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思想に関するnebokegaoのブックマーク (251)

  • 『『千のプラトー』、全体主義的縮減』

    ゼミで 萱野稔人さんの『国家とはなにか』 を読んでいます。 フーコーの『監獄の誕生』を読破したので、 応用編的なものとして選択。 もう読み終わるところで、 最後のあたりの 「全体主義的縮減」を扱った章を今週読みました。 この章は萱野さんがかつて『現代思想』に そのままのタイトルで書いた論文がもとになっています。 俺はこの論文をちょうどフランスにいたとき 萱野さんにコピーしてもらって読んだのを覚えています。 あのときはすこし衝撃でしたね。 それまでの俺の常識を覆された気がしました。 元の論文がないのでそこで萱野さんがこれをどういっていたかは はっきりとは覚えていないんですが、 八〇年代以降の日の思想界における 国家の捉え方を痛切に批判した箇所があります。 (研究室にを置いてきてしまって、いま手元にないんで以下はうる覚え引用) そこで全面的に援用されているのは ドゥルーズ=ガタリの『千のプ

    『『千のプラトー』、全体主義的縮減』
  • 「反イスラム」が高まれば法規制の議論も

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    「反イスラム」が高まれば法規制の議論も
    nebokegao
    nebokegao 2015/03/23
    「むしろ宗教などは尊重しないことで、「一にして不可分」な共和国が成立すると考えている/「自由・平等・友愛」は実はかなり戦闘的なもの」
  • 仏紙襲撃事件は、強烈な普遍主義同士の衝突

    1月7日、フランスの風刺新聞「シャルリ・エブド」がイスラムの預言者ムハンマドの風刺画を掲載したことを理由にアルジェリア移民の2世の兄弟が編集部を襲撃。連続テロ事件に発展した。11日にはテロに抗議し、「表現の自由」を掲げるデモ行進にフランス全土で370万人が集結。EU(欧州連合)各国首脳らも参加した。13日にはフランスの国会で、議員達がフランス国家ラ・マルセイエーズを斉唱し、バルス首相が「テロリズム、イスラム過激派との戦争に入った」と宣言。シャルリエブド紙はその後、預言者ムハンマドの風刺画をまたも掲載。今度は、イスラム社会でこれに反発するデモや抗議集会が広がっている。 一連の事件の背景となるフランスの社会、思想と今後予想される事態について、フランス文学者の鹿島茂氏に話を聞いた。 フランス共和国の原理を理解する必要がある ――連続テロ事件は衝撃でした。一方、フランス以外の国のメディアからは、風

    仏紙襲撃事件は、強烈な普遍主義同士の衝突
    nebokegao
    nebokegao 2015/03/23
    「国家統一の家族4類型。親子関係は、同居するのか、子が独立して核家族になるのか。兄弟関係は兄弟が平等か、不平等か」
  • 北大生支援の元教授・中田考氏が語る「イスラム国」

    「イスラム国」に戦闘員として渡航計画を企てていたとして、10月6日に北海道大学の男子学生が警視庁公安部から事情聴取を受け、東京都杉並区の宿泊先などの家宅捜索を受けた。小誌は、この学生の渡航支援を行ったとして、同じく事情聴取と家宅捜索を受けた中田考氏に9月24日の段階で接触していた。9月に現地を訪れたばかりの中田氏が語る「イスラム国」とは――。 Wedge編集部(以下、――)なぜ「イスラム国」へ行ったのか。 中田 考(なかた・こう)氏 カリフメディアミクス代表取締役社長、同志社大学高等研究教育機構客員教授、イスラム学者(c)Takashi Suga 中田考氏(以下、中田)9月上旬に「イスラム国」に招かれ、シリア国内の彼らが支配する地域へ行ってきた。「(編集部注:8月にシリアでイスラム国に拘束されたとみられる)湯川遥菜氏の裁判をしたい。公正に裁きたいと思うのだが、英語も通じず、話にならないので

