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プロ野球の横浜DeNAベイスターズで活躍する関根大気選手が、今秋から「児童発達支援・放課後等デイサービス」の事業をスタートさせることが23日までに分かった。第一線でプレーする現役選手がシーズン中に新たなビジネスを始めること自体も珍しいが、スポーツとは違うフィールドでの挑戦もまた異例とも言える。プロ11年目の29歳は「福祉を専門に経験していない僕だからこその視点もあるはず。うまくいかないこともあるかもしれないけど、来て下さる子どもさんや親御さんの心のよりどころになるような施設にしたい」。1998年以来のリーグ制覇、日本一の目標とともに新たな夢を追う。 今年10月から横浜市磯子区で「児童発達支援・放課後等デイサービス」を開所し、児童らの受け入れを始めるという。施設には「グローブ」と名付け、メガホンなどをあしらったロゴにも思いを込めた。 「野球からも連想できるように、受け止めるという意味や、子ど
JR東海がリニア中央新幹線の2027年開業断念を表明し、34年以降開業の見通しとなる中、沿線各地でさまざまな動きが出ている。神奈川新聞と信濃毎日新聞、山梨日日新聞、静岡新聞、岐阜新聞のリニア沿線5紙が連携し、各地の現状を報告する。 山梨県内では、2008~13年に実施された山梨リニア実験線の延伸工事により、上野原、大月、笛吹3市の計4地域で水源の枯渇や河川の水枯れが起きた。いずれもJR東海や建設主体が井戸を掘削して代替水源を確保。だが、一部地域では井戸の管理費用の補償期間などを巡ってJR東海との協議が続き、将来への不安が今なお残る。 甲府盆地の東に位置する笛吹市御坂町上黒駒では、実験線の延伸工事が行われた2009年ごろ、簡易水道の水源だった沢の水などが枯渇する問題が発生。「リニア工事で生活環境に影響が出ないはずがない。岐阜県の住民の気持ちはよく分かる」。岐阜県瑞浪市の水枯れ問題を受け、問題
「スカートの長さと風による脚の見え方の解析」と題したユニークな研究を、県立厚木高校(厚木市戸室)3年の女子生徒4人が1年がかりでまとめた。先進的な理数教育を行うスーパーサイエンスハイスクール(SSH)である同校の「探究」活動で取り組んだ。物理や化学の専門的テーマが並ぶ中、異色で目を引くテーマが校内外で高い関心を集めた。 「坂道でスカートがめくれている生徒が散見される。学校が注意喚起したらいい」。昨年春に学校にかかってきた近隣住民からの電話がきっかけだった。 ホームルームで教師からこの注意を聞いたとき、探究活動のテーマを決めあぐねていた当時2年の森住麻莉亜さんは「このテーマなら、自分たちだからこその視点や考え方、課題を生かせるのではないか」とひらめいた。 一緒に探究に取り組む同級生の畑野優実さん、鈴木和奏さん、星谷心美さんに投げかけると、「生活の中でスカートは気になっていたので『いいね』と思
開発などに伴い、鎌倉市内の埋蔵文化財発掘調査で発見された出土品を紹介する「かまくら発掘調査速報展」が8月末まで鎌倉歴史文化交流館(同市扇ガ谷)で開催されている。中国・宋の商人のサインが記された白磁が鎌倉では初めて出土したほか、幕府の御所があった近くでは文献にも明確な記述がない“謎”の寺院跡とみられる遺跡も発見された。 11世紀末から12世紀前半までに中国で作られたとみられる白磁のかけらは若宮小路近くの遺跡から出土。高さ約30センチのつぼの一部とみられ、底部の破片には「十綱」の墨書が残されていた。 日宋貿易の拠点だった博多(福岡県)に暮らした宋商人は「綱首」と呼ばれ、綱首は自らの積み荷を示すため「綱」とサインを残したという。綱首の遺物は博多周辺では数多く出土しているが、鎌倉でサインが見つかったのは初めて。山本みなみ学芸員は「宋から博多への輸入品が鎌倉まで流通していたことが改めて裏付けられた」
