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76万PVを記録しネットで話題沸騰した「ファシズムの体験学習」を紹介しつつ、ファシズムの仕組みを解説。ナチスの大衆動員の実態、ヘイトスピーチなど身近な問題も論じる、全く新しい入門書! ★ 推 薦 ★ 荻上チキさん(評論家) それは、過去のものでも、他国の出来事でもない。 ユニークな実験の顛末が、あなたの日常に問いかける。 ――ファシズムは、つくれる。 その時あなたは、加担せずにいられるか。
「個人の尊厳」と「両性の本質的平等」を掲げる24条は、9条と並んで改憲のターゲットとされてきた。 ――それはなぜか? 「家族」を統制しようとする右派の狙いを読み解き、24条と9条を柱とする「非暴力平和主義」を対置する。 序章 なぜいま憲法24条と9条か 中里見博 第1章 右派はなぜ24条改憲を狙うのか?――「家族」論から読み解く 能川元一 第2章 家庭教育支援法の何が問題なのか?――24条を踏みにじる国家介入 打越さく良 第3章 「家」から憲法24条下の家族へ 立石直子 第4章 日本社会を蝕む貧困・改憲と家族――24条「個人の尊厳」の底力 笹沼弘志 第5章 非暴力平和主義の両輪――24条と9条 清末愛砂 第6章 非暴力積極平和としての憲法の平和主義 中里見博
アメリカ海軍兵学校見学ツアー 愛妹。今回は日本を離れ、米国メリーランド州アナポリスにある海軍兵学校(United States Naval Academy=USNA)の見学ツアーに行ってきました。USNAは、ワシントンDCから車で1時間弱の美しい小さな港町にあります。様々な色の帆がはためくヨットハーバーの奥にあり、日本では保養地の葉山に海上自衛隊の横須賀基地がある感じでしょうか。日本は規模が小さいので、前回紹介した防衛大学校では陸・海・空全ての幹部自衛官となる学生を養成していますが、アメリカではUSNAが海軍と海兵隊専門の士官学校となり、その他に陸軍士官学校(United States Military Academy=USMA、ニューヨーク州ウェストポイント)と空軍士官学校(United States Air Force Academy=USAFA、コロラド州コロラドスプリングス)が別に
海上自衛隊佐世保史料館「セイルタワー」 愛妹。今回は、海上自衛隊の広報施設である佐世保史料館、通称「セイルタワー」のことを書こうと思います。 セイルタワーという名のとおり、海のほうを向いた船の帆をイメージした大きな建物が、少し遠くからでもよく見えます。 しかしこのビルは新館部分にあたり、その新館を支えるようにくっついている旧館は、明治時代に海軍士官、外国士官などの懇談・接待・宿泊などに使用されたという水交社の建物を一部修復したものだそうです。なので、石造りの洋館に近代的なデザインビルが連結している不思議な外観となっています。 戦前に建てられた軍関連の立派な洋館は、米軍が接収していることがほとんどですが、この水交社も例に漏れず、1982年までは米軍の将校クラブとして使用されていたということです。呉にある海上自衛隊の第一術科学校や第一庁舎もそうでしたが、明治期に建設された海軍の建物は本当に立派
高校の歴史の授業と大学の歴史学では、何が同じでどこが違うのか。歴史学が難しいのはなぜなのか。概説書・研究書・論文の読み方、ノートのとり方、ゼミ発表、そして卒論執筆。大学4年間の学びに欠かせないワザと工夫を指南。 第�部 歴史学へのいざない 第1章 高校の歴史から大学の歴史学へ(津野田興一) コラム1 町の本屋さんで迷う(津野田興一) 第2章 視点を変え通説を疑うことから始める歴史学――ガンディーは誰にとっての「偉人」なのか(志賀美和子准教授・専修大学) コラム2 図書館へ行こう(源川真希) 第3章 過去から理解する現在――フランス人権宣言と私たちの社会(佐々木真) コラム3 インターネットを正しく使おう(土屋健俊) 第4章 4年間で歴史学を身につける――学びの過程とその意義(割田聖史) コラム4 博物館で歴史に出会う(割田聖史) 第�部 歴史学がわかる――学び
