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d.hatena.ne.jp/codemaniax
ヒマになるかと思えばさにあらず、わりといろいろ忙しかったです。ここ1ヶ月でやっていたことはこんな感じでした。■最近の時間の使い方大学院がレポートシーズンだったので相変わらずドタバタしながら、久しぶりの人(前の会社の人もそうでない人も)に会ってご飯食べたり、イベントに参加したり運営のお手伝いしたり、勉強会に参加したり講師したり、本の原稿を書いたり。それなりに社会性を保ってペースメーキングもしつつ、時間を自分でマネージできるのがとても嬉しいです(答:それは無収入だからです)。■会社を辞めて感じたこと「転職します」というよりは、「起業します」という方が周囲の視線や反応が暖かい気がします。なんだかんだでみんな応援してくれますし、うっかりすると初期の資本金くらいは集まってしまいそうです。やっぱり、大企業とスタートアップの強み弱みはそれぞれ違うので、それを踏まえた上での振舞いであればさほど邪険にはされ
日付が変わる前に書いておかないとー。10月末をもって、5年半勤めていた某SIerを退職して、テクノロジー企業をスタートアップすることにしました。■近況みたいな話4月より大学院に入りまして、MBAコースに通っております。いろいろな人と出会いながら、ビジネスの視点、ロジック、言語、作法、みたいなものを学びながら、少しずつ実践する毎日であります。あ、あんまり近況ちっくは話がありませんね・・・。■なぜ今なのかみたいな話この種のリスクを取れる年齢として後半に入ってきたこと、エンジニアとしてそれなりに経験を積んできたこと、ビジネスパーソンとしてのリテラシーもある程度身に付いてきたこと、人的ネットワークが充実してきていること、パートナーも得られたこと、市場環境その他ビジネス環境もろもろ、などなど、総合的に考えて、今かな、と。他の人がやらない時ってチャンスだよねーとか。あと、ハードル上げてプレッシャーかけ
まぁ、正直言ってラジカルな物言いは意図したものであり、表現方法については賛否両論あるかもしれないけれど論旨としては間違ったことを言ったとは思っていないし、間違った表現方法だったとも思っていない。表現上の細かいところにつっこむ人がいるのは、まぁ想定の範囲内。ゲンナリするけど。(そういう意味では一見さんを相手にするつもりはない)敢えてラジカルな書き方をするのは、「読み手の心を揺さぶる」ためであって、gentleな表現をして「まぁそうかもね」みたいな毒にも薬にもならない受け止められ方をしても無意味だと僕は思っているから。Twitterでもはてブでも色々コメントをもらったけれど、そもそも、目立ったその時にしか読みに来ない(ネットイナゴのような)オーディエンスにどう思われようが僕の知ったことではない。むしろ、いつも読んでくれている人たちの、そのまた一部の人たちの共感を大事にしたい、魂を揺さぶるような
かつて、あなたは言った。「君の言うことなんて誰も共感しない」。でも今はこう言う。「本物の経営者が必要だ」。ふざけんなと言いたい。僕はずっと言い続けた。「若い連中が入ってきたがるような「ビジネス」をどう組み立てるのか、顧客の利益と我々業界の利益をどうリンクさせるのか。それこそが問題だ」。でも、あなたたちは聞く耳を持たなかった。税金を使ってベンチマークを続け、ギークを奉り、スーツをけなし続けた。その結果が、このザマだ。今になって、経営者が云々言い始めている。ふざけんな、と言いたい。あなたたちは言った。オープンソースこそが世の中を変えると言った。ギークがスーツに勝ると言った。であるならば、僕が今、ビジネススクールに通う必要はなかったはずだ。僕が今、高い学費を払ってMBAを目指す必要性なんか無かったはずだ。あなたたちの言うことが正しかったのならば。あなたたちの考え方で、やり方で、オープンソースが世
「IT技術者向けスキル診断 2008年度調査レポート」なるものを見た。 IT技術者向けスキル診断 2008年度調査レポート http://www.isrf.jp/home/event/docs/2008skillreport_it.pdfなかなか壮絶な結果ではある。 母数は30,000人超。サンプルとしては十分と思われ。 5ページ:全エンジニアの半数近く(48.6%)は「エントリレベル」以下。 6ページ:26〜30才は、60%以上が「エントリレベル」以下。30代も3〜4割はエントリレベル以下。 7ページ:運用エンジニアである「ITサービスマネジメント」エンジニアは、8割弱が「エントリレベル」以下。 11ページ:所属している企業規模が大きいほうがスキルレベルが高い。ひとつの現実ですな。しかし、ITサービスマネジメントのエンジニアのスキルレベルの低さと、それによる立場の弱さみたいのはこのままで