JR東海がリニア中央新幹線の2027年開業断念を表明し、34年以降開業の見通しとなる中、沿線各地でさまざまな動きが出ている。神奈川新聞と信濃毎日新聞、山梨日日新聞、静岡新聞、岐阜新聞のリニア沿線5紙が連携し、各地の現状を報告する。 「現代版・夢の超特急」とも称されるリニア中央新幹線。新駅の建設が進む相模原市緑区の橋本駅周辺では開業を見据えたまちづくりが動き出す反面、大規模事業が住民の暮らしに影を落とす。夢と現実のはざまで揺れる街の今を追った。 「ここにどんな施設ができるか楽しみ」。地下30メートル、全長680メートルの新駅「仮称神奈川県駅」の工事現場の一角。一般開放された広場に立った市民らの表情に高揚感がにじむ。 新駅は京王相模原線、JR横浜線、相模線の3路線が乗り入れる橋本駅南口のすぐそば。 県立高校を移転させてまとまった用地を確保し、斜めから掘り進められる工法を採用した。 最終的に埋め
横浜市立中学校の給食の調理中に異物混入が続いたことなどを受け、市民団体「横浜学校給食をよくする会」が19日、市と市教育委員会に対して申し入れを行った。異物混入と市教委の対応に抗議し、原因究明や再発防止策の徹底、提供方式の再検討などを求めた。 市が2026年度の全員喫食を目指すデリバリー給食を巡っては、異物混入などでメニューの一部の提供を中止するトラブルが頻発している。昨年10月には「粉ふき芋」の調理中に、鍋の中からたばこの吸い殻が見つかり、他の製造事業者も同じ納品業者のカットジャガイモを使っていたことから約3万食に影響。当初の調査が不十分だったため再調査を迫られたが、原因の特定はできなかった。今年6月には米飯への脱酸素剤の混入により5733食に影響。2週間後にはカットジャガイモから異臭がしたことを受け、ジャガイモ抜きの肉じゃがを2735食提供した。 同団体は、マニュアルの徹底が不十分な中で
駅員が“三笘”カラーでお出迎え-。東急電鉄(東京都)は28日まで、東急田園都市線の鷺沼駅・溝の口駅管内の8駅で、約120人の駅係員が川崎市出身の三笘薫選手が所属するイングランド・プレミアリーグのブライトンのTシャツを着用して業務にあたっている。 東急が今夏、サッカーの来日ツアーでスポンサーを務めていることから実現。地元駅を通じて凱旋(がいせん)試合を盛り上げる狙い。Tシャツは来日用に制作されたもので、背面には背番号22と「MITOMA」の文字が刻まれている。 鷺沼小学校では横断幕も
戸部署は15日、傷害の疑いで横須賀市富士見町3丁目、職業不詳の女(21)を逮捕した。 逮捕容疑は15日午前0時45分ごろ相鉄線横浜駅構内で、大学4年の男性(22)の顔を殴り、下唇を切るなどのけがを負わせた、としている。 署によると、女は「覚えていない」と供述、容疑を否認している。 女は、友人と酒を飲んだ後、現場付近を歩いていると、見知らぬ男にしつこく声をかけられた。女の友人が被害者の男性に「止めに入ってほしい」と声をかけ、男性が仲裁に入った。その後、男性が女に「大丈夫ですか」と声をかけたところ、いきなり殴られたという。
三菱重工業(東京都)が本社機能の拠点を横浜から撤退し、都内に集約することが分かった。三菱重工横浜ビル(横浜市西区)に入居する部署はグループ会社とともに今夏、移転する。関係者によると、「首都圏のオフィスを再構築することで、効率的で機動的な体制を整備する」としている。 同ビルに入居する火力発電システムなどの事業部門に加え、コーポレート部門は8月、高層の大規模ビル「田町タワー」(東京都)へ移転する予定。三菱造船(横浜市西区)や三菱重工交通・建設エンジニアリング(同)などのグループ会社も順次、移る。 移転理由について、関係者は「グループが保有する資産の戦略的集積拠点として、田町タワーを整備した。(同タワーは)丸の内本社とも近接している」と明かす。今後、三菱重工の本社所在地は、丸の内二重橋ビルと同タワーになる。 同社は2016年10月末、品川と横浜に分散していた事業推進機能などを集約し再編すると発表