性暴力は他の犯罪に比べて被害申告率が低く、支援を求められない被害者が多く存在する。なかでも不可視化されているのが「性風俗従事者」に対する被害である。本書はその理由と実態を詳らかにし、状況改善のための糸口を探る。 まえがき 序章 性暴力はなぜ語られにくいのか 一 「性暴力」とは何か 二 性暴力の可視化と不可視化 三 語られない性暴力 四 「性風俗」と「性風俗従事者」 第一章 性暴力被害者の苦悩 一 レイプ神話と被害者非難 二 象徴的意味とスティグマ 三 性暴力の概念化と被害者のスティグマ化 第二章 性暴力被害者の差異と序列 一 社会的尊敬度と性暴力の不可視化 二 「問題化される性暴力」と「性風俗従事者に対する性暴力」 三 性風俗の二重規範 第三章 性風俗における性暴力 一 性風俗従事者に対する性暴力 二 従事環境に組み込まれた性暴力 三 性風俗に従事する背景 四 従事者の身体的・精神的負担
改憲に突き進む安倍政権。 これから景気はどうなるのか。 左派・リベラル派はどうすればいいか。 自由を守る最後のチャンス、あきらめるのはまだ早い! ★宮崎哲弥さん(評論家)――「リベラル再装填の指南書」(『週刊文春』2016年2月11日号) ★森永卓郎さん(経済学者)――「私は本書の掲げる経済政策をリベラル勢力の野党が採用してくれたら、政権交代ができるほどの大きな効果を発揮すると考える。……安倍政権の暴走を阻止したいすべての人に読んでほしい」(『AERA』2016年3月28日号) ★斎藤美奈子さん(文芸評論家)――「祈るような気持ちで野党議員に本書を読んでほしいと願う」(『東京新聞』2016年4月13日付) ★永濱利廣さん(エコノミスト)――「特に、第1章の2013年以降の経済状況と推移の分析には説得力があり、大変興味深い」(『週刊ダイヤモンド』2016年4月16日号) ★森岡孝二さん(経済
眼と手の感覚、紙が連れてくる風景、かたちへの意識、色に潜む政治性などをめぐって浮かび上がる、デザインの過去・現在・未来。たがいの批評精神が触発しあい、15年にわたって持続した対話の集成。 まえがき(鈴木一誌) Part1 未知と断念 い●心(マインド)か魂(ソウル)か ろ●100年前のデザイン は●本が風景となる に●異化、ノイズ、他者 ほ●メディアを掴む へ●〈なにを〉と〈どう〉 Part2 生態と予兆 と●滲む環境 ち●オンとオフのあわいに り●紙のなかの滑走と落下 ぬ●散種される複製性 る●レディメイドの精神 を●距離を生きる わ●非遠近法と反遠近法 か●ハーフトーン、そして曇り空 よ●分解から合成へ た●背後からの視線 Part3 座標と重力 れ●グリッドという不自由 そ●文字の伸長と縮減 つ●〈未完〉を求めて ね●デザインをつらぬく体幹 な●重層するフォーマット ら●割付用紙とい
高校3年から30歳まで、ノンエリート女性たちは、どのような関係と環境のなかで働き、暮らしてきたのか。わずかなつながりを支えに、東京で生きぬく女性たちの歩みを、インタビュー調査から描く。 序章 若年ノンエリート女性をどのようにとらえるか 第Ⅰ部 高卒後、一二年の軌跡――四人のライフヒストリーから 第1章 先が見えないし長生きはしたくない――非正規で働き続ける庄山真紀さん 第2章 三〇歳なのに二〇歳みたいに悩んでいる――二〇代後半から芸能の道を歩む西澤菜穂子さん 第3章 親がいる限り自由がない――健康問題を抱え姉弟と家計を支える浜野美帆さん 第4章 結婚一〇周年には旅行に行きたい――家族形成を軸にネットワークを拡げる岸田さやかさん 第Ⅱ部 労働、生活、ネットワーク――つくりだされる〈社会〉の輪郭 第5章 若年女性たちの労働の姿 第6章 若年女性と性的サービス労働 第7章 若年女性たちの生活のか
