サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
大谷翔平
docnosuke.livedoor.biz
「※ただしイケメンに限る」がウソであることの美しい応用数学的証明 Tweet 「※ただしイケメンに限る」 容赦ない真実がしばしば明かされ、語られるネット社会のなかでも際立つ名言。 グローバルスタンダードと比して日本男子が格段にオサレに気を使っていることは、日本の街を歩けば一目瞭然だ。当然、少しでもモテたいからだろう。男という性は女という獲物がいなければ絶対に頑張らないという事実を考えれば、自分をよりよく見せることでモテたいという願望を男子が持つことは彼らが生きる上での必然とも言える。 男子がハングリー精神を失った日本が底なしに廃れていくのも、無理はない。世界とグローバルに戦わずして第二の敗戦を味わう日も、そう遠くないだろう。 ただし、ここ数年で日本社会に限り無く浸透した感のある「※ただしイケメンに限る」という言葉が真理であるならば、自らコントロールすることの出来ない容姿におけるイケメン、ブ
フツーに働く人が苦労せず富裕層になる、ものすごく簡単な方法 Tweet 「えーっ!?そんなにお給料低くてやっていけるの!」 博士過程に在籍中意気揚々と日本に帰省した際、母親に何故か自分の年収を誇らしげに話した僕は、コンプレックスを持つようになってしまいました。どこで道を間違って貧乏人に見られるようになってしまったのか。 しかし、バカにしたように驚かれると、自信がなくなってしまいます。 確かに僕は理系Ph.D.を目指す将来性豊かな独身貴族で、鏡をみると自分で惚れ惚れするぐらいの色男でした。でも、フェイスブックをのぞくと、宿題を写させてやった学部時代の同級生が今をときめく大企業で働いていたり、結婚しただの子供が出来ただの、頼まれているわけでもないのに宣伝してきます。大学の時あんなバカで、教科書の内容教えても何一つ分かってなかったあいつが、もう家買っただと?来たる夏のバケーションは、バハマで一週
エリート意識と研究者 Tweet ポスドク人生に挫折した匿名研究者が書いた文章が話題になっている。以下は元記事全文を引用しながら、自分が読みながら率直に思ったことを書いてみたい。 万人が読むか読まないかを自由に判断できるネット上でまで、そんなことを気にする必要があるのだろうか。 私は小さい頃から自分はエリートで歴史に名を残す人物になると思っていた。幼稚園の頃に既に自分は周りとは違うという意識があった。小学校では天才だと色々な人から言われた。有名な中高一貫校を出てT大学に入った。大学院での研究では同期よりも先輩よりもimpact factorの高い雑誌に論文が掲載された。これまでの研究室の歴史の中で自分の論文が一番高いimpact factorだった。しかし、自分だから当然の結果だと思っていた。そのときは、挫折などは凡人が感じるものだと心の底から信じきっていた。 僕は神童ではなかったしT大出
Fラン大学生に必要なのはコミカレである Tweet Fラン大学生のみなさん、こんにちは。 皆さんが学ぶような、ロクでもない大学で教鞭をとる教員が常に嘆くことのひとつに、学生の学力低下があげられます。そうです。あなたのような学生のことです。年寄りはすぐにボケますし、自分の過去を美化したがるので「自分が学生の頃と比べて・・・」といった議論をしがちです。しかし、日本では少子化の影響により定員割れに嘆く大学が多くなり、お金さえ払えば誰でも大学へ行ける時代だということは、実際に授業料を払う以外に大したことしなくても大学生になったみなさんなら、ご存知のことと思います。 「学生がバカになった」議論のカラクリは、大学生が実際にバカになったのではなく、大学があなたのようなバカを入学させるようになったことです。 仮に一世代前の18歳人口100人中30人が大学生になり、当時のFラン大学はその下位10%の大学教育
【サイト】Piled Higher and Deeper (PhD Comics) Tweet いまさらという感じがしなくもないですが、コメント欄にJKのyumiさんからタレコミがあったゆえの紹介です。 博士課程の悲喜こもごもな日常を自虐的に描くウェブコミック『PhD』からの作品です。大学関係者なら知らない者はいないと思っていましたが、最近はこのウェブコミを知らない学生も多いようで少々驚きました。1997年と前世紀末に始まった連載なので、既に新鮮味は無くなっているのかもしれません。 「publish or perish」という有名なフレーズは「論文たくさん出さないなら(アカデミック・キャリア的に)死ね」といった意味ですが、これを「publish AND perish」とすると、「論文たくさん出しても死ぬんだよ」という意味になり、英語特有の面白い言葉遊びであると同時に、人によっては大変心にグ
