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日本国憲法にもとづく義務教育とは、「子供が、教育を受ける義務」と勘違いしていたことのある私です。 憲法の条文は、こうです。 第26条 1 すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。 2 すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負ふ。義務教育は、これを無償とする。 このように、正しくは「保護する子女に、普通教育を受けさせる義務」です。子供にあるのは、教育を受ける「義務」ではなく、教育を受ける「権利」です。 ■ 判例に見る、義務教育の趣旨 最高裁大法廷の判例は、この規定の趣旨について次のような見解を示しています。 「けだし、憲法がかように保護者に子女を就学せしむべき義務を課しているのは、単に普通教育が民主国家の存立、繁栄のため必要であるという国家的要請だけによるものではなくして、それがまた子女の人格の
[日本国憲法27条1項] すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負ふ。 国民の3大義務の一つと言われる、勤労の義務の規定です。今回はこれについて、まとめます。私は法律の専門家ではないのですが、私自身の勉強も兼ねて。 ■ 日本国憲法における勤労の義務 ◇ 勤労の義務は、明治憲法にはなかった 実は勤労の義務は、戦後、日本国憲法で新たに国民に課されたものです。明治憲法には勤労の義務の規定はありませんでした(ただし、兵役の義務がありました)。 ◇ 勤労の義務は、衆議院の修正で加えられた 中村睦男氏によると、勤労の義務は、衆議院の修正で加えられたものだそうです(中村, 1997)。 衆議院での審議過程に興味のある方は、「国会会議録検索システム」ウェブサイトの「帝国議会会議録検索システム」のコーナーで「勤労の義務」などと検索してみるとよいでしょう。 国会会議録検索システム (新しいウィンドウで開く)
「働かざる者食うべからず」 という、誰もが一度は聞いたことがあるであろうこのフレーズ。 もとはレーニンの言葉だという話を私は耳にしました。びっくり!レーニンというと、ロシア革命を起こした共産主義の、今でも遺体が永久保存されている(TVで見た覚えがある)、あの人のことですよね?保守派が好んで使う「働かざる者食うべからず」って、共産主義の考え方だったのでしょうか。 気になった私は、インターネットで調べてみました。松原俊氏のlivedoorニュースの記事「『働かざる者食うべからずの真実』」によると、これはレーニンが伝道者パウロの言葉を引用して言った言葉なのだそうです。つまり、おおもとはキリスト教です。 http://news.livedoor.com/ webapp/journal/cid__1904824/detail それにしても、なぜレーニンがパウロの言葉を引用したのでしょうか?共産主義者
「ニートは無気力じゃない!」 という記事をずいぶん前に書きましたが、私が知るひきこもり(ニート)の若者には、確かに無気力としかいいようもない人も中にはいました。ニートばかりでなく、私が姉妹ブログで扱っている場面緘黙症の人にも、無気力の人を見かけたことがあります。 ここでいう無気力というのは、深刻なものです。将来の展望に希望を失い、うつの傾向すらあります。近寄りがたいほど暗い雰囲気を漂わせていて、とにかく自分は何をやっても駄目なのだという、自分に対する深い絶望感を抱えているのです。 ニートの中には「今の自分は勝っていると思います」と自信満々に語る人もいるそうですが、ここでいう無気力な人たちは、そんな自信すら失ってしまっているのです。 心理学では、用意がいいことに、こういった人たちを説明する理論が既にあります。「学習性無力感」(learned helpless)というものです。驚くなかれ、人は
高齢の親が、体調を崩したため お盆に、一人で親戚にご挨拶に伺いました。 お墓参りと合わせてです。 例年は、親と一緒でした。 しかし、今年は親が体調を崩してしまったのです。 親は年老いて、体調を崩しやすくなっています このため、初めて私一人で行くことになったのでした。 親戚にお送りするお供えのことなど、指示や助言は親からありました。 また、お供えやお墓参りの花など、お金は親が用意してくれました。 それ以外は、私が一人でこなすことになったのです。 私のような年齢なら、これぐらいこなして当然ではあります。 しかし、私は引きこもりがちで、社会経験が不足している人間です。 多少の不安はありました。 特に不安だったのは、親戚のお宅にお邪魔した後の歓談です。 話題に詰まったらどうしようかと不安でした。 事前に、あれこれ話題を考えておきました。 (こういうのは、大体役に立たないのですが) ちょっとした経験
NPO法人「育て上げ」ネットの工藤啓理事長のブログに、大変驚くべきことが書かれていました。引用元は、「K's Note~ニートなひとびと~」内の「ニートは若者だけの問題ではなく、」というタイトルの記事です。 (http://blog.goo.ne.jp/mpnet/e/ fec609f3b921f8c27bdca7dd91077ef0) * 以下引用 * 実は、若者人口に対するニート比率と、大人世代の人口に対するニート比率にはほとんど差がないそうです。つまり、若者のニートは100万人(!?)とかいわれますが、年齢を上にしても、それくらいのニートの定義にあてはまるひとはたくさんいるわけです。同じように苦しんでいるわけです。 * 引用終わり * なんと、若者よりも上の世代にも、働いていない人たちが若年層と同じぐらいの割合でいるというのです。 これは非常にショッキングな記事です。これまでほとんど
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