サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
TGS2024
blog.goo.ne.jp/dancing-ufo
この本の「内容」は以下の通りでして、思いっ切り不安を煽って好調な売れ行きです。 今や政府の債務残高は1200兆円を超え、名目GDP比の250%に迫る勢いだ。その増加傾向にブレーキはかからず、安倍政権が目標とする「2020年プライマリー・バランス黒字化」の目途はまったく立っていない。増え続ける巨大債務を抱えながらも「デフレ脱却」を至上命題として、掟破りの異次元緩和と“事実上の財政ファイナンス”に邁進する政府・日銀。しかし、成果は一向に上がらず、もはや「出口」の見えない展開に突入しつつある。このまま行けば遠くない将来、日銀の政策運営が制御不能となる日が必ず来る。その時、われわれ国民を襲う悲劇的な結末とは!?恐るべき警告の書。 同じく財政問題を取り上げたこの本には「実に興味深いこと」が書かれていました。以下に抜粋してみましょう。 ----------------- 第6章 国債の将来 (1)国債
このブログさながら大寒波が押し寄せておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか? さて本日は、日本電産について。 最近はこの本をパラパラと見ておりました。 著者は7年間、日本電産グループに在籍し、子会社の役員を歴任後、経営コンサルタントとして独立。この本の詳細については現物でご確認いただきたいのですが、経営課題を図表で見える化するなど「実践メソッド」を紹介しているのが大きな特徴でして、経営の現場でも役立つ場面が多いかも知れませんね。改めて強烈な企業カルチャーを持っている凄い会社であることを確認しました。 と思っていたところ、週刊経営財務1月16日号「永守重信 道を切り拓く世界一への財務戦略」というインタビュー記事に遭遇。 永守会長兼社長の、実体験に基づく財務に対する考え方・原則が明快に示されており、真理を突いていて非常に有益だと思いましたので、後学のためにポイントを抜粋してみます。皆さんは既
会計士兼アナリストによる屈指の歴史だけがウリの会計・財務・株式・金融ブログ。異常な経済金融環境を一刀両断!できるかな? おはようございます。 この週末は千鳥が淵緑道の花見に行ってきましたが、写真撮影でなかなか前に進めず大変でした。絶景を前にして無理のない話ではあるのですが、これが本当の「自撮りが淵」というのでしょう。 さて、私が長期研究対象としているソフトバンク。懸案となっているスプリント問題に関して、月刊選択の4月号に『孫正義に迫る「最大の挫折」ソフトバンク米通信子会社の「Xデー」』という記事があり、折しも4月1日の日経では「スプリント再建、長期戦に」という観測記事もありました。いずれも詳細は実物で確認頂きたいのですが、気になった点が幾つかあり、自分の備忘のためにポイントをメモをしておきます。 -----------------------------------------------
会計士兼アナリストによる屈指の歴史だけがウリの会計・財務・株式・金融ブログ。異常な経済金融環境を一刀両断!できるかな? 7日の日経朝刊に企業グループ税務に関する興味深い記事があったので、備忘のためにポイントを要約しておきます。詳細は現物で確認下さい。オチはありません。 ------------------------------------------------- グループ戦略「税」の逆風 企業に不利な判決相次ぐ 租税回避の認定厳しく 2016/3/7付 日本経済新聞 朝刊 企業グループに対する「税」の逆風が強まりそうだ。最近の主な税務訴訟で、組織再編や子会社の増資・減資を「租税回避」、「利益移転」とした国(税務当局)側の勝訴が目立つ。今後は税務調査が厳しくなるうえ、企業グループの経営戦略にも悪影響を与えそうだ。取引の段階から税務リスク軽減の十分な対策が必要になる。 【日本IBM】 日本
会計士兼アナリストによる屈指の歴史だけがウリの会計・財務・株式・金融ブログ。異常な経済金融環境を一刀両断!できるかな? 中でも、「公益資本主義」を標榜する原丈人氏による論考『ROEは欺瞞 中長期投資の流れ作れ』は、ガバナンスを巡る昨今の動きを懐疑的に見ている私にとって「我が意を得たり」の内容でしたので、簡単にご紹介。 ------------------------------------------------------------------ 【結論】 近年日本を席巻している「ガバナンス強化論」は、日本の競争力を完全に破壊する危険性がある。株主資本主義が強まり短期志向の極地に至った米国の後追いをしてはならない。 【要旨】 東芝事件の真因は、ガバナンスが機能しなくなったことにあるのではなく、経営者がマーケットの圧力に屈服したことにある。不正を防ごうとガバナンスを強化すると、株主圧力が高