なんか、ヌルい議論がされているみたいなので、自分なりにざっと書いてみる。多重下請け構造が存在しているのは、端的に言えば雇用調整の代替として必要であるという理由が大きいのであって、欧米であればプロジェクト単位で人が会社を動いたりという流動性、もっと言えば需要と供給のマッチングメカニズムがあるのに対して、日本ではそういうわけにはいかないから、企業内の部署間であったり、子会社であったり、パートナー企業であったり、あらゆるレイヤーが雇用調整のメカニズムとして働いているというのが実情であろう。なぜ雇用調整が必要かと言えば、それは「プロジェクトを受託で商売にする」というビジネスモデル上避けることはできないテーゼである。「プロジェクト」という有期性を持つ対象をビジネスとしている以上、案件の凸凹、つまり稼働率の凸凹は避けられない。例えば、コンサルティング業界においてはコンサルタントのフィーが通常の人件費と
かれこれ5年程オープンソースで(上から下まで)やっていたりする私が通りますよ。(学生の時代を含めると10年近くになるのですが)そもそも、なんであのオジサンが「オープンソース日本代表」みたいな物言いをしているのか不思議でならないのだけれど。誰もそこツッコまないのは何故だ。あんな、貴族みたいな生活していて(一応コードは書いているらしいが)何の仕事してるのか分からないオジサンに日本のオープンソースエンジニアを代表されていいのか? 僕は嫌だ。一応、僕もR&Dで海外のエンジニアと切った張ったをしたり、技術検証やパッチ開発をやって本家に取り込んでもらったり、技術支援でSIをやったり、コミュニティで運営やったりコラボレーションやったり、サービスの企画をやったり、データセンタでシステムの運用をやったりと、「オープンソースでメシを食う」ということをテーマに、およそ上から下まで実践してきた。そういうエンジニア
当時、僕が推測していたことは、ほぼ当たっていたんだなぁと、今さらながらしみじみと感じる。もっちーの苛立ちも、それなりによく分かったし。 もっちーの誤算 http://d.hatena.ne.jp/codemaniax/20081109/1226225034当時、僕も「残念ながら」と書いた通り、本当に残念に感じたんだろうと思う。ましてや自分がコミットしていた対象だったのだから。(他人の仕事なら別にどうでも良くても、自分が信じてコミットしている仕事が、いろいろな要因によって思うようにいかない時、人はイラつくものだと思う。僕だって「残念」に思うことは多々あるもの)どこで読んだかは覚えていないけれど、もっちーは「大きなトレンドには逆らわない、トレンドには逆らわずにサバイブしていく」と言っていた記憶がある。とするならば、サブカルチャーや馴れ合い、足の引っ張り合いに終始している日本のWebの「トレンド
ここら辺を読んで。 戦うか、逃げるかの話、再び - Tech Mom from Silicon Valley http://d.hatena.ne.jp/michikaifu/20090325/1237998588 On Off and Beyond: 日本のためではなく日本人のために何かをするんじゃだめなんでしょうか http://www.chikawatanabe.com/blog/2009/03/jtpaconference.html 「自分の力と時代の力」講演録(JTPAシリコンバレー・カンファレンス2009年3月21日) - My Life Between Silicon Valley and Japan http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20090323/p1 若者は今なぜシリコンバレーをめざすか JTPA会議報告 インターネット-最新ニュース
携帯をBlackBerry Boldに変えてみたり。iPhoneはホビイストのための携帯って感じだったけれど、BlackBerryはビジネスパーソンのための携帯って感じがする。喫茶店とかで、リクルートスーツの学生さんたちを見かけることが多くなってきた。彼ら彼女らを見ていて今の自分と圧倒的に違うところは、彼ら彼女らには有り余る時間があるのだなぁということ。つくづくそう思う。彼ら彼女らが今の僕の歳になるまでに、まだ10年近くある。その圧倒的な可能性に羨望を感じずにはいられない。と、若干センチが入っているのは、自分自身が人生の岐路にいるからかもしれない。先日、とある企業から内定をもらったのだけれど、この時だけは本当に「嗚呼、自分が二人いたら」と思わずにはいられなかった。小さなチーム、グローバルな職場、クリエイティブな企業文化。僕にとって素晴らしい環境になっただろうと思う。僕はどうしてもチャレンジ