南京虐殺はでっちあげ?「慰安婦」制度はどの国にもあった?政治家の発言やネット上で横行する歴史的事実の歪曲に、きっぱり反論できる論拠と証拠をこの1冊に。政治家の主要発言や談話、教科書記述の変遷も資料として収録。 【はじめに】 いま、歴史認識をめぐる問題がふたたび大きな関心を呼んでいます。安倍晋三首相をはじめとする政治家の歴史認識は、中国や韓国といった近隣国だけでなく、欧州や国際的な人権団体からも反発をよび、アメリカでさえ懸念を表明するほどになっています。 保守政治家の歴史認識が国内・国外で問題になることは、いまに始まったことではありません。戦後を通じて、保守勢力の政治家たちから、日本の過去の戦争責任を否定したり、矮小化したりする発言が、何度も発信されてきました。一九八〇年代以降は、政治家の発言や行動がメディアでもとりあげられ、外交問題化するようになりました。「失言」によって辞任に至った閣僚も
「マルクス=エンゲルス全集online」サービス開始! ●『全集』の全53巻4万ページが読み放題 ●会員登録でPC版・タブレット版どちらも利用可能 ●全巻会員は月々1000円、資本論会員は月々500円(税別)から このたび株式会社大月書店と株式会社寿限無は、大月書店版『マルクス=エンゲルス全集』をインターネット上で全文閲覧できる会員制サービス「マルクス=エンゲルス全集online」の提供を開始しました。書籍版『全集』の全4万ページをPCやタブレット端末でどこからでも閲覧できる、日本最大のマルクス=エンゲルス著作データベースです。 〈便利な新機能〉 ●電子書籍のようにスムーズなページ送りや拡大・縮小が可能 ●事項索引・人名索引等をデータベース化し、検索結果から該当ページへジャンプ ●付箋や画像クリッピング、ページ印刷など付属機能も充実 〈コース・会費〉 全巻会員コース:月額1,000円/年額
無駄な延命を拒否する尊厳死とその制度化の問題点を考え、安楽死・自殺幇助・医師による一方的な治療の停止などの合法化によって、死の自己決定権がはく奪され、「いのちの選別」がすすめられている世界各国の驚くべき事実を告発。 はじめに 第1章 死の自己決定権をめぐる議論 1 日本の尊厳死議論 ●良い死に方●尊厳死法案●尊厳死が法制化されることの意味●自由な選択の保障●ガイドライン●医療費削減のねらい?●終末期の定義●すべり坂●本当の願い●「なぜ日本ではできないのか」 2 安楽死・自殺幇助が合法化された国や地域 ●PAS=医師による自殺幇助●スイス●オレゴン州、ワシントン州●オランダ●ベルギー●英国●免罪符となる介護実績●「社会で支える」視点の欠落 第2章 「無益な治療」論と死の決定権 1 医療側の決定権 ●「無益な治療」とは何か●ゴンザレス事件とテキサスの事前指示法●「無益な治療」論をめぐる議論●一
これは昔々ある国に起こったおとぎ話ではない。 フランスで100万部突破のベストセラー 原著者/Franck Pavloff 原著名/Matin brun 世界10ヶ国以上で出版。「ごく普通の」国家が、日々の生活に知らぬ間に忍び込み、人びとの行動や考え方をだんだんと支配するようになるさまを描いたショート・ストーリー。 日本語版のためにヴィンセント・ギャロが描き下ろした「Brown Morning」14点、哲学者・高橋哲哉のメッセージが加わった日本だけのオリジナル編集。 物語/フランク・パヴロフ(藤本一勇訳) 絵/ヴィンセント・ギャロ メッセージ/高橋哲哉 『茶色の朝』の書店さま店頭用POPはこちら ぜひご活用ください。 ■物語のあらすじ 世界中のどこにでもあるような、とある国の物語。友人と二人でコーヒーを飲みながらおしゃべりをするのを日課にしている男がいた。ある日、主人公は、その友人が飼い犬
