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買ってよかったもの
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ベンチャー企業の成長はなかなかドラマチックなので、これまでのベンチャー起業と成長にまつわる経験をblogとして記してみることにしました。企業秘密な部分には一切触れないつもりですが、所属企業名は今は明かせません(退職したら公開するかもしれませんけど)。 会社運営には財務・法務・人事・総務などの管理部門が必要となります。しかし直接利益に結びつかない管理部門の人数は極力押さえたいというのは真っ当な経営感覚があれば当然行き着く考えです。 さて、では管理部門の適正人数とはどのくらいなのでしょうか。これは一般的に全従業員数の10%〜15%と言われております。すなわち100人規模の会社だったら10人〜15人ということですね。この比率をベンチャー企業に当てはめると全従業員数10人だと1人、20人だと2〜3人ということになります。 すなわち、起業直後はたった1人に財務・法務・人事・総務などの管理部門系業
ベンチャー企業の成長はなかなかドラマチックなので、これまでのベンチャー起業と成長にまつわる経験をblogとして記してみることにしました。企業秘密な部分には一切触れないつもりですが、所属企業名は今は明かせません(退職したら公開するかもしれませんけど)。 2000年秋頃の話しです。 ベンチャーで株といったら話題は数々のドラマ(悲劇が多い?!)が繰り広げられますが、今回は創業時の株の話しということでまだ穏やかです。(?!) 創業時の出資比率は具体的に言えません(し、従業員には知らされないのが普通)が、大雑把に言うと、親会社が大部分出資し、次に経営陣が多少多めに出資、そして残りを従業員が出資するというよくあるパターンなのではないかと思います(想像)。おそらく ・親会社51%、経営陣39%、残りを従業員で ・親会社60%、経営陣20%、残りを従業員で ・親会社80%、経営陣10%、残りを従
ベンチャー企業の成長はなかなかドラマチックなので、これまでのベンチャー起業と成長にまつわる経験をblogとして記してみることにしました。企業秘密な部分には一切触れないつもりですが、所属企業名は今は明かせません(退職したら公開するかもしれませんけど)。 2000年〜2003年頃までの話です。 ベンチャー企業に勤める若いITエンジニアは非常に向上心がある反面知識や意思決定が中途半端なことが多いです。そのため、優先的にすべき事項よりも些細なことに時間を割く場合が良く見られます。立ち上がったばかりのベンチャー企業でのシステム冗長化もその一つです。この時期はサービスを作ることに注力すべきで、意外と労力やお金がかかるシステム冗長化は後回しにすべき事項だと私は思っています。 こう書くと本番系サービスでシステムを冗長化するのは当たり前だと反論したくなる方も多いかと思います。しかし当たり前のものが何もな
ベンチャー企業の成長はなかなかドラマチックなので、これまでのベンチャー起業と成長にまつわる経験をblogとして記してみることにしました。企業秘密な部分には一切触れないつもりですが、所属企業名は今は明かせません(退職したら公開するかもしれませんけど)。 昨日は企画を通すときの判断について述べましたので、今日はリリース後の評価について私なりの意見を述べたいと思います。 リリース後の評価をするときの判断基準となるのは「目標や目的が何でそれがどの程度達成されたか」になると思います。ちなみに目標や目的は新規ユーザ獲得か既存ユーザの満足度向上のいずれかに置かれることが多いです。 さて、リリース後の評価でよくある間違いをいくつか述べてみたいと思います。 ■その1.既存ユーザしか使わず新規ユーザ獲得に全く貢献しないサービス 目的が新規ユーザ獲得なのに既存ユーザが新サービスを使っていることだけで一見
ベンチャー企業の成長はなかなかドラマチックなので、これまでのベンチャー起業と成長にまつわる経験をblogとして記してみることにしました。企業秘密な部分には一切触れないつもりですが、所属企業名は今は明かせません(退職したら公開するかもしれませんけど)。 企業を成功させるためには「規模感」を適切に押さえられることがとても重要だと思っています。ここで言う規模感とは売り上げの規模感、ユーザ数の規模感、組織の規模感、サーバ台数の規模感などのことです。 今自分に求められているのはどの程度の規模感なのかよくわかっていない人が非常に多いと感じています。例えば1億円売れるサービスを作らなければならない立場の人が数百万円しか売れないサービスを考えてみたり、100万ユーザ集めなければならないイベントなのにどう考えても5000人くらいしか集まらなそうなものを実施してみたり、社員数が50名もいるのに年商たった2億