神奈川県内を走る鉄道の情景を切り取った写真展「TRAIN×KANAGAWA4」が15日から、横浜・みなとみらい21(MM21)地区の「サブウェイギャラリーM」(みなとみらい線みなとみらい駅下車1分)で開かれる。鉄道写真愛好家20人による力作60点の大型プリントが並ぶ。 JR各線や京急、相鉄、東急、小田急、江ノ電、箱根登山電車、貨物専用線、開業20周年を迎えたみなとみらい線など、被写体はさまざま。鉄道を巡る季節感や生活感に焦点を当てた。主催者は「鉄道発祥の地・桜木町に近い会場で、世代を超えて多くの方々に県内の鉄道の魅力を感じてほしい」と呼びかけている。 入場無料、21日まで。午前11時~午後7時(初日は午後3時から、最終日は同5時まで)。図録を500円で販売し、能登半島地震の被災地支援に充てるという。
藤沢署は9日、藤沢市片瀬海岸1丁目の国道134号「江の島入り口交差点」と江の島大橋の間のゲートを13日から夜間閉鎖すると発表した。深夜にオートバイや車が島内に入り、住民から騒音で眠れないなどの110番通報が多数寄せられていたための措置で、閉鎖期間は「…
“七夕決戦”となった東京都知事選は、現職の小池百合子氏が3選を果たし、立憲民主党と共産党などが推した前参院議員・蓮舫氏が3位に終わった。前広島県安芸高田市長・石丸伸二氏が猛追して2位を奪取。「蓮舫氏が3位以下なら岸田文雄首相は秋の総裁選を前に解散に踏み切る」(自民の閣僚経験者)との臆測も飛び交っていただけに、早期の総選挙を避けたい与党内には「(蓮舫氏は)2位でよかったのに…」(同)との奇妙なショックが生じている。 知名度の高い蓮舫氏の大敗は野党には当然、大きな衝撃だ。「臨時国会が9月初旬に召集され、冒頭で解散という“ウルトラC日程”があるかも」(立民議員)との見通しが語られるほど波紋が広がっている。 蓮舫氏は旧民主党政権時代の事業仕分けで次世代スーパーコンピューター開発を巡り「世界一ではなく2位じゃ駄目なんでしょうか」と疑義を呈した過去を持つ。「1人しか当選しない首長選挙なんだから2位じゃ
JR橋本駅近くにある、リニア中央新幹線神奈川県駅(仮称、相模原市緑区)の工事現場の一角に整備された「さがみはらリニアひろば」がリニューアルオープンした。JR東海がリニアの工事現場を一般向けに広場として公開しているのは同所だけで、新たに大型掘削機「シールドマシン」の一部なども展示している。 同社によると、駅は地下約30メートルに建設され、駅舎の全長は約680メートル、二つのホームに4線を設ける計画。現在は掘削を終え、駅の土台など躯体(くたい)構築工事に着手している。広場は掘削により出た土を高さ約10メートルに積み上げて整備されており、駅の最深部までは見えないものの、全体を上から一望できる。仕事の合間に立ち寄った東京都内の会社員女性(27)は「想像以上の規模」と驚いていた。 今後はシールドマシンを用いて駅の西端部から相模川方面へトンネルを掘る工事も控えており、広場には新たにトンネル(直径14メ