自衛隊が広報活動として製作に協力する劇映画がある。戦車や爆撃機までもが無償=税金で提供される、その自衛隊協力映画35作品を、政治・経済・社会的背景と映画表象を関連づけて分析。官民相互依存のポリティクスを描きだす。 第Ⅰ部 自衛隊協力映画とは 第1章 映画研究における自衛隊協力映画 第2章 防衛省の映画広報戦略 第Ⅱ部 自衛隊協力映画の作品分析 第3章 憧れの戦闘機パイロット 第4章 『ゴジラ』シリーズの自衛隊 第5章 平成『ガメラ』の衝撃 第6章 マンガ作品の映画化 第7章 福井晴敏の作品 第8章 現代の自己犠牲 第9章 救難現場での活躍 第10章 自衛隊協力映画の太平洋戦争 第Ⅲ部 自衛隊協力映画のカルチュラル・ポリティクス 第11章 自衛隊協力映画の時代的背景 第12章 自衛隊協力映画に見る「ジコチュー・ナショナリズム」
超インフレ、ドッジ不況、農地改革、北海道・東北冷害、炭鉱合理化……目まぐるしく変動する戦後の日本で、女性・子どもの人身売買は「暗黙の了解」としてまかり通っていた。これらは「戦後民主主義」の下、どのような論理で維持・正当化されてきたのか。1940年代後半から1950年代を中心に、現代につながる問題の実態を明らかにする。 本書を読んでくださる皆様へ 序章 近代日本の人身売買 はじめに 第一節 人身売買と刑法 第二節 人身売買と国際関係 おわりに 第一部 戦後初期の農漁村における女性・年少者の人身売買 第一章 漁村における子どもの売買の問題化 はじめに 第一節 情島の「梶子」 第二節 沖縄の「糸満売り」 おわりに 第二章 農村における子どもの売買の激化 はじめに 第一節 栃木県農村における人身売買の問題化 第二節 福島県への事件の波及 第三節 山形県への事件の波及 第四節 東北全土への事件の波及
死体の標本を一般展示する「人体の不思議展」は日本中を巡回し、延べ980万人を動員した。死者への冒涜、本人や家族の了解がないことなど、倫理的諸問題を明らかにし、学界、自治体、マスコミの責任を追及する。 序章 死体の処遇を考える 1 死体とは何か 2 死体の展示は認められるか 第1章 世界初のプラスティネーション人体標本の一般公開 1 プラスティネーション標本 2 導入の経緯 3 展示の概要 4 展示への反響 5 商業的巡回展示へ 6 ハーゲンスの標本による巡回展示 7中国製標本の展示へ 第2章 「人体の不思議展」はなぜ問題なのか 1 死体の尊厳 2 法的問題点 3 反対運動 第3章 「人体の不思議展」を支えた構造 1 医学界 2 行政 3 マスコミ 4 観客 5 中国 第4章 諸外国における人体展示―規制と反対運動を中心に 1 ドイツ 2 アメリカ 3 フランス 4 その他の国々 第5章 死
≪私たちは何を学ばなかったのか≫ 『技術と人間』は、1972年4月の創刊から2005年10月の終刊まで、20世紀後半に急速な発展を遂げた原子力、生命科学、コンピュータなどの現代技術と人間の関係を、あらゆる角度から問いつづけた稀有な雑誌である。先鋭な問題意識のもと、在野の研究者や現役の技術者を積極的に登用して構成された誌面は、独自の存在感を放ち、技術評論家・星野芳郎をして「戦後ジャーナリズム史上のひとつの驚異」と言わしめた。とくに原子力開発に関しては、一貫して反対の論陣を張っており、その継続性と厚みはほかに例をみない。本書はこれらの成果のなかから、長年『技術と人間』に携わってきた編者が論文を精選し、歴史的な経緯をもたどれるように、一書にまとめたものである。 はじめに(高橋 昇) 日本、そして世界の原子力開発小史(西尾 漠) Ⅰ ナショナル・プロジェクトとは何か?(高橋 昇) 「むつ」乗船日記
日本軍兵士による暴虐の嵐が吹きすさぶ南京で、駐華大使館南京分館の勤務についていたドイツ人外交官たちは、ベルリンの外務省や漢口の大使館あてに南京城内と近郊で起きた事件について刻々と詳しい報告を書き送っていた。ラーベの日記『南京の真実』をしのぐ貴重な記録。南京事件をめぐる論議は今後これを抜きには語れない。 はじめに 吉田裕 資料 1937年12月/1938年1月/1938年2月/1938年3月/1938年4月以降 解説1 笠原十九司 解説2 田嶋信雄 あとがき 石田勇治 図1 南京市要図/図2 南京国際安全区 南京事件ドイツ外交資料一覧 本書に登場する主な駐華ドイツ外交官一覧(南京事件当時の職階と勤務機関など) オスカー・トラウトマン:大使(在任期間1931年10月~38年6月)、漢口大使館 エンノ・ブラクロ:総領事、青島総領事館、1886年生 マルティン・フィッシャー:参事官、上海総領事館、
