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validate_passwordプラグイン MySQL 5.6で登場し、MySQL 5.7.8からはYumまたはSLESレポジトリからのインストール、もしくはrpmパッケージでインストールした場合に有効になっているのがvalidate_passwordプラグインです。validate_passwordプラグインはパスワード強度の検証を行うプラグインです。「初心者殺しの罠」だの「クソ機能→速攻削除」だの言われちゃうかわいそうなかわいそうな機能だったりします。tarで入れればデフォルトでは無効なのでrpmじゃなくてtarで入れよう。 機能と設定の概要はMySQL 5.6の日本語リファレンスマニュアルを参考にしてみて下さい。 validate_passwordプラグインでは以下の項目を検証します。 https://dev.mysql.com/doc/refman/8.0/en/validate
MySQL 5.5での準同期レプリケーション 準同期レプリケーション自体はMySQL 5.5から導入されました。マスターー側およびスレーブ側にそれぞれ準同期レプリケーション用のプラグインをインストールし、マスターー側で rpl_semi_sync_master_enabled とスレーブ側で rpl_semi_sync_slave_enabled を有効にしておくと準同期レプリケーションが利用できるようになります。 rpl_semi_sync_master_enabled を有効にしたマスターに対して、非同期レプリケーションと準同期レプリケーションのスレーブを混在させることは可能です。 準同期レプリケーションの流れ アプリケーションからトランザクションをコミット バイナリログとストレージエンジンにトランザクション内容を記録 マスターからスレーブにトランザクション内容を転送 スレーブのリレー
MySQL 5.5からユーザ認証の仕組みがプラグイン化され、それに伴ってProxy Userなるものが導入されています。マニュアルを読んでも分かりにくい。特に"Proxy User"と"Proxied User"の違いとか。ということでマニュアルを翻訳したら理解できるかと思ってやり始めました。 が、しかし!! すでに分かりやすい短い解説が↓ここに orz 漢(オトコ)のコンピュータ道: MySQL 5.5新機能徹底解説 ここの「認証および監査のプラグイン化」の項目 とりあえずマニュアルの抄訳もやっちゃったので残しておきます。 MySQL 5.6 Reference Manual 6.3.8. Proxy Usersの抄訳 MySQLサーバへの認証を認証プラグインで行う際、権限の確認のために外部からの接続ユーザを別のユーザとして取り扱うことをプラグインは要求する。これは外部のユーザを"第2の
MySQL 5.7.7 Release Candidateと同時にLabs(実験室)版としてMySQL JSONがリリースされました。MySQL JSONでは新しいデータ型としてJSON型をサポートしています。JSON型は格納されるデータ形式が正しいかを自動的にチェックするDocument Validationを持ち、またJSONドキュメントをバイナリ化して格納することで参照性能の向上を図っています。またMySQL 5.7.6で実装されたGenerated Column(生成列)を活用することで、functional indexes(関数インデックス)の形でインデックスを利用できます。 関連情報(MySQL Server Teamブログ): 機能概要 JSON Labs Release: Native JSON Data Type and Binary Format | MySQL Ser
MySQLサーバを市販されている乗用車だとすると、MySQL Clusterは整備されたサーキットでの高速走行に最適化されたフォーミュラカーな感じで、WebScaleSQLは市販車をベースにして、特殊な走行環境に最適化されたラリーカーなイメージか? photo by djkennyc; CC-SA 3.0, from deviantart.com フォーミュラカーの限界性能を引き出すためには特殊な運転テクニックのみならず、専門スタッフによるメンテナンスが必須。エンジンや仕様は市販車とは大幅に異なり、一人しか乗れなかったり荷物を搭載できない上、一般道での走行が実質的に不可など制限事項が多いが、圧倒的に高速。フォーミュラカーでの蓄積された技術が市販車に反映されたり、逆に市販車でのニーズをもとにフォーミュラカーの仕様が決められることも。 photo by kallerna; CC-SA 3.0,
