けがした脚、仲間がかみ切る 米国のオオアリ―沖縄科技大など 時事通信 社会部2024年07月09日20時30分配信 米フロリダ州などに生息するオオアリ属の一種が、仲間のけがした脚をかみ切った図。細菌感染で死ぬのを防ぐ効果があった(米カレント・バイオロジー誌提供) 米フロリダ州などに生息するオオアリ属の一種は、脚のももに相当する部分を負傷した場合、同じ巣の仲間が根元をかんで切断することが分かった。細菌感染で死ぬのを防ぐ効果があり、生まれつきの行動と考えられるという。スイス・ローザンヌ大とドイツ・ビュルツブルク大、沖縄科学技術大学院大の研究チームが詳細な観察や実験で解明し、9日までに米科学誌カレント・バイオロジー電子版に発表した。 「ミルフィーユ」構造で強度向上 新マグネシウム合金開発―熊本大 仲間による手当て方法はけがの部位によって異なり、ももの場合は根元をかみ切るが、すねの場合は傷口を口で