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2010年11月19日、hiromiyoshii roppongiにて第4回トークイベントが開催されました。 今回のゲストは、カオス*ラウンジの黒瀬陽平さん、破滅クルーの皆さんです。 本展キュレーターTEAM ROUNDABOUTの藤村より開催の挨拶と「カオス*ハウス プロジェクト」の解説 破滅クルーの皆さんに「カオス*ハウス プロジェクト」に参加した感想を頂きました 都市や住宅について様々な意見が提案されました 実際の会場だけでなくtwitter上でも議論が盛り上がりました 最後に「カオス*ハウス プロジェクト」恒例の記念撮影。 皆様ありがとうございました。 明日はいよいよトークイベント最終回です。 是非会場にて御覧ください! どうぞよろしくお願い致します。 <展覧会概要> ■名称:After Action Report of CITY 2.0 ■趣旨:「CIT
この度、過日終了致しました「CITY2.0展」の報告展として、六本木のhiromiyoshii roppongiにおきまして、展覧会「After Action Report of CITY 2.0」を開催させて頂く運びとなりました。 「海市2.0」プロジェクトを始め、「CITY 2.0」展の会期中作製した模型・ドローイングは会期終盤の10/23に最終バージョンが完成致しましたので、より多くの方々に成果物をご覧頂きたく、1週間という短い会期ではございますが、ご高覧頂ければ幸いです。 15日(月)20:00より、オープニング・レセプションを開催致します。 また、会期中同会場にて連日トークイベントを企画しております。 磯崎新さん、浅田彰さんほか、豪華ゲストにご登壇頂きます。 以下、概要です。 * <展覧会概要> ■名称:AFTER ACTION REPORT of CITY 2.
2010年10月23日、カオス*ハウスプロジェクト第5回設計ミーティングが行われました。 今回はえせはらさんという現役ホームレスの方が参加され、「ハウス」から「都市」へと接続がなされました。 【回遊性・廊下性】 ・リビングではいろいろな場所から出入りできるようになっているが、黒瀬ワンルームと破滅カプセルの部屋に人の流れがない。ワンルームを解体して、回遊するような導線を作れないか。 ・破滅カプセルとワンルームの位置を交換して、破滅カプセルを破滅リビングと連続させてはどうか。 【ホームレスのホーム】 ・ホームレスにホームが出来てしまうと、ホームレスとしてのアイデンティティが無くなってしまうのではないか。 ・家の中が中央公園のようになっていれば、アイデンティティを失わずに住める。 ・ホームレスにとって一番必要なのは、物を隠す場所。行政や清掃業者に見つからない場所に物を隠す。 ・
石上純也「雨を建てる」(展覧会「建築のあたらしい大きさをつくる」豊田市美術館) 撮影;高木康広 石上純也さんは、建築家として、先鋭的な作品を発表し続けている。そこに一貫するテーマは、「全体形がないこと」「固定しないこと」「設計者の意図を超えている」ことなどであり、それはかつて1960年代に建築家が問題にしていたことと共通する部分もある。1960年代の建築家たちは「都市」をアナロジーの対象にしていたのに対し、石上さんは「気象」や「自然」を用いる。ここでは、その問題をフックにして1960年代の建築家の行方を参照しつつ、今後の建築家像を討議した。 聞き手=藤村龍至 バーチャルなオブジェクトにみえるものが、ダウンロードされている 藤村:石上さんは「建築と森」とか「シェルターと環境」とか「人工と自然」とか「建築と庭」とか、いろんな対立軸で建築を何かと比較をされていましたが、共通する枠組みのよ
2010年10月16日、カオス*ハウスプロジェクト第4回設計ミーティングが行われました。 前回の打ち合わせを受け、閉じた場所が増え、複雑さが増してきました。 分化してきた個々のスペースについて、より内容を深める方向で打ち合わせが進みます。 「カオス*ハウス プロジェクト」ミーティング風景 【自動化】 ・エンジニアは、機械ができることを機械にやらせる。何か、自動化されたような部分が欲しい。 ・ベルトコンベアーで人が移動したり、ゴミを排出するのはどうか。ギークハウスでは、寝ている人で足の踏み場が無いことがあるので、寝ていて邪魔な人も排出できる。 ・壁が回転したるするのはどうか。カオスの作品を屋外に向けて回転できるようにしてはどうか。 ・黒瀬ワンルームの壁を移動式にして、家賃が延滞するとだんだん狭くできるようにしてはどうか。 ・ボタンを押すと、何かできるのが良い。 【ホーム