大震災発生・原発事故発生――その時放送人はどう立ち向かったかを現場からのレポートで綴る。電力各社からの原発報道への「口出し」の数々。大新聞の論説委員らが20年前にまとめた衝撃の「原子力PA方策」を復刻再録する。 序にかえて ■放送人が見た――「私の震災体験記」 ふるさとは必ず復興する(渡邉孝之/トラストネットワーク岩手事業部ディレクター) 手をつなごう。岩手。(三浦裕紀/テレビ岩手労働組合委員長) 帰社する新幹線の車内で(菊池修司/東北放送労働組合) 「頑張ろう!」の意味(伊藤拓/ミヤギテレビ労働組合) 目の前のものを撮り続けた(佐々木巧/トラストネットワーク仙台事業部石巻事務所カメラマン) 写真は撮らない(平方恭子/フリーアナウンサー) “安否”ではなく“行方”(猪井操子/元東北放送アナウンサー) 人として試される(早坂まき子/元仙台放送) 震災による「四重苦」(丸淳也/福島中央テレビ労
研究者として、精神科医として、人間の心の傷、社会の傷、歴史の傷を見つめてきた宮地尚子氏から、このたびの震災に寄せてのメッセージです。 ----------------------------------------------------------------------------- 「逃げる」ことについて 宮地尚子 「東京から逃げるのはずるい」といった発言と、それへの反発があちこちから聞こえてくる。 「逃げる」のは「ずるい」ことなのだろうか。少し、考えてみる。 そうすると、逆に「なぜ逃げなかったの?」という言葉が思い浮かぶ。性暴力やDVの被害者に繰り返し向けられてきた言葉。「ほんとうに嫌なら、なぜ逃げなかったの? 逃げなかったってことは、そんなに嫌じゃなかったってことじゃないの?」という、被害者に責任を負わせる論理だ。 「逃げるのはずるい」というのと、「なぜ逃げなかったの?」というの
この度の震災で被災された皆様に、重ねてお見舞い申し上げます。被災地の復興とともに、大切な人やものを喪った方々の心の傷が、ほんの少しずつでも癒されていくことをお祈りします。 (1)『世界はどうなっちゃうの?』無料サンプル公開 『世界はどうなっちゃうの?~こわいニュースにおびえたとき』(心をケアする絵本5)の全文を、電子データにて無料公開しました。 本書は、9,11後、テレビのニュースを見ておびえる子どもが増えたので、子どもたちの心のケアのために、アメリカ心理学協会がつくった絵本です。現代は、テレビで瞬時に情報が流されるので、それを見た子どもたちは、おそれ、どうしてよいかわからずに、心が不安定になります。 幼い子どもは、恐ろしいことが起こると、その事柄や問題が理解できにくいので、心を閉ざしたり、感情を表現する言葉を見つけられずに黙りこんだり、ショックが大きい場合は一時的に言葉を失ったりします。
年平均10%という経済成長なかで、大変貌を遂げた日本社会。第2巻では、1960年代半ばから70年代代半ばまでを中心に、経済、地域、教育、家族、社会保障、冷戦下の東南アジアとのかかわりなどのテーマから、その歴史的特質に迫る。 第1章 高度成長の過熱と終焉(岡田知弘) 第2章 高度成長期の地方自治――開発主義型支配構造と対抗運動としての革新自治体(進藤兵) 第3章 ニュータウンの成立と地域社会──多摩ニュータウンにおける「開発の受容」をめぐって(金子淳) 第4章 教育の「能力主義」的再編をめぐる「受容」と「抵抗」(木戸口正宏) 第5章 高度成長と家族――「近代家族」の成立と揺らぎ(岩上真珠) 第6章 1960年代の児童手当構想と賃金・人口・ジェンダー政策(北明美) 第7章 高度成長と東南アジア――「開発」という冷戦・「ベトナム戦争」という熱戦のなかで(河村雅美)