    北大生支援の元教授・中田考氏が語る「イスラム国」
  • 20150117【生放送】浅田彰×中沢新一×東浩紀「現代思想の使命――198919952011」 @hazuma

    高橋源一郎 @takagengen パリ解放以来の数の人々が「反テロ」のデモに立ち、約100年ぶりに議会で議員たちが国歌「ラ・マルセイエーズ」を斉唱した。フランスでは愛国が渦巻いている。テロリズムの目論見は成功したというべきだろう。彼らの望みは「愛国」の名の下に、その度合いによって人々が分断されることだったから。 東浩紀 Hiroki Azuma @hazuma これです。会場はかつてなく満員。 【日 ニコ生 1/17 19:00から生中継】浅田彰+中沢新一+東浩紀「現代思想の使命――1989/1995/2011」 @hazuma #nicoch2580193 #genroncafe nico.ms/lv203860355 ゲンロンカフェ @genroncafe 【日のイベントについて】日は当日券の用意がございません。また、客席の半分ほどは立ち見となります(席のご案内は来場順となりま

    20150117【生放送】浅田彰×中沢新一×東浩紀「現代思想の使命――198919952011」 @hazuma
  • 「ノームコア」で行こう!気張った服はダサい

    スポーツブランドのロゴが大きく入った真っ白なTシャツ。フラットなスリッポン。白いスニーカー。ストーンウォッシュ・ジーンズと真っ白なソックス。着古した大判のシャツ――。今、米国のミレニアル世代を中心に、「Normcore(ノームコア)」と呼ばれるファッション文化スタイルがじわじわと広がっている。 ノームコアとは、「ノーマル」と「ハードコア」を合わせた造語だ。派手なファッションに背を向け、着心地がよく、カジュアルでシンプル、質素であることを追求する。人との違いよりも、人と同じであるという「同一性」をよしとし、「究極の普通」であることを楽しむスタイルだ。 同一性を受け入れるのがクール ファッションが限りなくシンプルに近づけば、おのずと人の中身や個性が浮かび上がる。洋服に個性を語らせるのではなく、その人自身にフォーカスしようとする消費者心理の表れだと分析するのは、小売業界で約30年のキャリアを

    「ノームコア」で行こう!気張った服はダサい
    nebokegao
    nebokegao 2015/01/04
    「ノームコアとは、「ノーマル」と「ハードコア」を合わせた造語。人との違いよりも、人と同じであるという「同一性」をよしとし、「究極の普通」であることを楽しむスタイル」
  • なぜ、ポエムで組織はカルト化するのか〜2014年の振り返り(3)

    いつも時代の3年先というか、みんなが気がつく頃には自分の関心は薄れているようなことにアンテナを張って生きているのだけど、今年話題になったものでいうと、いわゆる「ポエム化」の話かなと思う。ブラック労働とポエムの相性がいいというのは、自分的には周知の事実だと思っていたし、だからこそクロ現の企画も受け入れられたのだと思うけれど、それにしてもあらためて映像化されて驚いたという人も多かったのだろうか。 いまの勤め先に入ってから、学生たちの関心もあって、それまで格的に手を付けてはいなかった消費社会研究に取り組むことになったのだけど、そこで見えてきたものの中には、たとえば再魔術化やディズニー化といったショッピングモール論につながる話や、以前の自分の研究とつながる話なんかと並んで、『サブカル・ニッポンの新自由主義』で扱ったサービス労働と若者の自己意識の話の延長になる、「感情労働」などの現代的なサービスの

    なぜ、ポエムで組織はカルト化するのか〜2014年の振り返り(3)
    nebokegao
    nebokegao 2014/12/29
    「「社会を変えるよりは自分を変えるほうが楽」ということで、「辛いのは自分の見方に問題があるから」と思い込むわけだ。これが結果的に社会の問題を温存してしまう」
  • ふたつの人間関係原理の幸せな「総合」──旧リベラル派の「社会契約」という「ゴマカシ」/松尾匡:連載『リスク・責任・決定、そして自由!』 - SYNODOS