梅沢和木「テラストラクチャー・オブ・クイアパイン」(AAR6月号インタビュー掲載) 画像提供:TEAM ROUNDABOUT 大量の情報をどう処理するか 藤村:なるほど。ただ、ネットを観測したい、構造を持ち込みたいというのは1960年代の建築家たちが「都市」に対していっていたことととても似ていると思うんですね。当時は建築を使って都市を構造的に理解する関係だった。今はリアルな空間を使ってネットの空間を整理するという感じでしょうか。 ただ、椹木さんの論文だと、カーンがスタティックなシェイプを構築していくのに対し、磯崎さんはフォームに徹することでカオスを引きうけるんだという対立にメディアアートと「カオス*ラウンジ」がそれぞれ対比されている。その指摘についてはどう思いますか。 黒瀬:椹木さんは破滅*ラウンジについて、重要なのは目に見えるシェイプ(作品)ではなくて、それを規定している見えない
2010年10月9日、カオス*ハウスプロジェクト第三回設計ミィーティングを行いました。 新たに発生したワンルームや、カオス、破滅の両ラウンジの関係、外部との接続について、ゼロ年代・80年代・60年代のボキャブラリーが交錯しつつ、波乱の議論が交わされます。 第3回「カオス*ハウス プロジェクト」設計ミーティング風景 【ホワイトボード】 ・ ギークはホワイトボードで設計する。職場にも至る所にホワイトボードがある。 ・ 破滅ラウンジは、壁が全部ホワイトボードでも良い。できるだけホワイトボードを増やして欲しい。 ・ 破滅ラウンジは、窓よりも壁にした方が物を貼れるので良い。 ・ カオスラウンジにもホワイトボードが必要 【住人が倍になる】 ・ 今は6人の設定だが、ギークハウスは実際の住人が倍になるのが普通。 ・ +6人が最低限寝れるようにして欲しい。 ・ 良い音質のビートマニア用
【重要なお知らせ】SNSサービス終了について 2018.03.28 コラムを更新しました 日本建築片々を更新しました 日本建築片々と日本建築片々からを 更新しました アートアンドアーキテクチャー 日本文化芸術建築版をリニューアル この3月11日で、東日本大震災から3年が過ぎました。いまだに福島原子力発電所の事故は収束したとは言えず、全国の避難者等の数は約26万7千人(2月13日現在、復興庁調べ)にのぼります。私たちは、この3年間で何を学び、これからどのような未来を創ろうとしているのでしょうか。私の文化財、文化に対する考え方を知って頂くとともに、東日本大震災の教訓を忘れないために、大震災から一か月後に書いた『日本の国宝建築が知りたい』の「あとがき」を再録します。 日本建築の基礎 #01 堂(寺院) #02 社(神社) #03 殿屋(住居) #04 門・塔
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「カオス*ハウス・プロジェクト」ミーティング風景 (「CITY 2.0」展) 画像提供:TEAM ROUNDABOUT 「カオス*ラウンジ」はネットの中の「絵師」と呼ばれる絵を描く人たちと、「ギーク」と呼ばれるエンジニアたちからなる現代美術のアーティストのグループである。彼らが想像力を共有した状態を武器に、アート活動を行い注目されているのは周知の事実である。ここでは、同グループのキュレーターである黒瀬陽平氏に、彼らの活動のルーツ、レファランス、可能性などを伺うことにした。 聞き手=藤村龍至 寺山修司と、匿名的な想像力 黒瀬:4月の「カオス*ラウンジ」と5月の「破滅*ラウンジ」で、ぼくたちが提示したい表現の原型は示せたとは思います。 ただ、「カオス*ラウンジ」がギャラリーで絵画を展示したのに対し、「破滅*ラウンジ」が制度的な展示空間を否定した、という単純なカウンターの構図で捉えられ
カオス*ハウスプロジェクト第2回ミーティング風景 カオス*ハウス プロジェクト始まりました。 このプロジェクトは、今年5月、黒瀬陽平さんのキュレーションによる「破滅ラウンジ・再生ラウンジ」に出展された「ギーク」達と、カオス*ラウンジの皆さんが住む家を設計することによって、アーキテクチャー時代の身体感覚を可視化することを目指すものです。 「破滅ラウンジ」は、自然発生的な環境に見えたので、そもそも「設計ミーティング」なるものが成立するのかどうか不安でしたが、ギークの皆さんが現在お住まいの「ギークハウス」のヒアリングを含め、興味深いミーティングになったと思います。以下、設計に関わる主な部分をまとめてみましたが、「おやつ神社」、「1家に1ニート」、「家なんてダセェ」発言等々、ここにはまとめきれない、面白い話が沢山ありましたので、後々どこかで文字化できればと思います。 【シェアリング】 ・「ギークハ
