サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
ノーベル賞
idea.tostring.jp
SharePoint Online では「モダン」と呼ばれる新しい UI のサイトやリスト、ライブラリに関するアップデートがドンドンと行われています。一方、従来のものは「クラシック」と呼ばれています。 徐々にモダン サイトを利用している、または、利用の検討を始めているユーザーさんも増えていることかと思いますが、Office 365 ユーザー企業の管理者さんには気になるアップデートの情報が出てきました。 2019 年 4 月 1 日から「”テナント全体を指定して” クラシック モードに制限することができなくなる」というものです。ソースは次のリンク先です。 Delivering SharePoint modern experiences https://techcommunity.microsoft.com/t5/Microsoft-SharePoint-Blog/Delivering-Sha
SharePoint Online のモダン ページを利用すると、ユーザーが自由にページのレイアウトを作成したり必要な Web パーツを配置したりといったことが簡単にできます。 しかし一方で、何かしら “ちょっと” カスタマイズしたいなと思ったときには SharePoint Framework を利用して Web パーツの作成が必要だったりなど、その “ちょっと” が難しくなってもいます。 従来であればコンテンツ エディタ Web パーツやスクリプト エディタ Web パーツを利用して JavaScript などで “ちょっと” のカスタマイズができたのですが、残念ながらこうした機能はモダン ページでは提供されていません。 というわけで、これはどうにかならないものかなーと思い、調べたり試行錯誤したりと模索しています。 1. SharePoint Framework とは言え大本命はやはり
チャット まずはチャットについては、Azure 上に構成されたチャット サービスで動作しストレージに保存されます。どうやら Cosmos DB っぽいですね。その後、Exchange Online のメール ボックスに作成される隠しフォルダに格納され、管理者はこのメール ボックスを対象にインプレース ホールドや訴訟ホールドを行うことができます。 実際にメール ボックスの中を PowerShell などで覗くと「チーム チャット」という名前のフォルダーが出来ていますが、ユーザーはこれに直接アクセスすることはできません。 また、Microsoft Teams では、チャットはチームのチャネルを利用するものと、1 対 1 または N 人のグループを作成して行うものがありますが、それぞれでチャットの記録が格納されるメール ボックスが異なります。 チームのチャネルを利用するものでは、チームが紐づく
Microsoft Graph API の Beta として、組織内の Microsoft Teams のチーム一覧を取得する API があるので、これを利用すると Microsoft Flow を使って日次などでチームの棚卸ができるかなと思いました。 List all teams in Microsoft Teams for an organization https://docs.microsoft.com/ja-jp/graph/teams-list-all-teams 加えて、カスタム コネクタとして作成しておけば、他の人も簡単に使えるようになるのかなということで、Microsoft Flow から Microsoft Graph API を利用するカスタム コネクタの作成手順を確認してみましたのでメモしておきます。 この記事で作成するカスタム コネクタは「Microsoft Gr
この状態で行えるのは Office Online での表示のみです。また、ここから共有されたユーザーがさらに他のユーザーにファイルを「共有」する操作も行うことができますが、実際にその操作での共有が有効になるにはドキュメントの所有者(共有したユーザー)の承認が必要となります。 動作を確認してみての注意点? ちょっと気になる動作がありました。それは、たとえば一度「ダウンロードを禁止する」でリンクを作成し、あとから「ダウロードを禁止しない」で 2 つめのリンクを作成した場合です。 この場合、1 つ目の「ダウンロードを禁止する」リンクを開いた場合には意図通りの動作であり、また、2 つ目の「ダウンロードを禁止しない」リンクを開いた場合にも意図通りの動作であるのですが、このまま続けざまに 1 つめの「ダウンロードを禁止する」リンクを再び開くとダウンロードが出来てしまいます。 とは言え、このシナリオを再
「ページ」ライブラリに列を追加する まずはじめに行うことは、「ページ」ライブラリにカテゴリやタグを入力するための列を追加します。 そのためには、「ページ」ライブラリを開き [列の追加] をクリックします。 あらかじめ決めたカテゴリの中からユーザーに選んでもらうには「選択肢」が適しているかと思いますし、ユーザー自由にタグを指定するには「その他」の中にある「管理メタデータ」が適しているかと思います。 ちょっと設定がややこしい「管理メタデータ」では、つぎのように設定します。 項目設定
私も共著で参加させていただいた書籍「Office 365 管理者のための逆引き PowerShell ハンドブック」が発売されました。Amazon で購入できるほか、書店にも並び始めているようです。 というわけで、少しだけご紹介します。 この書籍について この書籍では、Office 365 を PowerShell を使って管理する上で覚えておくと良さそうな PowerShell の基本知識と、Azure AD のユーザーやグループ、Exchange Online、SharePoint Online、Skype for Business、Microsoft Teams(プレビュー)の管理業務上よく遭遇しそうなシナリオで利用できるコマンドレットについて書いています。 また、Microsoft Docs のリファレンスを見たけど、何を設定したら良いのかよく分からないということもあるので、具体的