横須賀市と北九州市を船で結ぶ「東京九州フェリー」は1日、2021年7月の就航から丸3年を迎えた。物流の動脈としての貨物輸送と、観光客の足としての旅客輸送の「二刀流」。トラック輸送に比べ環境負荷が少なく、運転手不足の対応策としても注目される。貨物、旅客ともに需要は伸びているというが、運航会社は「認知度がまだ足りない。今後も船内見学会やPR活動を行っていきたい」と話している。 同フェリーは国内の長距離フェリーとしては22年ぶりに就航した。2隻体制で、横須賀港発と北九州・新門司港発それぞれ1日1便を運航。客室は風呂付きのデラックスルームから大部屋のツーリストルームまで各種類ある。約21時間の船旅を楽しむため、露天風呂やレストラン、屋外でバーベーキューができるスペースなどを備える。 運航会社によると、旅客は関東地方から九州方面へが7割と大半を占め、目的は観光と帰省で9割を占めるという。 貨物面は時
藤沢市は、小田急江ノ島線藤沢本町駅近接の「藤沢本町1号踏切道」を廃止し、新たに駅東西をつなぐ自由通路などを2032年度までに整備する計画を進めている。近隣住民らからは、安全や駅の利便性向上につながるとして賛成の声がある一方、生活道として駅東西を往来できる同踏切道廃止に反対する意見も上がる。市は「駅利用者の安全性と利便性を高めたい」と理解を求めている。 同駅改札は東側1カ所。このため線路を挟んだ駅の西側から改札に向かうには同踏切道を渡るか、県道の伊勢山橋を渡ってから迂回(うかい)しないとならない。 しかし、同踏切道は電車走行時は遮断機が下りて通行できず、駅に近い場所にあるため、歩行者や自転車などの安全面にも課題があった。踏切道改良促進法に基づき17年には、国土交通省から課題のある「改良すべき踏切道」として指定されている。 市は同踏切道など周辺道路改良のため、13年に地元自治会らと検討会議を設
秦野市消防本部は、心肺停止した登山客を救おうと山道を駆け登って山小屋設置の自動体外式除細動器(AED)を現場に届け、名も告げずに立ち去った“山の神”の行方を探している。 同本部によると、4月13日午前8時半ごろ、表丹沢の大倉尾根にある山小屋「堀山の家」近くの標高900メートル付近で、登山中の50代男性が心肺停止状態となり倒れた。居合わせた医療従事者や消防職員、市山岳救助隊員ら12人が交代で救命措置を続ける中、そのうちの1人がAEDを求めて山小屋まで駆け降りた。付近にいた登山客に「AEDを持って行ってほしい」と依頼したところ、性別・年齢とも不詳の人物が普通に歩けば10分程度の山道を5分ほどで駆け上り、現場まで届けてくれたという。 「胸骨圧迫は続けられたが、AEDがなければどうなったかわからない」と同本部。男性はヘリで市外の救命救急センターに搬送されて一命をとりとめ、1カ月後に同本部をお礼に訪
健康保険証の廃止まであと半年となる中、県内の開業医らでつくる県保険医協会は7月初旬から、マイナンバーカードがなくても受診できることを周知するポスターを会員の医師、歯科医師らに配布する。病院や薬局などの窓口で患者に利用を迫る政府の普及策により「マイナンバーカードがないと受診できないという誤解が広がっている」と訴えている。 現行の保険証は12月2日に廃止されるが、…
小田急電鉄(東京都)は28日、同社が運営する鉄道博物館・ロマンスカーミュージアム(神奈川県海老名市めぐみ町)が県所管の「登録博物館」として登録されたと発表した。指定日は21日。民間企業が設置する博物館としては県初で、鉄道会社の博物館としては全国初のケースとなる。
JR南武線の発車メロディーがついに消滅へ-。JR武蔵溝ノ口駅(川崎市高津区)の発車メロディーが7月1日に変更されることに伴い、現行の使用は30日の終電までとなることが分かった。長年、同線において使用されていたため、交流サイト(SNS)上では惜しむ声が寄せられている。 インターネット上では、同線の発車メロディーは「近郊地域19番」と呼ばれているが、JR東日本横浜支社(横浜市西区)によると、正式名称は「チャイム3B7」で、県内では南武線以外の線区では使用されていないという。 これまで武蔵溝ノ口駅を含む4駅で使用されていたが、2013年から徐々に「ご当地メロディー」に変更。武蔵中原駅では13年1月24日に、サッカーJ1・川崎フロンターレの応援歌2曲を導入。16年9月3日には、登戸駅で「ぼくドラえもん」「きてよパーマン」「ドラえもんのうた」の3曲に変更。昨年8月6日からは稲田堤駅で、昭和時代の大ヒ
