海岸に流出した重油の清掃作業に取り組むボランティア=20日、ロシア・アナパ近郊/Sergey Pivovarov/Reuters (CNN) ロシアの黒海に面した海岸で重油の除去作業を続けるボランティアの住民らが、ウラジーミル・プーチン大統領に支援を求めている。沖合ではロシアのタンカー2隻が座礁。流出した重油が50キロ以上にわたって海岸に押し寄せた。 ロシア国営メディアによると、座礁したタンカー2隻は悪天候で激しく損傷し、重油が流出した。タス通信によれば、積載していた9000トン以上の重油のほとんどが、ロシア本土とクリミア半島を隔てるケルチ海峡に流出。プーチン大統領は先週、「環境災害」と位置付けていた。 グリーンピース・ウクライナによると、流出した重油は少なくとも3700トンに上り、実際にはそれよりもはるかに多いと思われる。 除去作業を続けるボランティアは24日のビデオメッセージで、地元ク