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衆院選
akisute.com
Parse.comのCloud Codeを触っていてハマった点や気づきにくい仕様を列挙させて頂きます。 ■Parse.Cloud.useMasterKeyを呼び出すことで特権ユーザー権限になれるCloud Code上でACLによるアクセス制限を無視して現在のrequest.userとは関係なしにデータを操作したいということが多々あるかと思います。そのような場合は以下のようにリクエスト処理の先頭でParse.Cloud.useMasterKeyメソッドを呼び出してください。 useMasterKeyの効果は呼び出された瞬間からリクエストが終了するまで有効です。 ■Parse.Cloud.beforeSaveやParse.Cloud.afterSaveはData Browserから直接Rowを追加した場合にも呼び出されるこれは意外とハマりどころです。例えばData BrowserからUserを
1年ほど前にモバイルアプリのバックエンド(Web API)に特化したサービスのまとめというBaaSサービスについて非常に丁寧にまとめた記事が公開されていたのをつい最近知ったのですが、公開から1年が経ちBaaSサービス周りも統合再編が起きているようなので誠に勝手ながら2013年版を引き継いて書いてみようかと思います。 まずBaaSについて基本的なところはlaisoさんの元記事が素晴らしく良くまとめてくださっていますのでそちらを参照してください。 2013/05/16追記: こちらのSlideshareにも2013年現在のBaaSサービスを取り巻く状況が非常に丁寧にまとめられていますので、オススメです。 2013年のトレンド まずは元記事で上がっていたBaaSサービスの名前を片っ端からGoogleトレンドに突っ込んでみて人気度を評価してみました。その他、2013年になって登場してきたサービスが
いまさらですがBaaS (Backend as a Service) が来てるらしいですので、とりあえずParse.comに手を出してみました。 ■良かった所 クライアント側の実装が楽で安定しています。デバッグログも充実しており、Parseが原因でクラッシュするということもなく、特に悩まされるところはありませんでした。 料金がとにかく安いです。個人で使うぶんには全く問題ないかなと思います。 ■イマイチだった所 サーバーがUSなせいもあってそれほどレスポンスはよくありません。 セキュリティモデルをまじめに構築しようとするとかなり面倒くさいです。 Cloud Codeに山ほどハマりどころがあります。詳しくは別記事で。 バッチ(定期実行)に相当するものがありません。自宅のPCをから毎晩のタスクを定期実行するとかそういう悲しい方法で回避するしかありません。 Dev版と製品版で同じバックエンドを使う
先日ニフティさんが主催されたエンジニアサポートCROSS 2013におじゃまさせていただきました。このエンジニアサポートCROSSは年に1回、去年から開催されているらしいのですが、なんといっても大手企業さんが主催ということで参加者がとにかく豪華 プレモル飲み放題ケンタッキー食べ放題という夢の様な環境 それでいてきちんとWeb系/Make系コミュニティのギークっぽい雰囲気のカンファレンスになっている、スーツではない という独自の魅力があるカンファレンスになっていました。 で、このエンジニアサポートCROSSにはアンカンファレンス枠があって、参加者が自由気軽にその場でプレゼンを行う事ができる場がありましたので、せっかくだからということで私も発表させて頂きました。
iOS 6.0より追加されたSocial.frameworkは大変お手軽に使用できて、ユーザーさんも毎回毎回素性の知れないアプリに対してTwitter/Facebookログインをし直すという手間と危険性から開放される便利な代物ですが、ちょっとした落とし穴を見つけたのでご紹介します。 SLComposeViewControllerを使っている時に、同じ文面でもTwitterには正常に投稿できるがFacebookには投稿に失敗してしまうというケースが発生することがあります。画面にはただ「Facebookに投稿できません」とアラートが表示されるだけですし、SLComposeViewControllerは投稿失敗時のerrorに対してコールバックblockもdelegateも存在しないので原因を調べることもできません。 実機のコンソールログを見てみると以下の様なエラーになっています。 Jan 8
C/C++/Objective-Cベースのプロダクトのビルドシステムを構築するときに大変便利なのがプリプロセッサのdefineマクロです。defineマクロを使って環境を切り替えたり不要なログコードを削除したりなどは皆さんよくやってるかと思います。C#にも同様のプリプロセッサ定義が用意されているみたいですので、こちらを使ってUnityプロジェクトのビルドシステムを構築できないかと思ってやってみました。 ■プリプロセッサ定義の使い方 (Unity 4以降) Unity 4.0よりプリプロセッサ定義がUnity本体によってサポートされるようになりました!ビルドスクリプトからも自由にアクセスが可能になっており、非常に簡単に扱うことが可能です。 詳しくはけいごさんのブログに完璧にまとめられていますのでそちらをご覧ください。 http://anchan828.tumblr.com/post/3266
