今更ですが、ドイツ首相メルケルがダライ・ラマとベルリンの首相官邸で面会した件について。 ドイツ首相メルケルは、9月23日総理府でチベット亡命者の精神的指導者ダライ・ラマと会談を行い、これに対して中国政府は強烈な抗議と怒りを表明した。ダライ・ラマとドイツ首相メルケルのトップ会談、これはドイツの対中政策の変化を意味するのかどうか?外交において、これは懸命な行動であったのか?以下、ドイツラジオ放送局記者による、EU中国事務顧問でドイツのデュースブルク大学教授Thomas Hebererへのインタビュー。 質問:メルケル首相とダライ・ラマが接見したが、中国政府の憤怒は次第に収まってきていますが、やはり両国の間に埋めがたい亀裂が生まれたと言えるのでしょうか? 回答:私は、かなり深刻な亀裂が生まれたと認識している。私は、問題の根本はメルケルとダライ・ラマの会談自体にあるのではなく、これは密かにドイツの