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アメリカ大統領選
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◆「公正な世界の信念」という、タチの悪い錯覚。 これに関しては、5年前に一度書いたことがある。 2007.08.30 「涙こらえ、最後の別れ 女性拉致・殺害磯谷さん葬儀に130人」←葬儀の様子などテレビで映さなくても良かろう。 メディアは、犯罪の被害者について、本人は死んでしまって反論ができないのに、 例えば、レイプされた挙げ句殺された女性に関して「日頃から素行が悪かったらしい」 などとひどいことを書く。また、なんと被害者の遺族の自宅には、全然見ず知らずの人間から 「お前の娘は日頃から男関係がだらしなかったのだろう」と嫌がらせの電話がくるそうだ。 心理学者や社会学者によれば、人間には「公平な世界の信念」という(私に言わせれば)「錯覚」があるそうだ。 つまり、 世の中は正しく動いている。努力すれば報われる。貧困な人、社会的弱者は努力が足りないのだ。 また、正しく生きれば、犯罪の被害者になるこ
◆村上春樹氏の小説って、よく分かんないんですが、「アンダーグラウンド」が強烈でした。 これは、世間でよく言われることではないか、と思うのだが、村上春樹氏の小説のファンは女性が多く、 男性は、よく分からない。「男性が」と普遍化してしまうと怒られそうなので、正確に書くならば、 少なくとも、「私が」よく分からないのである。かつて、「羊をめぐる冒険」を女性に勧められて読んだが、 正直に書くならば、「何のことだか、分からない」状態だった。 ずっと頭の上にクエスチョン・マークが3つぐらい点滅していたような感覚だった。 誤解していただきたくないのだが、私は、村上春樹悪く言うつもりは全くない。 小説は分からなかったが、地下鉄サリン事件の被害者をインタビュー(無論、依頼に応じてくれた人だけ)した、 「アンダーグラウンド」を読み、村上氏のお人柄に大変感心した。 ものすごく僭越な言いようだが、私は、勿論、村上春
◆今なお、人類史上最高のホルン奏者として尊敬を集めています。 殆ど毎年のように、今日9月1日は、「ホルンの神様」、イギリスのホルン奏者、デニス・ブレインを紹介しています。 デニス・ブレインが亡くなったのは、1957年9月1日。クルマが好きで運転も上手かったデニスブレインは、前日、 スコットランドのエディンバラでのコンサートの後、徹夜で、クルマを飛ばしてロンドンに戻る途中、ロンドンまで あと少しというところで、多分居眠りでしょうね。街路樹に激突して、亡くなってしまいました。 あまりにも惜しい。 ホルンというのは、本当に難しい楽器のようで、私の日記の読者中学(小学校だったかな?)から大学まで、ずっと 吹奏楽部(コンクールに出るような学校の)でファゴットを演奏していた、という方がいらっしゃいます。 その方は勿論楽器は違うけれども、毎年コンクールで、全国から選りすぐられた上手い吹奏楽部ばかりを聴い
◆ベルリン・フィルは、良いオーケストラですが、日本での熱狂はやや異常です。 私は別にベルリン・フィルの回し者ではありません。 また、出来ることなら、音楽は生で聴くのが一番であることは言うまでもありませんが、 現実問題として、私の経験では、日本では、特に生のベルリン・フィルとウィーン・フィルに関して異常です。 普段、オーケストラなど聴かない人まで、「ベルリン」「ウィーン」というと目の色を変えるように感じます。 企業が接待用にチケットを買い占めることすらあるようです。だから、まず、一般庶民は諦めるしかない。 私は、これほど、オーケストラが好きで、子供の頃からベルリン・フィル、ウィーン・フィルのレコードを聴いてきたわけです。 見栄でクラシックを聴いているわけでもないし、本当に好きだから30年以上も聴いている。 だから、(ものすごくおこがましいのですが)、「聴くに値する客」だと思います。 しかし、
