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今年の「かわいい」
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はじめに DMO(Data Management Office)でデータプラットフォームセクションを担当しています東條です。データプラットフォームセクションはOisixを中心としたデータ基盤の構築・整備を担当しています。このデータ基盤にはSnowflakeとdbtを使用しています。今回dbt-core v1.8.0で追加されたUnit testsを導入してわかったことを紹介していきます。 dbtのUnit testsとは まずは簡単にdbtのUnit testsを紹介します。dbtのUnit testsはソフトウェア開発において実施されるユニットテストをdbtでも実現できるようにしたものです。dbtの1つのmodelをソフトウェアの最小単位としてとらえて、入力データと期待されるデータを準備します。入力データをテスト対象のmodelが処理し、その出力結果と期待されるデータを比較し検証すること
SREの林 aka もりはやです。 タイトルの通りですし、PostgreSQL界隈の皆さんには当たり前のことですが”失敗事例の共有はいくらあってもいいはず”の気持ちで本記事を書いています。*1 TL;DR 詳細 最新バージョンでアプリを移行した矢先にAurora PostgreSQLのv16.1対応が発表 これを受けて、意気揚々とAurora PostgreSQLのバージョンアップを実施 またしてもCPU高騰、そして504多発 調査開始 ZabbixにはSlow queryを出力する機能がデフォルトである クエリチューニングするならEXPLAINを使う ANALYZEを実行することで解決 仕上げのDB全体へのANALYZE まとめ TL;DR 何よりもまず、アップグレードガイドを読みましょう!!!!!! AWS公式ドキュメント _ Amazon Aurora PostgreSQL DB ク
SREの林 aka もりはやです。 先日オンプレで稼働していたとあるPostgreSQLのDBを、Amazon Aurora PostgreSQL(以後はAurora)に移行を行ったところ CREATE INDEX が以下のエラーで作成できない問題に苦労させられたため、解決策と合わせて公開します。 これがベストな対応かは自信がないため、より良い方法をご存知の方はお気軽に教えてください。 以下はDBのリストア中に CREATE INDEX で発生したエラーです。 pg_restore: error: could not execute query: ERROR: could not write to file "base/pgsql_tmp/pgsql_tmp19647.47.fileset/1.2": No space left on device CONTEXT: parallel wo
SREの林 aka もりはやです。 今回はAWSコスト削減についてです。 *注意*参考のスクリーンショットでパブリックなIPやリソースIDが表示されていますが、検証環境のもので既に削除済みです TL;DR NAT gatewayの料金は意外と高い 歴史的経緯で沢山のNAT gatewayが存在した NAT gateway整理の流れ 1. 未使用のPrivate Subnet・Route tableを削除する 2. VPC内の同一AZのNAT gatewayを集約する 3 . 上記の対応で不要となったNAT gatewayを削除する NAT gatewayの"Monitoring"画面で、各種メトリクスが変動していないか 削除対象のNAT gatewayがRoute tableから利用されていないか確認 ついにNAT gateway削除!でもEIP(Elastic IP)は残るので注意 終わ
SREの高木です。 Amazon Elastic Kubernetes Service(以下EKS)において、Node障害に備えてPodの分散配置を実現しました。 本記事でその事例をご紹介します。 背景 TL;DR 環境 Podの分散配置を実現するために使用する機能 Pod Topology Spread Constraints Descheduler Descheduler利用時の注意事項 PodDisruptionBudget (PDB) 検証 1. Podを起動したとき、Pod Topology Spread Constraintsの戦略に従ってPodが別々のNodeに配置されるか? ここまでのまとめ 2. Podの配置状態がPod Topology Spread Constraintsを満たさなくなったとき、DeschedulerによってPod Topology Spread Co
2022年10月にオイシックス・ラ・大地にAndroidエンジニアとして入社した ohzonoです。 Androidアプリのビルド速度を25倍(※環境による)にしたのですが、未設定の場合であれば比較的簡単に実現できるため紹介したいと思います。 結論 TechBooster C99の第1章に書かれている内容を実装し、gradle-profilerで計測するとビルド速度が中央値の比較で25倍になりました。 詳細 雰囲気で乗り切っているひとのためのAndroidビルド高速化ノウハウを参考に TechBooster C99 第1章(以下TechBooster)にはタイトル通りで、Androidのビルド高速化に関する情報がまとめられています。 弊社のOisixアプリ(Android)ではgradleキャッシュを使っていなかったため gradle.propertiesに1行加えることでビルド速度を改善