ベンチャー企業の成長はなかなかドラマチックなので、これまでのベンチャー起業と成長にまつわる経験をblogとして記してみることにしました。企業秘密な部分には一切触れないつもりですが、所属企業名は今は明かせません(退職したら公開するかもしれませんけど)。 2001年頃の回想です。 リソースの限られたベンチャー企業においては、どの企画を通してどの企画を通さないかという判断はとても重要です。できることが少ないのに無駄なことにリソースを使うと本来すべきことができなくなってしまうからです。とはいえ企画を通すときの判断というのは本当に難しいです。ある種やってみないとわからない世界を意思決定して選択するわけですから。 よくあるケースとして、企画を通す/通さないではなくて、開発者が開発しようとする/しようとしないというところで企画が判断される場合があります。どんなに企画者が企画をしても開発者が作ってくれ
ベンチャー企業の成長はなかなかドラマチックなので、これまでのベンチャー起業と成長にまつわる経験をblogとして記してみることにしました。企業秘密な部分には一切触れないつもりですが、所属企業名は今は明かせません(退職したら公開するかもしれませんけど)。 2000年冬頃の話です。 本当にお金がなかった創業直後。基本的に買うものは全てケチっていたのですが、前職での経験からプリンターだけは絶対に良いものにしておいたほうがよいという直感が働き、部相応でも良いものを買いたいと思いました。 当時やっと普及しだしたカラーレーザープリンタ。たしか定価20万円くらいだったと思います。貧乏ベンチャーにとっては大金です。社長からも待ったがかかりました。が、家庭用インクジェットプリンターや安いモノクロレーザープリンターだとすぐにニーズに追いつかなくなるという気がして、説得して買ってもらいました。 実際納品され
起業した会社の成長はなかなかドラマチックなので、会社起業と成長にまつわる経験をblogとして記してみることにしました。企業秘密な部分には一切触れないつもりですが、所属企業名は今は明かせません(退職したら公開するかもしれませんけど)。 面白いことに事務所のパーティションの高さについてアンケートを取ってみると、従業員は「お互いの顔が見えないくらい高めのパーティションが良い」、反対に経営陣は逆に「お互いの顔がよく見えるくらい低めのパーティションの高さが良い」と答えます。 すなわち主張は集中力とコミュニケーションの問題と言えます。パーティションを高くすると密室度が高まり集中力が高まる。逆にパーティションを低くすると開放感が高まりコミュニケーションが広がる、というのが各々の主張の本質です。 個人的にはパーティションは低いほうが良いと考えています。いろいろな会社に訪問してみて、パーティションに囲ま
ベンチャー企業の成長はなかなかドラマチックなので、これまでのベンチャー起業と成長にまつわる経験をblogとして記してみることにしました。企業秘密な部分には一切触れないつもりですが、所属企業名は今は明かせません(退職したら公開するかもしれませんけど)。 2001年夏頃の話しです。 韓国の企業には、日本の企業にはあまり見られない福利厚生がたくさん見られます。そのうちの一つが食事支給です。朝会社に行くとサンドイッチや牛乳などが積んであり食べ放題。夜残業すると提携食堂で無料で食事が食べられるという福利厚生です。この制度、うちの韓国親会社だけの制度かと思っていたら韓国の多くの企業で取り入れられている福利厚生なんだとか。 というわけで昔我々の会社でもこのうちの朝食支給だけ試験的に取り入れたことがあります。総務担当の人が朝近所の喫茶店(ベローチェ)でサンドイッチを買い込み社員に振舞うという方法で。が
ベンチャー企業の成長はなかなかドラマチックなので、これまでのベンチャー起業と成長にまつわる経験をblogとして記してみることにしました。企業秘密な部分には一切触れないつもりですが、所属企業名は今は明かせません(退職したら公開するかもしれませんけど)。 昨日に引き続き、私が経験から導き出したWEBサイト成功の条件を加えてみます。それは、 ・コンテンツ(もしくはデータ)が充実していて ・UIが優れていて ・運営者の愛がある というものです。成功しているサイトにはこの3つの条件が全て当てはまっていると思いませんか? 特にベンチャー企業によくあるのはUIが優れていて運営者の愛があるけどコンテンツがないサイトです。よくよく考えてみるとWEBサイトにはコンテンツを求めてユーザはアクセスするわけですが、肝心のコンテンツがなければそのWEBサイトにお客さんが集まるはずがありません。もし新たにWE