    ふたつの人間関係原理の幸せな「総合」──旧リベラル派の「社会契約」という「ゴマカシ」 松尾匡:連載『リスク・責任・決定、そして自由!』 経済 #リスク・責任・決定、そして自由!#ケインズの逆襲、ハイエクの慧眼 今回の記事は、10月下旬にお読みいただく予定でしたが、ここまで執筆が遅れてしまいましたことをお詫びいたします。 言い訳がてらになりますが、この連載の第1回から第8回までの記事に加筆修正したものが、このほどPHP研究所さんから出版のはこびとなりました。なんとか無事仕上がりましたのも、読者のみなさんからのご激励、ご批判の賜物と思っております。当にありがとうございます。 PHP新書で、『ケインズの逆襲、ハイエクの慧眼──巨人たちは経済政策の混迷を解く鍵をすでに知っていた』というタイトルをつけていただきました。この数日のうちにはご入手いただけますので、どうかよろしくお願いします。 シノドス

    ふたつの人間関係原理の幸せな「総合」──旧リベラル派の「社会契約」という「ゴマカシ」/松尾匡:連載『リスク・責任・決定、そして自由!』 - SYNODOS
  • 奴隷制がダメである8つの理由 - 学者たちを駁して

    古代ローマの不自由な労働 人間は労働する動物だ。そして、自分の労働力を自分のために利用するのは、現代では当たり前のことだ。でも、それがまったく当たり前じゃない社会がかつてはあった。古代の奴隷制社会のことである。 奴隷は、自分の「労働力」を自分のために利用することができない。自分のために働くことができない奴隷の「労働力」は、彼を「購入」し、「所有」する者のためだけに利用される。共和制末期のローマは、まさにそういう奴隷たちの「不自由な」労働を基盤にした社会だったし、少なくとも法律の上では「自由人」の労働が優勢だった帝政期のローマでさえ、奴隷労働はけっして無視できない比重を占めていた。 一人の人間を扶養する費用がそれほどかからない社会、“安い”値段をつけられた人間がそこら中にあふれている社会では、物ばかりか人間(奴隷)までもが商取引の対象になる。奴隷は、自分で歩くことができるので、物と比べて運ぶ

    奴隷制がダメである8つの理由 - 学者たちを駁して
    nebokegao
    nebokegao 2014/11/23
    「奴隷の自益心欠如こそが、いかなる技術上の進歩…集約化…質的向上をも、阻害した/資本主義の発達を、ただ単に物的資本の蓄積のみから出発しては説明することはできない(ウェーバー)」
  • ウィトゲンシュタインは究極のミニマリストか /「ウィトゲンシュタインの建築」 - アーキペラゴを探して

    1. ウィトゲンシュタインの建築とは 90年代後半には閉店していたと思うが、西部美術館の横に「アール・ヴィヴァン」というアート系書店があり、アール・ヴィヴァン叢書というB4版の冊子を出していた。各冊子は決まったアーティストやムーブメントを特集し、16号は『ウィトゲンシュタインの建築』だった。 アール ヴィヴァン16号 特集:ウィトゲンシュタインの建築 「語り得ぬものについては沈黙しなければならない」というウィトゲンシュタインの命題はあまりにも有名である。この言葉が含まれる『論理哲学論考』の草稿は、第一次世界大戦に従軍しながら書かれたと言われている。 ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン - Wikipedia この冊子は、ウィトゲンシュタインが設計した実姉の家(ストロンボウ邸)について書かれた内容である。著者はバーナード・レイトナー。日語訳は建築家の磯崎新氏。表紙に書かれている説明の引用。

    ウィトゲンシュタインは究極のミニマリストか /「ウィトゲンシュタインの建築」 - アーキペラゴを探して
    nebokegao
    nebokegao 2014/11/22
    「Less is More/世界の突き詰め is  幸せに生きること」
  • 北欧デザインをどう認識するべきか - アーキペラゴを探して