SREの林です。2022-08-05に行われた「Cloud Native Security Conference 2022」に参加してきましたので報告です。 参加にいたるまで CFPへの応募から採択まで 採択後からカンファレンス直前まで カンファレンス当日は緊張感が... カンファレンス終了、その当日にアーカイブが公開されるスピード感 まとめ 林コメント Okamosコメント event.cloudnativedays.jp 私(林)と同僚のOkamosは「AWS Security Hubの警告数”34,326”から始めたクラウドセキュリティ対策」のタイトルで参加しました。 セッションの概要や録画は以下のカンファレンスサイトで見れますのでよろしければご覧ください。 event.cloudnativedays.jp 資料は以下になります。(ドクセルさんを利用しています、ありがとうございます)
はじめに 運用管理の課題 NetBoxへの移行 NetBoxとは NetBoxへの移行準備 Googleスプレッドシートのフォーマットを正規化してCSVとして扱う devicetype-libraryを活用する Ansibleを使用して、CSVファイルをインポートする Ansibleを活用したNetwork機器の自動化 まとめ はじめに こんにちは、SREの井上です。今回は、Oisix ra daichi Inc.(以後はORD)で機器管理をGoogleスプレッドシートからNetBoxへ移行し、NW機器のコンフィグを自動取得した社内事例を紹介いたします。 ORDでは、美味しい野菜を多くのお客様へお届けするために多数の拠点を置いています。多拠点をつなぐORDのネットワークは、本社が位置する大崎や物流拠点の海老名ステーション、もともと別ブランドだった「らでぃっしゅぼーや」「大地を守る会」のネッ
こんにちは!SREセクションの林(@morihaya55)です。 本記事はOisix ra daichi Inc. Advent Calendar 2018の17日目の記事です。 昨日は@yymzkの社内でキーボードつくる会を企画した話でした。 同僚がキーボード沼に沈んでいくのを横から暖かく見守るのは気持ちが良いですね、どんどん沈んで欲しいです。 ちなみに私は無難に既製品のErgoDox EZを使っています。分割キーボードは肩が広がる感じが良いですね。 さて今回は digdag + embulk でSaaSのレポートを検査する仕組みを作った話 と題してつらつらと書きます。 やったこと 目的 正常時の件数確認を楽に行いたい 異常時の検知をしたい 対策を検討した どうやったのか digdag、embulkとは Python、pandasとは embulkのプラグインの豊富さが凄い コードのご紹
こんにちは、オイシックス・ラ・大地のデータプラットフォーム室でマネージャをしている普川です。 我々のチームでは主にレコメンドエンジン開発プロダクトに実装するモデルの開発や、需要予測のような業務で使うデータエンジニアリングを主に実施しています。データ分析の活動をどうビジネスの価値に変えていくかについて、今回は真正面から答えてみました。 あ、この記事はOisix ra daichi Inc. Advent Calendar 2018の20日目の記事となっております。 目次 目次 この本がすごくいいんです。 データ分析の価値とは データ分析における問題解決の4つのフロー それぞれでのポイント 1.活動領域の決定 2.問題の可視化 3.データモデリング・エンジニアリング 4.ビジネスへの適用 案件を成功のための3つのポイント ①現場との関係作り ビジネスの理解 データの整備 「データ分析案件を育て
こんにちは、オイシックス・ラ・大地のデータプラットフォーム室でマネージャをしている普川です。 我々のチームでは主にレコメンドエンジン開発プロダクトに実装するモデルの開発や、需要予測のような業務で使うデータエンジニアリングを主に実施しています。 今回我がチームに未経験のメンバーが入ることになりました。チームに加わって貰う前に、最低限身につけてもらいたいスキルや知識は何か、それをどうやって獲得してもらうかをチームメンバーと一緒にまとめました。せっかくなのでブログで公開してみたいと思います。 目次 目次 今回やりたいこと 到達したいレベル 事前学習で気をつけたいこと 取り上げる教材について 取り上げる内容について カリキュラム 数学 線形代数 線形代数ののおすすめ本 微分 微分のおすすめ本 統計・確率 統計・確率でおすすめの本 エンジニアリング プログラミング Python プログラミングのおす
こんにちは。Androidエンジニアの @shanonim です。今日は全社的にリモートワークの日なので、アプリエンジニア3人で会社の外に集まって作業することにしました。 作業場所を探していたところ、たまたまノハナ社の方から「Work From Sentoしませんか??」とお誘いを頂いたので、みんなでエンジニア合同WFSをしています。 ノハナ社のWFSブログはこちら。 blog.nohana.co.jp 当日の様子 様子をエンジニア3人のリアルタイム更新でお送りします。 【2018/07/24 リアルタイム更新ここから】 (10:00 @shanonim) 武蔵小杉駅からRAKU SPA 鶴見へのシャトルバスに乗ります。ノハナ社のエンジニアメンバーとも偶然合流。 (10:10 @shanonim) さっそく移動中にcommitを始める @taikai_m (10:50 @shanonim)