この記事は MySQL Casual Advent Calendar 2013 の18日目の記事です。こんな記事をAdvent Calendar初日に書いちゃったので今回は別のネタで。 メモ:ENUM型をフラグにするのどうなんだろうと思った件 - rkajiyamaの日記 みんな大好きEXPLAIN文。インデックス利用の有無やファイルソートしないかの確認など、MySQLでの実行計画の確認に使う、便利なあれです。MySQL 5.6.3からは、SELECT文だけではなく、UPDATE文、DELETE文、INSERT文とREPLACE文でも使えるようになっています。 EXPLAIN文の一般的な使い方やアウトプットの見方は漢の記事が役に立つのでそっちを見てください。 ここでは小ネタを2つほど。 SQLの実行計画の確認だけじゃないEXPLAIN文 EXPLAINに続けてテーブル名を付けると、 mys
2013年10月31日現在で最新のOracle Contributor AgreementのFAQの参考訳を作ってみました。なお、非公式の参考訳ですので、あらかじめご了承ください。 免責事項 この非公式参考訳はOracle Contributor Agreementを読まれる方の参考になればと思い作成をしております。あくまでも法律の専門家では無い個人が翻訳したものであり、またOracle Corporationや日本オラクルの見解ではありません。また本翻訳文書の内容は一切の法的な有効性を持ちません。翻訳内容に誤りがあった場合でも責任を負うことはできませんのであらかじめご了承ください。 用語説明 貢献 (= contribution) ソフトウェアのソースコードに限らず、ドキュメントや画像、またはソフトウェアのバグフィックスなどの自らの著作物を、オープンソースプロジェクトにて利用されることを
2013年4月にリリースされたMySQL Cluster 7.3 DMR2にて、ついに外部キーの機能が追加されました。この機能はGAではありませんが、MySQL Cluster 7.3 DMR2をダウンロードしていただくことでお試しいただけます。 MySQL Cluster 7.3の外部キーの詳細は下記のブログをご参照ください。今回は全部は訳しませんw Foreign Keys in MySQL Cluster @ Andrew Morgan’s MySQL Cluster Database Blog MySQL Cluster 7.3の外部キーの特徴 MySQL Cluster 7.3の外部キーはSQLでのアクセスのみならず、新たに追加されるnode.js、Memcached API、Java APIのClusterJ、mod_NDBでのRESTアクセス、もしくはC++のNDB APIな
4月中旬に発表されたMySQL Cluster 7.3 DMR2に含まれる新しいインストーラをご紹介したブログの抄訳版です。 http://www.clusterdb.com/mysql-cluster/mysql-cluster-7-3-auto-installer/ MySQL Cluster 7.3 DMR2 http://dev.mysql.com/downloads/cluster/#downloads MySQL Clusterの導入がこれまで以上に簡単になりました。アプリケーションに最適なクラスタ構成の設定を確実に行うため、オラクルは新たにMySQL Clusterのインストーラをリリースし、導入および設定作業が格段にシンプルになりました。インストーラはMySQL Clusterの最新のDMRの一部としてリリースされており、現時点ではGAではありませんが、すでにGAとなってい
InfoWorldの記事に興味深い記事があったので抄訳。 タイトルは「MySQL users caution against NoSQL fad」で訳すと「MySQLユーザがNoSQLブームに警鐘を鳴らす」という感じでしょうか?2012年9月のMySQL Connect 2012でのパネルディスカッションの内容などをもとに、NoSQLテクノロジーは本当に必要なのかという疑問を提示しています。 以下は抄訳なので詳細は原文をお確かめください。 MySQL users caution against NoSQL fad | InfoWorld Paypalの例 PayPalのチーフアーキテクトは「A lot of people think they have a big data problem, and a lot of times they don't,」「多くの人が"ビッグデータ"の問題を
日本オラクル広報室長の[twitter:@Wagamatt]が連続ツイートしてくれましたが、米国でのMySQL Connect 2012にて多くの発表がありましたので要点をまとめておきます。 10月後半にMySQL Tech Tourとしてこれらについてのセミナーを開催予定ですので是非ご参加ください。MySQL Tech Tourのお申し込みはこちらから MySQL 5.6 RCリリース プレスリリース MySQL Cluster 7.3 DMR (Dvelopment Milestone Release) プレスリリース Connector/Python GAリリース MySQL :: Download Connector/Python 商用版のMySQL Enterprise Editionの機能追加 プレスリリース ポリシーベースの監査機能 DRBDサポートの再開 Solaris C