電子版サンプル無料公開中! ダウンロードはこちらから べてるの仲間は恋愛にも積極的。片思いも、ケンカも、出産や子育ての苦労も、仲間やパートナーと分かちあって「研究」すれば大丈夫! 障害がある人にもない人にも大切な恋愛や性、家族形成の問題。きっとあなたも「当事者」です。 推薦★信田さよ子さん(臨床心理士) 「べてるの家は当事者研究の元祖である。どんな苦労も研究すれば宝物となる。そんなべてるのメンバーが恋愛について研究するのだからおもしろくないはずがない。それどころか、読み進むほどに、そこかしこに自分の姿が浮かんでは消えるのに驚かれるだろう。冒頭で述べられるように、恋愛は「誤作動」なのだ。だから、べてるのメンバーの恋愛経験は、多くの人たちの恋愛を濃縮したエキスなのだ。婚活は論じられても、真正面から恋愛が扱われることが珍しくなった昨今、みずみずしいほどに生真面目な本書は、どんな恋愛論より役に立つ
移民労働力の本格的導入が議論される一方、大企業では外国人採用、英語公用語化など多文化社会への流れが強まる。働き手としての「人」はおろか、仕事や職場すら容易に国境を越える時代は、労働社会にいかなる変容を迫るのか。 序章 「越境する労働」の見取り図(五十嵐泰正) 第1章 外国人「高度人材」の誘致をめぐる期待と現実――日本の事例分析(明石純一) 第2章 EPA看護師候補者に関する労働条件と二重労働市場形成(安里和晃) 【Note01】 地方労働市場における日系人労働者の存在と役割――日系人労働者と日本人労働者との「代替/補完」関係(大久保武) 第3章 外国人単純労働者の受け入れ方法の検討――日本の技能実習制度と西欧諸国の受け入れ制度との比較から(上林千恵子) 【Note02】 日本人とブラジル人が共闘したはじめての単組の経験――リーマン・ショック後の現場から(平野雄吾) 第4章 フィリピン人エン
(注)CPE 初回雇用契約。26歳未満の若者を雇用した企業は、3年間にわたって社会保障負担を免除され、2年間は理由がなくても自由にその若者を解雇できるという措置。2005年のパリ郊外で起きた若者による反乱を受け提出された「機会均等法案」の大きな柱だった。 フランスの「連帯」/日本の「迷惑」 雨宮 フランスでは秋葉原事件のような事件はありませんか? 山本 ネットに絡んでという意味にとれば、フランスでもこの1年、ネット心中が1、2件ありました。フランスも今後日本のようになるかもしれませんし、フランスのこれまでの社会としての“溜め”がよいかたちで働いて、止められるかもしれません。ただ、無差別殺人というのは、ないです。 雨宮 韓国では、秋葉原事件に似た事件が起きています。日本のネットカフェのような「コシウォン(考試院)」という場所で起きました。韓国での非正規雇用率はOECD加盟国中、最も多
(c)Photo by Yukari Okukawa やまもと・みはる/1959年生まれ。新聞記者として長くフランスを担当し、パリ特派員等を経て、パリ在住ジャーナリストに。NHKフランス語会話の翻訳等を手掛け、著書に『グリ、ときどきグランボー ガイドブックにないフランスの素顔』『フランス・サッカーの真髄 ブルーたちからのメッセージ』(いずれも、本の泉社)がある。 新自由主義のもと不安定な生を強いられる人々(プレカリアート)の抵抗運動の先頭に立つ作家・雨宮処凛さんと、フランスにおける若者たちの抵抗運動を取材し『フランス ジュネスの反乱』としてまとめたジャーナリスト・山本三春さん。海をへだてながら強い共感に結ばれた二人の直接対談が、ついに実現しました。 フランスと日本、ともにグローバル化の荒波にさらされる若者たちの労働/生存環境の共通点、そして日本にはないフランスの「社会的連帯」の基盤
アンバランスな記述が指摘される「道徳」教科書で扱われる人物を、歴史的事実や時代背景を含んだ公平な観点で学べる1冊。
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