iOS 6.0の advertisingIdentifier と identifierForVendor にはバグがあるので注意 いささかタイミングを逃した感が強いのですが、厄介なバグにぶち当たってしまったので共有いたします。 iOS 6からUDIDに変わる識別子としてUIDeviceのidentifierForVendorとASIdentifierManagerのadvertisingIdentifierが使えるようになったのはすでにみなさんご存知かと思います。ですがどうもこやつらiOS 6.0だと正しく機能しない場合があるようなのです。 詳細は以下のとおり。 http://stackoverflow.com/questions/12605257/the-advertisingidentifier-and-identifierforvendor-return-00000000-0000-
※2013/11/27追記: 第二版を公開しました。 UnityでiOSのアプリを作っていて困ることの一つに、iOSが提供するシステムフレームワークへのリンクをプロジェクトに追加するのが超面倒くさいという問題が挙げられます。UnityがiOSアプリを書きだした後、手動でXcode上からシステムフレームワークを追加してもいいのですが、これはとんでもなく面倒です。 そこでUnityジャパンの伊藤さんという方が PostprocessBuildPlayer という仕組みと Ruby の xcodeproj ライブラリを使ってビルド時に自動的にシステムフレームワークを追加する仕組みを公表してくださいました。お陰様で随分とはかどっていたのですが、その方法では実はシステムフレームワークをWeakリンク(Optionalリンク)することができなかったのです。これでは例えばSocial.framework
Unity 3.5.5 以下で Game Center / iAd / UIImagePicker などを使用したアプリが iOS 6 でクラッシュする問題 現在 Unity 3.5.5 以下でビルドしたiOSアプリが、以下の条件をすべて満たしているとクラッシュしてしまう問題が発生しているようです。 UnityのiOSアプリビルド設定で、画面方向を横向き(Landscape Left/Landscape Right)のいずれかのみに設定している。 Pluginなどを経由してGame Centerを使用している。またはiAdやUIImagePickerなどのiOSが提供する特定のView Controllerを使用している。 iOS 6を搭載したiPhone/iPod Touch上で動作させる(iPadは大丈夫)。 詳細はこちら。 http://developer.coronalabs.co
OS XやiOSには Bundle という仕組みがありまして、 NSBundle というBundleを扱うためのクラスが用意されています。皆様も一度は[[NSBundle mainBundle] pathForResource:@"MyMusic" forType:@"mp3"];みたいなコードを書いたことがあると思います。このBundleの仕組みを使うと、複数の画像や文言、JSONなどのデータファイル、音楽などを一つにまとめて扱うことができる。個別のファイルとしてプロジェクトに加えなくてよいので利便性が良い。 Bundleには最初から多言語化リソースを扱うための仕組みが用意されているため、多言語化が非常に簡単にできる。 OS Xだけになりますが、Bundleにはコンパイル済みのコードを含められるので、プラグインの仕組みが簡単にできる。 以上のようなメリットがあります。例えば実例を上げると
GHUnit のテストケースを Jenkins で自動的に走らせるために CUI のテストを作っているのですが、 GUI を使ったテストでは問題なく通るのに CUI を使ったテストのときだけテストが落ちるという問題が発生してしまいました。 Xcode 経由の実行であれば Instruments だろうが内臓のデバッガだろうが使い放題なのですが、 CUI となるとそうもいきません。そこで LLDB を直接使って CUI で動作させているテストケースを直接テストしてみることにしました。 参考にしたのはこちら。 http://lldb.llvm.org/tutorial.html さっそくやってみましょう。lldbコマンドで LLDB の対話環境を起動した後、 process attach --name MyApp --waitfor でMyApp.appという名前のプロセスが立ち上がるのを監視