会計士兼アナリストによる屈指の歴史だけがウリの会計・財務・株式・金融ブログ。異常な経済金融環境を一刀両断!できるかな? 17日は公認会計士協会主催の「企業決算作成実務研修会」に参加しました。無料でCPE(継続的専門研修)3単位もくれるのです、行かない手はないでしょう。 この研修で講師をされた東証1部上場企業の財務経理マネジャーさんが非常に興味深い話をされておりましたので以下、備忘のためメモしておきます。オチはありません。なお、この方は監査法人で15年勤務した後、昨年7月に転職。現在は財務経理マネジャーとして資金管理・経理全般を担当されております。 --------------------------------------------- ■決算(4Q)対応実務 ・会社にとっては決算短信発表が最大のヤマでここがゴール。これを超えると「消化試合」の印象あり。 ・終わった決算の数字の確定よりも、
会計士兼アナリストによる屈指の歴史だけがウリの会計・財務・株式・金融ブログ。異常な経済金融環境を一刀両断!できるかな? いやぁ、9日の長期金利のマイナスはさすがに衝撃大きかった。 短絡的かとは思いますが、 「金融機関の収益低下→金融株の下落→金融株を保有している圧倒的多数の事業会社への波及→連れ安」 と考えるのが自然でしょう。為替への影響もどこへやら。マイナス金利はもうやめたほうが良いと思うんですけどね。 さて同じ9日、日本マクドナルドホールディングスの2015年12月決算が発表されました。 細かいことはニュース等に譲りまして、私が注目した点だけサクっと。 何が驚いたかって、粗利益(売上総利益)。 1,900億円近く売って、粗利益はたったの1億47百万円!粗利益率は0.00775%。 実に芸術的な着地です。監査はしっかりと見て下さい。 特筆すべきは、直営店の粗利益です。 直営店売上高 1
会計士兼アナリストによる屈指の歴史だけがウリの会計・財務・株式・金融ブログ。異常な経済金融環境を一刀両断!できるかな? 4日の日経朝刊に「東芝、赤字6000億円超今期最終、リストラ費用膨らむ」との記事がありました。以下、抜粋します。 ------------------------------------------------------------- 東芝の2016年3月期の連結最終赤字は6000億円超に膨らむ見通しだ。昨年12月に公表した5500億円の赤字予想から一段と拡大する。送変電システムなど電力・社会インフラ事業の採算悪化に加え、半導体や家電といった不振事業でリストラ費用が増える。会計不祥事で構造改革の遅れと収益力の衰えを露呈しており、経営再建に向けウミを出し切る。 最終赤字は前期の378億円から2期連続となる。4日に15年4~12月期決算発表とあわせて通期予想を下方修正する。
会計士兼アナリストによる屈指の歴史だけがウリの会計・財務・株式・金融ブログ。異常な経済金融環境を一刀両断!できるかな? 元信越化学工業常務で会計関係の著作でも知られる金児昭氏が19日に亡くなられました。先生の1ファンとして、ここに謹んでご冥福をお祈り致します。 先生を偲ぶものは無いかとネットで探しておりましたところ、最高顧問を務められていた日本CFO協会による「経理・財務実務の特別講義」動画をみつけました。 これは、38年に及ぶ経理・財務の現場経験で培った実務知識をひとりでも多くの皆様にお伝えしたいという思いから無料公開して頂いた貴重な講義動画です。 (今にしてみますと、よくぞ残して頂いた!という思い) 累計20万部のロングセラーテキスト ビジネスゼミナール会社「経理・財務」入門(日本経済新聞出版社)の各章ごと全12時間にわたり解説されております。 完全無料講座『みんなで学ぼう!「経
