AI=人工知能をめぐってフランスのパリで開かれた「AIアクションサミット」は、安全で開かれたAIを目指すなどとする共同声明を発表しましたが、アメリカなどが署名せず、規制や開発のあり方をめぐる立場の違いが浮き彫りになった形です。 「AIアクションサミット」には100以上の国から政府や企業の代表などおよそ1500人が出席し、インドのモディ首相のほかアメリカのバンス副大統領、それに中国の張国清副首相らも参加しました。 急速なAIの発展に警戒感も高まる中、11日「安全で開かれた透明性の高いAI」を追求するなどとした共同声明を発表しました。 声明では、開発をリードする国々と途上国などとの間にある格差を縮小する必要性も指摘していて、フランスのマクロン大統領は「技術革新が地球全体に公平に開かれていることを望む」と述べ、AIを幅広く活用できるようにする重要性を強調しました。 ただ、共同声明にはEU=ヨーロ