9月14日 2011 SNSは性のグローバル化にも乗り遅れる日本を映し出す 今日大学のオフィスでちょっと面倒くさい計算をしていると、オフィスメイトがなにやら「Twitterで大変な情報がながれてるからチェックしてみろ」と鼻息荒く知らせてきました。僕は普段ソーシャルネットワークの類のウェブサービスは殆ど使わないし、とくにTwitterはニュースが流れてくるのをチェックする程度の使い方しかしていないので、何のことだかよく分かりませんでした。しかしこのオフィスメイトのポスドクがあまりに鼻血を噴き出さんばかりの勢いで、何が話題になっているのかチェックすることを勧めたのです。僕は度肝を抜かれました。僕の「美女シリーズ」にも白人美女の典型例としてご登場いただいたアメリカの女優、スカーレット・ヨハンソンさんの、なんとセルフヌードの写メのようなものがウェブに流出している(マジで18禁)という話題で、世界中
1月9日 2011 ポスドクとは 実は悪くない高等遊民 世間のみなさんに「ポスドク」についてもっと知ってもらおうと始めたこの「ポスドクとは」シリーズ。今年度も不定期連載で行ってみたいと思います。この連載を書いたりする都合上、僕も日本の状況を把握するためにウェブ上でいろいろとポスドク関係の情報に当たってみたのですが、日本ではポスドクという地位に特別なスティグマがあるようで、なんだか腫れ物に触るように対処しなければいけないもののような扱われ方をされている点に、多少の温度差を感じています。僕自身の状況は、こんなバカブログを書きつづけられるほど楽天的な人間なのであまり参考にならないとしても、日本の方々はポスドクに対してあまりに悲観的なのではないか、と感じることがあります。そこで今回はポスドクのポジティブな面に触れてみたいと思います。僕が大学院生のころ、若手の新米アシスタント・プロフェッサーとの出会
10月9日 2010 ポスドクとは 大人になったらなりたいもの 男の子編 将来はポスドクの妻になりたい、と父親に無邪気に話した美少女クッキングアイドル・まいん。 一方、中学受験準備に忙しい同級生とくまるは、思春期の真っ最中であった。 母「とくまる、こっちに来なさい。」 とくまる「・・・」 母「塾の先生が言ってた。とくまるは、最近勉強に乗り気じゃないようで、いつも窓の外をみながらボーッとしている、って。」 とくまる「・・・」 母「一体何があったの?」 とくまる「・・・」 母「受験まであと二ヶ月しかないのよ。どうしたのか言ってみなさい。」 とくまる「ママ。ぼ、ぼく、目標が出来たんだ。」 母「とくまるの目標は受験に成功することでしょ。その他のことは、全部受験に成功してから、って約束したでしょ?」 とくまる「違うんだ!ぼ、ぼくは、将来、日本の科学技術の発展に貢献したいんだ!そのために、ポスドクにな
07月28日 2010 お父さんは夢を持ってはいけないのか 夏本番という感じです。考えてみれば今年ももう後半に入ってしまいましたね。毒男の皆さんは、太陽がこんなに燦々と輝こうが関係なく、独りジメジメとした日々を過ごすのでしょうか。それとも強い日差しでパリパリになって無味乾燥な日々を過ごすのでしょうか。いずれにしても毒男にとってはno win situationですね。ところでみなさん、「夢を持つこと」をお好きでしょうか。今僕は研究以外にささやかな夢を持つことにしまして、それはなんとか秋頃までに発情期的活動を本格化させたいということなのですが、手始めにベッドを大きめのものに買い換えることにしました。アメリカで売られているベッドには大まかにわけて四種類ぐらいあって、今まで僕は一人用で小さめの「twin」サイズばかり使ってきました。日本にはアメリカ人の家はデッカいという先入観がありますが、アパー
07月13日 2010 科学者は信用できるのか 『The China Study』 ジメジメしすぎで、朝っぱらからシャワーを浴びたい梅雨真っ盛りな日本の毒男の皆さん、いかがお過ごしでしょうか。僕の住んでいるところは最近サッパリしすぎで、外国語なまりで「あなたにもサッパリあげたい」と言いつつ、サッパリは独り占めにしたい毒之助でございます。いやーサッパリだなー。おたく、サッパリしてます?ところで突然ですがみなさん、「科学者を信用する」ことをお好きでしょうか。僕にとっての科学は、限界はありつつも自然についての知見を新たに積み重ねていく上でもっとも効果的な方法論です。ただし僕自身科学者でありながら、その方法を実践する「科学者」を信用するかといえば、とくに科学の知識もない生保レディーを信用する程度にしか信用していないことが多いことを白状しなければなりません。数年前のことです。科学の世界ではもっとも権
