2月5日、信濃毎日新聞は、「共産党で22年間党首の座」「党員に公選制導入つきつけられ」「動揺隠せぬ志位氏」という見出しで、志位和夫委員長の困惑した表情と党千葉県委員会書記長のトイレ盗撮事件を伝えた。 「党首公選制」への認識を記者団から問われても、志位委員長は「あの(赤旗の)論説に尽きている。赤旗にお任せして書いていただいた」とくりかえすばかり……」ということであった(2023・02・05)。 おなじ5日、共産党京都地区委員会が「党首公選制」を主張した松竹伸幸氏を除名したというニュースがあった。 理由は、以下の通り。 (1)1月に出版した本(『シン・日本共産党宣言』(文春新書)のなかなどで、「党首公選制」を実施すべきと主張した。党規約にもとづく党首選出方法や党運営について、「党内に存在する異論を可視化するようになっていない」、「国民の目から見ると、共産党は異論のない(あるいはそれを許さない)