iOS 6も発表されて、皆さんARCやBlocksをガンガン使用する感じのプログラミングスタイルに変化してきていると思うのですが、そこで問題になってくるのが後方互換性の話です。特にiOS 4。Blocksを使うとなるとどうしても以下の様に非同期で実行されたBlocksの中からViewを書き換えるようなコードを書きたくなるのですが、 __weak MyViewController *__weakSelf = self; [NSURLConnection sendAsynchronousRequest:request queue:[NSOperationQueue mainQueue] completionHandler:^(NSURLResponse* response, NSData* data, NSError* error){ __weakSelf.label.text = [[NSS
プログラミング言語がロジックを組むのに向いているかいないかを判断するときの基準に、私はよく「文字列の操作が優れているか否か」「配列・辞書・集合の操作が優れているか否か」を評価点に挙げます。文字列や配列、辞書、集合の操作はほとんどすべてのアプリケーションで必要になり、それらの生産性が高く高速に処理してくれる言語ほど簡単で高速なロジックが組めると思うからです。 そういう意味でObjective-Cを考えると、文字列の操作はまぁまぁ良い(特にUnicode周りがなかなか優れている、正規化もできるし)のですが、配列・辞書・集合の操作がイマイチで、作るの面倒なら操作するのも面倒。さらには良く欲しくなる以下の操作が欠けています。map - 条件式を渡して、もとの集合の各要素に条件式を通した結果を新たな集合として返す。 reduce - 条件式を渡して、要素を前から順番に計算して畳み込み、集合から一つの
先日のiphone_dev_jp東京の勉強会での発表資料に書いた内容と同じなのですが、結局あの場では発表できませんでしたので、改めてUnity Asset Serverを触ってみた感想などを書いてみようかと思います。 ■Unity Asset Serverって何? Unity社が提供している、Unityのエディタと完全に統合されたバージョン管理システムです。 http://unity3d.com/unity/team/assetserver/ ソースコードだけではなく、プレファブやシーンを含めたUnityのプロジェクト全体のリソースを管理してくれます。Unityのエディタと統合されているため、Unityのエディタから一切外に出ることなくバージョン管理ができるというのが売りです。実はUnity Asset Serverは完全に普通のPostgresSQLのサーバーをそのまま利用しているだけに
昨日開催されましたiphone_dev_jp 東京iPhone/Mac勉強会で1セッションほどお話しさせて頂きました。 http://atnd.org/events/26946 当日の様子がニコ生で配信されていて、現在タイムシフトで視聴することができます。一週間視聴できるので、4/20までですかね。 http://live.nicovideo.jp/watch/lv88663921 このタイムシフト視聴であとから録画されたプレゼンが見られるというのが実に素晴らしくて、具体的には以下のようなご利益があるわけです。遠隔地の人(今回は大阪の人)が同時に勉強会に参加できる 参加できなかった人があとから当日の雰囲気を見るのに使える 発表者があとから自分のプレゼンを見て反省するのに使える 主催していただいた岸川さん、機材を準備していただいたshachiさんをはじめ運営の方々、ありがとうございます!この
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およそコンピュータを使った仕事に該当するものでしたら何でも、複数の人物が同時に作業するための何らかの仕組みが必要になるのは、コンピュータを使った仕事に関わっている人でしたら皆ご存知かと思います。特に開発業務といえばgitやhgといったバージョン管理システムの出番になります。そういうわけで今回は Unity プロジェクトでのバージョン管理について一ヶ月間ほどやってみた結果をご紹介したいと思います。 ■Unity 3.4以前の場合 そんな暗黒時代のことは忘れましょう。 ■Unity 3.5以降の場合 Unity 3.5から新しい仕組みが導入され、 Unity Asset Server というビルトインの ボッタクリ バージョン管理システムを使う以外に、好きなバージョン管理システムを使ってUnityのプロジェクトをバージョン管理することができるようになりました。これを使わない手はありません。まず
というわけで BP辞めちゃった わけなんですが、じゃあお前今なにやってんのよというのがこちらです。 http://www.gamecast-blog.com/archives/65644888.html http://d.hatena.ne.jp/hotmiyacchi/20120204/1328376479 はい。ゲーム作り始めました。 なんでやねん!!! これにはまぁ深いワケがあるのですが、話は去年の11月ぐらいまでさかのぼります。この新会社の社長さんの 宮川さん という方と以前から個人的に交流があったのですが、ある日ちょっと話したいことがあるから来てくれと飲みに誘われまして。その席で、 「君のコードを見させてもらった。大変素晴らしい。実はこうこうこういう仕事をやることになって、君の力が必要だ!是非来てくれ!!」 (会話内容はだいぶ事実と異なります) とラブコールをいただきまして。 で
