サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
衆院選
news.yahoo.co.jp
「夜の経済」の可能性電通が今年2月に発表した「2012年 日本の広告費」。それによると、成長著しいインターネット広告の市場は8680億円で、2013年度には1兆円を突破する可能性があるそうだ。実はそのネット広告の市場規模に匹敵するのが、夜のニューヨーク市である。 少し古いデータになるが、ニューヨークのナイトライフ・アソシエーションが2004年に発表した調査研究(PDFファイル)によると、同市の「夜の娯楽産業」の規模はおよそ97億ドル(約9900億円)。また9万5500人分もの雇用を生み出しているそうである。同調査は飲食店やエンターテイメント、タクシーといったビジネスしか対象にしていないが、他にもグローバル化した経済に対応するため、昼間と同様の業務に携わっている人々も存在する。そういった活動も含めれば、夜間経済の規模はさらに大きくなるだろう。 このようにニューヨークにとって無視できない存在で
アマゾンの電子書籍端末「Kindle(キンドル)」の出荷が、いよいよ日本でも開始された。既に「電子書籍としての」Kindleは発売されており、日本国内でもiPhone/iPad用アプリなどを通じて読むことができるが、やはり端末の発売は普及にとって大きな契機となるだろう。そうなると気になるのが、Kindleを通じて電子書籍を自費出版(個人出版)できる仕組み「Kindleダイレクト・パブリッシング(KDP)」である。文字通り出版社などを通さず、個人でも直接アマゾン上で電子書籍を販売できるというサービスであり、Kindleが普及すれば個人でベストセラーを生み出すなどということも夢ではない。 とはいえ実際に経験してみなければ、それがどこまで手軽なのか、あるいは夢物語なのか分からない。そこで筆者も実験として、KDPを使って『3Dプリンタの社会的影響を考える』という本を出版してみた。ごく個人的な体験談
無数のモニタが設置された警備室。そこには監視カメラが捉えた映像が映し出され、警備員が目を皿のようにして監視している。しかし機転を利かせた主人公たちは、警備員の注意をそらし、一瞬の隙をついて潜入することに成功する――そんなハリウッド超大作は過去のものになるかもしれない。いまや監視カメラが自ら考え、異常事態の発生を検知できるようになりつつあるからだ。 例えば今年6月、MUNI(サンフランシスコ市営鉄道)が導入した新しい監視カメラシステム。開発したのはBRS Labsという会社で、カメラで捉えた映像をリアルタイムで解析して異常を察知し、SMS等を通じて関係者に即座にアラートを送ることができるようになっている。警備員は不審者を見逃すまいと神経をすり減らす必要はなく、何かあればすぐに対応できる体制を整えておけば良いわけだ。 少し長い映像だが、同社のプロモーションビデオがYouTubeで公開されている
1980年代に『冒険野郎マクガイバー』という人気TVドラマがあった。米国で1985年から92年にかけて放送された番組で、主人公のマクガイバーが数々の事件を解決するというヒーロー物なのだが、その内容が変わっている。『24』のジャック・バウアーのように銃を撃ちまくるのではなく、周囲にある物と自らの知識を利用して、様々な仕掛けを作って危機を切り抜けるのだ。そんなマクガイバーよろしく、自ら考えて道具を作り出すロボットを、米海軍が開発しようとしている。 実際の開発を担当しているのは、米ジョージア州アトランタのジョージア工科大学。海軍研究所(Office of Naval Research, ONR)から90万ドル(約7000万円)の資金援助を受けて「マクガイバー・ロボット」の研究を進めている。周囲にどのような物があるかを認識し、そこから道具を作成、自らに課せられた目標の達成に役立てることができるロボ
軍事技術に関する先進的な研究を主導する組織として知られている、米国のDARPA(国防高等研究計画局)。彼らが人間の無意識を利用し、危険を察知しやすくする監視システムを研究中であるとして注目を集めている。 私たちは意識で考えてから行動に移すと思いがちだ。しかし何らかの情報を察知したり、行動を行ったりすることを意識する以前に、実は無意識下で脳が反応していることが様々な研究を通じて明らかになっている。例えば生理学者ベンジャミン・リベットが行った有名な実験に、被験者が行動を起こそうと意識した瞬間と、脳内の電気信号が発生した瞬間とを比較するというものがあるが、意識よりも無意識の反応の方が早いという結果が出ている。また別の研究者が行った実験では、4つのトランプの山からカードを引き、その出目を競うというゲームをしてもらったところ、意図的に悪いカードが集められている山があることを、無意識の方が先に気づくと
news.yahoo.co.jp/byline/kobayashiakihito
(株)日立コンサルティングの経営コンサルタント。1973年東京都生まれ。システムエンジニアとしてキャリアを積んだ後、2003年に米マサチューセッツ州バブソン大学にてMBAを取得。その後外資系コンサルティングファーム等を経て、2005年から現職。著者に『災害とソーシャルメディア』(マイコミ新書)など。ブログ「POLAR BEAR BLOG」は2011年度のアルファブロガー・アワードを受賞している。
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『小林啓倫の記事一覧 - 個人 - Yahoo!ニュース』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く