「勉強ができる」という表現が「蔑称」になってしまうのは、「世の中に出ても『勉強』なんて役に立たない」という old type の価値感から来ているのではないかと思う。それは、勉強ができることよりも、与えられた環境の中でうまく世渡りしていくことが優先され、価値があった時代。言うなれば、「C級の時代」。かつて、言われた言葉を思い出してしまう。最近、「君ってサッカーで言うと中田に似てるよね」と言われました。「あれだけ努力して高みを極めて。でもそのレベルに周りがついて来れなくて孤立して。すごく哀しいけど」。ビジョンを提示するでも、そういう「C級の世界」は終わりに近づいている、と僕は思っている。これだけグローバルな時代において、C級な世界がそのまま生き長らえることができるとはとても思えない。「より高いレベルのチャレンジをする」ことが評価されない場所というのは、本来その人がいるべき場所ではないのだろう
アカウンティングとファイナンスのクラスが終わった。ビジネススクールで初めてマーケティングのクラスを受けて以来、「僕に必要だったのはこれだ」と感じて、(今まで数年間続けていたことを止めて)お金と時間を投資して突っ走ってきた。 マーケティング ビジネス・ファシリテーション クリティカル・シンキング 組織行動とリーダーシップ アカウンティング ファイナンス 「これからの一年間は次の自分へ向けての投資の年にする」と決めてはいたものの、未知の領域でハードなチャレンジだった。でも、自分にどこまでできるのか。それを知りたかった。ストレッチしたかった。後半の半年間は、それこそ土日も無いくらいに教科書を読み、ケースを読み、考え、アサインメントをやってクラスメイトとディスカッションをし、レポートを書いた。実務でも機会を見つけて実践を続けた。100人近いビジネスパーソンたちと学び、議論をし、夢を語り、酒を飲んで
NVIDIAのCEOの講演があったらしい。 エンジニアの卵たちへ--エンジニア出身の米実業家の言葉 http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20081210/321113/ タイミングについてフアン氏は,「前の世代にできなかったことができるようになったときに,前の世代が知らなかったことを知っておくこと」と語る。・・・ こうしたときにタイミングよく「何が起こっているのかを理解することが重要」と語る。「例えば,Javaを今からいくら勉強しても,もっとできる人は世界中にたくさんいる」。・・・ フアン氏はさらに講演に集まった学生たちに向けて,信念を持つことの重要性を訴えた。「信念と善意に基づいて行動すれば,思ったような結果が得られなくても歓迎すべきだ。その結果をopen mindで受け入れれば,想像以上の世界を切り拓くことができる」。 ・・・ もちろん
「case by caseだ」という議論は置いておくとして。 ボトルネック http://blog.livedoor.jp/habuakihiro/archives/65139746.html僕が以前から羽生さんに聞いてみたいと思っていたのは、「システムを業務に合わせる」のか、あるいは「業務をシステムに合わせる」のか、という点。ギョイゾーなどによって開発生産性にブッチギリの自信があるとは思うのだけれど、「要件定義の量産化」とおっしゃっている今だからこそ聞いてみたいこと。特に中小企業、中堅企業において、業務にシステムを合わせる方が効果が上がるケースと、システムに業務を合わせる方が効果が上がるケース。割合から言って、どちらが多いのだろうか。「経営者」の観点、「経営コンサル」の観点、「システム屋」の観点。それぞれ違うと思う。でも、これって、今後の「SaaS」や「ASP」といったビジネスにおいて、