07月06日 2010 三木谷Engrishを擁護する ネットサービス企業楽天の社長、三木谷浩史氏が社内公用語を英語にするというニュースが、賛否両論含んだ議論をネチズンのあいだに巻き起こしたことは記憶に新しい。この件に関しては米国在住の統計学者兼ブロガーであるWilly氏の分析が非常に的を射ており、将来を見据える楽天の意気込み自体は応援したいものの、国内中心に展開する会社に勤める日本人社員間であっても英語でのコミュニケーションを強いるといった点は、個人的に本末転倒である感が否めない。とはいえ、楽天のこの試みが吉と出るか凶と出るかは、やってみなければ分からないだろう。企業としてメリットが無いことがわかり失敗に終われば、過去にあった滑稽な試みとしていずれ忘れ去られ、酒のつまみのジョークとして語られることになるだろうし、成功すれば三木谷氏は先見の明ありとして賞賛されることになるだろう。それだけの
06月28日 2010 女がいなかったら男は頑張らない 憲法九条の理想と国防という現実について一考察した先日の記事に、同じ海外在住の毒男であり戦友と思われる「うんこ」氏から下のようなコメントを頂いた。 (編集注:毒之助の女として)のっちさんが既に前提としてあるというのは、現実との乖離が9条の比でないようにも思います。 たかだか年収400万円台の期間限定労働者であり、靴下の色は常に白であるようなのび太系ファッションを身にまとい、女を前にすると必ず吃ってしまうようなポスドクである私は、大衆の前で鮮やかにテクノポップを唄い、トレードマークのおかっぱボブを振り乱し艶かしいフトモモをさらしながら踊り狂うPerfumeののっちさんのような魅力的な女は、そもそも手を出そうと考えることも許されない高嶺の花であり、現実であるはずがない、ということである。身の程を知って、スーザン・ボイルさんで妥協しろ、という
06月21日 2010 もし戦争になったら 野球賭博だのなんだのと角界が騒がしい日本の毒男の皆さん、いかがお過ごしでしょうか。相撲留学のために北米に来たわけでもないのに、なぜか数えきれないほどの関取に囲まれながら暮らしている毒之助です。 突然ですが皆さんは「戦争」をお好きでしょうか。 僕はといえば男のくせにあまり肉体的な争いは好まない人間で、したがって喧嘩にも戦争にもあまり興味がありません。子供のころは、僕が大統領(注:内閣総理大臣という言葉は知らなかったころ)だったら、世界中から絶対に戦争なんかなくなるのに、などとピュアでウブでカワイイことを考えていたものです。自分を聖人かなにかと勘違いしていました。 おとなり朝鮮やそれほど遠くもないベトナムなんかで戦争が起こったり、学生運動があったり、左翼的イデオロギーの全盛期に多感な若年期を過ごしたこともあるのでしょうが、僕の親の世代はかなり左寄りの
06月13日 2010 書くことへのこだわり 『論文の書き方』 日本全国にお住まいの毒男のみなさんいかがお過ごしでしょうか。そろそろ五月病は快方に向かっていますか。僕は中二病がまだ治りません。突然ですがみなさん、文章を書くことはお好きですか。僕はブログを書いているぐらいですから嫌いということはないですが、学部時代にはなかなかこれに苦しめられました。アメリカの大学ではいわゆる「Writing 101」という、アカデミックな文章を書くトレーニングのためのコースが文理問わず必修となっている場合が多く、これがなかなか厳しいのです。学部入学時点ではESL (English as a Second Language)系の学生として扱われていた僕の場合、普通のネイティブの学生たちが履修するWriting 101に進む前に、留学生や英語がネイティブでない学生のためのWriting 101を一年間程取らされ
06月08日 2010 ポスドクとは Two-body Problem 前編 そろそろジメジメした梅雨入りの時期かと思われる日本在住の毒男のみなさん、覚えていらっしゃるでしょうか。たま〜にブログを書いたりしている、理系脳毒之助です。ここ一ヶ月ほど更新が渋ってしまい、皆さんも僕の顔をいよいよ忘れてしまったかもしれません。とはいえ、そもそも僕の尊顔は公開したことがないので、どう考えても忘れようがありませんね(笑)。ところでみなさん突然ですが、「夫婦生活」はお好きでしょうか。毒男を前提に書いているくせにおまえは何を言っているのだ、と不快になられたかもしれません。もし気に障るようでしたら、「男女の営み」と言い換えてもよいかもしれません。似たような意味です。小学校や中学校の性教育で容赦なくウヤムヤにされた、アレのことです。このタラタラと際限なく続いている「ポスドクとは」シリーズも記事が少しはたまって
