サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
TGS2024
takeshi.weblogs.jp
シリコンバレーで活躍する日本人エンジニアを支援するNPO団体であるJTPAで、光栄にも講演をさせて頂く機会を得た。正直、私自身どこまでお役にたつ話ができるかと思い、しばらくオファーを受けられないでいたのだが、今回思い切って話をしてみることにした。 雨の降りしきるPalo Altoの会場で、70名ほどの来場者の方を前に、これまで私が考えてきたこと、調べたこと、直面した課題・問題意識、個人としての思い、などなどできる限りのことをまとめて話をさせて頂いた。 僭越ながら、もし誰かの役に立てることがあればと思い、講演の資料とJTPAの記録による動画をここでご紹介させて頂くことにする。 1時間近く話させて頂いているので、全て動画で見るのは難しいかも知れないが、資料だけ見て頂くよりもはるかに伝わりやすいと思うので、もし可能であればご覧頂きたい。 (講演会の動画)
今更ながら「日本の起業家たちがシリコンバレーで得るものは何なのか?」ということをここしばらく自問していた。私は日本からシリコンバレーにやってくる起業家にとってのメリットを、常に様々なケースに当てはめて考えるようにしている(もちろん無理やりではなく)。 そんな折、先月と今月、日米でいくつかのスタートアップ関連イベントに参加させていただく機会を得た。審査員を務めたり、簡単なスピーチをしたり、出場者の方々と意見交換させて頂く中で、幾つかのポイントが見えてきた。 また、今月はじめにはサンフランシスコで開催されたTofu ProjectのClosingイベントに参加させていただいたのだが、これがまさにEye-Openingな体験だった。(詳細は長くなるのでまたいずれ) これについて、少し自分なりの考えをまとめてみたい。 私が日本とシリコンバレーとの違いを決定的に感じているのは「起業家教育」と「イノベ
このところ人前で話すときには、「バブルは崩壊する前提で」物事を考えた方が良いと言い続けてきた。このところのスタートアップの熱狂ぶりは、虚栄的な意味でのバブル的な雰囲気がプンプン漂っていたので、2000年のネットバブルを自ら体験したくちとしては、体に埋め込まれたセンサーが反応するかのように「これはなんか来てるな」と感覚的に思っていたので、そう言い続けていた。 ”バブルは崩壊する前提で” 私が伝えたかったのは、資金供給がどこかで枯渇しても大丈夫なように資金繰りを考えることと、スタートアップの市場から人々の関心がさーっと引いて行ったときに、それでも事業を継続できるだけの覚悟をしてほしいということだった。つまり追加燃料が供給されず、人の関心が離れて行っても、事業を継続できるよう、ゴールとモチベーションを見失わないでほしいというメッセージを伝えたかったのだ。 そんな折、今日付のWall Street
それにしても時代は変わったものだ。 今から1年前、私はサンフランシスコでのスケジュールの合間を縫って、SF Newtechというスタートアップのデモイベントに参加していた。仕事上の情報収集が主な目的だったが、この時は特別だった。日本から一組だけ、このイベントでプレゼンを行うスタートアップが参加することになっていたのだ。 その彼とはサンディエゴに彼が留学しているときに知り合い、将来の夢として起業の相談を受けた。私は忘れかけていた自分が起業した頃のことを思い出し、彼に自らの体験を交えてアドバイスした。 「起業は何にも代えがたい成長の機会だ」「学生なら失うものは何も無い」「英語ができるなら最初から海外で起業すべきだ」「いつかTechCrunchに取り上げられる日を夢見て頑張れ」「叶うと信じたことは実現するし、諦めたことは絶対に実現しない」 その彼が数ヶ月の準備期間を経て、ついにサンフランシスコの
日本からシリコンバレー視察にやってきて、拠点がホテルとカフェしかないというのは心細いもの。どこかにしばらく腰を据えてじっくり考えるにしても、人を呼んでミーティングするにしてもオフィスがあったほうがよいのだが、いきなりアメリカで借りるにはハードルが高すぎる。そう思っている人に、打ってつけのスペースがサンフランシスコにオープンした。 ロケーションは、サンフランシスコ・ジャパンタウンのど真ん中。目の前にはダイソーと日本スーパーがあり、ジャパンタウンのモールの中は書店やレストラン、日本のカルチャー満載。ここまで日本が徹底していると、かえって潔い。 元々は日本の小学館が日本文化の新たな発信拠点として建てたNEW PEOPLEという複合施設があり、そこの最上階のオフィススペースの一部を開放する形で運営されている。 なので、ビルの1Fにはサンフランシスコの有名なグルメコーヒー店が入っていたり、伊藤園のお