毎度ご覧頂き、厚く御礼申し上げます。 まずは、年末ということですので、今年を振り返るお話を。 今年観た映画でイチバンのオススメはインド映画「きっと、うまくいく」 インドの3バカトリオが繰り広げる笑いと涙の大傑作。私は映画館で11回観ました。ノリの良い主題歌には時折うなされます。インド映画は上映時間が長くこの作品も約3時間ですけれど、テーマは普遍的で中身は盛り沢山。私も会社の同僚十人ほどに薦めましたが皆、大満足でした。年末年始で何か映画でもという方、DVDも出ているので騙されたと思ってぜひご観賞下さい。 さて本題。 17日の日経コラム「記者の目」(有料会員限定)に「シャープ、見えにくいキャッシュフロー赤字の中身」 という、実に興味深いものがありました。 ポイントは以下の通り。 ----------------------------------------------------------
会計士兼アナリストによる屈指の歴史だけがウリの会計・財務・株式・金融ブログ。異常な経済金融環境を一刀両断!できるかな? お疲れさまです。 先日の記事「ホクトの件」でちょっとご紹介した、ライバルである「雪国まいたけ」の不適正会計処理について、社内調査報告書が公表されました。 <不適切な会計処理にかかる修正に伴う連結財務諸表への影響> ・土地取得価格の修正(平成11 年3 月期▲716 百万円) ・固定資産の減損(平成18 年3 月期~平成26 年3 月期第1 四半期▲470 百万円) ・減価償却の修正(平成18 年3 月期~平成26 年3 月期第1 四半期+11 百万円) ・広告宣伝費の修正(平成24 年度3 月期~平成26 年3 月期第1 四半期▲180 百万円) ・税効果会計に係る修正(平成24 年3 月期~平成26 年3 月期第1四半期▲26 百万円) 連結貸借対照表に与える影響額累計
会計士兼アナリストによる屈指の歴史だけがウリの会計・財務・株式・金融ブログ。異常な経済金融環境を一刀両断!できるかな? すいません!この半年というもの、人気ドラマ「あまちゃん」に加え、「半沢直樹」にもハマッてしまいブログの更新が全くできておりませんでした。いわゆる「あまロス」を克服すべく、ブログを再開することに致しました(でも理由になってないですね・・・・)。 復帰第1回は「シャープ」。 週刊ダイタモンドの最新号に「シャープ、三菱自動車 公募増資ラッシュの玉石混交」という記事がありました。 詳細は実物で確認頂きたいのですが、ざっくり言うと、こんな感じ。 ------------------------------------------------------------------------------- シャープが発表した約1,500億円分の公募増資が、迫り来る危機を何とか回避するた
会計士兼アナリストによる屈指の歴史だけがウリの会計・財務・株式・金融ブログ。異常な経済金融環境を一刀両断!できるかな? 意味不明のタイトルで恐縮です。ダジャレです。 スイス資産家事件が世間を賑わせておりますが、一部の上場会社と関係があるようですね。 闇株新聞によりますと、スイス資産家殺害事件の被害者は、スイスでファンド管理などをしている人物で、そのファンドとは、2011年12月に発行された上場会社「クロニクル」の新株予約権の一部を引き受け、さらに昨年その未行使分の大半を譲渡されていたファンドであり、それ以前も2007年頃にクロニクルの新株を引き受けていたとのこと。 (一部ネット情報によれば、Japan Opportunity Fundという会社のファンドマネージャーだとか) このブログは財務がテーマですので事件は横に置いておいて、財務諸表や監査の観点からこの会社・クロニクルを見てみることに
会計士兼アナリストによる屈指の歴史だけがウリの会計・財務・株式・金融ブログ。異常な経済金融環境を一刀両断!できるかな? 週末は新宿武蔵野館という新宿駅前の小さな映画館で「ル・アーブルの靴みがき」というフランス映画を鑑賞した。この映画館はメジャーではないけれどセンスの良い作品を上映してくれるので足繁く通う。「ル・アーブル」は脈絡のないハッピーエンドで少々面食らったが、理不尽なことに事欠かない「現世」に対する痛烈な皮肉と受け取ることができ、こういうのもアリだと感じた。いい映画だったと思う。 理不尽といえばこんなことがあった。 先日、勤務先の同僚からこんな唐突な質問を受けた。 「dancingさん、電力会社の繰延税金資産って取り崩さなくていいんですかね?」 聞くと、東京電力は別格として、それ以外の電力会社の繰延税金資産、つまり、「将来節約ができると見積もって資産計上している税金」のことであるが、
