岸田首相、総裁選日程を熟慮 「政局ムード」沈静化の狙い 時事通信 政治部2024年07月21日07時03分配信 首相官邸に入る岸田文雄首相=19日午前、東京・永田町 岸田文雄首相(自民党総裁)が、9月末の任期満了に伴う総裁選の日程を「熟慮」している。いったん表面化すれば、立候補に意欲を示す石破茂元幹事長や河野太郎デジタル相ら「ポスト岸田」候補の動きが活発化するのは必至。できるだけ先送りし、党内の「政局ムード」を沈静化させる狙いもありそうだ。 総裁選を巡り、自民は26日に選挙管理委員会を発足させる見通しだ。告示日と投開票日は、9月24日からの国連総会一般討論演説を踏まえ、同月の「6日―20日」か「13日―27日」とする案が浮上。党の内規で、任期満了1カ月前までに選管が総務会を経て決定、公表する。 現職が出馬を予定している場合、その意向が優先されるのが通例だ。政権基盤が安定していれば、早期に日