北陸新幹線敦賀延伸に伴い、北陸3県の並行在来線がつながったことを記念した車両撮影会が6日、金沢市のIRいしかわ鉄道乙丸車両基地で開かれた。あいの風とやま、IRいしかわ、ハピラインふくいの3鉄道の車両のほか、JR七尾線と北陸線も加えた計五つの車両が一堂に会し、鉄道ファンでにぎわった。 521系と呼ばれる5種類の車両が、隣り合う線路に配置。北陸線の車両は青と白のラインが特徴だが、3月で金沢-敦賀間の走行が終了し、現在は水色を基調としたIRいしかわの車両デザインへ塗り替えが進んでいる。11月末で塗り替えが完了するため、北陸では最後の撮影会となった。 全国から約100人の鉄道ファンが参加。大阪府から訪れた大阪産業大2年の前田龍輝さん(20)は「並んで見てみるとすごい迫力。IRいしかわの車両は、車両正面の顔部分とのバランスが良くて特に好き」と語った。 (柴田一樹) <ユースクが調べます!> 北陸中日