会計士兼アナリストによる屈指の歴史だけがウリの会計・財務・株式・金融ブログ。異常な経済金融環境を一刀両断!できるかな? 新年度もよろしくお願いします。 4月2日(月)は各社で入社式が行われましたので、入社祝いということで各業界の財務・経理部門に配属されるフレッシュマン向けに、主要産業の動向及び業界特有の会計処理をリンク集として整理してみました。何かの役に立てれば幸いです。 ・・・・といいましょうか、自分もこういうのが欲しかったんですよね。 主なネタ元は、みずほコーポレート銀行の産業情報、新日本・あずさ監査法人でして、惜しみない情報開示にこの場を借りて御礼申し上げます。但し、ご使用に際しては、その後の環境変化・制度改正等から一部陳腐化している可能性もありますのでご注意下さい。 まぁ、業種別の特徴・論点を大きく捉えていただければよろしいかと。 基本的に業界別に業界動向、会計処理の基礎、そしてI
会計士兼アナリストによる屈指の歴史だけがウリの会計・財務・株式・金融ブログ。異常な経済金融環境を一刀両断!できるかな? ご無沙汰しております。久々にまじめなネタを。 私も愛読している月刊FACTAという名の「内視鏡」が炙り出したオリンパスの闇。 19日には当社から過去に買収した国内3社の概要と減損処理の概要が発表された。⇒リリース 買収は平成20年4月に完了。リーマンショックもあり平成21年3月期で膨大な減損損失が発生している。 ◆アルティス(平成17年10月設立。平成18年5月~平成20年4月にかけて買収) (東京都港区麻布台1-11-9 CR神谷町ビル4階) 資本金488百万円 油化プラントを核にした資源リサイクルなど 買収額 28,812百万円 →減損19,614百万円 68%減損 ◆NEWS CHEF株式会社 (平成15年8月設立。平成18年5月~平成20年4月にかけて買収)
SB別に好きではありませんが (も) 2011-03-04 12:13:32 あなたの評論は重箱の隅突き程度の稚拙な分析ですね。よく本屋に置いてある見出しだけ大層で中身は全くない売るためだけの本みたいな感じです。まず1兆円もの多額に上るのれんを普通の短期間で償却することはあり得ませんし、元々支出を伴い完了した部分で有ることから税法上は即時損金算入も認められており、例えば極端な例でのれん取得時に1兆円の損失を計上し、繰り越し控除の適用を受け後の利益を全て0にした上でCFだけ確保しても良いわけです。 通信業、特に携帯電話事業については通常の企業に比して現金収入が毎月確保できる大きなメリットがあり営業利益が確保出来ていれば非常に楽に資金繰りが出来るわけで収益力がほんの少しでも右肩上がりであるのなら財務は安定するのです。ましてやのれんには優れた機器とは言えないもののボーダ時代迄に築かれたインフラの
会計士兼アナリストによる屈指の歴史だけがウリの会計・財務・株式・金融ブログ。異常な経済金融環境を一刀両断!できるかな? ニュースを見ていたら、また「すき家」店舗に強盗が入ったようだ。警察庁などによると、「すき家」の強盗被害は一昨年24件で飲食店トップ。昨年は57件と倍以上に増加。しかも、飲食店を狙った昨年の総数は121件で、その半数近くが「すき家」だった。2位の吉野家(7件)、松屋(0件)を引き離してダントツ。さすが、外食の雄である(←もちろん皮肉)。 なぜ、「すき家」ばかりに被害が集中するのだろうか? ネットでいろいろ情報を漁った結果、次のような要因が浮かび上がってきた。 【要因と思われるもの】 ①すき家は深夜は一人体制。ほとんどの店舗でレジが1つしかなく、しかも出入り口付近に設置。カウンター内部に出入自由で店員を脅しやすい。まさに「隙」家だ。「すき家」を運営している「ゼンショー」HPで
会計士兼アナリストによる屈指の歴史だけがウリの会計・財務・株式・金融ブログ。異常な経済金融環境を一刀両断!できるかな? 先日、 「ヨン様は日本でソン様」というネタを書いたが、今回は、正真正銘、孫正義氏率いるソフトバンクについて簡単にコメントしておこう。 2月3日に2011年第3四半期決算を発表。 日経記事 --------------------------- ソフトバンク、29%営業増益 今期6000億円 iPhoneなど好調 通期の営業利益見通しの上方修正を発表したソフトバンクの孫正義社長(3日、東証) ソフトバンクは3日、2011年3月期の連結営業利益の見通しを前期比29%増の6000億円と従来予想に比べ1000億円積み増すと発表した。米アップルの「iPhone」(アイフォーン)の好調で契約者が大幅に伸びており、6期連続で過去最高益を更新する。同日出そろった携帯電話大手3社の10年1