僕はもっちーの「(日本的)大企業論」が結構好きなのだ。日本の「大企業」というのはもっちーが言っているように日本の一流企業というのは、こうした避け難い「C級」性を内包しつつも、「C級」性からの逃げ場も豊富に用意し、「コミュニティーとしての会社」としての理想を、世界でも類まれなレベルで達成してしまっている存在だ。日本企業が持つ「C級性」の魔力という世界なのであり、組織自身を「疑似家族的小宇宙」に見立てて「仕事と遊びを常時一体化して生きる」という「日本の会社の楽しさ」日本企業が持つ「C級性」の魔力ということを体現しているということであり、これはつまり「わざわざ組織外のコミュニティに出て行かなくとも、(一般的な人には)十分に刺激的でバラエティに富んだ日常が用意されている」ということに他ならない。典型的な日本的な大企業というのは、知らない人が言っているほど均質的でも退屈な空間でもなくて、むしろ「総花
おそらく、もっちーの興味の対象は「上の子たち」、「Aクラスの人」なのだろうと思う。結論から言うと、そういう興味を持つ人にとって、ネットというのは非常にノイズの多い世界になってしまった。だから、有用なヒトや情報を見つけ出すのに、以前とは比較にならないほどのコストがかかるようになってしまった。そういうことなんじゃないかと思う。確かに、かつてネット上にいた人たちというのはテクノロジー業界でもかなりエッジな人たちが主流だったから(アーリーアダプターとかイノベーターとか)、比較的「そういう人たち」を見つけやすかった。けれども、誰しもがネットを使うようになった今、「起きた、メシ食った、飲んだ、寝た」みたいなことを日がな一日ネットに垂れ流して喜んでいるような人たちがマジョリティになってしまった。女子高生の携帯メール依存症と同じレベルだ。これの意味するところは何か。ネットユーザーの分布が、リアルな世界にお
ピースな愛のバイブスでポジティブな感じでお願いしていこうと思ったのですが、ダメでしたかね。前よりもオトナになったつもりだったんですが。今回は「うひゃひゃ」とか書かなかったのに。。。人徳の無さか。。。。はぢめにまぁ、言いたいことは、エントリのタイトルと最終パラグラフ(と一個前と)に込められていたわけですが。もともと、論点は二つほどあって、「問題の正しい認識無くして、問題の解決はあり得ない」という点と、あとは「発言者の立ち位置と発言の内容の整合性」、言うなればcredibilityの問題。問題の正しい認識の話ビジネスシステムというものは、最終的には調達や契約の連鎖、関係性をどう構築するかという点に集約されるわけで、それを「俺知らねぇ」と言ってスルーしていて、問題の所在を正しく認識できるのだろうか。はてブで皆が落胆しているように、それはあり得ないと思う訳です。同様に、議論が噛み合ない、その「噛み
二つのエントリを見比べて。すごく不思議に思うのです。「1,000人もいる会社なんだから、他の部署のことは分からない」をエクスキューズにするなら、その10倍の規模のある企業をなぜ一言で断罪できるのでしょうか。いつもやってますよね。「ITゼネコン」を批判する言説を取るのであれば、同じ批判が自分に向かった時には、それを受け入れる必要があるのではないでしょうか。自分は好き放題言っておきながら、他人に言われたら自分は知らない自分のせいじゃない、という理屈は如何なものでしょう。そういうのを「ダブルスタンダード」と言うのではないのでしょうか。「禄を食む」という言葉がありましたが、我々の給料は、そういう仕組みの上に成り立っている。我々はそういう(ある種の)十字架を背負っているわけです。そのことに対して自覚的である必要があるのではないかと思います。そういうのを「覚悟」と呼ぶんじゃないかと思います。僕自身はそ
Tech Momのエントリ「ノーベル賞の『3対1』」を読んだり、あるいは最近の金融や経済の状況、あるいはヘッドハンターの持ってくる案件状況、あるいはTwitter/Facebookを眺めるようになって、あるいは日本の人口構成・労働者人口などを見るにつけ。これから20年、30年と仕事をしていく世代にとっては、「サバイブするためのスキルセット」として、確実に「英語」というものが必要になってきてるんだろうな、と思います。ヘッドハンターには「英語うまいですね。どこで身に付けたのですか?」と言われたのですが、特にそういう機会があったわけじゃないし別にうまくもないけれど、せめて仕事の話くらいは英語でできるようになりたいと思っていることも事実です。人口減の時代に入って、国内需要が頭打ちになる中で、おそらく「海外で稼ぐ」という道に進まざるを得ない時代になってくるんじゃないかと思っています。もちろん、個別の