    アジアを旅するものからすれば、ヨーロッパは遠い。北欧となると更に遠く思える。しかし、インターネットのおかげで、北欧の話題であっても近くのことのように聞こえる。10月初旬に発表されたノルウェーの新紙幣がネットで話題になっていた。 CNN.co.jp : ノルウェーの「芸術的」な新紙幣、17年から利用開始 1:ノルウェーの新紙幣は斬新か奇抜か ピクセルデザインの新クローネが、斬新でカッコいいという記事もあれば、奇抜すぎるというスレッドもある。 【未来キタ】ノルウェーの新紙幣の「デザインが斬新すぎる」と世界驚嘆、なんとピクセルデザインが採用:DDN JAPAN 海外「この発想はなかった…」ノルウェーの新紙幣のデザインが奇抜すぎると世界で話題に | CuRAZY 外国人「ノルウェーの新紙幣デザインが世界最悪の奇抜さなんだが・・・」 【海外の反応】 : 海外の万国反応記 「芸術的」・「斬新」・「奇抜

    北欧デザインをどう認識するべきか - アーキペラゴを探して
    nebokegao
    nebokegao 2014/11/22
    「極論を言ってしまうと、北欧デザインとは光に対する感性の違い。日照時間が短い国ならではの。家具も曲面を多用して、光が柔らかく見えるようにデザイン」
  • 異物が排除される社会の再編集は可能か - アーキペラゴを探して

    1.消え去った異物、妖怪たちの展覧会 現在、妖怪幻獣百物語という展覧会を大阪でやっていて、二部構成の展示になっている。第1章が「妖怪世界へのいざない」ということで、室町からはじまる百鬼夜行の絵巻や江戸期の妖怪錦絵がふんだんに見れる。第2章は「幻獣 河童や人魚たちの世界」ということで、烏天狗や人魚、鬼、件*1 他、数々の幻獣ミイラが確認できる。 <妖怪展>妖怪幻獣百物語 妖怪幻獣百物語 | Facebook 展示物の多くは、妖怪資料の収集家・研究家として有名な湯豪一氏のコレクションである。百鬼夜行、頼光と土蜘蛛、頼政と鵺の版画など、日人の構図力、造形力が、息をのむほど素晴らしい。鬼太郎、ポケモン、モンハン、モンスト、妖怪ウォッチ、現代まで脈々と続く妖怪ワールド。この展覧会で、妖怪市場がしばらく枯渇しないだけのリソースが充分にあることが分った。 湯豪一氏のコレクションは、『今昔妖怪大鑑

    異物が排除される社会の再編集は可能か - アーキペラゴを探して
    nebokegao
    nebokegao 2014/11/22
    「妖怪が撲滅され、幽霊が生き残る/私たちが想像し、創造する幽霊は、近代的自我観や「私」の産物かもしれません」
  • 【沖縄県知事選】「ネット右翼」はなぜ沖縄の米軍を擁護するのか?(古谷経衡)|ポリタス 「沖縄県知事選2014」から考える

    11月16日に投開票を控えた沖縄県知事選は、普天間飛行場の辺野古への移設に反対する翁長雄志氏(前那覇市長)と容認派の仲井真弘多氏(現職)の接戦となっている。 そんな中、「ネット上で右派的、国粋主義的な言動を行う人々」=通称「ネット右翼(「ネット保守」とも呼ばれる)」界隈では、基地移設容認を掲げる仲井真氏への支持が圧倒的に強い。 彼らは、沖縄における反基地運動や集会を「反日左翼の仕業である」として、強い呪詛の対象として捉えている。加えて沖縄の米軍を「日を護る存在」として捉え、在沖の米兵を悪者のように言うのは、「反日だ」と罵っている。 インターネット空間の中では、翁長氏に対する中傷も百花繚乱である。曰く「氏は支那(中国)から支援を受けている」「氏が知事になれば沖縄が中国に占領される」云々である。「ネット右翼」がこのように時として過激な「反基地」「反米軍」への敵意を剥き出しにするのはなぜか。