04月14日 2010 毒男のための英語講座 「清田玄」 日本在住の毒男の皆さん、いかがお過ごしでしょうか。重箱の隅を突くように難解なわりには実際のコミュニケーションであまり即戦力を養えない日本の英語教育の不足を補う企画として始まった、「毒男のための英語講座」のお時間です。お隣韓国に次いで世界第二位と言われるブラック国家・日本からの脱出を目指す毒男の皆さんの期待に応えようと始まったこのシリーズ、先日第一回目の講座があったわけですが、これがなかなかの不評でありまして、「簡単過ぎる。バカにしてるのか。」や「おまえは英語オンチを強いることで日本人囲い込みを狙う文部科学省の回し者か」などといった抗議のメールさえまったく届かないほど反響が鈍く、スポンサーは既に降板を仄めかしている状況であります。当ブログとしてはこの状況が変わらない場合はシリーズ担当の作家をアメリカらしく「クビ」にすることを検討してお
04月13日 2010 理数系に女性を増そうとするのはムダなのではと思う件について みなさまお気づきのように、僕はなにより美しい女性を愛しております。サイエンスをとおして自然の真理を追求する楽しみの一つに、いろいろと美しい自然の摂理に出会える点があるのですが、美しい自然現象を観察することに慣れてしまうと、どうしても美麗な女性しか心から愛せない特異体質になってしまうようです。それゆえ、サイエンスに見る目麗しい女性が増えることは、大変好ましいことであると考えております。日本の現状は知りませんが、アメリカに於いては、例えば生物系の研究者や学生のおよそ半数は既に美しい女性であり、性差などを問題にすること自体がナンセンスと言えると思います。(もちろんバイオロジカルな制限を考えれば美しい女性の方がキャリアと生物的な営みを両立させるのがより難しいことには変わりがありませんが。)しかしながら理数系、いわゆ
03月23日 2010 ポスドクとは 老後への準備編 どうしようもなく更新が途絶えていた拙ブログですが、舞い戻ってきました。諸事情で記事を書く時間がなかなか取れなかったのですが、モタモタしているうちに任期が切れてしまい、僕がポスドクじゃなくなったらこのブログやばいじゃん、ということでなんとか頑張ってネタを出し切ってしまいたいところです。(企画モノも終わってないし。)僕の場合任期が切れるのは来年なので、あと一年ぐらいブログの方はモタモタしていても安泰なのですが。って一年後は「無職」ってことになりかねないことのどこが安泰なのか分かりませんね(笑)。そんな前置きにもかかわらず、今日はポスドクの老後への準備について書いてみたいと思います。なぜ老後なのか?もしかしたら若い院生の方もこのブログを読んでるかもしれないので、こんな話題についても念のために書いておこう、ということです。というのも、アメリカで
02月12日 2010 日本人は天才がキライ 毎回コメント欄が騒がしい『金融日記』の記事から中学受験についての記事。 天才小学生たちはどこに消えた?(金融日記) 前回の中学受験のエントリーには思いがけず多くの反応があった。 そして、多くの人たちがひとつの大変興味深い問いにたどりついたようだ。 「そんなすごい小学生たちはいったいどういう大人になったのか」という問いだ。 そして今回はその問いに答えていこうと思う。 結論からいうと「みんなただの人になった」が答えだ。 もうちょっというと、ただの人だけど、やっぱり普通よりちょっと高収入で、ちょっとばかり社会的地位の高い人たちだ。 残念ながら世界的な企業家やノーベル賞級の科学者というのはぜんぜんいない。 中学受験で成功を収められる子供の学力や理解力が優れていることは紛れもない事実だろうし、彼らの将来がそういった能力に劣る子供と比べて安定しやすいという