Yammer では外部メッセージングという機能があり、これを利用することで「外部グループ」を作成するなど社外のユーザーとも会話を行うことが可能になります。ただ、企業によってはこうした機能を好ましくないと考えることもあり、そうした場合に Yammer の利用を躊躇してしまうこともあるかと思います。
設定は新しい SharePoint Online 管理センターからSharePoint Online では、現在「新しい SharePoint Online 管理センター」がプレビューとして提供されています。この管理センターは、まだまだ開発の途中で、設定できる項目も少しずつ増えてきているという状態ではあるのですが、近ごろサイト作成時の「既定のタイムゾーン」の設定が追加されました。 設定箇所は、新しい SharePoint Online 管理センターを開き、[設定] – [サイトの作成] の中にある「既定のタイムゾーン」です。 初期設定ではここが「(UTC-08:00) 太平洋標準時 (米国およびカナダ)」となっていますので、日本であれば「(UTC+09:00) 大阪、札幌、東京」に変更します。グローバルで利用している企業ではどのタイムゾーンにするべきか悩むところではあるのですが、おそらく多
SharePoint Online のリストに登録したアイテムの内、指定された日数よりも過去の日付が列の値に設定されたアイテムを削除したいと思い、Microsoft Flow を利用すると簡単に実現できるんじゃないかと試してみました。 例えば、SharePoint Online のリストで課題を管理しているとして、課題が解決したのち 30 日経過したものは削除してしまおうというものです。 この処理を実現するための肝は、課題が解決したのち 30 日経過したアイテムがどれであるかを特定することかと思います。そのような条件を指定したアイテムの取得は SharePoint Online コネクタの「複数の項目の取得」アクションを利用することで実現できました。
今年もありがたいことに、オーランドで開催されている Microsoft Ignite 2018 に参加しています。初日が終わって、会場のあまりの寒さに体調を崩していますが、例によって SharePoint 関連のアップデートが多く発表されましたので公式ツイートを拝借しながら内容をザーッとまとめたいと思います。 というわけで Jeff Teper が登壇した「BRK2451 – Content Collaboration in the Modern Workplace」に沿って紹介していきます。下記リンク先でセッションの動画がオンデマンドでも配信される予定です。 BRK2451 – Content Collaboration in the Modern Workplace https://myignite.techcommunity.microsoft.com/sessions/65658
今月のはじめに Microsoft から Windows 7 の有償延長サポートなどが発表されたのと同時に、Office 365 に関するサポート ポリシーの変更も合わせて発表がされています。 Helping customers shift to a modern desktop https://www.microsoft.com/en-us/microsoft-365/blog/2018/09/06/helping-customers-shift-to-a-modern-desktop/ 大きくは、Office 365 ProPlus のシステム要件における Windows 8.1 の扱いと、Office 2016 の Office 365 サービスへの接続サポートに関するものでした。 すでにご存知の方も多いかと思いますが、メモとしてまとめておきます。 Office 365 ProPlu
Microsoft Planner は「チームのタスク管理ツール」です。 チームのタスク管理ツール – Microsoft Planner https://products.office.com/ja-jp/business/task-management-software というお話をすると…「タスク…、かあ…」といった反応が返ってくることが多くあります。チーム内のタスクとはどういったものがあるのでしょうか?Microsoft Planner は「タスク」を管理できるツールなので、「タスク」がどういったものであるのかを決めておかないと上手く利用が始まりません。 というわけで、ちょっとした事例をご紹介したいなと思います。 タスク = 依頼 = お願いごと普段の業務の中で、たとえば「いついつまでにこれを調べておいて欲しいんだけど…」とか「どこどこの注文をシステムに入力をお願いしたいんだけど…
View formatting の設定を開く View formatting の設定は、ビューのメニューの中にあります。下図のようにたどると設定パネルが開きます。 2 種類のカスタマイズ方法 まず、View formatting では、カスタマイズの方法として 2 種類が用意されているようです。それが「additionalRowClass」と「rowFormatter」です。 「additionalRowClass」では、アイテムの表示形式をそれほど変えずに、条件に応じた色分けなどを行うことができます。たとえば、アクセスしたユーザーが作成したアイテムだけ背景色を変えるとか、期限が切れたアイテムだけ背景色を変えるとか、そうしたカスタマイズが行えます。 「rowFormatter」では、アイテムの表示形式を丸ごと変えることができます。複雑にはなりますが、JSON を記述することで任意の HTM