TEAM ROUNDABOUTは磯崎新氏とコラボレートし、「海市」(1997)の進化形「海市2.0」をプロデュースするほか、高橋コレクションでの展示も記憶に新しいカオス*ラウンジとのコラボレーションも展開致します。 磯崎新+TEAM ROUNDABOUT「海市2.0」 提供:藤村龍至建築設計事務所 現在、清澄白河にて開催中の展覧会「超都市からの建築家たち」に出展中の建築家の皆様に参加頂き、下記日程にてワークショップを開催し、会場にて「海市2.0」の模型の制作と、「海市2.0マンガ」の制作を行ないます。 また、カオス*ハウスプロジェクトのミーティングルームでは、カオス*ラウンジのメンバーとTEAM ROUNDABOUTの設計ミーティングを行ないます。 【9/23(木・祝)】10:00-12:00 海市2.1模型製作+マンガ制作 (2.1アイディア提案 乾久美子、松岡聡田村裕希、森田
2010年11月20日、第5回トークイベントが開催されました。 トークイベントも今回で最終回となります。 今回のゲストは、五十嵐太郎さん、南後由和さん、長谷川豪さん、吉村靖孝さんです。 左から南後由和さん、五十嵐太郎さん、吉村靖孝さん、長谷川豪さん、本展キュレーターTEAM ROUNDAOUTの藤村龍至 長谷川豪さん、吉村靖孝さんには「海市2.0」への提案者として参加した感想を戴きました 五十嵐太郎さん、南後由和さんより「CITY 2.0」展についての感想を戴き、1997年の「海市」展との比較など議論が展開されました。 トークイベント終盤、観客の皆さんからの質問でさらに議論が盛り上がりました イベント終了後、会場にて記念撮影 今回をもちましてトークイベントは全5回を終了しました。 また本日をもちまして「After Action Report of CITY 2.0」展の会期は無事終了致しま
alp 提供:平田晃久建築設計事務所 著書「animated(発想の視点)」(2009|グラフィック社)や共著「20XX年の建築原理へ」(2009|INAX出版)などで、“生命のような建築”について記している平田晃久氏。子どもの頃から生物に強い関心を持ち、伊東豊雄建築設計事務所から独立して5年、ひだの反復や山の稜線といった自然界のモチーフが作品をヒントとする作品も多い。平田氏の言う“生命のような”とは具体的にどのような状態を指すのだろう。また平田氏が提唱する建築はなぜ発想され、私たちにどのような影響を与えうるだろう。抽象的な理解となりがちな比喩の内容をさらに掘り下げる。 聞き手=田中元子 (mosaki) 田中:平田さんは生物と建築どちらの分野に進もうか迷われたほど、以前から生物への関心が大きかったと伺っています。現在建築家として活動される中で、生物の分野から特に「ひだ」と「宿りしろ
filmachine (YCAM 2006) 提供:池上高志 池上高志氏は、「生命とは何か」をテーマに科学者として研究を行いつつ、アーティストとしても活動を展開している。かつての科学は自然現象を対象に実験を行っていたが、人工的な現象をまずデザインし、それをもとに実験を行う複雑系科学を追求する池上氏にとって、アートの果たす役割とは何か。 聞き手=藤村龍至 アフォーダンスをねじる荒川建築 藤村:昨年の12月に李さんと3人で議論させて頂いたときに、池上さんが荒川さんの住宅について語っておられたのが印象的でした。実際に荒川さんとの対談もされていたと思います。具体的に荒川さんの建築のどこに可能性を見ていらっしゃったのでしょうか。 池上:「居心地が悪い」ということが建築にとって大事なんじゃないか、ってことでしょうか。「居心地が良い」というのは自分の持っている身体性や時間、空間の知覚に対してマ
手塚治虫氏の生命性をテーマとしたマンガ 第1信:松島>稲葉 今回、mashcomixで現代表現を模索するマンガ「作者」であり、且つヘビーな週刊マンガ「読者」でもある稲葉さんに、生命をテーマにしたマンガ、そして何か「生命性」と言うべきものを感じるマンガに注目しながら、マンガ表現の現在についてお聞きするとともに、いまマンガ界で「生命」というテーマに対してどのような意識が芽生えているのかについて議論させていただきたいと思います。 生命をテーマにしたマンガと言えば、何と言っても手塚治虫氏の一連の著作が挙げられると思います。『火の鳥』では輪廻転生をベースとして宗教と政治のなかで揺れる生命を描き、『ブラックジャック』では医師の倫理と社会における生命の問題を描き、そして未完の絶作である『ネオ・ファウスト』では人工生命体: 「ホムンクルス」を作ることを目的とした男の生涯を描こうとしています。 一