著名なコンサルタントである著者は、 物事の本質を、簡潔なキーワードとして掴みたい時には「つまり?」と自分に問いかける。 「つまり、彼は何が言いたいのか?」「つまりこの会社はどんな課題を抱えているのか?」 というように「つまり」「つまり」と自分に突っ込んでいくのである。 トヨタで実践されている有名な「なぜなぜ5回」は、現場で問題が発生したときに、 「なぜ?」を5回繰り返すことによって、問題の真因に迫る手法のことである。 同様に、キーワードを探り出すときには、「つまり?」を繰り返すことによって本質に迫るわけです。 「つまり5回」が物事の本質を一言で言い表せる力を鍛え上げてくれるのです。 これはどんなお仕事の方にも使えるセオリーではないでしょうか。 ところで、今回私は一体何が言いたかったのか? つまり・・・・・ネタが詰まってすいません!ってことです。 またいきます。 ※スポンサーリンク、「もしご
「部下を~」と内容がかぶっておりますが、 「部下を~」のほうが仕事術を分かりやすく纏めていると思いますので こちらで十分ではないでしょうか。 さて、その「部下を~」ですが私が一番印象に残ったのは、コレ。 P.89 長時間労働は「プロ意識」「羞恥心」の欠如 著者がムダな残業、休日出勤をやめさせるために部下に送ったメッセージがズシっときます。 この本のエッセンスが濃縮されていると言っても過言ではないでしょう。 以下、自分が読み返しできるように、抜粋させて頂きます。 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 残業・休出問題について シンクタンクの仕事は長時間労働になりがちであること、また残業の効用は十分認めるにしても、 以下を読んで仕事に対するスタンスを改めて欲しい。 ●労働基準
前2作が「ビジョナリーカンパニーとは」「ビジョナリーカンパニーはどうやって作られるのか」といったテーマで 展開しておりましたが、今回はズバリ、「衰退の法則」です。 ■概要---------------------------------------------------------------------------------------------------------- 「成功から生まれる傲慢」「規律なき拡大路線」「リスクと問題の否認」「一発逆転策の追及」「屈服と凡庸な企業への転落か消滅」ーー。 企業は、いつかは衰退する。それは偉大であった企業も例外ではない。 本書は、『ビジョナリー・カンパニー』『ビジョナリー・カンパニー2 飛躍の法則』で膨大な調査データから 「時代を超える生存の法則」と「良好な企業から偉大な企業への飛躍の法則」を導き出した在野の経営学者、ジェームズ・C・コリン
いずれも単なる会計知識だけでなく、業界の基礎知識や監査上のポイントといったことも触れられており、 各業界関係者、アナリスト諸氏、金融機関関係者など幅広い層にオススメできます。 (もちろん、これだけでは物足らない!という方もいらっしゃるでしょうけどね) なお、業界情報という意味では、(少々陳腐化はしておりますが)第一線のアナリストが執筆している以下の 日経文庫の業界研究シリーズも参考になるかと思われます。ブックオフでもよく見かけます。 版数をお確かめの上、お求めください。 <食品・飲料>
まずはお知らせ。 新日本監査法人から送られてきたメールニュースを見ておりましたら、 「最良のIFRS本」として私のブログでも何度もご紹介しているこの本の著者である 中島康晴公認会計士による「マネジメントのためのIFRS」セミナーが開催されるとのこと。 8月5日(木) 13:30~ 16:30 対象: 経営者・CFOなどマネジメントの方、経理・財務部門の管理者レベルの方 参加費: 5,000円 (テキスト代、消費税を含む) ・・・・・やっ、安すぎる。自腹を切ってでも出席したいです。 でも、マネジメントでもないし、管理者レベルにも達していない私は、カヤの外。 実に残念です。 ご関心有る方は、お早めにお申し込み下さい。 さて本題に戻りますと。 知人から上場会社シニアコミュニケーションの粉飾決算に関する外部調査報告書を読むといい、 と言われて読んでみたのですが、確かにツボにはまる面白さでしたのでご