ベンチャー企業の成長はなかなかドラマチックなので、これまでのベンチャー起業と成長にまつわる経験をblogとして記してみることにしました。企業秘密な部分には一切触れないつもりですが、所属企業名は今は明かせません(退職したら公開するかもしれませんけど)。 企業でWEBサイトを立ち上げるのであれば少なくとも成功を目指さなければならないものだと私は思っています。とは言いつつWEBサイト成功の条件なんてものは各々が定義するもので統一的な条件があるわけではありません。重要なのは、成功の基準を各々がしっかりと持ち、日々その基準達成を目指して頑張ることだと思います。 ちなみに成功の基準は数値化できるものであれば何でもいいです。例えば会員数100万人、ランキング3位以内、売り上げ10億円などなど。 私が感じる日本のWEBサイトの状況はこんな感じです。(かなり主観的なので反論がありそうですが) ■成功の
ベンチャー企業の成長はなかなかドラマチックなので、これまでのベンチャー起業と成長にまつわる経験をblogとして記してみることにしました。企業秘密な部分には一切触れないつもりですが、所属企業名は今は明かせません(退職したら公開するかもしれませんけど)。 2001年春頃の話しです。 ユーザが大きく増えれば収益は後からついてくることはわかっていましたが、それまで到達するためにはとにかく生き残らねばならないです。そんなわけで会社が小さい頃はユーザ数を増やすことに加えて当面の収益源確保が重要な課題でした。そんな中当時にしては大きな(今思えば小さいけれど)BtoBの商談が取れはじめます。まだまだ赤字なのは変わらないけれども会社飛躍の大きな一歩には違いありません。 ただ・・・個人的にあの商談が何故取れたのか未だに不思議です。どう考えても相手側に大したメリットを感じられなかったからです。この一つの鍵が
ベンチャー企業の成長はなかなかドラマチックなので、これまでのベンチャー起業と成長にまつわる経験をblogとして記してみることにしました。企業秘密な部分には一切触れないつもりですが、所属企業名は今は明かせません(退職したら公開するかもしれませんけど)。 我々の場合は親会社があったので大部分が親会社からの出資で、一部を創業者が出資しました。と、こう書くと親会社があるなら資金繰りに悩まなくてもいいので楽でいいねと思われるかもしれません。しかし実際はベンチャーキャピタルから出資を得るのと同様一定期間内に成果を出さないと追加増資を得られないという世界でした。これは結構恐怖です。結果が出ずに追加増資が実現せず資金切れで倒産、という最悪のシナリオを意識したのは1度や2度ではありません。 「少しでも出費を抑えながら必要なところには大胆に使う」 言うのは簡単ですが当初は所詮弱小ベンチャー企業。大胆に使う
2023年01月04日01:09 カテゴリ (お知らせ)こちらのブログは閉鎖して元のココログに戻そうと思います お知らせ。(2023/1/4) ・こちらのブログは閉鎖して、ココログのほうに統一することにしました。 ・元々このブログは@niftyのココログで展開してました。 sanonosa システム管理コラム集 ・あるときココログに限界を感じてlivedoorブログに移転しようと考えてこちらを開設して少し移転してましたが、何年も放置したままでした。いつまでもこの状態は中途半端なので、こちらは閉鎖して元のココログに戻そうと思います。 どうぞよろしくお願いいたします。 sanonosa コメント( 0 ) 2017年12月17日10:38 カテゴリ 「Amazon Web Services負荷試験入門」の書評 技術評論社より「Amazon Web Services負荷試験入門」を献本いただいて
ベンチャー企業の成長はなかなかドラマチックなので、これまでのベンチャー起業と成長にまつわる経験をblogとして記してみることにしました。企業秘密な部分には一切触れないつもりですが、所属企業名は今は明かせません(退職したら公開するかもしれませんけど)。 2000年6月〜8月くらいまでの話しです。 創業にふさわしい事務所を探し出すというのはなかなか困難です。何が困難か。 1.適度な広さで駅から近くてそこそこきれいで、かつ予算内に収まる事務所は非常に少ない。 2.法人契約の場合敷金がとても高くて、創業時の貧乏なときにはかなりの負担。 3.信用のない法人が事務所を借りようとすると連帯保証人を2人以上求められることが多い。 4.そもそもまだ法人化されていないので、借り受ける対象がない状態である。 1と2はまぁ特に説明がいらないとして、問題は3と4です。 3について。まず連帯保証人になり
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