主にインフラ担当の長尾です。 先日、Microsoftの寺田佳央さん(Javaの神)にハックフェストを開催していただき、当社のエンジニア5名、Alterboothの加藤さん、松村さんの2名で参加してきました。 ハックフェストとは? マイクロソフトのトップエンジニアの方々とテーマを決めて一緒に解決をしていく夢のようなイベントです。 しかも今回担当してくださったのが、日本に2人しかいないJavaチャンピオンの寺田さんということで、開発言語にJavaを使っているオイシックスとしては嬉しすぎる機会でした。 テーマ 当社が運営しているECサイト「oisix.com」は、17年間機能拡張を重ねた結果、開発スピードの低下やスケーラビリティの低さに悩まされてきました。今回はこの課題を解決するために、Spring Bootでマイクロサービス化して切り出していくというテーマを設定し、最も古く切り出し難易度が高
Androidエンジニアの篠原(@shanonim)です。12/9〜12/10の2日間、弊社キッチンスペースでハッカソンを開催しました。 oi-study.connpass.com 今回は、イベントの背景や当日の様子をお伝えしたいと思います。 開催のきっかけ キッチンハッカソン2017は、ハンズラボ株式会社との共同開催です。 ハンズラボの百木田さん(@ykarakita)と別のハッカソンで知り合った際、「自分たちでハッカソンを企画するならどんなテーマになるだろう」と考えて、 ハンズラボ →モノ×キッチン オイシックスドット大地 →食材×キッチン という共通のテーマを見つけました。 海外では『The Smart Kitchen Summit』を始めとしたキッチンテック界隈が盛り上がっていますが、日本ではまだそれほど知名度がありません。 そこで今回、これから伸びるであろうキッチンテックの流れに
Androidエンジニアの @shanonim です。今年7月に弊社の定期宅配サービス「おいしっくすくらぶ」のAndroidアプリをリリースしました。 play.google.com 今回はその開発の裏側を紹介したいと思います。 目次 目次 定期宅配サービス「おいしっくすくらぶ」について Androidアプリ開発に至った背景 OisixのAndroidアプリ開発 Kotlinの採用 1. 優れた言語仕様 2. 導入事例が増えている 3. Javaとの100%互換 開発チーム 開発ツール 開発プロセス 1. issueの起票 2. milestoneの設定 3. 開発 4. 振り返り 開発を加速させるための施策 【開発戦略】技術的負債の返済 【スキルアップ戦略】技術顧問の招聘 まとめ 定期宅配サービス「おいしっくすくらぶ」について Oisixは食品販売のECサイトを運営しています。安心安全で
初めまして。デザイナーの高橋です。普段はUI設計や改善を担当してます。 前回、出口さんの旬ページリニューアル事例のエントリーでは、 スマホファーストの考えに基づき、「読ませる」より「見せる」にデザインの方向性を決めて「ビジュアル訴求を高めた」事例について紹介しました。 では、どのようにして「見せる」ことを実現させるためにスマートフォン上のデザインで解決していったのか? 今回はその事例をご紹介できたらと思います。 簡単に「見せる」と言っても、オイシックスの売り場の特徴はページの「長さ」にあります。 いかにしてお客さまがサイトに訪問していただいた時のテンションを維持したまま、ページの最後まで飽きずに「見て」いただくことが出来るかが、デザインの成功のカギだと考えています。 そのため、長さを極力意識させない工夫、またテンションを上げもらう工夫が必要です。 「見せる」ためにやったこと そのために具体
はじめまして。オイシックスでデザイナーをやっている新卒3年目の出口です。 リアル媒体(冊子やチラシ、イベント時のダンボールなど)や、写真撮影のディレクションを担当しています。 今回は「ビジュアル訴求の高め方」をテーマに、オイシックスのデザイナーとして実際に行った取り組みについて書きたいと思います。 Oisixの原点、野菜・果物を集めた旬ページをリニューアル 2016年、Oisixでは旬ページのリニューアルを行いました。 旬ページとは名前の通り、旬の野菜や果物を集めたページです。 2016(016=オイシックス)の年、Oisixの原点である新鮮でおいしい野菜・果物で、「お客さまの食卓を豊かにしたい」「どのようにしたらOisixの野菜・果物の魅力を伝えることができるだろうか」 、 企画・デザイナー・エンジニアが一体になってプロジェクトを進めました。 Oisixのお客さまのご利用デバイスの主流は
こんにちは。オイシックス株式会社でAndroidアプリ開発を担当しています、 id:shanonim です。弊社のエンジニア・デザイナーでクリエイターズブログを始めることになりました。 オイシックスは、2000年に創業した食品ECの会社です。有機・無農薬食材を中心とした「美味しくて健康になれる食品」をインターネットで購入できる事業を展開しています。インターネット上の食品専門スーパー「Oisix.com」の利用者数は、今年の4月時点で170万人を突破しました。🎉 また先日、同じ食品宅配事業を展開する株式会社大地を守る会と経営統合し、「オイシックスドット大地株式会社」となることが発表されました。 prtimes.jp 会社も事業も多くの変化がありますが、それとともにエンジニア・デザイナーの現場も常に変化し続けています。「Oisix Creator’s Blog」では、そんな日々の中で生まれる
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