シリコンバレーで起業する大きなバリューのひとつは、経験値の共有が豊富なことだと思う。百戦錬磨の強豪が(しかもそんなに年を取ってない)自分の経験から学んだことを、様々な形でアウトプットしてくれている。それはまさに起業家教育とも言うべきもので、どこの教科書にも体系だって整理されていない、生々しく興味をそそるものだったりする。 起業家志望だった学生時代の私は、大学の勉強に飽きたらず実践に手を出してしまったが(そもそもこれが起業の始まりだった)、振り返ればもっといろんな形で学びがあったらよかったのにと思う。 そんな私が最近気に入っているのが、Udemy((ユーデミー)というサービスだ。要はオンラインのWEB教育サービスなのだが、500 Startups支援企業ということもあり、すでに起業家向けの教育コンテンツが充実している。自分で講座を作ってアップロードできるし、課金したり招待制にできるのもいい。
とにかく今月は日本からシリコンバレーへの訪問者ラッシュだ。中には初めての海外、初めてのアメリカという方も結構いらっしゃるようで、それはそれで良いことなのだが、話を聞いたり、彼らの英語のプレゼンを見るにつけ、やはり我々日本人の前には英語の壁が大きく立ちはだかっていることは否定できない。 日本人がシリコンバレーで起業とかいっても、起業の難しさに加えて、苦手な英語が常に付いて回るわけで、多くの人が諦めてしまうのも無理はない。ただ、英語だけで諦めてしまうのも勿体無いのも事実なので、ここをもう少し掘り下げてみることにする。 まず私自身だが、3年半前にアメリカに赴任してくるまでは、海外留学も在住も全く経験がなく、ひたすら学校の英語で基礎を学び、業務や出張を通じて英語を身につけたくちなので、多くの日本人と与えられた環境は変わらないといえる。 実際赴任したあとも、正直言って、英語では人並み以上に苦労したし
客観的に言うと、現在の私は大手企業に勤務しシリコンバレーに駐在する36歳の会社員である。会社員としてとても幸せな生活を送らせて頂いている。電子書籍の仕事も刺激的でとても楽しい。 このところ日本人からやってくる若者と、起業とシリコンバレー進出について語り合う中で、自分の若い頃のことを話す機会が多くなった。「俺の若い頃はなあ」ではなく、「今の時代、君たちはとても恵まれているよ」と言うのだが、ふと「もし今僕が20歳の若者だったら、どういう道を選んだだろうか」と考えた。 これまで、自分のことはあまり積極的には語ってこなかったが、人に起業やアメリカ進出を薦めるうえで、避けて通れないと思えてきたので、珍しく自分のことを書いてみようと思う。過去の経歴は事実を客観的に語っているだけで、決して人に自慢できるものとは思っていないので、誤解しないで読んで頂けるとありがたい。 私は1994年に東京の私大に進学した
このところ、日本のスタートアップのシリコンバレー展開をテーマにBlogを書いているが、日本が夏休みということもあり、日本からいろんな人がシリコンバレーにやってくる。 仕事が終わった後や休みの日に都合がつく限り会って話を伺っているのだが、日本でのシリコンバレー進出熱は相当高まっているのを肌で感じられることができて面白い。以前このBlogでも書いたように、来ないで悩むよりは来てから自分の目で見て考えたほうが良い、ということを実践しようとしている人たちも多く見られるようになった。 そういう人たちにとっては、GoogleやFacebook、Twitterのオフィスを訪問するよりも役に立つのが、先を走っている人たちが何をやっているかを見ることだと思う。 余談だが、上記の有名ベンチャーに関係する日本人の知人が、「こちらでイベントがあったりすると、訪問の依頼が増えてきて、そのアレンジだけで大変になってく