その立場に立つという覚悟を決めた人というのは、その立場に応じて鍛えられていき成長していきます。結果として立場が人を作るということになります。一方で、覚悟が出来ていないままにその立場に立っていると、どんどん苦しくなっていきます。覚悟が足りないので何とかその苦しさから逃れようとします。ということは結局修行を避けることになるので、いつまで経ってもその立場に応じた力量を習得できません。(・・・略・・・)覚悟が人を作る。自分は一体何に対しての覚悟を決めるのか。それはつまり、自分をどういう風にしていきたいのかということ考えるということなのだと、私は考えています。株式会社スターロジックの羽生章洋が書いてるブログ:覚悟が人を作る「覚悟」。僕の日記にも、この言葉が何度か出てくるのですが、この言葉、結構好きです。大きな組織の中で仕事をしてきた私も、(いろんな人を見ていると)「人をつくる」のは「覚悟」なんだなぁ
elasticaさんのエントリが、わりと問題意識が近いのかなぁと思いました。この仕事はそれほど将来性のある仕事ではない。(・・・中略・・・)私には、このネガティブな予測を大いに若い人に語る必要がある。10年先を見通すための両目があるのに、目先のことだけ考えてポジティブであれと叫ぶことが、誠実であるとは思えない。だけど、この国にとって、この国を支える企業にとって、重要な仕事だから、競争は激しいし、苦しいこともあるけれども一緒にやりましょう。少なくとも、私は貴方と仕事がしたい。まずはそこからだ。エンジニアに「未来」なんかない。まったく同感です。若い人たちに「現実を見せずに甘い言葉だけを語ること」が誠実だとはとても思えません。僕も三年前にこんなことを書きました。これから日本のSI業界に入ってくる若い人たちは、インド人や中国人たちとの勝負になる、ということを覚悟しておいた方がいいです。「手に職を付
何だろうなー。もしかして本当に分からないのかなぁ。「自分で決める」だとか「自己責任」だとかなんてのは、みんな分かってるわけですよ。そんなこと全部分かった上で、でも自分だけで決める、踏み出すことに不安があるから、だからこそ「何か」を求めてるんじゃないの?「ここから一歩踏み出すとどういう世界があるんだろう?」とか、「先に踏み出した人はどういう道を歩んできて、どういう不安があって、どうやって今があるんだろう?」とか、そういうことが知りたいんじゃないの?その上で、自分の「未来」に何が待っているのかを、知識と創造力で補いながらドキドキしながらも一歩を踏み出せれば、って、そんな感じじゃないの?そりゃ既に10年なり20年のキャリアのある人から見れば、ナイーブすぎるっちゃナイーブすぎるかもしれないけどさ、でもそれが「普通の人(普通の若者)」の感覚なんじゃないの?会社の同期、後輩、内定者も含め、そんなに数は
「棒読み」というキーワードに羽生さんが激しく反応していてビビったのですがww。僕自身のスタンスだとか問題意識だとかはこの辺↓にあります。ほとんど変わっていません。僕がネット界隈のコミュニティを好まないのは、「日本の」ネットコミュニティ(ないしネット開発者コミュニティ)は単に群れているだけであってイノベーションを起こす土壌になるとは感じられないからだ。単に評判ゲームのハレーションを起こしているようにしか見えない(最近は一部のオンラインメディアすら巻き込みながら)。でも、エンジニアとしてやりたいことって、別にそういうことじゃないのよ。少なくとも僕はね。だからこそ、僕はもっとリアルなビジネスの中で何かを模索していきたい。例えすぐには評価されなくてもね。TA*KO*TSU*BO僕のオープンソースに関する問題意識は、ここ数年変わっていない。若い連中が入ってきたがるような「ビジネス」をどう組み立てるの
自分の未来なんてセミナーで見つけるもんじゃないよねー、という一般論は置いておくとして。なんでしょうね。「俺様最高!」ってスタンスの人たち集めてパネルやったところで、まともな議論になるわけないじゃんとか思うのは僕だけですかそうですか。あっはっは。だってみんな普通のエンジニアじゃないでしょ。普通の人の参考にはならないと思う訳ですよ。残念ながら。世の中のほとんどのエンジニアは普通のサラリーマンなんですよ。しかも、今のあなたがあなたであるのは(時代背景とか運とかも含めた上での)結果論じゃん、みたいな(しかも、そう思わせるしゃべり方をしちゃってる)。でも、そういうイベントに参加している人たちが求めてるのって、「共感できる体験」だったり、「共有できる価値観」だったり、そういうのじゃないの? どういうことに悩んできたか、どういうことに苦労してきたか、どうやって乗り越えてきたか、そういう「プロセスの共有」
