置スペースと電気などがあれば実施可能。赤潮や虫による被害も心配なく、臭みのない高品質のサーモンができるという。 JR四国は直径5メートルの水槽を6基購入し、8月下旬にもひらやまの養殖場内に設置。中間育成されたキングサーモンの幼魚を1基当たり500~600匹放流。ひらやまに管理を委託し、養殖ノウハウを学ぶ。12月末ごろには最初
9月の立憲民主党の代表選に向け、小沢一郎衆院議員のグループ「一清会」が6日、国会内で臨時の会合を開いた。小沢氏は次の衆院選を「政権交代の最大で最後のチャンス」と位置づけ、党内の有力議員と面会を重ねるなど精力的に動く。ただ、支援先を絞りきれておらず、同グループは小沢氏に対応を一任。19日以降に方針を決める。 小沢グループには無所属議員を含め12人が所属。小沢氏はこの日、これまでに枝野幸男前代表や野田佳彦元首相のほか、馬淵澄夫・元国土交通相、小川淳也・前政調会長、江田憲司・元代表代行、重徳和彦衆院議員とも相次いで会談したと記者団に明かした。その上で、この6人から代表選で推す人を決めるとし「政権を取るには野党の協力体制をつくらなくてはならない。(他党と)人間的な信頼関係がないと進まない」と訴えた。 かねて小沢氏は、政権交代には連合を基軸にした国民民主党との連携強化が不可欠だと語り、その上で日本維
東京都は、昨年9月1日に墨田区内であった「朝鮮帰れ」などの発言を都人権尊重条例に基づくヘイトスピーチにあたると認定し、公表した。認定を求めて申し出た男性によると、発言は、関東大震災の朝鮮人犠牲者を追悼する碑の近くで、同碑の撤去などを求める団体の集会参加者が発した。男性は「現場には在日韓国・朝鮮人もいた。差別の対象者に直接ぶつけたヘイトスピーチだ」と指摘した。 認定は2日付。都人権部によると、認定したのは「朝鮮帰れ」「お前らはゴミ」などの発言。申し出を受け、有識者らによる審査会で「不当な差別的言動に該当する」と認定した。インターネット上で配信されている動画の削除も東京法務局に要請するという。ただ、人物や場所など発言の詳しい状況は公表していない。 申し出た男性によると、発言は、「日本女性の会 そよ風」という団体が催した集会の参加者によるもの。集会は、追悼碑のある都立横網町公園(墨田区)で催され
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