やや旧聞になりますが、1月末付で 株式会社ビープラウド を退職いたしました。知ってた人はすでに知ってたと思うんですが、なんかすっごい唐突で色々とすみません>< 退職理由や次の仕事の話などは次の投稿に詳しく書く予定ですのでそちらに任せるとして、今回はこの場をお借りしましてビープラウドがどういう会社だったか、ちょっと過去の振り返りなどをしてみたいと思います。 ■BPはどんな会社か (良い意味で)頭おかしい連中ばっかりが集まって、本気で学び本気でコード書いている集団だと思います。 具体的には 右隣の奴 が常時こんな状態で仕事してます。 こんなことを書くと本当に変人しかいないんじゃないのか、お前ら大丈夫か、などと思われてしまうのですが、そうじゃないんです。ビープラウドはみんなが自分のすべてをぶつけて、さらけ出して仕事できる素晴らしい会社なんです。私は新卒で入社したSIerの会社をやめてBPに入社し
iOS向けのライブラリやフレームワークを作成しているときに、どうしても画像などのバイナリデータをライブラリやフレームワークに含めたくなる時があります。たとえばUI系のフレームワークなどですね。このようなときに、たとえば静的ライブラリ(.aと.h)やフレームワーク(.framework)とセットで画像を一緒に同梱し、ユーザーのXcodeプロジェクトに一緒に含めてもらうという方法もあるのですが、この方法だと画像名がユーザーのプロジェクトに含まれている画像とかぶったりしてはいけませんし、管理が面倒になってしまいます。また、ライセンスがプロプライエタリなライブラリでは、画像などのリソースをあまり積極的にユーザーに公開したくないというニーズがあったりします。 そこでxxdツールのご紹介です。岸川先生に教えていただいたのですが、xxdというツールを使えばバイナリデータをC言語のヘッダファイルとして簡単
前回 はSenTestKitに続いてGHUnitを導入して、Jenkins上でGHUnitによるテストの自動実行を行いました。今回はさらにステップアップして、gcovを使用してコードカバレッジを取るようにしてみようかと思います。 ■gcovを使ったコードカバレッジの取得(Xcode 4.3版) Xcode 4.3の場合は以下の参考ページで紹介されている方法がオススメです。実機ででもシミュレータでも動作してお得です。 http://www.cocoabuilder.com/archive/xcode/314794-xcode-4-3-moved-libprofile-rt-how-to-reference-it-now.html http://www.infinite-loop.dk/blog/2012/02/code-coverage-and-fopen-unix2003-problems
前回 はSenTestKitを用いてJenkins上で単体テストの自動実行を行いました。今回はGHUnitを使った単体テストの自動実行にチャレンジしてみたいと思います。またついでといっては何ですが、単体テスト時に必要になってくるモックを作成するためのライブラリOCMockも同時に導入してみようと思います。 ■なぜGHUnitを使うのか GHUnitを使うことで、SenTestingKitと比べて以下のようなメリットが得られます。 非同期処理のテストを行うための仕組みが用意されている(GHAsyncTestCase)これをSenTestingKitないし他のテスティングフレームワークでやろうとすると大変骨が折れます。 .app形式(要するに実際のiOSアプリケーション)でテストを実行するため、UIApplicationやUIWindowといったUIコンポーネントを使うクラスのテストが可能にな
Twitterに流したら思ったよりも好評でしたので、ブログにも上げておきます。 こちらがiOS 2地点でのNSURLConnectionクラスを使った非同期通信のテストケース。 こちらがiOS 5でのNSURLConnectionクラスを使った非同期通信のテストケース。 Blocksはやっぱり偉大です。一つしかテストケースがないうちはまだマシなのですが、これが10個とかになると楽さが全く違ってきます。ぜひためしにURLだけ変えて同じテストケースを10個作ってみてください。iOS 5のBlocksを使ったコードはほとんどコピペだけで終わりますが、iOS 2でのdelegateを使ったコードは他にも変更しなければならない点が多数出てくるはずです。 また実際にこのコードを走らせてみると、理由はよくわからないのですがiOS 5で追加されたAPIを使ったコード(Blocks)のほうがそうでないコード