ひょんなことから立て続けに、日本から西海岸に来ている留学生、それもネット系とかベンチャーに興味がある人たちに会ったのですが、その機会に色々と思うことがあったので書いておきます。 起業して初めてアメリカに社会見学に行った1996年当時の自分を思うと、彼らの方が英語力もあるし、何より情報をものすごく持っています。私が1995年にインターネット関連で起業した当時は、海外のオンラインニュースも日本語訳されていなかったし、そもそも専門特化したニュースサイトすら存在しなかったでの、シリコンバレーで何が起きているかなど、時間差はおろか一生知ることすらできない状態でした。 ところが今はTechCrunchもEngadgetもCNETも日本語化されているし、少々英語ができればMashableやVentureBEATのような専門サイトから直接情報を取ることもできます。その情報網を通じて、アメリカの有力ベンチャ
TechCrunchに”Netflixの顧客の半分近くがDVDレンタルからネット上のストリーミング視聴へ移行”という記事が出た。 これまでにもNetflixについてはBlogでも書いてきたが、これは非常に興味深いし、様々な示唆を含んでいる。 そもそもNetFlixは郵便でDVDがレンタルできる定額サービスで、会費を払い続けている限りは延滞料金が発生せず、WEBで注文すれば最新のDVD(Blu-Rayも)が借りられる。 2年ほど前に彼らは突然ネットでもストリーミングで映画が見られるサービスを始めた。面白いと思ったのはPC上のWEBブラウザに限らず、専用端末をTVに接続して見られるようにしたこと。当初はROKUという知名度の低いアメリカのベンチャーが端末を出したのだが、値段が僅か$99だったこともあって、そこそこ話題になった。 面白いのはここからで、ROKUである程度ノウハウを貯めたと思ったら
気がつけば、ハロウィーンも終わり、来週はもうサンクスギビング。 仕事では、年末のクリスマス商戦と年明けのラスベガスでのCESショーと分かりやすく忙しくなりますが、そういうイベントとは別に、このところ慢性的に仕事が忙しくなりつつあります。 というのも、私の関わる電子書籍業界そのものが大きく動いているからで、多少大げさに言えば、人類最古のコンテンツである書籍のスタイルが大きく変わりつつあり、業界も巻き込んで新たなビジネスへの転換期を迎えつつある、という状態にあります。 電子書籍業界を簡単に説明すると、一番分かりやすいのは電子書籍端末です。現在は、E-INKという電子インク技術を使った電子ペーパーを使うのが主流で、ソニーもAmazonもみんなこのディスプレイを使っています。E-Inkは液晶のようにバックライトがなく、電子的にインクを紙に乗せる形で表現しているため、非常に長くバッテリーが持ち、目に
インフォテリアUSAの江島さんのBlogを読んではっとした。 彼もまた自ら作り上げたサービスを撤収する立場にある。 私が個人のBlogとはいえ、この場でeyeVioの営業譲渡について意見を述べることは残念ながら許されない。色々な報道でeyeVioのことが引用されているのをみるにつけ、もどかしく、胸が苦しい思いがする。 しかし彼は自らの責任を明言し、失敗の背景について冷静に分析してみせた。単に関わったメンバーを礼賛するだけでなく、コスト構造についても明らかにし、自らの力不足と結論づけた。 この勇気は賞賛に値する。 正直、彼のこれまでのBlogは私には難しい表現が多く、どこか気取った印象を禁じ得なかったのだが、今回のエントリーは胸をうつものだった。 エントリーからも分かるように、彼は今回の撤退により失職する。つまり日本に帰る手段を断ち切って背水の陣でリスクを取っていたのだ。(補足:追記2)私が
イントレプレナーの視点 in California シリコンバレーではたらく社員、本間 毅のBlogです。カリフォルニアの生活と日米のネットサービスをテーマに書いています。 本間 毅 Takeshi Honma 1974年生まれ。中央大学在学中から起業し、1997年にWebインテグレーションを行うイエルネット設立。 黎明期のビットバレーやピーアイエム株式会社(後にヤフージャパンに売却)の設立にも関わる。 2002年、イエルネットの全営業権を譲渡し、2003年ソニー株式会社入社。 ネット系事業戦略部門、リテール系新規事業開発等を経て、2005年よりグループ内のネットメディア開発に 携わる。社外ベンチャー企業との協業により、Web2.0やBlog/SNS系テクノロジの社内導入を推進する 2008年5月よりサンフランシスコ赴任、サンディエゴ在住を経て、シリコンバレーにて電子書籍の業務に携わる。2
