日モンゴル、防衛装備移転で大筋合意へ 投資環境整備でも協力 時事通信 政治部2024年08月06日18時40分配信 首相官邸に入る岸田文雄首相=6日午後、東京・永田町 日本、モンゴル両政府は、防衛装備品の輸出を相互に可能にする「防衛装備品・技術移転協定」の締結で大筋合意する方向で最終調整に入った。岸田文雄首相が今月中旬にウランバートルでフレルスフ大統領と会談し確認する。日本政府関係者が6日、明らかにした。 中ロ念頭、関係強化へ モンゴル大統領と会談―米国務長官 協定は防衛装備品や技術の移転先での適正な管理を担保。政府は今秋以降の署名を想定し、具体的な輸出品目をモンゴル側と協議する。 協定締結は中国やロシアと国境を接するモンゴルに対する安全保障協力の強化が狙い。政府は防衛装備品を無償供与する枠組み「政府安全保障能力強化支援(OSA)」についても、モンゴルを2024年度の対象国とすることを検討