最近、iOSアプリの開発でも継続的インテグレーション(CI)を取り入れていくプロジェクトが増加傾向にあるようで、各種ツールやライブラリ、ノウハウが出回ってきているように感じられます。そこで私も早速iOSアプリ開発でのCI導入を試してみることにしました。今回の導入試験では、以下のような環境を想定して行いました。 iOSアプリの開発を、Xcode 4.X系のプロジェクトとして行う。 VCSにはgitを採用し、githubの公開リポジトリをリポジトリサーバーとして使用する。 CIサーバにはMacを採用し、プロジェクトをビルドするためにXcode 4.Xをインストールしておく。 ■必要なツールを準備する CIといったら、まずは何はなくともJenkinsです。 http://jenkins-ci.org/ ここでは導入について詳しくは挙げませんが、私は以下の本を参考にしました。 https://gi
C言語で実装されたライブラリやアプリケーションでは、汎用的な型として随所で void* が使用されますが、これをgdbからデバッグすると、そのままでは型情報が無いためタダのポインタとして扱われてしまいます。これではデバッグ時の都合がよろしくないです。 (gdb) print 0xfee65c0 $1 = 267281856 (gdb) print (void *)0xfee65c0 $2 = (void *) 0xfee65c0 こんなとき、この void* が指し示している先の型がわかりきっている場合は、その型でキャストしてやって: (gdb) print (struct imap_session_state_data *)0xfee65c0 $4 = (struct imap_session_state_data *) 0xfee65c0 (gdb) print $4 $5 = (st
あけましておめでとうございます。年も開けましたので、2011年のふりかえりをやってみて、2012年の抱負を考えてみたいと思います。 ■やってみたこと 2010年の途中からiOSアプリの開発担当になったのですが、2011年は始めて一年中iOSアプリの開発に携わることができました。ということでダイジェスト。1月は前年度から引き続きアプリの修正案件を行なってました。ずいぶんひどく炎上した一年のスタートになったのですが、炎上したプロジェクトでしか学べないものというのはたくさんあるものだと痛感させられました。主に案件がどうして燃えるのかとか、何が死亡フラグか、など。自分一人ではどうにもならないので、急遽助っ人に助けてもらいましてなんとか収拾。助っ人の方々、あの時は本当にありがとうございました>< 2月ぐらいからBPRという自社開発のフレームワークとそれを使ったアプリの開発などをしていました。外部に公
この記事はiOS Advent Calendar 2011の7日目の記事になります。ということでもうすぐクリスマスですね。クリスマスプレゼントの準備はお済みですか?まだの方はちょっとオシャレに、今年のプレゼントをCocoaPodsでご用意してみてはいかがでしょうか? ■ご存じ、ないのですか!? さて念のためCocoaPodsについておさらい。要するにiOS/OS X用のmavenです。以上。細かい点については以下の記事が詳しいのでそちらをご参照ください。っていうかMac Dev JP Advent Calendarとネタがもろかぶりhttp://iphone-dev.g.hatena.ne.jp/laiso/20111117/1321437909 http://d.hatena.ne.jp/Watson/20111204/mac_dev_jp_advent_calendar_cocoapo
Cocoaフレームワークは非同期処理時のロックを取るために、NSLockingというプロトコルと、NSLock, NSRecurrsiveLock, そしてNSConditionalLockという3種類のロックの実装を提供しています。が、残念ながらちょっとまともな非同期コードを書こうと思うとこれでは全然足りません。っていうか、NSConditionalLockがロック抜けるときにしか条件値を書き換えられない実装なのが正直いけてないと思います。これじゃCounting Lock(最初に決めた数だけ同時にロックできるロック。Counting Semaphoreともいう)にもRead/Write Lock(書き込みロックと読み込みロックの二種類が用意され、書き込みロックが取られていない限りは、何個でも同時に読み込みロックが取れる、効率のいいロック)にも使えません。というわけで、Objective
これはビルド時に同一プロジェクト内に同じ名前のシグネチャの関数やクラスが存在するためリンクができなくて失敗しているというエラーです。特に以下のようなケースでよく発生します。自分が作ったクラスや関数の名前と、外部から持ってきたライブラリが使っているクラスや関数の名前が衝突している 外部から持ってきたライブラリ同士でクラスや関数の名前が衝突している 外部ライブラリをインストールする際に、-all_loadしたり-ObjCしたりている そういうわけで、外部からライブラリをたくさん導入すると、base64やMD5など、プログラム上でよく使われるのに標準で用意されていないライブラリがよく衝突してしまうわけです。大抵の場合はぶつかっているシグネチャの名前をソースコード上でちょっと書き換えて再度ビルドすることで回避ができるのですが、極稀にソースコードを書き換えることができないケースが存在します。以下にそ
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