神奈川県は25日、秦野市に住む30代の男性が有毒植物のテンナンショウ属の果実を食べ、食中毒を発症したと発表した。 県によると、男性は20日に山北町の河川敷で果実を採取。果物だと思ってその場で食べた直後に口のしびれなどの症状が出て、21日に入院。22日に退院した。県平塚保健福祉事務所秦野センターの調査で男性の症状がテンナンショウ属の中毒症状と一致したという。 全国に分布、初夏から秋に誤食事故
東京都知事選(7月7日投開票)に立候補しているレイシストで差別団体「日本第一党」党首、桜井誠氏が選挙演説で外国人排斥のヘイトスピーチを連発している。毎回批判を浴びながら出馬は2016年、20年に続き3度目。まかり通る「選挙ヘイト」が…
鉄道ファン、しっかり神奈川新聞社内にも生息しております。思うがままに訪れ、乗り、記した旅情、うんちく、郷愁…。「鉄道愛は続くよ、どこまでも」を地で行く鉄道記者コラム。 伯備線布原駅は中国山地の山深い谷間にある。夏草が生い茂る里は川の音と牛の鳴き声がときおり聞こえるだけで静寂そのもの。6月の平日、日に数本しか止まらない山陰方面の各駅停車で降り立った。 50数年を経ての再訪である。かつては蒸気機関車D51が3両連なる「3重連」を求めるファンで大いににぎわった。布原はSLブームを象徴していた。鉄橋を渡る勇姿を狙う山の斜面は人がずらりと並んだ。 その斜面は半世紀で成長した樹木に覆い隠されていた。それでも当時の残り香を感じた。芭蕉の句「夏草やつわものどもが夢の跡」がなぜか浮かんだ。「鉄ちゃん」を「つわもの」にたとえるのは適切ではないのだろうが。 布原にはもう一人男が降りた。ブームには間に合わなかった
全国各地の神社を束ねる宗教法人「神社本庁」(東京)から鶴岡八幡宮(鎌倉市雪ノ下)が離脱したことを巡り、同宮の吉田茂穂宮司が20日、同市内で会見し、「組織活動は恣意(しい)的、独善的状況がみられると受け止められている」と述べ、田中恆清総長を中心とする神社本庁執行部を批判した。離脱する理由について「内部からの正常化を目指すことは断念せざるを得ない」と説明した。 吉田宮司は神社本庁のあるべき姿として、宗教的権威を象徴する鷹司尚武・統理を中心とする運営が必要だと説明。2022年に鷹司統理が体制刷新のため総長ポストに田中氏とは別の役員を指名したが、役員会は賛成多数で田中氏の続投を議決、現在も総長ポストを巡る裁判が続けられていることを問題視している。 さらに財産売却に関する不正の疑いを内部告発した職員を神社本庁が懲戒処分し、22年4月に最高裁は処分無効とし、神社本庁側が敗訴していた。吉田宮司は二つの裁
JR武蔵溝ノ口駅(川崎市高津区溝口)の発車メロディーが7月1日から同区にゆかりのある洗足学園音楽大出身でシンガー・ソングライターの平原綾香さんのデビュー曲「Jupiter」に変更される。7月1日に市制100年を迎える川崎市が、同区にある洗足学園の創立100周年という節目が重なることから打診して実現した。 平原さんが同大1年時に、ホルストの組曲「惑星」の中の「木星」に日本語訳を付けた「Jupiter」でデビューし、CDはミリオンセラーを記録した。今回の発車メロディーは平原さん自らがサクソフォンを演奏してアレンジを担当。1~3番線の各発着番線で異なるメロディーが流れるという。 7月1日には同駅南北自由通路で記念セレモニーが催され、平原綾香さんのミニライブも予定されている。高津区役所の担当者は「100周年の機会に、地元への愛着を深めてもらえれば」と期待を寄せた。 問い合わせは電話044(861)