    【沖縄県知事選】「ネット右翼」はなぜ沖縄の米軍を擁護するのか?(古谷経衡)|ポリタス 「沖縄県知事選2014」から考える
    nebokegao
    nebokegao 2014/11/15
    「「保守」に寄生する「ネット右翼」/本土の保守は「親米保守」にこだわるあまり、そうした沖縄の「ナショナリズム」を蔑視し、侮っている」
  • 自由主義者の「イスラーム国」論・再び~異なる規範を持った他者を理解するとはどういうことか - 中東・イスラーム学の風姿花伝

    近代民主制の自由社会において基中の基の部分について、よく整理された考察だと思い、大変興味深く読ませて頂きました。 また日では、それが批判的な文脈にせよ、そうでないにせよ、イスラーム思想や中田考の主張に対する誤解は非常に多いです。そんな中で、それらに対する理解・考察も可能な限り正確な点も貴重だと思います。 決定的に異なる他者をどう理解し、自由主義社会内では、その存在について、具体的に何を尊重して、何を批判しても許され、何を守らせなくてはいけないのか、そしてそれが自由主義国家圏の外と関係してきた場合どうすべきか、これから私達日人は考え、よく分かっておく必要があるでしょう。

  • 形態は機能に従う – イディア:情報デザインと情報アーキテクチャ

    「形態は機能に従う(Form Follows Function)」という言葉はデザインをする際、またデザインを評価する際に用いられる。この言葉の来の意味と、現代における適切な扱い方を探る。 「形態は機能に従う」の歴史と周辺 「形態は機能に従う」という言葉は、19世紀の生物学から生まれたと言われている。生物が生涯の間に身につけた形質(獲得形質)が子孫に伝わるとした、「用不用説」がその源流とされる。 17世紀、カルロ・ロドリ(フランチェスコ会修道士・イタリア)らは素朴合理主義的建築理論を提唱した。ロドリは「材料の質を最も活かすような形態が望ましい」と考えた。当時、この理論を実践することはできなかったが、近代以降の新しい材料(鉄やコンクリートなど)を扱う際に生かされた。 19世紀にホレーショ・グリーノウ(彫刻家・アメリカ)は「美は機能の約束である」と考え、後の「機能主義」の登場を予見した。

    形態は機能に従う – イディア:情報デザインと情報アーキテクチャ
  • 象徴交換の死、死の象徴交換 ――ジャン・ボードリヤール『象徴交換と死』について - 鳥籠ノ砂

    ジャン・ボードリヤール『象徴交換と死』(1976)はタイトルが示すとおり、象徴交換の概念と死の概念について説明するものである。象徴交換とは、何らかの商品を現実的な物質として交換することではなく、言わば象徴的な記号として交換することを意味している。そして現代における死は、大量消費社会において交換されうる象徴的な記号のひとつであるとともに、かかる大量消費社会そのものに反乱を起こしうる可能性になりつつあるだろう。結論を先に述べてしまえば、象徴交換の死は「死の象徴交換」においてこそ可能なのである。 ジャン・ボードリヤール『象徴交換と死』は最初に、従来の通俗的共産主義と通俗的資主義に共通する生産中心主義の理論を批判している。生産中心主義の理論とは、商品の価値を使用価値と付加価値に区別した上で、付加価値の発生を生産過程から説明しようとする理論のことである。すなわちある商品が高価であるのは、まずその商

    象徴交換の死、死の象徴交換 ――ジャン・ボードリヤール『象徴交換と死』について - 鳥籠ノ砂
    nebokegao
    nebokegao 2014/10/20
    「交換様式のもとで全世界・全時代を普遍的に把握すること、そしてそこから大量消費社会に抵抗する術を探ること/特に重要なのは「死の象徴交換」」
  • 2014年09月27日Part4「別のしかたで弱いつながりを読み、ウェブ社会のゆくえを考える」 (文化系トークラジオ Life)