これ、本当にMySQL Workbenchのマイナーバージョンアップの一部でいいの? メンテナンスを含めて開発終了となっていたMySQL Migration Toolkitの後継にあたる、新しいマイグレーションツールがリリースされました。名称はMigration Wizardで、独立したソフトウェアでは無くMySQL Workbenchの一部機能となっています。ライセンスは「もちろん」GPLです。これで以前のMySQL GUI Toolsの全ての機能が戻ってきたことになります。ダウンロードはこちらから。 Migration Wizardの具体的なマイグレーション元の第一弾としては、Microsoft SQL Serverがサポートされています。またODBCをサポートしているため、他のデータベースからのマイグレーションも可能です。動作環境はWindows, Mac OS X および Linu
実は1.0.0が2010年12月にリリースされていたのに全く知名度の無い"MySQL Utilities"。実は便利な機能が複数用意されているので、スクリプトを手作りしなくても済む可能性大です。またリリースに向けて新たなマイルストーンリリースが出てきたMySQL 5.6でのレプリケーションの追加機能と組み合わせる便利機能もあります。 MySQL UtilitiesはPythonで書かれたスクリプト集で、MySQL Workbenchに同梱されて配布されています。ライセンスは「もちろん」GPLです。2012年7月上旬時点での最新版は1.0.5です。また実行可能なスクリプトの他に、ライブラリとして細かな機能が用意されているため、独自のスクリプト作成にも役立ちます。 起動にはMySQL Workbenchのメニューの【Plugins】から【Start Shell for MySQL Utilit
5/29(火)に以前から要望のあった初心者向けとしてのイベントMySQL Beginners Talkを開催しました。ニセ初心者が数多くいたとの情報もありましたが(笑)、ツイートなどでも盛り上がっていたようです。講演者の皆様、スライドうpおまちしております。 個人的には体調不良で @yokatsuki さんに会場の仕切り全てをお任せしてしまうなど多大なご迷惑をおかけしてしまいました。次回があれば今回の分もぜひがんばりたいと思います。 次回開催はいつだろう?
@tokuhiromのそれでも私が Perl5 を使いつづける理由または、Why I still use Perl5? 的な。を読んでいて、自分でもMySQL版を書いてみようと思った。使い続けるというより、「中の人として働き続ける理由」っぽい気もする。 Good Enough 環境構築がきわめて簡単で動作も安定。もちろんパフォーマンスも良い。なによりKISSの原則を保てているソフトウェアは珍しい。 GPLである ライセンスを正しく理解すれば、GPLほどエンドユーザ企業にとってすばらしいソフトウェアライセンスは無い。FUDに騙されている企業は、自分たちがカモにされていることに気付くべきだ。 デュアルライセンスである GPLはすばらしい、といってもパッケージソフトウェアベンダにとっては死活問題になりうる。なので、MySQLは対価をいただいてGPLでは無いライセンスも用意している。 MySQL
MariaDBの開発コミュニティMariaDB Foundationではなく、サポートや有償ツールを販売しているMariaDB Corporationが12ヶ月の間に一気にグダグダすぎることになっていたのでまとめておく。 MariaDB Foundationは複数の企業がスポンサーをしているものの、もちろんMariaDB Corporationが筆頭のスポンサーであり、コアメンバーにMariaDB Corporationの社員もいる。 一連の事案がニュースとしてのバリューがないのかMariaDB自体を追ってる人がいないのか、上場するとの発表以外は日本のIT系メディアではほとんどスルーされている状態である。 顛末 2022年2月1日 NYSE上場のSPAC(特別買収目的会社)と合併する形でNYSEに上場すると発表 ※SPAC: https://smbiz.asahi.com/article/
12/11(土)のMySQL Casual Talks vol.1で突如熱い話題となったInnoDBの発音。 営業部門のトップ(ロンドン在住英国人)や自分の部門のボス(ニューヨーク在住米国人)にも聞いてみたけど、共通した答えは「英語の発音だとイノ・ディー・ビーっぽいけど、作ったヤツに聞くのが良いんじゃない?」と。 ちょうどMySQL 5.5のリリース前だったので聞きづらかったけど、予定通りMySQL 5.5がGAリリースとなったのでInnoDBの制作者のHeikkiに直接聞いてみました。真面目なHeikkiはきっちり教えてくれました。 Heikkiによる説明を以下にまとめています。 InnoDBの最初の名前はInnobaseだった。MySQL創業者の一人David AxmarkがInnoDBという名前を付けた。 フィンランド語での一般的な発音としては IN - no - dee - bee
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