コロナには葛根湯という話は以前にも書いたんだが、それが実証されたという事で、昔から葛根湯は万能薬として有名で、風邪にも頭痛にも筋肉痛にも効くというのは確からしい。おいらもコロナ対策にひと箱買っておいたら、いつの間にか少しずつ減っていて、ウチのスタッフが頭痛対策にチビチビ飲んでいたらしい。葛根湯の万能については、江戸時代の「葛根湯医者」という噺がある。 来る人来る人に漢方薬の一種である葛根湯を薦める医者がいた。 「頭が痛い? 頭痛ですね、葛根湯をおあがり。次は胃痛? 葛根湯をおあがり。今度は筋肉痛? 葛根湯をおあがり。次は...」 「先生、私は単なる付き添いですが」 「付き添い? 退屈でしょう、葛根湯をおあがり」 なんで葛根湯が効くのかというと、葛根湯には麻黄が含まれていて、麻黄というのは覚醒剤の原料でもあって、飲むとシャキッとするわけだ。なので、コロナに罹ったら覚醒剤やると治るかもしれない