02月10日 2010 捨てられたアメリカPh.D.は何処へ行くのだろう 日本では博士課程に行ったが最後、(外資系を除いて)普通の就職はかなり困難になるとし、一方アメリカではそれほど博士号を持っていること自体は就職の足かせにはならない、と主張してきた僕としては、そこにデータの裏付けがあったほうが良いことは言うまでもありません。そんなわけで、PhD就職後アカデミアに残らないことにした人たちが、どういった就職先を見つけたのか、僕のまわりの身近で思い出したケースを羅列してみました。従って統計的な価値はないし、思い出さなかったケースは入っていないのであくまで参考程度です。僕が学位を取った大学院や今いる研究機関だけではなく、近い分野で他の研究機関に在籍した人の噂もLinkedinなどで裏が取れた場合は入れました。しっかりした統計データがあるに越したことはないですが、こういう身近なケースもリアリティが
01月24日 2010 尻を叩かれ頑張りすぎると不幸になるジレンマ 自殺ネタが続いて申し訳ありません。ところで失業率と自殺率の関連性はよく言われることです。データ満載のサイト『社会実情データ図録』にあるデータを転載させていただきます。 (『社会実情データ図録』の「失業者数・自殺者数の推移」からの転載。) 上の表の失業者数と自殺者数をあらわす細かいギザギザの動きが、失業者数があがると自殺者も増えるなど、連動していることが分かります。 これは日本のデータですが、日本以外の国ではどうなのかなと思い、少しだけ調べてみたのですが、世界的なデータを見ると、失業と自殺率の間に関連性があるという証拠は必ずしも確立されていないのが現状のようです。 それどころか失業率が上がると、自殺率が下がることがあるいう、一見すると直感的におかしいけれど、脱サラしたニートにとっては拍手喝采モノの傾向をデータから導いた研究を
01月23日 2010 ◯◯+自殺で検索しているそこのあなた このブログにも最近は検索経由でいらっしゃる通りすがりさんも少なからずいるようです。 自分のための気晴らしでもないかぎりは誰一人として求めていないことを書くのも時間のムダなので、どんな記事が人に読まれているのか多少は気になります。 あくまでマイペースで真剣にネタブログをやろうとしている身としては、「男の娘」や「チンパンジー+セックス」などというコンビネーションでこのブログが検索に引っかかるのは一向に構いません。 「ポスドク+収入」も、調べてみるべき事項でしょう。 しかし、 「ポスドク+自殺」 だとか、 「ポスドク+妻+自殺」 だとかでこのブログにたどり着くアクセスをみると、血の気が引いていく自分を意識してしまうことは白状しなければなりません。 男がいわゆる「定職」につかないことに対する風当たりが異常に強い日本ではありますが、ポスド
01月20日 2010 ポスドクとは 解雇されることを知りながら働く人編 一般の読者への自己紹介を兼ねて始まったこの気まぐれシリーズ、「ポスドクとは」ひさびさの続編であります。 大学で理系の研究をしている人にとってはさほど珍しい存在ではないのですが、一般人がその生態にふれる機会はなかなかないので、イエテイか雪男のようなものと誤解されている人も少なくないのではないでしょうか。 なんのことはない、少なくともヒマラヤ山脈なんかにいかなくても、ちかくにある大学の理工学系(特に生命科学系)の研究室を訪れるだけでいいのです。学生にしては老けていて肌にハリがない、のび太系男子(女子)を探してください。おそらく彼(彼女)は、ポスドクなはずです。簡単でしょう? もしあなたが女性で、男性ポスドクと目があってしまったなら、チャーミングにさりげなくウインクでもしてあげてください。そんな癒しをこのうえなく喜んでくれ
01月18日 2010 ハウスシェアのススメ ハウスシェア、ルームシェアという居住形態、聞くところによると日本ではまだかなり珍しいようですが、こちらアメリカではかなり普通な住みかたであります。家一軒を知人や他人数人集まってまるごと借りてしまったり、2DKの間取りのアパートなんかを、全くの他人とシェアしたりする住みかたのことを指します。 欧米人はプライバシーを大事にすると言われることも多いので、アカの他人と同じ屋根の下に住むことも多いことは矛盾にも思えてます。銭湯や温泉でイチモツをブラブラさせながら一緒の湯船に浸かったりするわりに、ウサギ小屋のように狭いお一人様用アパートがたくさんある日本とは対照的です。 アメリカでは寮に住まない大学生はほとんどシェアをしながら住んでいます。大学の周りには大抵そういった二十歳そこそこの学生の集落みたいな住宅街があって、アメリカの大学コメディー映画なんかでよく
