北島君が世界記録を出したときは、モモヒキみたいなのを履いていたのですが、SPEEDOの水着は男子用でも上半身を覆うのが多いようですね。それで浮力がつくとしたらアンフェアだと思う。だいたい一人では着れないというのが変じゃないか。 しかし、第二次大戦前は、男でも上半身を覆うワンピース型の水着を着るのが普通だった。 1936年のベルリン五輪の日本男子水泳チーム。このときは前回のロサンゼルス大会ほどではないけれど、日本水泳陣は好成績を挙げた。金メダルは4個獲得。女子200m平泳ぎの前畑選手が有名ですね。「前畑がんばれ」 当時の水着はもちろん天然繊維製で水を含んだから、パンツ一丁の方が速く泳げることは分かっていたはずだけれど、男でも裸体をさらすのは下品だという雰囲気があったのだろうか? ジョニー・ワイズミュラーのターザンは第1作が1932年だけれど、もちろん上半身裸だった。これは半分野蛮人だからやむ