横浜市内のメーカーに勤務する50代女性が適応障害を発症したのはテレワークでの長時間労働が原因だとして、横浜北労働基準監督署に労災認定された。女性の代理人弁護士によると、長時間のテレワークで労災が認められるのは「極めて異例」。新型コロナウイルス禍を経て、テレワークが新しい働き方として定着してきた今、代理人弁護士は「どんな労働形態でも各企業で労働時間の管理を徹底しなければならない。制度が乱用されていないかチェックを強化する必要がある」と警鐘を鳴らしている。 女性は外資系のメーカーで経理・人事・総務を担当していた正社員=休職中=で、コロナの感染拡大を契機にテレワークが導入された。 2021年後半から社員の退職などが続き、新システム導入や決算資料の作成などで業務量が増加。上司からは指示や連絡が頻繁に届いた。ひどい時には分刻みで、早朝・深夜の対応や休日出勤も余儀なくされた。会社側に過重労働を相談した
神奈川県内に路線がある大手私鉄4社(東急、小田急電鉄、京浜急行電鉄、相鉄ホールディングス〈HD〉)の2024年度鉄道事業設備投資計画が発表された。車両の新造やリニューアルのほか、駅舎改良工事に重点を置く企業が多かった。また将来的なワンマン運転を見据え、ホームドア設置工事に注力している。 本年度の設備投資計画で最も金額が大きかったのは…
東京湾の身近な海水浴場として親しまれてきた三浦海岸海水浴場(三浦市)が今年は開設されないことが3日までに分かった。運営費の確保に欠かせない海の家の設置希望者がいなかった。海水浴場の設置者である「三浦海岸海水浴場運営委員会」も5月に解散しており、再開への道のりは険しそうだ。 昨年は2軒の海の家が設置されたが、今年は見送られた。 昨年に海の家「丸長荘」を建てた同海水浴場組合の吉田勝組合長は「今年は救護関連費など海水浴場を運営するための負担が大きくなり、設置を断念した」と説明する。関係者によると、昨年までは運営委員会が運営費の一部を負担していたが、今年は財政上の理由で困難になったという。 最盛期には海の家100軒
3日午後9時15分ごろ、京急線京急川崎駅の駅員から「電車内に薬品をまいた外国人男性を確保した」と110番通報があった。川崎署がこの20代男性から事情を聴いたところ、男性は「ふた付きの空き缶にハイターを入れていた」などと説明した。けが人はなかったという。 署や京急電鉄によると、京急川崎駅に停車中、「空き缶が破裂した」と車内の乗客から非常通報ボタンを通して通報があった。男性がリュックサック外側のポケットに入れていた空き缶が破裂したという。
2021年夏に閉館し、解体工事が進められている旧小田原市民会館(小田原市本町)の地下空間に大量のコンクリート片や木材などが廃棄されていたことが3日、分かった。地下空間は同会館が建てられた約60年前から外部から入れない“封印”された状態で、市は「建築時に出た廃材を当時の業者がその場に廃棄したのでは」と推測。廃棄物を撤去するため工期は2カ月延び、解体費も数百万円の負担増となる見込みとしている。 地下空間は同会館本館の基礎を強くする目的で設けられたもので、地下7メートルに約80平方メートルの空間が設けられていた。出入り口はなく、外からは入れない空間だったが解体工事中の業者が地下電気室の床に穴を開けたところ廃材を発見、今年5月に市に報告した。 当時のゼネコンへの聞き取りは
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