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当社 前代表取締役会長兼社長 新田満夫 儀 10月27日午後5時15分逝去いたしました ここに生前のご厚誼を深謝し謹んでご連絡申し上げます なお 密葬の儀は過日近親者のみにて執り行われました 別途葬儀並びに告別式を社葬として下記の通り執り行いますのでお知らせいたします ご遺族の強いご希望により ご香典 ご供花 ご供物の儀は 固くご辞退申し上げます 2015年11月4日 株式会社雄松堂書店 代表取締役社長 西浦信義 記 日 時 2015年12月7日(月曜日) 葬儀・告別式 午後2時~午後3時半 場 所 護国寺 桂昌殿 東京都文京区大塚5丁目40番1号 電話03-3941-0764(代表) (本件の問い合わせ先) 株式会社雄松堂書店 管理本部 電話:03-3357-1413(直通) 以上
石油と本は違う 先日長崎の知人に招かれて、話題になっている”軍艦島”を訪ね上陸いたしました。黒いダイヤに群がり、大変な賑わいだったことが実感できました。働いていた人たちの毎月の収入は今の相場でいえば100万円以上だったかもしれないと教えられました。それが数か月の間に無人島になってしまったそうです。石油がエネルギー源として、大型タンカーによる輸送や中東の大増産により一気に世界を変えました。今再び将来のエネルギーのあり方を巡って論争が続きますが、石炭から一気に石油、というような転換は結論としては無理でしょう。 日本の出版界も遅ればせながら数年前“電子出版元年”と宣言し、版元は蓄積してきたコンテンツを電子情報で提供する事業を本格化しました。500年以上前にグーテンベルクが活版印刷を開発し出版事業は開花しました。活版印刷が人類の三大発明の一つといわれていることが示すように、この発明が人類の発展にど
丸善株式会社と株式会社雄松堂書店は2016年2月1日の経営統合に伴い、下記のアドレスにホームページを移行する運びとなりました。 尚、このページは10秒後に新しいホームページに自動的に移動します。 お客様にはご迷惑をお掛けしますが宜しくお願い申し上げます。 ※自動的にページが切り替わらない場合、下記の新URLをクリックして頂き、新しいページをご覧頂けますようお願い申し上げます。 また、ブックマークをされている方は大変お手数をおかけしますが、再度、新しいホームページにてブックマークをしてただきますようよろしくお願いいたします。 (旧雄松堂サイトの移転先) https://kw.maruzen.co.jp/ (ライブラリアン向け情報サイト Library Navigator) https://kw.maruzen.co.jp/ln/ (新コーポレートサイト) https://yushodo.ma
2005年12月2日、パシフィコ横浜において開催されました雄松堂フォーラム2005。 第一部は荒俣宏氏によるナポレオン「エジプト誌」を紹介する講演でした。 本記事はその講演録を省略の形で掲載させていただいています。 小学校1年に近所の古本屋で漫画をはじめ、様々な書物の存在を知ってから50年以上、書物への関心をずっと持ち続けているのですが、その中で何回か非常に驚いたことがあります。最も大きな驚きのひとつに洋書の世界を初めて見た時のことが挙げられます。それまで日本の書物には親しんできたのですが、洋書の世界を知ったとき質もランクも全く違うと思いました。そこに投入された人々のエネルギーや、情熱といったものが、世界レベルになると桁が違うとつくづく感じたのです。 そういった書物のうちの一冊が今回ご紹介するナポレオンの「エジプト誌」です。この本を初めて見たのは、私が大学生だった頃、慶應大学日吉校舎の
6. 日本語学習書をめぐるホットな論争 諷刺ということばはいろいろな意味で使われるが、本来は「遠まわしに社会・人物の欠陥や罪悪などを批判すること」を意味する。すなわち、諷刺は嘲笑による攻撃のプロセスである。そして諷刺画は、『広辞苑』によると、「社会または個人の過失・欠陥・罪悪などの諷刺を目的として、機知的・冷評的に描かれた絵画。カリカチュア。ポンチ絵」となっている。パンチがなまってポンチになったのだが、このパンチは、元々イタリア喜劇の道化役だったのが、イギリスに入ってドタバタ人形芝居の主人公になったものである。周りの者を手当たり次第ぶんなぐる・けっとばす、そして悪口は言い放題の悪党である。当然、人々のひんしゅくを買うが、どんなに悪口を言われ叩かれてもカエルの面に水といった、道化役というよりもむしろ憎めない悪役である。ワーグマンが自身をこのパンチに擬していることはすでに冒頭で述べた。ピジン
【今日は、講演全体の流れをレジメに、また、話の中で補助的な内容をパワーポイント映像として用意した。また、これからの話は、普段図書館を利用する研究者の立場からの話であることを最初にお断りしておきたい。】 天理図書館蔵書は、現在、蔵書数約200万冊。4分の3が和漢書、残りが洋書であり、国宝6点、重要文化財84点がふくまれている。豊かな蔵書のなかでも、東西文化交渉史、カトリック東洋伝道史、古きりしたん文献、さらには近代のかくれきりしんたん文献までをも含む。これら一群のきりしたん関係資料は、質量ともに極めて充実している。その中に思わず息をのむほどの、質量ともに圧倒的なオリジナル資料がある。圧巻は8種10点の「きりしたん版」である。 これはきりしたん専門家の間では有名であるが、一般的にはキリスト者にさえほとんど知られていない。天理図書館の資料を紹介すると、「なぜ天理にそれほどのきりしたん資料があるの