会計士兼アナリストによる屈指の歴史だけがウリの会計・財務・株式・金融ブログ。異常な経済金融環境を一刀両断!できるかな? お疲れ様です。 まずは鳩山首相辞意表明。 これに触れないワケにはいきません。 先日のサッカー親善試合、日本対イングランドではありませんが、 政治とカネ、普天間問題などなど、さながらオウンゴールでハットトリックしたかのようなすさまじい自滅ぶりでしたね。 (一金融機関関係者から見て唯一の光明が、 あの馬鹿げた郵貯法案が時間切れで廃案になるかも知れないことですかね)。 一方、カレンダーに目を転じると今月は中旬から重要な日程が控えています。 11日にはサッカーワールドカップが開幕。 18日には日本で改正貸金業法が完全施行されます。 ワールドカップならぬ、日本の割賦販売などクレジット産業に 多大なる影響を与えることになるのでしょうか。戦々恐々です。 ・・・・となると、それまでの時間
会計士兼アナリストによる屈指の歴史だけがウリの会計・財務・株式・金融ブログ。異常な経済金融環境を一刀両断!できるかな? 私が時折見るMY NEWS JAPANで 監査法人トーマツ「このままでは立ち行かなくなる」という記事がありましたのでご紹介。 公開されている箇所はこんな感じ。 ------------------------------------------------------------------------------- ■「入社2~3年目の『スタッフ2~3』の稼働率が4年前なら90%くらいあったのに 今60~70%くらいに落ちている。 ■「いまIFRSのために採っても、SS(シニアスタッフ)以上でないと戦力にならない から、育成が間に合わない。そうかといって、J-SOX対応で採った3年目くらいの 人は、大量採用でレベルが低い。アホばかりで使えません。 仕事もないから、あの一
会計士兼アナリストによる屈指の歴史だけがウリの会計・財務・株式・金融ブログ。異常な経済金融環境を一刀両断!できるかな? まずはニュース(アイティメディア)から。 ------------------------------------------------------------------------ 新日本有限責任監査法人、2009年6月期は13億円の赤字 新日本有限責任監査法人が9月18日に公表した2009年6月期決算は、13億600万円 の経常赤字だった。IFRS(国際財務報告基準、国際会計基準)の適用などを にらみ採用を拡大した結果、人件費が増大。景気後退の影響も受けた。 前の期である2008年6月期は15億円の経常黒字だった。 2009年6月期の業務収入(売上高)は1043億900万円で前の期からは増加した。 だが、業務費用が1061億円にふくらみ、17億9000万円の営業赤
会計士兼アナリストによる屈指の歴史だけがウリの会計・財務・株式・金融ブログ。異常な経済金融環境を一刀両断!できるかな? 大変ご無沙汰でした。 8月30日、総選挙という名の国民的ガス抜きが終わり、 大量の自民党議員が失業者となりました。 溜飲を下げた方も多かったことでしょう。 次は天下り官僚が吊し上げられるのでしょうか。 楽しみです。 さて、少し古い話ですが、世界陸上の女子マラソン。 凄かったですね。 ゴール直前で中国選手に抜かれた日本選手。 あの光景を見て、「GDP」を連想された方、多かったことでしょう。 ダブルで打ちのめされたのは、私だけでしょうか。 それと、銀メダルの日本選手は、 来年、株式会社化する第一生命の人でした。 「そろそろ陸上部が成果を出さないと、 上場してからうるさい株主から廃部を突き付けられるかもしれない。」 そういう危機感(邪推ですが)が銀メダル獲得に結びついたとしたら
お疲れ様です。 本日発売の週刊ダイヤモンドは 「IFRS襲来!国際会計基準への対応を急げ」という特集。 会計士受験時代から大変お世話になっているN先生から 「週刊ダイヤモンドのP.51とP.53の図表、俺が作ったんだ」 という唐突なメールが来たもんですから、さすがに買っちゃいました。 全体としてよくまとまっていると思います。 ご興味ある方は店頭でご確認下さい。 さて、同誌P.58~60にはIFRSの収益認識の考え方と適用された時の影響が書かれております。 たとえば、百貨店売上は激減するとか・・・・・・ (リスクを取らない仕入で売上を計上するのはおかしい →実質的には不動産賃貸収入として粗利益分を収益計上)とか。 ところが、これをもっと深堀りした報告書が7月9日、 日本公認会計士協会から発表されております。しかもタダで。 会計制度委員会研究報告第13号 「我が国の収益認識に関する研究報告(中
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『 ◆「財務アナリストの雑感」 2024◆』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く