◆記事:<リタリン>製造元、うつ病を適応症除外へ 乱用に歯止め(毎日新聞 - 09月21日 03:12) 依存性の高い向精神薬「リタリン」の乱用が広がっている問題で、製造・販売元の「ノバルティスファーマ」(東京都港区)が、 適応症から難治性・遷延性うつ病を削除する方向で検討していることが分かった。 リタリンは覚せい剤と似た効果があり乱用による依存者の急増が明らかになっている。 ノバルティス社は関係学会や厚生労働省の了解が得られ次第、同省薬事・食品衛生審議会に自主的に削除を申請する方針。 うつ病への処方の全面禁止は乱用への大きな歯止めとなりそうだ。 リタリンは中枢神経興奮剤「塩酸メチルフェニデート」の商品名。 1958年の販売開始以来、軽いうつ病に使われていたが、爽快(そうかい)感や多幸感が得られたり、 食欲抑制効果があるため、若者を中心に乱用が社会問題化。旧厚生省は98年、 通常の抗うつ薬
◆記事:訃報 羽田健太郎さん58歳=ピアニスト テレビ番組「題名のない音楽会21」の司会などで知られるピアニストで、 作編曲家の羽田健太郎(はねだ・けんたろう)さんが2日、肝細胞がんのため死去した。58歳。 葬儀は7日午前10時、東京都港区元麻布1の6の21の麻布山善福寺。自宅は非公表。喪主は妻幸子(さちこ)さん。 東京都出身。桐朋学園大でピアノを学び、 70年、毎日新聞社などが主催する第39回音楽コンクール(現・日本音楽コンクール)のピアノ部門で第3位に入賞した。 卒業後、スタジオミュージシャンとして、多くのレコーディングに参加。 作曲家としてはドラマ「渡る世間は鬼ばかり」(TBS)などの音楽も手がけた。 00年から始めた「題名のない音楽会21」(テレビ朝日)の司会では、ユーモアあふれる軽妙なトークが人気を集めた。 今年の4月以降、体調を崩し、入退院を繰り返していたという。 (6月4日1
◆記事:「がっかり、怒り覚えた」=落胆隠せぬ向井さん夫妻-最高裁決定受け・代理出産 代理出産で生まれた双子の男児との親子関係を認めなかった先月23日の最高裁決定を受け、 タレント向井亜紀さん(42)が11日、夫の元プロレスラー高田延彦さん(44)とともに東京都港区のホテルで記者会見し、 「決定文を何回も読んだ。がっかりしたし、怒りも覚えた」と落胆を隠せない様子で語った。 高田さんを父として日本国籍を取得する出生届は提出せず、当面米国籍のまま育てるという。 向井さんによると、出生届は同日が提出期限とされたが、母親の欄は代理出産した米国人女性としなければならない。 女性との契約などで、母親と記載することはできないため、提出を断念した。 最高裁決定では3裁判官が補足意見で「特別養子縁組」の可能性を指摘した。 しかし、女性との契約問題などがあり、ハードルが高いことが分かったという。 向井さんは「せ
◆我が意を得たり、というメールをプロの音楽家の方から頂いたのです。 私の拙い文章を読んで下さる方が、大勢いて下さって、誠に恐縮してしまう。 ことに、御存知の通り、私はしばしば音楽に関して、知った風な事を書くが、私自身は、専門的な訓練を受けた人間でもないし、 特別に繊細な感受性をもっているわけでもない。 音楽評論家の吉田秀和氏の文章を読むと、「音楽を聴く才能」というものが存在することが分かる。 吉田氏の文章を読んでいると、自分は「聞く才能」すらないことが良く分かる。 それにも関わらず、音楽が好きなので、つい、知ったかぶりを書いてしまう。 読者の中には、現役のプロのプレーヤーもおられるので、恥ずかしいし、緊張するが、 インターネットが存在しなかったら、絶対に伺えないようなことも教えていただけて 実に実に、有りがたく、また、面白い。 ◆チャイコフスキーのオーケストレーション・・・というか・・・。