サブサイトを作成する場合のテンプレート モダン サイトをサブサイトとして作成する手順は簡単です。これまで通りサブサイトの作成画面を開き、テンプレートとして「チーム サイト」を選択するだけです。ちなみに「チーム サイト(クラシック表示)」というテンプレートがクラシック サイトのチーム サイト テンプレートですね。 こうして作成すると、モダン サイトのチーム サイトがサブサイトとして作成されます。 SharePoint Online 管理センターからモダン サイトを作成する こちらはトップレベル サイトとしてのモダン サイトの作成についてですが、SharePoint Online 管理センターからサイト コレクションを作成する場合にもモダン サイトの「チーム サイト」を選択できるようになっていました。 ここから作成できる「チーム サイト」は、Office 365 グループとの紐づけがないサイト
Microsoft Flow から Microsoft Graph API を利用する場合、アクセストークンを取得する必要があるわけです。ただ、HTTP アクションを使ってわざわざアクセストークンを取得してくるのが面倒だな…、そう思っていたところ HTTP アクションに気になるオプションを見つけました。 Microsoft Flow の HTTP アクションには「詳細オプション」が用意されており、そこには「認証」という項目が用意されています。その中に「Active Directory OAuth」というオプションも用意されているので、はてさて、これはどうやって利用するのかな?というわけで使い方を確認してみました。
はい。やりたいことは記事のタイトルの通りです。 SharePoint Online のドキュメント ライブラリに保存されている画像を利用するMicrosoft Flow を利用して Face API を呼び出すFace API の結果をドキュメント ライブラリの列に書き戻すといったことを実現してみようという記事です。最初に謝っておくのは、この記事では Face API 自体の解説は行わないのと、Face API の顔画像の学習はあらかじめ済ませた状態から説明をスタートします。また、注意点としては Face API を Azure 側で作成する場合、米国西部のデータセンターに作成した方が Microsoft Flow からの利用がトラブルが少ないように思います。
Office 365 を導入した企業の関心事のひとつに、「ユーザーは Office 365 をちゃんと使ってくれているのだろうか?」といったものがあります。こうした要望に向けて、昨年より Office 365 Adoption Content Pack という Power BI を利用して利用状況を可視化し分析できる機能がパブリック プレビューとして提供されていました。 組織内の Office 365 の利用状況を可視化する Power BI Office 365 Adoption Content Pack パブリック プレビュー開始 https://idea.tostring.jp/?p=2873 この機能がいよいよ「Microsoft 365 Usage Analytics」として一般提供開始されました。 Realize the full value of your IT invest
Microsoft Teams にも、まだかまだかと首を長くして待っていたコード スニペット(Syntax Highlighting)がついに実装されたよー!と、ヒジョーに嬉しかったのでメモしておきます。
Microsoft Flow を利用して Twitter から気になるツイートを収集するリストを作ろうとフローを作っていたところあることに気が付きました。それは、Microsoft Flow の SharePoint コネクタにある「項目の作成」や「項目の更新」アクションからは、SharePoint リストの「画像」列に値を入れることができないということです。 頭を抱えて何とかならないだろうかと悩んでいたところ、なんとかなかったので方法を書いておきます。 さっそくやってみます。
今週は、ラスベガスで開催された SharePoint Conference North America の Keynote が SharePoint Virtual Summit 2018 としてオンライン配信されました。SharePoint Online を中心に今後の機能アップデートの情報が多く公開されましたので、あとから見返せるように内容をまとめておきたいと思います。 オンデマンドでも動画を見ることができますので、デモの様子などぜひご覧ください。 SharePoint Virtual Summit 2018 – Resource Center https://resources.techcommunity.microsoft.com/sharepoint-virtual-summit-2018/ それでは、この記事も動画の進行にしたがって発表された情報を追っていきたいと思います。 S
ここの設定が画像のように「ブロック」になっていると現象が発生します。解決策は、ここの設定を「許可」に変更することです。 または、SharePoint Online Management Shell で次のように設定します。 Set-SPOTenant -LegacyAuthProtocolsEnabled $true いずれかの方法で設定を変更したのち数時間待つと設定が反映され、通常どおり SharePoint Designer 2013 から SharePoint Online のサイトに接続できるようになります。 追記: Office 2013 の先進認証を有効化する (2018/5/10 追記)投稿後に「Office 2013 の先進認証を有効化しておけば、SharePoint Online の設定を変えなくても SharePoint Designer 2013 が使えるのではないか
