基本設計業務は那覇市から沖縄都市モノレールに委託する方向で調整中。ホームの拡張とエレベーターの増設を主軸に、必要に応じて改札を増やすことも検討する。駅舎をレール方向に沿って伸ばすか、左右に拡張するかなども基本設計で検討する。 県庁前駅は1日当たりの乗客数が那覇空港駅に次いで多く、ホームやエレベーターの混雑が大きな課題となっている。沖縄都市モノレールは那覇空港駅の増改築も視野に入れるが、国との調整に時間を要する。駅舎拡張は県庁前駅が先になりそうだ。 沖縄都市モノレールは県庁前駅の混雑について「エレベーターに乗るまでに通常3~4分で済むところが混雑時は10分以上かかることもある。なるべく早期の増改築が必要」との見方を示す。通勤客と観光客の利用が重なる美栄橋駅~県庁前駅間が最も混雑するという。 ゆいレールの駅舎は2003年の開業当初、1日当たりの乗客数が将来的に4万2千人となることを見込んで設計