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すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 ※ブログ仲間の「事務局長の着物な日々 」から全文紹介させていただきます。 ▼事務局長の着物な日々 橋下市長は大阪市の仕事をしろっ!! 橋下大阪市長が全国遊説をしている。 土日ならまだ許そう。 しかし、平日も全国遊説している。 大阪市のホームページには「市長の部屋」というのがある。 そこに「市長日程」というのがある。 ぜひクリックして開いて見てほしい。 「公務なし」「公務なし」と書かれている。 あほか、あんた、大阪市長やろ、 なにやってんねん、 大阪市役所で大阪市民のための仕事をしろよ。 ・・・・・・・・・ これは私だけの意見でないということが分かった。 ・・・・・・・・・ 私は今朝、このページに書かれている大阪市大阪市役所秘書課にTelをし、 そして広報広聴課とも話をした
すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 11月19日の「夜な夜なカフェ」(AIBO応援企画) で、辛淑玉さん(人材育成コンサルタント)と藤田和恵さん(ジャーナリスト)によるトーク「公務員バッシングで誰が得するの?」がおこなわれました。コーディネーターは、湯浅誠さん(反貧困ネットワーク事務局長)です。トークの中で私が重要だと思ったところだけのメモですが以下紹介します。(※あくまで私が理解した文脈メモで逐条起こしではないこと御了承を。m(_ _)m by文責ノックオン。ツイッターアカウントはkokkoippan) 「公務員バッシングで誰が得するの?」 辛淑玉さん×藤田和恵さん×湯浅誠さん(※以下敬称略) 辛淑玉 私は以前から「公務員バッシングを続けると社会が壊れる」と言ってきました。疑問に思うのは、バッシングの対象
すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 11月16日、「独立行政法人の大整理に関するシンポジウム~国民への影響は~」を開催しました。国公労連と特殊法人労連、自由法曹団の共催で開いたものですが、シンポジウムの中で独立行政法人の行政サービスが切り捨てられていくと国民の暮らしにどういう影響が出るのか? という観点から大学院生の方が要旨次のように発言しました。 私は大学院生です。独立行政法人の行政サービスの利用者という立場で発言させていただきます。 大学院生というと、大学生の延長で勉強好きが集まっているとか、遊んでいるんじゃないか、などというイメージがあるかも知れませんが、大学院生というのは、教育を受けながら研究もおこなっている研究者でもあります。 多くの大学で実際に実験とか調査をおこなっているのは大学院生やポスドクな
「また福祉が人を殺した-生活保護バッシングは「助けて」とも言えず餓死・孤立死を頻発させる社会まねく」という雨宮処凛さん(作家、反貧困ネットワーク副代表)による問題指摘 を紹介したとき、「この豊かな日本で餓死などありえない」との指摘をいただきましたので調べてみました。 「餓死」をウィキペディアで見ると、厚生労働省の「人口動態統計」 にある「死因」の中の「栄養失調」と「栄養欠乏」と「食糧の不足」が「餓死」にあたるとあります。なので厚労省のホームページにある「人口動態統計」から数字をひろってグラフをつくってみました。 上のグラフにあるように、2011年の日本における餓死者は2,053人にものぼり、1997年から2011年までの15年間で2万5,525人も餓死しているのです。 1年間で2,053人もの人が餓死しているということは、1日に5.6人、4.2時間に1人が餓死していることになりますし、19
すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 11月11日に取り組まれた「11・11反原発 100万人大占拠」。あいにくの雨の中でしたが、10万人の参加者が官邸前や国会正門前など9カ所で「原発いらない」とアピールしました。 この間の官邸前デモにおいても弁護士でつくる「見守り隊」の一人として参加してきた宇都宮けんじさん が、国会正門前で要旨次の訴えをおこないました。(by文責ノックオン。ツイッターアカウントはkokkoippan) みなさんご苦労様です。2日前に東京都知事選に出馬を決めました宇都宮けんじといいます。よろしくお願いします。 今日の集会は、本来は午後1時から日比谷公園で集まり、デモをやる予定でした。それを許可しなかったということは大変問題です。もし私が都知事になりましたら、ただちに不許可を撤回して許可します
すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 10月26日、唐鎌直義立命館大学教授の講演「脱貧困の社会保障」を聴きました。その一部要旨を紹介します。(by文責ノックオン。ツイッターアカウントはkokkoippan) 日本とヨーロッパ諸国の労働者の大きな違いは、「賃金依存度」にあります。 労働者が生きていくためには、賃金を安定的に得る必要がありますが、景気変動によって失業者が生まれることは避けられません。ヨーロッパ諸国は、失業保険によってきちんと失業者の所得保障をはかるとともに、もともとのベースとして、子育て中の労働者に対しては、子どもの教育費無償や児童手当、住宅保障を、高齢期の労働者に対しては、公的年金や医療保障を完備することで、失業して賃金を得られない事態になっても、多面的に労働者の生活は普段から支えられているわけ
すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 中央大学の吉見義明教授が昨日、橋下徹大阪市長による日本軍「慰安婦」問題の発言に対して抗議の申し入れをおこないました。10月9日から面談を要請していましたが橋下大阪市長が拒否したため、吉見教授は大阪市役所内で抗議の記者会見をおこない抗議文書を発表しましたので以下紹介します。(byノックオン。ツイッターアカウントはkokkoippan) 2012年10月23日 大阪市長 橋下徹様 中央大学 吉見義明 今年8月24日のいわゆる囲み取材において、あなたは日本軍「慰安婦」問題に言及し、「吉見さんという方ですか、あの方が強制連行の事実というところまでは認められないという発言があったりとか」と述べていますが、これは明白な事実誤認であり、私の人格を否定し、名誉を棄損するものです。この発言
すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 スイスの金融大手クレディ・スイスが10月22日に2012年の世界の富裕層数ランキングを発表しました。純資産100万ドル(約8千万円)以上を持つ富裕層数ランキングのベスト3は、1位がアメリカで1,102万3千人、2位は日本で358万1千人、3位はフランスで228万4千人。日本は昨年より約8万3千人増え、2017年には540万人に拡大すると予測しているとのことです。 純資産8千万円以上が358万1千人というのを金額にすると286兆4,800億円になります。でもこれは8千万円に人数を掛けたものですから、8千万円以上ということは実際に富裕層の持っている資産はもっと巨額なものですが、ここではとりあえず富裕層358万1千人が持ってる金額を286兆4,800億円として話を先に進めます。
10月10日に放送されたNHKクローズアップ現代「ノーベル賞受賞 山中伸弥さんに聞く」。この番組のインタビューの中で、山中伸弥さんは次のように語りました。 ――国際競争が激化する中で、特許を巡る戦いもあります。山中先生は研究と同時に、特許戦略というのを積極的に取り組んできたわけですけれども、いま海外に負けないように特許を取っていくことが、なぜそれほど大事なことなのでしょうか? ◆山中 特許というのは一般的には、技術を独占する民間企業であったりが技術を独占して、自分たちだけで研究を進め、開発を進めるためのものなんですが、私たち京都大学は、逆に、独占させないために、京都大学が特許を取ることが重要であると考えています。 公的機関である京大が特許を取ることによって、いろんな企業であったり、研究者が自由にリーズナブルな条件でこの技術を使える、そのために頑張って特許の取得に力を入れています。 ――しか
すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 10月5日、NPJと「日隅一雄・情報流通促進基金設立準備会」の共催でシンポジウム「福島・沖縄の犠牲はなぜ伝えられないのか~メディアを問う~」が開催されました。シンポジストは、東京大学教授・高橋哲哉さん、琉球大学教授・我部政明さん、OurPlanetTV代表・白石草さんの3人で、全体的に「メディアを問う」という点についてはあまり語られなかったのですが、白石草さんが次のように指摘していたのは印象的でした。 故日隅一雄さんととともに日本のマスメディアのあり方を問題にしてきましたが、いまだに国家が電波を管理しているのは、日本、中国、北朝鮮などのわずかな国だけです。基本的に日本においては、「国家による犠牲のシステム」をマスメディアがきちんと伝えないシステムになっています。たとえば、