日本から持ってきたHPのプリンタ (officejet 6310)のインクがなくなってきました。FAXもコピーも使えるのに16,800円という優れものです。 このプリンタは日本以外にも全世界で販売されているようで、近所のCOSTCOにちゃんと適合のインクカートリッジがありました。 買って帰って、早速装着してみると「このインクカートリッジは使えません」という表示が。 インクもきっちり装着できてサイズもあっているし、インクカートリッジのパッケージにはちゃんと合致した型番があるのに、なぜ???ということでHPに問い合わせてみました。 早速回答が来たのですが、 ご使用のプリンタは、そのプリンタの販売および使用が意図された 地域向けのカートリッジでのみ作動することになります。 つまり日本から持ってきたプリンタにアメリカのインクは使えないってことです。 アメリカ向けのカートリッジをご使用いただけるよう
このところ自分自身も、外部からも問われている課題。「ネットワークサービスとハードウエアの連携による新しいユーザーエクスペリエンスの創出」というテーマは、3年くらい前から社内外で個人的に言い続けてきたテーマだが、どのように実現するかについては自分でもまだ納得のいく説明が出来ていない。 一つずつ整理しながら、ユーザーエクスペリエンスの実現方法について考えてみたい。 1.そもそもユーザーエクスペリエンスって何? ・ユーザーエクスペリエンスとは何か 簡単に言えば、ハードウエアとサービス、ソフトウエアなどの区別なく、ユーザーが実際に体験する一連の動きを示す。例えば、「電源を入れてから、起動画面が立ち上がり、リモコンを使ってメニューからサービスを選択し、コンテンツを検索し、購入手続きを済ませたのち、ダウンロードが終了し再生が始まるまでの一覧の動き」とか、「友達に教えてもらったお勧めの映画を、携帯電話か
週刊文春の記事(「ソニーをボロボロにしたストリンガーCEO」)、読みました。 役員の対立、経営方針に対する疑問、退職した役員の復活説、スポーツ紙のお約束記事ならともかく、よくこんなレベルの戯言を記事にしたなという感じです。 何が悲しいって、まずはこの記事に関わったソニー社員/OBが悲しい。 会社が大変なときにメディアの煽りに荷担して、メディアが喜ぶように歪曲された個人の解釈を提供している。こういう社員は真っ先に会社を去るべき。そんなに不快ならお辞めになったらよい。 次に日本のメディアの煽り方が悲しい。 ソニーに限らず家電も自動車も含め日本の産業が苦境に陥ろうとしているときに、傷口を手当するどころか塩を塗ろうというのか。弱者は保護されるべきであることに何の異論もないが、日本の産業の危機にあって、未だ自国の企業を攻撃している神経が解せない。メディアもその一部であるにも関わらず、である。 そして
2600億円の赤字決算に対して私一人で立ち向かうことは出来ないが、私が一個人として認識していることを私見として共有することは許されると思うので、思い切って書いてみることにする。 一般的に語られている処方箋は大幅に割愛すると、ソニーが取り組むべき最大の課題は、この厳しい状況の中でイノベーションをいかに維持するか、しかもハードウエアとネットワークサービスの間でどのようにそれを起こしていくかに尽きる、と思う。 改めて言えば、ソニーの事業はモノ作りに立脚しており、デザインや設計、発想は今なお世界のトップレベルにある。優秀な人材と長年培われたグローバルで強力なブランドを有している。 しかし、ソニーの未来は、その延長線上には存在し得ない、と思う。正確に言えば、物作りとブランド力を基礎として、しかしながら大胆な改革も厭わない新たなチャレンジによるイノベーションが必要なのだ。 従来の路線の否定ではない。こ
兼ねてから思っていた日本で報じられる政治とアメリカで報じられる政治のレベルの違い。今回のオバマ大統領就任の一連の報道を見ていて、はっきりとその差を思い知らされた。 日本のメディアで連日報じられる政治の話題はつまるところ揚げ足取りと駆け引きの顛末だけ。秘書給与の流用、事務所費、年金未納、漢字の間違い、バー通い・・・ワイドショーで語られるレベルに全ての報道が集約されてしまっている。 民主党と自民党の政策における最大の違いは?それに対する経済界の反応は?このリセッションからの脱出には、具体的にどのような改革と議論が必要? そんな話はあまり聞けない。消費税の値上げくらいは分かるかも知れない。 しかもスキャンダルがメディアで取り上げられれば取り上げられるほど、揚げ足取りのその話題が国会でも長々と取り上げられる。(報道されている時間の関係でそう思えるだけかも知れないが) 考えてみれば、事務所費問題の金