◆「自分はモーツァルトのことなど、何も分かっていないのではないか」という気がするのです。 はじめに少し堅苦しい話になりますがお付き合いいただければ幸いです。 私は、モーツァルトのことはこれまでに何度も書いているのですが、読み返してみると結局、何も分かっていないのではないかと思うのです。 話が少し逸れます。 私は、今までの半生でいろいろな本や講義で、非常に感銘を受けて忘れられない言葉は数多くあります。 しかし、今年、ネットで拝聴した東大名誉教授、ノーベル物理学賞受賞者、 小柴先生の講義の冒頭で、先生が仰った、 あのね。あなた方はそう思わんかも知れないけどね。立派な学者っていうのはね、「沢山のことを知っている人」じゃないの。 「知らないことがこんなに沢山あるぞ」と言うことを痛感しているのが、立派な学者なんですよ。 という言葉から受けた衝撃・感動は、私があと何年生きるのか分かりませんが、まず間違
◆TBSは真面目に描いていましたね 見なかった人はごめんなさい。 ドラマとドキュメンタリーを併せた構成にして良くまとめましたね。 一応、一般庶民が見た場合、高浜機長の遺族がこの20年間味わってきた悲しみ、絶望、というようなことが、印象に残るでしょう。それは、正しい。 実際、誰かの手によって、本来は、絶対に一般に公開されることがない、コクピット・ボイス・レコーダーが、リークしたのは、5年前でした。 2000年8月8日のTBSの夕方のニュース番組、「ニュースの森」で、なんと、ボイスレコーダーの音声が電波に乗って、全国に放送されたわけです。 この時のニュースキャスターは、松原耕二氏(現在はニューヨーク特派員)だったのですが、彼は、もともと記者です。 とはいっても、日航123便が墜落したときには、入社2年目の駆け出しで、まだ、記者としては経験豊富とは言えない年齢でしたが、とにかく、自分で遺族の取材
◆16年前の今日(11月13日)日本で初めての生体肝移植が行われました。 初めて日本で生体肝移植が行われたのは、1989年11月13日、島根医大付属病院第二外科だった。 そのときのいきさつは、三年前、Enpituにかなり詳しく書いたので、是非読んで頂きたい。 これから書くことは、3年前と重複する部分がかなりあるが、書かずにいられない。 1960年代に札幌医大で心臓移植が行われたが、残念ながら失敗に終わった。 その際、ドナーが本当に脳死状態だったのか、また、レシピエント(臓器の提供を受ける患者)が本当に、移植適応だったのか、などの疑惑が生じた。 その他恐らく「白い巨塔」の中で賛否両論があったのだろう。すったもんだの大騒ぎに発展した。 移植の執刀医は殺人罪、業務上過失致死罪で告発されるが、結局不起訴となった。 それ以来、30年間、日本の医学界では「移植」はタブーとなり、この分野で他国に遅れを取
◆【お詫び】 原稿を若干加筆訂正しました。 再アップする際に日付を10月1日付にしました。 前稿は9月30日付でしたから、URLが変ってしまいました。 enpituの新しいURLは、 http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/day?id=89954&pg=20061001 になります。 enpituにブックマークなさった方が多く誠に恐縮なのですが、 もう一度、ブックマークする、という方は、 再登録してください。お手数をおかけして、申し訳ありません。 ◆記事1:心臓移植:さくらちゃん「救う会」が募金活動 目標1億3600万円--三鷹 /東京(毎日新聞) - 9月22日11時2分更新 ◇心臓移植手術しかない--年内渡米目指し 難病の「拘束型心筋症」と診断された三鷹市の団体職員、上田昌広さん(53)の長女さくらちゃん(4)が米国で心臓移植手術を受けるため、 支援者でつく
◆記事1:麻生外相と鈴木宗男議員、衆院決算委で応酬 6日の衆院決算行政監視委員会で、麻生外相と鈴木宗男衆院議員(新党大地)が、在上海日本総領事館員自殺事件や外務省職員の不祥事への対応などを巡って火花を散らした。 鈴木氏が国会で外務省を追及するのは、昨年11月の衆院沖縄北方特別委員会以来2度目。鈴木氏は上海事件について、「2004年5月6日に亡くなった時点で、どういう対応をしたのか。 事実関係を明らかにして欲しい」などと、外務省の対応をただした。 これに対し麻生外相は、「自殺の直接の原因となったのは、現地の中国側公安当局者によるどう喝、もしくは脅迫ないしそれに類する行為であった」と改めて強調。 その上で、「事件発生後から厳重な抗議を行ってきた。首相官邸への報告は行われなかったが、当時は支障がないと判断した。当事者の判断だと思う」などと答弁した。 また、自殺した職員が電信官だったことから、「(