PowerShell を利用して Office 365 グループを接続する まずは接続前のチーム サイトです。検証用に新たに素のチーム サイトを作成しました。 このチーム サイトに Office 365 グループを接続するには、新たに SharePoint Online Management Shell に追加された Set-SPOSiteOffice365Group というコマンドレットが利用できるようになっています。次のようにオプションを付けて実行してみます。 Set-SPOSiteOffice365Group -Site https://<tenant>.sharepoint.com/sites/teamsite -DisplayName "チーム サイト with グループ" -Alias "teamsitewithgroup" このコマンドレットのリファレンスは下記のリンク先です
Microsoft Flow にある SharePoint コネクタを見ていたところ「コンテンツの承認状態を設定します」というアクションを見つけました。はは~ん、これで SharePoint のドキュメント ライブラリに保存されたドキュメントの承認ワークフローを作れば良いんだな?と思い試してみたところ、ちょいと工夫が必要そうだったのでメモを残しておきます。 ちなみに、「コンテンツの承認状態を設定します」アクションのドキュメントは下記のリンク先ですね。 SharePoint – Connectors | Microsoft Docs – Set content approval status https://docs.microsoft.com/ja-jp/connectors/sharepointonline/#set-content-approval-status
SharePoint Online を利用していると、リストに格納されたアイテムが 5,000 件を超えることも珍しくありません。こうしたリストのアイテムを PowerShell の CSOM で扱おうと思うと、5,000 件の壁にぶつかります。 これは、SharePoint Online からは一度に 5,000 件より多いアイテムを取得できないためです。ではどうするかというと、5,000 件の制限の範囲内で小分けにしてアイテムを取得していきます。ページングというやつですね。 ではさっそくスクリプトを見ていきましょう。 さっそくスクリプトAdd-Type -Path "C:\Program Files\SharePoint Online Management Shell\Microsoft.Online.SharePoint.PowerShell\Microsoft.SharePoint
SharePoint Online 管理シェルからサイト コレクションを作成するには、みなさんご存知の通り New-SPOSite を利用するわけですが、つい先日までは、このコマンドでは SharePoint Online のモダン サイトを作成することができませんでした。 そのため、下記の記事のように REST API を利用して作成を試みていたわけです。 SharePoint Online の新しいコミュニケーション サイトは REST API で作成できるらしい https://idea.tostring.jp/?p=3257 ところが先ほど確認してみたところ、このコマンドでもモダン サイトを作成できるようになっていたのでメモしておきます。
昨年の 9 月に Microsoft Teams に外部ユーザー招待機能(ゲストアクセス)が実装され、他テナントの Office 365 ユーザーをチームに招待して利用できるようになりました。そしておよそ半年経ってついに Office 365 ユーザー “以外も” 招待できるようになったようです。 昨年の外部ユーザー招待機能がリリースされたときの記事は下記です。 Microsoft Teams の外部ユーザー招待機能(ゲストアクセス)を試してみた https://idea.tostring.jp/?p=3048 そして今回の外部ユーザー招待機能の拡張についての公式リリースは下記です。 Collaborate securely with anyone in Microsoft Teams https://techcommunity.microsoft.com/t5/Microsoft-Tea
ターゲット リリース(旧先行リリース)テナントの『Office 365 グループに接続された SharePoint Online モダン チーム サイト』では、「コネクタ」という分類の Web パーツが利用できるようになっています。「Asana」「GitHub」「RSS」「Stack Overflow」「Trello」「Wunderlist」などのほか、「O365 コネクタ」を選択すると、「Visual Studio Team Services」「Zendesk」「Heroku」「Jenkins」などなど、これまで Office 365 グループや Microsoft Teams で利用できていたような数多くのコネクタを SharePoint のページに追加できるようです。
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『idea.toString();』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く