このたびコロンビア大学所蔵の張学良関係文書が日本でも一般公開され、また張学良インタビュー記録の出版も企画されつつあります。人間張学良の実像、張学良と国民政府・共産党・日本との関係について等、より緻密な研究が可能となりました。2008年11月に開かれた図書館総合展のシンポジウムにて本資料の公開が、日中関係史研究にどのような新視角をもたらすのか、講演者の方々にお話をしていただきました。また来日していた中国社会科学院研究生院教授 楊天石氏に張学良とその周辺の研究の実情をお話しいただきました。 松岡資明氏 (コーディネーター)日本経済新聞社 文化部編集委員 1973年北海道大学卒業。同年日本経済新聞社入社、産業部、千葉支局、日経BP社出向などを経て1990年文化部次長、1997年大阪本社文化担当部長、1999年より現職。 専門は文化財、アーカイブズなど。 劉傑氏 早稲田大学社
(明治大学教授・フランス文学者) 1949年横浜生まれ。 東京大学文学部仏文科卒業、同大学大学院博士課程修了。 共立女子大学教授を経て、08年4月より明治大学国際日本学部教授。19世紀フランス文学専門。 【主な訳書】『馬車が買いたい!』(白水社 1990)でサントリー学芸賞、『子供より古書が大事と思いたい』(青土社 1996)で講談社エッセイ賞、『愛書狂』(角川春樹事務所 1998)でゲスナー賞、『職業別パリ風俗』(白水社 1999)で読売文学賞評論・伝記賞、『成功する読書日記』(文藝春秋2002) で毎日新聞書評賞を受賞。 他にも『デパートを発明した夫婦』(講談社現代新書 1991)、『セーラー服とエッフェル塔』(文藝春秋 2000)等、19世紀フランス風俗を中心に幅広い分野で執筆。古書コレクターとしても知られ、著書の中で稀覯本の数々を見ることができる。2005年に1
実務法学出版で世界的に有名な米国マシュー・ベンダー社をはじめとして最新の知的財産権法などの法令出版物を販売。
西欧伝来の活版印刷機を使用して1591年から九州の各地で印刷された<キリシタン版>は、その前期にあたる加津佐版や天草版の国字本においてはもっぱら大型の金属活字が用いられた。 ところが、1598年にはじまる後期の長崎版からは、別に新たな小型の金属活字が大量に鋳造され、これによりコレジオにおいて国字小字本が次々と刊行されることになった。 1598年に『サルバトール・ムンヂ』・『落葉集』、1599年には『ぎや・ど・ぺかどる』、1600年に『倭漢朗詠集』が印行されたが、これらはイエズス会版と呼ばれている。 そして、このあとは長崎の富裕なキリシタンとして知られる後藤登明宗印がイエズス会の委託を受けて、この種の国字本の刊行を担当することになった。 その後藤版としては『おらしょの翻訳』(1600〈慶長5〉年3月刊)・『どちりな・きりしたん』(慶長5年6月刊)、『ひですの経』(161
「ボローニャ市民がモデナにいる場合、彼はモデナ市民ではないので、モデナ市の条例によって裁くことはできない。…」アックルシウス(Accursius: 1185頃-1263)がローマ法大全の冒頭に加えたこの短い註釈が国際私法の理論の端緒である。 Accursiusによる「標準註釈」(Glossa magna)は、註釈者(glossators)の時代を代表する著作で、ユスティニアヌス帝が6世紀に編纂したローマ法大全に直接解説を加えたものである。この註釈は、法律書のさきがけであると同時に、17世紀まで法そのものと同等の権威を持っていた。 13世紀には、ボローニャ、モデナ、ピサ、パルマ、パドゥア、シエナなどのイタリアの諸都市において、市民に健全な法的基盤と法の衝突解決の根拠を与える都市条例が制定されていった。アックルシウスによって簡潔に提示された「異なる都市の市民間の法的紛争にどちらの法を適用すべき
このHPは放送大学図書館のご協力により作成されたものです。 参考文献:放送大学図書館所蔵目録「ちりめん本ー長谷川武次郎とちりめん本の歴史」 「ちりめん本」--この言葉を聞いて布装幀の本を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。この「ちりめん本」、確かに素材感はちりめんの布地にそっくりですが実は立派な和紙。身近なところでファンシーペーパーの一種、クレープ・ペーパーをイメージしていただければわかりやすいと思われます。時は開国間もない明治時代、未知の島国、日本にやってきた外国人にとって、着物の生地を思わせるような素材感をもち、日本の昔話や風俗などを題材にした多色木版画刷りの絵入本は格好の土産となりました。ヨーロッパ本土のほうでも、浮世絵をはじめとしたエキゾチックな日本文化が大流行しており、日本文化が凝縮された「ちりめん本」は大変な人気をよび、各国語に訳され、輸出や国際共同出版までされるよう
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