August 2010 特集:アートとしての生命 Introduction 藤村龍至「「生命」というテ... Cover Interview 池上高志「構造としてのアー... Interview 平田晃久「生命のような建築... Text 市川紘司 「生命のような建築... Mail Dialogue 稲葉大明 「マンガのなかの生... After talk 山崎泰寛「生命が考える」 第11回 ヴェネツィア・ビエンナーレ建築展日本館 (撮影:五十嵐太郎) およそ10年前、すなわち世紀の変わり目に、筆者は、村上隆が提唱し、東浩紀が奥行きを与えたスーパーフラットの概念と建築論を接続させた。もう少し正確に言えば、これを新しいライフ・スタイルのトレンドとして仕掛けた博報堂の雑誌によるスーパーフラット特集において、筆者が「建築・都市計画におけるスーパーフラットとは何か」(『広告』2000年1/2
とうもろこし畑 提供:中村竜治建築設計事務所 東京国立近代美術館で行われている展覧会「建築はどこにあるの?7つのインスタレーション」展で発表された「とうもろこし畑」は、足下に向かって少しずつ太さを増して行く繊細なエレメントのデザインと、レーザーカットされたジグザグ状の繊細な部材を丁寧に折り曲げた上で、それら同士を点付け接着させていくという膨大な作業量によって実現され、衝撃を与えた。ここでは、中村氏に、今回のインスタレーションに至るまでの思考のプロセスを振り返ってもらうことで、中村氏の空間概念やその背景となる問題意識を呼び起こしたい。 聞き手=藤村龍至 「とうもろこし畑」の反響 藤村:まずは「とうもろこし畑」のことからお伺いしたいと思います。いろいろな反響があったかと思いますが、中村さんとしてはどのような手応えを感じましたか。 中村:「綺麗」という反応と、「大変だったね」という反応
以前日本で勤務していた頃によく耳にしたのは「なぜ3Dなのか」という質問でした。それに対して私は、BIM(その頃は「バーチャルビルディング」と呼んでいた)の利点を説明していました。今ではそのような質問はほとんど耳にしませんが、その代わりに「BIMの正しい使い方は?」と質問されます。しかし「正しい」使い方など本当にあるのでしょうか。 「BIMドリーム」と言われますが、それは整合性の取れた設計図書、構造データ、正確な数量、そしてパース画像が、一つの建物モデルから作成できることを意味します。面白いことに、このコンセプトの利点を理解された方は「全てをすぐに手に入れたい」という衝動に駆られるようです。結局のところ、BIMアプリケーションを購入する理由はここにあるのでしょう。そして、BIMを手に入れると、クリスマスツリーに集まる子供の様な気持ちになります。新しいおもちゃに興奮し全てのおもちゃで同時に遊
1.診断→予測→提案型リサーチの復権 1960年代には丹下健三、地理学者の木内信蔵らが日本地域開発センターを主導した。70年代にはCDIやNIRAなどのシンクタンクの創設が相次ぎ、黒川紀章が社会工学研究所を率いるなど、都市のマクロ的リサーチが隆盛した。なかでも日本地域開発センターは、国土計画、地域経済、交通・人口量調査などの統計データを駆使し、それらのデータをアイソタイプなどによってヴィジュアル化した。そのことにより、都市の全体的な構造を浮かび上がらせ、共有可能なものにし、政策提言へと結びつけていった *1。 その後、80年代は江戸-東京論ブームのもと、記号論、現象学、カオス肯定論を通じた、コンテクストの読み込み、表層や断片の類型化、街路における経験の記述など、都市のミクロ的リサーチが進んだ。具体的には、陣内秀信の『東京の空間人類学』や藤森照信らの路上観察学会の仕事などを挙げることがで
photo : 新津保建秀 複雑系科学を提唱する科学者池上高志氏やバンド「相対性理論」とのコラボレーションを行い、現在の音楽をとりまく様々な領域との関係のなかで旺盛な活動を展開する渋谷慶一郎氏は、自身の音楽レーベルATAKを主宰することでも知られる。データ配信がいよいよ本格化し、音楽制作を取り巻くメディア環境が激変するなかで、この音楽家の問題意識はどこへ向かうのか。 聞き手=藤村龍至 池上高志さんとのコラボレーションのきっかけ 藤村:今日は渋谷さんの音楽の創作に対する姿勢や、創作環境に対する意識を伺いたいと思っています。2005年から科学者の池上高志さんとコラボレーションを開始され、「第三項音楽」を提唱、発表されていますが、きっかけはどのようなものだったのでしょうか。 渋谷:僕が彼の本をもともと2003年くらいに読んでいたんですよね。あと、GAS BOOKというところからカールス
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