2010年01月11日 それは日本で出来るのか、そこの15歳 ちょっとテンション低くてブログの更新が遅れてますが、海外脱出系の記事にひとこと。15歳の僕への補足です。 15歳の君たちに告ぐ、海外へ脱出せよ(Rails で行こう!) 日本社会はこの20年間、驚くほど変化しなかった。この巨大な惰性が向こう数年で大きく変わるとは思えない。日本がよい方向に変わるだろう、という 可能性に賭けるのは危険すぎる。自分自身の人生を守るために、逃げるべきだ。そして、それが同時に日本を変えていくことにもつながる。 日本がこのまま真っ直ぐ没落への道を突き進んで行くかどうかはわからないけど、国や社会が自分に有利な方向へ変わっていくとの前提で人生設計を立てるのは望ましくないのはもっとも。 でも、改善しないから日本から逃げるべき、とは思わない。逃げるということはより良い場所へ、という意味でしょう。現在でも日本は世界一
2009年11月08日 ケチると陥る、貧困スパイラル 『Cheap: The High Cost of Discount Culture』 多分、この本の邦訳は出ないんじゃないかなとは思うけれど、なかなか面白かったので感想文です。 Cheap: The High Cost of Discount Culture 著者:Ellen Ruppel Shell 販売元:Penguin Press HC, The 発売日:2009-07-02 クチコミを見る (★★★★☆) 借金をしてでもモノをどんどん消費するというアメリカ人の国民性。金融危機が起こってからは、アメリカ国内でさえ、そういった過剰なconsumerism(消費主義?)を戒める声が聞こえるようになりました。(自分の稼げる範囲内でしか消費しない僕にとっては、いまさらなに?という感じですが。笑) 自分でお金を稼ぎはじめ、限られた予算で買い
2009年11月06日 大学院留学という選択もあり 大学生は勉強しなくていいのか(アゴラ) (前略) ところが、現実の日本は、他の先進国と比較したら顕著に、アジア諸国の中でも相対的に低学歴国になってしまっている。要するに、もっぱら学卒止まりで、大 学院生の比率が格段に低い(この点については、元文部科学省の大森不二雄氏による日本経済新聞10月23日付け「経済教室」の記事を参照されたい)。その 上で、大学生があまり勉強していないということで、どのような将来が期待できるのであろうか。 たぶん、5〜15年後くらいには、20〜40歳代の日本人は、同じ年代の中国人や韓国人、他の東アジアの人々と全く同じ土俵の上で競争しなければならなく なると思った方がよい。そのとき、相手は当然のように修士号程度の学位はもち、流暢に英語も話すだろう。そのときになって、「大学生のときにもっと勉強し ておけばよかった」と後悔
2009年07月13日 欧米で宗教について聞かれた場合のもっとも無難な答え方 僕の宗教観は一般的な日本人に近いとおもうのですが、基本的には冠婚葬祭のときにしか意識せず、神社にも行くし仏教のお葬式にもいくし、クリスマスも洋式の結婚式もそれなりに楽しむといった感じで、たいそういい加減なものです。それが現代日本のごく一般的な文化なのだから、当然といえば当然です。 僕は北米にしか長期間住んでいないので他の地域については分かりませんが、欧米系の地域では宗教は人々の心により深くダイレクトに根を張っていることは確かです。例えば、政治家を紹介する場合、その人がどの宗教、宗派に属しているかを共に紹介することなど、ごく普通に行われています。日本では考えられませんね。 日本のように宗教を信心深いひとだけのもの、あるいは入り込むと厄介なものと理解してしまうと、「反宗教的」などと無駄に誤解されかねません。 宗教を聞
2009年07月11日 「人生オワタ」の正しい英語表現 「人生オワタ」って英語でなんて言うの?(ハムスター速報 2ろぐ) My life is the end でいいの?頭いい人教えて〜o(><)o 2ちゃんねるは同じような書き込みばかりでつまらなくなったので、もうほとんど使っていないのですが、そこで出会ったこの 人生\(^o^)/オワタ というすごく味わい深い表現が、僕は大好きです。自分の人生を一行で表せと言われたら、迷わずこの言葉を選びます(笑)。 でも僕のまわりには日本人、ましては2ちゃんねるなどという低俗な掲示板を覗くような知り合いはいないので、この絶妙な表現を英語圏の方々に理解してもらうことは、自分を表現する上で避けては通れない道だとおもいました。 いったい「人生オワタ」は英語でどのように表現すべきなのでしょうか? English/perl/ruby/php - How do y
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『理系脳毒之助Diary - livedoor Blog(ブログ)』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く