没落エリートの出現―ビジネス社会から疎外される高学歴就職難民たちー - 女。京大生の日記。 ttp://d.hatena.ne.jp/iammg/20080730/1217359666 京大からはそうみえているのか - 雑種路線でいこう ttp://d.hatena.ne.jp/mkusunok/20080730/iammgどっちも話が長い上に小難しい単語を使いたがるので、イマイチ真面目に読む気にならないのだけれど(酔っぱらってるし)。あれだ。実験場たるSFCを出て20世紀的日本企業に勤めている私から言わせていただきますと。「未来からの留学生」とか言って、「時代の尖兵」たろうとして学校創ってみたものの、「ウッカリ」いろいろ忘れてて(ごめんじゃねぇよとか思うけど)卒業生が苦境に陥っていたのが世紀をまたがった辺りで、それ見てて「多少は」学習してたのが我々の世代(教員含め)。今は知らん。で、一周
もっちーの『生きるための水が湧くような思考』を読んでいて、一番印象的だったセクション。(余談だけれど、URLの「musings」ってどういう意味かなぁと思って、「muse」っていう動詞の意味を調べたら、こんなんだった。なるほど。MUSE Associatesというネーミングもここから来てるんですね。納得。というか、凄いな。「我が人生こそが作品」という言葉の意味、その片鱗を垣間見た気がする) 日本企業が持つ「C級性」の魔力 http://www.mochioumeda.com/archive/nb/010212.html僕には、この記事が一番印象的でした(他のは既に読んでいたから、という理由もあるのですが)。誰もはてブしていないし、ポロッと収録されているように見えるけれど、もっちーの集大成と言える作品の中で、なぜ敢えて7年前のこの記事を選んだのか。そのことに対して考えを巡らせると非常に奥深い
何が辛いって、自分がやりたい、自分がやればできるってことを、他人に委ねなきゃいけないことだったりするのです。しかも、出来なさそう、あるいは時間がかかりそうな人たちに。自分が手を下せばToBeに手が届く。それが(自分には)分かっているのに、手を下すことが(立場的に)許されない。必要なら自分が身体を張って突っ込んでいってもいい。でもそれが許されない。決して楽しいポジションじゃないのです。「それが君の仕事でしょ」。簡単に言われるけれど、そんなに簡単じゃないのです。そんなに簡単だったら苦労or苦悩はしていない。しかし、出世するにつれて給料と責任は増えたが、だんだん自分の好きなことをできなくなっていった。父のウォルトと同じく、テレサも芸術が大好きだった。それなのに、自分で芸術をつくるのではなく、芸術をつくる人間を管理するのが彼女の仕事になっていった。「『あなたたちみんな、楽しいことをしていてうらやま
ミラクル・リナックスが、第二の創業を目指し、新経営体制を発表 http://www.miraclelinux.com/corp/pressroom/details/2008/0701_1.htmlまぁいろいろと言われているようですが、 「臨時」株主総会 社長交代、CTO職消滅(?) 親会社は日本オラクル。泣く子も黙るエンタープライズRDBMSベンダ。 親会社も社長交代。 日本オラクルが Oracle Enterprise Linux/Oracle Unbreakable Linux を始めてる。 ミラクルは、Oracle Unbreakable Linux プログラムのパートナーになっている。 主要株主であるNECは、(IAに関しては)国内SMB市場中心のサーバベンダ。 今後注力するのは「MIDとAsianux」 「第二の創業」 かつて、LDAP/SambaをやっていたSMB向けのチームは
もっちーが素晴らしいエントリを書いていました。このエントリだけで御飯三杯はいけるかもしれません。 「世界観、ビジョン、仕事、挑戦――個として強く生きるには」講演録(JTPAシリコンバレー・ツアー2008年3月6日) http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20080629/p1まずは、「時間に対する緊張感」について。自分がそのプロジェクト全体のなかで、今やれと言われていることは最後に役に立つことなのか、という判断能力が必要なのです。少なくとも、「そう考えよう」、「そういうものの考え方をしよう」と発想しない限り、「わかりました」「やりました」と言ってそのとおりにやっても、最終的には何の意味もない時間を1週間なり、10日なり過ごしました、というリスクを負うことになる。この感覚はすごくよく分かります。僕もずっとこう考えて仕事をしてきました。ずっとそうしてきた結果、以前
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