  • 断片的なものの社会学 第8回「笑いと自由」

    岸 政彦 第8回「笑いと自由」 ブログで2013年末から1年間にわたって連載していた『断片的なものの社会学』が、このたび書籍になります。2015年6月はじめから書店店頭に並ぶ予定です。これまで連載を読んでくださってありがとうございました。書き下ろし4に、『新潮』および『早稲田文学』掲載のエッセイを加えて1冊になります。どうぞよろしくお願いいたします!(編集部) 先日、ある地方議会で、男性議員からの、女性議員に対するとても深刻なセクハラヤジがあり、メディアでも大きく取り上げられて問題になっていたが、そのとき印象的だったのは、ヤジを飛ばされているちょうどそのとき、その女性議員がかすかに笑ったことだった。 あの笑いはいったい何だろうと考えている。 *  *  * 仕事でも、あるいは個人的にも、いろんな人たちとお付き合いがあり、なかでも自分の研究や教育、社会活動の関係で、いわゆるマイノリティと

    断片的なものの社会学 第8回「笑いと自由」
    nebokegao
    nebokegao 2014/10/09
    「私たちは、人生のなかでどうしても折り合いのつかないことを、笑ってやりすごすことができる/人が自由である、ということは、選択肢がたくさんあるとか、可能性がたくさんあるとか、そういうことではない」
  • 「ちょうどいい責任」だけを背負えない社会で - 泣きやむまで 泣くといい

    自閉症連続体の時代 作者: 立岩真也出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2014/08/26メディア: 単行この商品を含むブログ (6件) を見る 一読した後に「自分にとってはそれほどインパクトのある内容ではない」と思ったのだが、いくつかのニュースと世間の反応を見て、やはり意義があるなのだと思いなおした。けっこう時間が経ってしまったのでタイムリーとは言えないけれど、書き留めておきたい。 もう数週間前のことになるだろうか。視覚障害をもつ高校生が白杖につまづいた中年男性に蹴られる事件が起きた。世間の反応は「なんてひどいことを」であった。少しして「蹴られる方にも非がある」という声があがりはじめた。すぐにそのような声に対する批判もまた巻き起こった。 そこに、どうやら犯人がわかった、という報道がなされる。知的障害の男性だったと言う。そして、その後の報道はあまりなされなくなったような印象もある

    「ちょうどいい責任」だけを背負えない社会で - 泣きやむまで 泣くといい
    nebokegao
    nebokegao 2014/09/30
    「私たちは近代社会の「たてまえ」として要求されている分よりも大きな責任を負っている。自己責任でないものについても自分に降りかかってくるのが、この社会の実際のところなのである」
  • なぜ6時に帰れないのは「悪い父さん」なのか -豊かな質素ライフ「欧州流・幸せ哲学」【3】

    どうやらヨーロッパ人にとっては、仕事よりも家族とのごく普通の暮らしのほうが大切なのだ。 堀内都喜子さんによれば、人間関係が比較的ドライで、ラテン系の人から「冷たい奴ら」といわれるフィンランドの人々も、夕時や週末は当たり前のように家族と一緒に過ごすという。 「フィンランド人は、オンとオフの切り替えがはっきりしています。就業時間は仕事に集中しますが、仕事が引けたらまっすぐに家へ帰り、5時ごろには夕をとります。そのあと、オープンカレッジで勉強したり、地域の活動に参加したりするのです」 一般にフィンランド企業の勤務時間は朝8時から夕方4時15分まで。その間、30分から45分の昼休みと、10分から15分のコーヒーブレーク(2回)が認められている。そして残業はない。 実は堀内さんも都内のフィンランド企業に勤めている。終業後、港区のオフィスから編集部を訪ねてきてくれた。 「残業をするときは会社の特別

    なぜ6時に帰れないのは「悪い父さん」なのか -豊かな質素ライフ「欧州流・幸せ哲学」【3】
    nebokegao
    nebokegao 2014/09/30
    「ヨーロッパ人の少々わざとらしい家族志向は、「個人主義が行き着いた果てに再発見されたもの」」