「軍艦島」の名で知られ、30年余り無人となっている長崎市高島町の端島への上陸ツアーの募集を旅行会社「近畿日本ツーリスト」(東京都千代田区)が27日、始めた。4月下旬に一部が一般公開されるのを前に、NPO法人「軍艦島を世界遺産にする会」などの協力を得て企画した。島を周囲から眺める遊覧船はあったが、閉山後に上陸ツアーが発売されるのは初めて。 端島は南北480メートル、東西160メートル。1890年に三菱が採炭を開始し、1916年に日本初の鉄筋アパートが建設され、最盛期には約5200人が暮らす“海上都市”だった。エネルギー転換により石炭の需要が減少し、74年1月に閉山。以後は上陸禁止の無人島となっていた。「世界文化遺産」候補として政府が記載する「暫定リスト」に挙げられている。 同島は、長崎市条例により天候や安全基準を満たさないと上陸できないなどの条件があり、同法人の坂本道徳理事がガイドとして
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