◆記事1:<村上ファンド>40万円の政治献金受けた…与謝野担当相 与謝野馨金融・経済財政担当相は6日午前の記者会見で、証券取引法違反(インサイダー取引)容疑で逮捕された村上世彰容疑者との関係について 「私の朝食勉強会に何回か参加され、会費を政治献金の形でいただいた」と述べた。小渕内閣の通産相時代から面識があったという。 与謝野担当相は3月13日の参院予算委員会で、民主党の小川敏夫氏の質問に、04年の政治資金収支報告書記載分として、10万円を4回、計40万円の献金を受けたと説明していた。 (毎日新聞) - 6月6日12時57分更新 ◆記事2:「村上ファンド、典型的な違反行為」 与謝野金融相 (産経新聞)(06/05 22:06) 与謝野馨金融・経済財政担当相は5日、記者団に対し、村上ファンドによるインサイダー取引事件について「証券取引法上の典型的な違反行為」と明言した。 今回の事件に適用され
◆読者の方からヒントを頂いたことを予めお断りしておきます。 私は、同じ文章をエンピツ、ココログ、エキサイトブログの3カ所に掲載している(エキサイトは最近更新をサボりがちです。済みません)。 本稿は、その3つのうちのいずれかの読者の方からヒントを頂いたものであることを予めお断りしておく。 ブログの本来のあり方からすれば、ここでその方の文章にリンクを貼るべきところであるが、 ブログには、変なエロサイトからスパムTBを送ってくる者がしばしばいるので、その読者(仮にAさんと呼ばせていただく。)に、つまらぬTBが流れてゆく恐れがある。 そういうご迷惑をおかけしたくないので、何処のどなたかは伏せさせていただく。非礼をお許し頂きたい ◆Aさんの主張。 Aさんのお仕事は、マスコミ関係若しくはそれに近いという事だが、私とご本人とは勿論全く面識が無い。 先日、上記3カ所のうちのどれかにコメントを頂いたので、A
◆はじめに:アクセス解析をみてびっくり。 今日は、当サイトに千客万来なので、何事かとアクセス解析(エンピツにもココログにも設置してある)をみたら、 「洪庵のたいまつ」の検索を辿って来られた方が異常に多い。 こういうとき、考えられる最も大きな可能性は、「2ちゃんねる」か「テレビ」であるが、前者の可能性は低い。 多分テレビで司馬遼太郎氏の特集か、「洪庵のたいまつ」と「21世紀に生きる君たちへ」を授業で取り上げている有名な先生がいるから そのドキュメンタリー番組を放送したのだろうと想像した(私はあまりテレビは見ない)。 そこで、このサイトへのアクセスが増えた時間帯を中心にテレビ番組表を見たら、案の定、 フジテレビで14時から放送されたザ・ノンフィクションという番組で、この、司馬遼太郎さんの文章をとりあげたようだ。納得。 今まで、この文章を知らない人が多かったのですね。元々は教科書の為の書き下ろし
◆何度書いても分からない人は分からないのですが。安保法案反対デモは無駄です。 既に施行されている安保関連法を廃止しろ、と国会議事堂周辺で、今だにデモが行われているようです。 そしてそれをメディアが報じないと、言っていますが、どこまでバカなんですか。 所謂、安保関連法案は、昨年の9月に官報で公布され、今年の3月に施行されたのですから、 既に「法案」ではない。れっきとした法律です。 日本国憲法第四十一条には、 国会は国権の最高機関であり、国の唯一の立法機関である。 と書いて有ります。ということは、現在有効な法律を廃案にする決議も、国会で為されて 初めて意味を為します。国会議事堂周辺に10万人あつまろうが、100万人あつまろうが、 それで、ある法律が成立したり、廃止されたりしたら、そのこと自体が憲法の定めに反する。 デモをしているひとたちは、自分達が憲法の条文に定められていない方法で法律を廃案に
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