まえがき 再帰SQLを使うと、テーブルに一時的に名前を付けることで、再帰処理(ループ)を実現できます。どのように実行されるのか難しかったため図解してみます。 with句 メインクエリの中で同じサブクエリを何度も呼び出している場合に使われるのがwith句です。with句を使うとサブクエリに名前をつけることができるので、メインクエリから何度でも呼び出すことができます。便宜上、with句によって作られる一時テーブルをwithテーブルと呼ぶことにします。with句を利用したクエリは、以下のように評価が進みます。 with句を評価し、withテーブルを作成する メインクエリを実行する。 まずは簡単な例でwith句の使い方を見てみましょう。営業マンたちの月別売上を表す営業成績テーブルを考えます。 【営業成績テーブル】 名前 月 月次売上