第11回地方自治研究全国集会が9月29~30日に埼玉・大宮で開催されました。初日に行われた、阿部彩さん(国立社会保障・人口問題研究所 社会保障応用分析研究部長)の記念講演「すべての人に、暮らしを守るセーフティネットを」の前半部分「日本の貧困の特徴」の一部要旨を紹介します。(by文責ノックオン。ツイッターアカウントはkokkoippan) 上のグラフにあるように、2009年の日本の相対的貧困率は16%です。全人口の6分の1、人数にして約2,040万人が貧困状態にあります。相対的貧困率のラインは一人世帯で可処分所得125万円未満です。そして、子どもの貧困率は15.7%で330万人の子どもが貧困の中に暮らしているのです。 日本の貧困問題が深刻になったのは近年になってからだと思われていないでしょうか? 2009年の年越し派遣村を契機にしてマスコミなどが貧困問題をクローズアップするようになりましたが
イラク帰還の陸上自衛隊員の自殺率は日本平均の14倍以上、米兵自殺者はアフガン戦死者に迫る | すくらむ 『東京新聞』9月27日付に編集委員・半田滋さんの署名記事が掲載されました。以下その記事から一部抜粋します。 イラク帰還隊員 25人自殺 (『東京新聞』2012年9月27日付、半田滋編集委員) 2003年に米国主導で始まったイラク戦争に関連して、中東へ部隊派遣された自衛官のうち、先月までに25人が帰国後に自殺していたことが防衛省への取材で分かった。陸上自衛隊は19人、航空自衛隊は6人に上る。 陸自は04~06年、イラク南部のサマワに合計5,500人を派遣し、空自は04~08年、合計3,600人をクウェートに派遣した。海上自衛隊は現地駐留せず、自殺者もいなかった。 自衛隊全体の2011年度の自殺者は78人で、自殺率を示す10万人あたり換算で34.2人。イラク特措法で派遣され、帰国後に自殺した
すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 全国食健連(国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会)が9月22日、全国代表者・活動者会議を開きました。その中で、東京大学大学院・鈴木宣弘教授による講演「TPP参加をめぐる局面――アメリカの世界戦略を背景として」が行われました。鈴木宣弘教授の講演要旨をいくつかに分けて紹介したいと思います。今回はまず講演の導入部分を紹介します。(by文責ノックオン。ツイッターアカウントはkokkoippan) TPP参加をめぐる局面 ――水面下で進む既成事実化 政局が流動的な中で、原発問題や消費税増税の問題がクローズアップされ、TPP(環太平洋連携協定)問題は動いていないかのように言われることがありますが、それは間違いです。政府が国民に「情報収集のために関係国との事前協議」と説明しているのはウ
映画作家の想田和弘さんのツイートとブログがとてもおもしろい。昨日の橋下徹大阪市長と朝日新聞女性記者とのツイート問題について次のように指摘しています。 橋下徹大阪市長の手法は「全体主義政権が好んでつかう手口」 (メディアを)「支配・コントロールするためのえげつない作戦」 (野田首相なら)「辞任に追い込まれると思う。それが橋下くんだと許されてしまう。変じゃない?」 https://twitter.com/KazuhiroSoda ▼よほど痛いところを突かれたのだろう、橋下くんによる下品で女性蔑視丸出しの阿久沢記者攻撃が止まらない。「僕のツイッターを暇つぶしと言い切った」と事実上の取材制限で脅しているが、阿久沢記者のツイートを遡っても「暇つぶし」という言葉は見当たらない https://twitter.com/KazuhiroSoda/status/250761709743140866 ▼言って
すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 9月9日に放送されたNHKスペシャル「東日本大震災 追跡 復興予算19兆円」。まさにナオミ・クラインが著書『ショック・ドクトリン 惨事便乗型資本主義の正体を暴く』で警告した事態の一端が震災後の日本において跋扈していることを告発した番組でした。 ショック・ドクトリンとは、「惨事便乗型資本主義=大惨事につけこんで実施される過激な市場原理主義改革」のこと。日本においては、東日本大震災という大惨事につけこんで、復興予算が必要として、消費税増税と所得税増税が強行されようとしています。しかも、庶民増税などによってまかなわれる復興予算が被災者の命や暮らしを守ることには十分に使われず、相も変わらず新自由主義のトリクルダウンの論理で企業さえ儲かれば被災者の生活も再建できるとするやり方が横行
すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 昨日、中央社会保障学校(中央社保協主催)でシンポジウム「餓死・孤立死・生活保護をめぐって」が開催されました。シンポジストのひとり雨宮処凛さん(作家、反貧困ネットワーク副代表)の発言の一部要旨を紹介します。(by文責ノックオン。ツイッターアカウントはkokkoippan) また、福祉が人を殺した 今年5月、私は「全国『餓死』『孤立死』問題調査団」に同行して、札幌・白石区のマンションで姉妹が遺体で発見された孤立死事件の調査を行いました。 この事件は私にとって他人事ではありませんでした。亡くなった42歳と40歳の姉妹の出身地は私と同じ北海道滝川市で、妹さんとは年も3つしか違わなかったからです。しかも、お姉さんが働いていたのは私もよく知る地元では有名なデパートで、その店が倒産した
すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 上のグラフと表は、9月12日に放送されたNHKクローズアップ現代「リッチをねらえ~富裕層ビジネス最前線」で紹介されたものです。 2011年の数字で日本はアメリカに次いで世界で2番目に富裕層の人数が多い金持ち大国で(※富裕層とは投資可能なお金を8千万円以上持っている人のこと)、2001年の120万人から2011年の182万人へ富裕層は1.5倍も増えているとのことです。番組では、3泊4日九州一周寝台列車の旅1人55万円とか、1泊2日国内バス旅行1人15万8千円などの富裕層をターゲットにした超豪華国内旅行を日本企業が企画するケースが多くなり、そうした富裕層企画は毎回完売していることを報じていました。 このグラフと表は富裕層の人数で比較しているので、これを「対総人口比」に私が作り
すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 「自殺予防週間」の初日、WHO世界自殺予防デーにあたる9月10日、NPO法人ライフリンクがシンポジウム「若者の自殺対策を考える」を開催しました。シンポジストの作家・星野智幸さんの話が興味深かったので以下その一部要旨を紹介します。(by文責ノックオン。ツイッターアカウントはkokkoippan) 司会のライフリンク代表・清水康之さんの「多くの若者が『助けて』ということすら言えない厳しい状況に置かれ、死に追い込まれています。なぜたくさんの若者たちが『助けて』とも言えず死に追い込まれているのでしょうか?」との問いに星野智幸さんは要旨以下のように応えました。 この間の生活保護バッシングの問題が象徴していると思っているのですが、日本は異様な社会、異常な社会になってしまったのではない
すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 映画「死刑弁護人」 を観ました。死刑事件を請け負う安田好弘弁護士の生き様に迫ったドキュメント映画です。 安田弁護士と言えば、真っ先に思い浮かべるのは1999年に山口県で起きた「光市母子殺害事件」。被告の「元少年」を弁護した安田弁護士は、マスコミを中心に「極悪人の代理人」「人殺しを弁護する人でなし」「悪魔の弁護人」「鬼畜」などの言葉で激しいバッシングを受けました。当時、ワイドショーに出演していた橋下徹現大阪市長からは、テレビ番組の中で懲戒請求まで呼びかけられます。映画の中でも安田弁護士宛に届いたカッターナイフ入りの封書が映し出されていました。 安田弁護士をバッシングする側の人、死刑は必要だと思う人は、この映画を観ようとはしないでしょう。しかし、そうした人にこそ観てもらいたい
すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 ※「『慰安婦』問題の解決に向けた意見書可決をすすめる会」の見解を紹介します。 「2007年の閣議決定」はいずれも「河野談話」 の継承を明示している ――「河野談話」の意義を低める 橋下市長発言(8月24日)の誤りを正す (1) 8月24日朝の「囲み取材」で、橋下徹大阪市長は「慰安婦」問題について、あらためて自説を展開した。ただし「慰安婦」問題をめぐる歴史に対しては、これといって新しい論点が示されたわけではない。むしろ、安倍晋三氏をはじめ様々な論者によって、長く、語られてきた事柄の繰り返しに終始しているといっていい。 そうした議論への基本的な批判は、「『慰安婦』問題の解決に向けた意見書可決をすすめる会」による「橋下市長の『慰安婦』問題での発言(8月21日)に対する抗議文」で
すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 HY(インディーズアーティストとして活躍する沖縄のバンド)の名曲「時をこえ」は沖縄戦をうたったもので、おじい、おばあから引き継いで世代を超え“時をこえ”て“命どぅ宝”を伝えていこうというメッセージが込められています。 8月12日に放送されたNHKのETV特集「沖縄戦 心の傷~戦後67年 初の大規模調査」は、67年前の沖縄戦が“時をこえ”て、おじい、おばあを苦しめ続け、“命どぅ宝”を踏みにじる米軍基地が戦後も沖縄県民の心の傷をさらに何度も切り裂いていることを告発していました。この上、危険極まりない軍用機オスプレイを沖縄に配備することなど許されるわけがありません。以下、番組の要旨を紹介します。(※いつもの私のメモですので番組の一部要旨であること御了承を。by文責ノックオン。ツ
すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 NHKのETV特集「ルポ 原発作業員~福島原発事故・2年目の夏」(8月19日放送)を見ました。福島原発事故の収束作業にあたる被曝労働について考えなければならない問題が、原発作業員の現状のルポとともに告発されていましたので、以下、私が番組を見ながらメモした部分を紹介します。(※例によって私のメモは部分的な要旨に過ぎませんこと御了承を。by文責ノックオン。ツイッターアカウントはkokkoippan) ETV特集「ルポ 原発作業員~福島原発事故・2年目の夏」 ◆事故収束作業に620社1日3千人の原発作業員 毎時300マイクロシーベルトの放射線が飛びかう福島第1原発の建屋の上。そこで作業している人の多くは東京電力から発注を受けた下請け企業の作業員たちです。原子炉からの燃料取り出し
すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 昨日、原発の安全規制を一元的に担う新組織「原子力規制委員会」の委員長候補として野田政権が国会に提示した田中俊一氏(前原子力委員会委員長代理)からの所信聴取が、衆参両院の議員運営委員会で行われたことがマスコミ報道されています。 昨夜と今朝のNHKニュースで、田中氏本人の所信聴取での発言がいくつか流されていましたが、結局は新たな「原発安全神話」をつくりたいという決意表明にすぎないと思いました。 「原子力は人類がコントロールできるのか?」との国会議員からの問いに対して、田中氏は「コントロールできる。今後、より安全な原子炉の研究開発に力を注いでいってもらいたい」、「国内外から信頼を得られる安全規制に全力を尽くしたい」と明言しました。 さらに、原発の運転後40年で原則廃炉にする政府
すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 昨日、原発に依存する割合を将来どうするかについて、政府が市民の意見を聞く聴取会を名古屋市で開催しました。浜岡原発を抱える中部電力の現職課長が発言者9人のうちの1人に選ばれ、「原発事故で、放射能の直接的影響で亡くなった人は1人もいない。今後5年、10年で変わらない」、「原子力のリスクが過大に評価されている」と発言したことがマスコミで報道されています。 一方、代々木公園で昨日開催され17万人が参加した「さようなら原発集会」。福島原発事故で避難を強いられている女性は、集会の第3ステージで「再稼働を推進する人たちは、荒れ果てた村の姿を見て欲しい」と涙ながらに訴えました。この福島県民の声を中部電力の現職課長は同日、踏みにじりました。 昨年の12月26日、このすくらむブログに「東電か
すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 6月29日、原発の再稼働に反対する首相官邸前抗議行動に20万人が参加しました。私も参加しましたが、こうした巨大デモを日本においても現実のものとできることに感銘を受けました。この6.29官邸前巨大デモが歴史的な出来事であったことは、高千穂大学准教授の五野井郁夫さんも「共同通信」配信記事で次のように指摘しています。 路上を埋め尽くした民意 52年ぶりの官邸前「解放」 五野井郁夫高千穂大准教授 (「共同通信」配信記事、2012年6月30日付) 関西電力大飯原発3号機の原子炉起動を目前にした29日夕、首相官邸前の路上を、原発再稼働に抗議する人々が埋め尽くした。3月末から毎週金曜日に行われてきた抗議行動をほぼ毎回見てきたが、最初300人程度だった参加者は、ツイッターの情報やユーチュ
政府が6月8日、2012年版「自殺対策白書」を閣議決定 しました。藤村官房長官が「若者の自殺が深刻化するという事態に至っており、対策を強化すべき」と関係閣僚に指示したと報道されています。この「自殺対策白書」(以下「白書」) からいくつかのグラフを紹介しながら若者の自殺の実態を見てみましょう。 上のグラフは「白書」に掲載されている「年齢階級別の自殺死亡率の推移」に、私の方で20代の増加の矢印を書き加えてより分かりやすくしたものです。 このグラフを見て分かるように、どの年代より20代の自殺死亡率が高くなっています。そして2番目に高いのが30代で、3番目に高いのが19歳以下になっています。若年層の「生きづらさ」がいかにいま深刻なものであるかが分かるグラフです。 上のグラフは「白書」に掲載されている「学生・生徒の自殺者数の推移」です。2011年に始めて1,000人を超えるという深刻な事態を迎えてい
そして上のグラフは65歳以上で要介護認定を受けていない2万8,162人を4年間追跡調査したものです。介護保険料区分でもっとも低所得の高齢者と、もっとも富裕な高齢者とを比較すると、低所得の男性は3倍以上、低所得の女性は2倍以上、富裕な高齢者より死亡する割合が高いことが分かりました。所得によって死亡率にこれだけの差があり、高所得層なら避けられている死が低所得層に集中しているのです。 また、上のグラフにあるように、健康状態の格差のみならず、医療アクセスにおける格差も顕著になっています。低所得の人ほど医療機関の受診を控え、窓口負担の割合が高くなると受診抑制を招いているのです。 低所得者は、経済的に余裕がなく医療を受けづらく、要介護状態になりやすいのです。これを予防する施策こそ必要なのですが、今の流れである税や保険料の負担は予防に逆行することになります。 山梨大学の近藤尚己助教と米ハーバード大学の研
作家の星野智幸さんがブログでこう指摘しています。 売れっ子お笑いタレントの親が生活保護をもらっていたことが詳らかにされ、大バッシングが起こり、厚生労働大臣が生活保護の給付水準を引き下げることを検討し始める、というニュースを、ソウルに住みながらネットで知って、また殺人未遂が起きているのか、と暗澹たる気持ちになった。 バッシングを受けて政治が生活保護水準を下げたりしたら、どのようなことが起こるか。ただでさえ、社会から経済的社会的にこぼれ落ちて、生存の瀬戸際にいる大量の人たちを、死の側へ押しやることになる。背中を押したら死ぬとわかっている人に対し、複数人で背中を押したら、これは殺人になるのではないだろうか。今の社会が行っていることは、そのような行為である。有権者も政治家も、報道も含め。(※星野智幸さんのブログ からの引用はここまで) ――いまの生活保護バッシングによる制度改悪は「殺人になるのでは
※全大阪生活と健康を守る会連合会(大生連)が作成した「生活保護の扶養義務に関する討議資料」がとても分かりやすかったので紹介します。 生活保護の扶養義務に関する討議資料 2012年5月28日 大生連 ▲上の表は「扶養義務の範囲の国際比較」です。 日本は、別世帯の親子・兄弟、その他の三親等内の親族に扶養義務を課しています。 ヨーロッパ先進国は、親子であっても同一世帯(=保持義務)に限っています。そして、三親等は含みません。 ▲上の表は「生活保護の歴史」です。 旧生活保護法までは扶養が優先されていました。しかし、扶養義務は明治時代の法律で、現状に合わなくなっています。 現在の生活保護法は扶養の有無は関係ありません。 扶養義務は生活保護の開始要件ではありません。生活保護を利用後、当事者のあいだの話しあいによっています。 ◆日本の扶養義務 扶養義務には「相対的扶養義務」と「絶対的扶養義務」があります
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