今日はオバマ大統領が宣誓式を行う日。つまりオバマ政権の発足日ににあたるのですが、奇しくも今日は娘の34歳の誕生日。上の息子はProfessional Dayで学校はお休み。 そんなこんなで朝から少しゆっくりめに過ごしつつ、CNNをつけると既にオバマ氏が新造の装甲車もとい大統領専用車で宣誓式に向かっているところでした。 先日ハドソン川に旅客機が不時着したときもそうだったのですが、最近は何か事件があると必ずTwitterやFlickrで"100% Organic"なUser Generated情報が流れてきます。 今回の宣誓式もTwitterやFlickrに加えてUstreamでも中継されてました。 宣誓式を中継するCNNのサイトを見るとFacebookと連携しているし(上に貼り付けたFlickrの動画をクリックすると、CNNのライブ映像とFacebookがリアルタイムに連携している様子が見ら
つい最近のインタビュー記事で、堀江さんが「ソニーを買収する計画を進めていた」と語っています。 参照:沈黙を破ったホリエモン,ITを語る “iPhoneをやるため”にソニーを買収したかった この話自体は他でも聞いたことがあるし、私自身ライブドアの幹部と偶然パーティで会ったときに「ソネット買収したいんだよね。どう?」と言われたこともあります。(どうって言われてもなあ・・という感じでしたが) でも今回は堀江さんが自らその計画について語っています。 要旨としては、こんな感じです。 ・ソニーのブランドと技術力を軸に、集中と選択をして、ネット企業に変革させたかった ・大型テレビ事業は中国メーカーに売却 ・ゲームはマイクロソフトに売却 ・強力なコンテンツをバックに、iPhoneのような端末を軸にすれば面白い展開ができたはず 事業の売却の話はさておき、強力なコンテンツをバックにネットの力を活用して事業を展
別に仕事そっちのけで家探しばかりしているわけではありませんが、そうはいってもホテル住まいを続けるわけにも行かず、空いた時間を見つけては家探しをしています。 だいたいのパターンはこんな感じです。 1. Craigslistで情報を得る ↓ 2. 自分の条件に照らし合わせてスクリーニングする ↓ 3. これはと思った物件にダメモトで連絡を取る ↓ 4. 条件が合えば実際に現地に見に行く ↓ 5. 気に入ったら条件交渉・契約のステップへ だいたい3-4の段階で一日多くて3-4件に絞り込まれるのですが、5までいくものはなかなかありません。今のサンフランシスコ・ベイエリアの不動産状況としては、売出し中の物件はそこそこあるものの、賃貸に出されている物件の数がそんなに多くありません。(少なくともうちの希望する条件にあったものは) Craigslistに情報を出しているのは、あくまで個人の大家さんが多いの
この2週間、自宅にテレビとネットがない禁欲生活を送っていましたが、ようやく今日の夕方、ネットとテレビが同時につながりました。 思えば5月24日に最初の工事を申し込んでから、なんと実に1ヶ月、やりとりを重ね、ようやく今日の日に至ったのですが、それにしてもComcast、聞きしに勝る応対ぶりでした。 別に批判するつもりはないのですが(批判しても失われた時間は帰ってこないので)、話のネタは満載です。 かいつまんで話すと、 ・隣の建築工事で地下のケーブルが断線(大家さんは把握していた) ・それを全く把握しないままComcastはサービスの申し込みを受け付ける ・事前にComcastに地下ケーブルの状況を確認すると、大丈夫とのこと ・ところが、工事の人が来ると、ケーブルが断線してますよと言われる ・だからいったじゃないかという話になり、Comcastが再調査し、結局ケーブルを新設することになる →こ
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『イントレプレナーの視点 in California』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く