サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
体力トレーニング
www.dhbr.net
ドローンはもともと、軍事利用を念頭に開発された武器である。それがいまや、誰でもどこでも買える玩具として流通したり、ビジネスの道具としても積極的に活用され始めたりしている。ドローンが最も力を発揮するのは、「モノの配達」ではなく「データの取得」である。そして、ドローンの自動運転技術が確立され、地球の完全なるデータ化が実現するという革命が起きた時、そこには巨大な市場が生まれる。『ワイアード』誌の元編集長であり、ドローン製造企業のCEOを務めるクリス・アンダーソンは、そう主張する。本稿では、日々進化を遂げる「ドローン・エコノミー」が、ビジネスにいかなる変化をもたらすかが示される。 『DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー』2018年1月号より、1週間の期間限定で全文をお届けする。 ドローン技術がもたらす 破壊的イノベーション 筆者のオフィスのすぐ近所に工事現場がある。朝一番にそこから聞こえ
今年も「DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー読者が選ぶブックランキング2017」の結果が発表された。2016年10月から2017年9月までに発行された書籍の中から人に薦めたいと思える経営書を3冊まで投票してもらった。 圧倒的な支持を集めた 今年を代表する1冊! 弊誌では、今年5回目となる「DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー読者が選ぶブックランキング2017」を実施しました。この選書の対象となったのは、2016年10月から2017年9月までに発行された書籍。編集部が読者に「他の人に薦めたい本」「後世に残したいもの」と呼びかけ、3冊まで投票してもらいました。 1位に選ばれたのは、リンダ・グラットンほか著『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)』。2位は伊賀泰代著『生産性』、3位はクレイトン・M・クリステンセンほか著『ジョブ理論』となりました。 順位 書名 著者名 出版社
英国のEU離脱やISILの活動、さらには北朝鮮のミサイル発射など、国際情勢が不安定化する中、企業が地政学リスクに注目し、対応する必要性が高まっている。これまでは政治的に中立的な立場を取ってきた多国籍企業も、国際情勢を見極め、政治的・外交的な戦略を取り入れていかなければならないというのが現実である。地政学的デューディリジェンスに取り組み、対象地域のリスク評価を徹底して行うこと、自国の外交政策を超えた自社の企業外交を打ち立て、グローバルな評判を築くことである。 『DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー』2017年8月号 より、1週間の期間限定でお届けする。 国際情勢の不安定化と 多国籍企業 2014年2月、ロシアはウクライナのクリミア半島に侵攻し、翌月にはクリミアの併合を発表した。この突然の行動は、欧州においてここ数十年間では初めての大きな戦略上の危機が始まったことを意味しており、
1984年、国際基督教大学教養学部理学科(物理学専攻)卒業。1988年より米カーネギーメロン大学客員研究員。1991年、京都大学博士号(工学)取得。1993年、ソニーコンピュータサイエンス研究所入社。2011年、同代表取締役社長。2016年、ソニー執行役員コーポレートエグゼクティブ。1998年10月~2008年9月、科学技術振興事業団ERATO北野共生システムプロジェクトとその後継プロジェクトの総括責任者兼務。2001年4月、特定非営利活動法人システム・バイオロジー研究機構を設立、会長を務める。沖縄科学技術大学院大学教授。理化学研究所 統合生命医科学研究センター 疾患システムモデリング研究グループ グループディレクター。世界経済フォーラム(World Economic Forum)AI & Robotics Council委員。ロボカップ国際委員会ファウンディング・プレジデント。 The
兵庫県出身。1985年、同志社大学法学部卒業。同年、鐘紡入社。2004年、カネボウ化粧品社長。2010年、テイクアンドギヴ・ニーズ社長。2015年10月より現職。 タクシーの営業は終電を逃した客を狙うのが収益性を高めるコツというのが業界の定説だったが、データ分析の結果は違った。都心では早朝が需要過多なのに固定化された業務シフトではカバーできなかった……ファクトベースで論理的に仕事の仕方を見直すと、売上高が上がり、社員の中に自信とやる気が湧き上がり、自主的に業務改善するようになり、成長する。複数企業の再生を果たした“プロ経営者”が、最たる労働集約産業に、データ分析とロジカルマネジメントを導入。具体例を通して生産性向上策の7つの要点を明かす。 『DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー』2017年7月号 より、1週間の期間限定で抜粋版をお届けする。 市場が長期的に縮小する 業界での経
残業をゼロにするため、2020年までに1000億円を投資する──。働き方改革が求められる中、日本電産・永守重信会長兼社長によるこの発表は、大きな注目を浴びた。「モーレツ」を代名詞とする同社の永守会長はなぜ、このタイミングで大きな決断を下したのか。そこには、真のグローバル企業になるうえで生産性向上が欠かせないという危機感があった。ベストセラー『生産性』の著者であり、マッキンゼー・アンド・カンパニーで人材育成のマネジャーを務めた伊賀泰代氏が、その真意に迫る。(写真/太田未来子) 『DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー』2017年7月号 より、1週間の期間限定で抜粋版をお届けする。 目標は生産性の向上 残業ゼロは手段にすぎない 永守重信(ながもり・しげのぶ) 日本電産 代表取締役会長兼社長 1944年、京都府生まれ。職業訓練大学校(現・職業能力開発総合大学校)電気科卒。1973
世間を驚かす作品を発表し続ける、“ウルトラテクノロジスト集団”のチームラボ。その代表を務めるのは猪子寿之氏である。学生時代からアートに魅せられ、その力を信じ続ける同氏はいま、デジタルアートを通じて何を達成したいのか。猪子氏は、日々の作品づくりの先に壮大な未来を見据えていた。 『DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー』2017年6月号 より1週間の期間限定でお届けする。 アートを通じて 人類の価値基準を変える 猪子寿之(いのこ・としゆき) チームラボ 代表 1977年、徳島県生まれ。2001年、東京大学計数工学科卒業時にチームラボ設立。チームラボは、さまざまな分野のスペシャリストから構成されているウルトラテクノロジスト集団。アート、サイエンス、テクノロジー、クリエイティビティの境界を超えて、集団的創造をコンセプトに活動している。 写真/鈴木愛子 僕は、徳島にいた高校時代から
事業、業界、セクターを揺るがす破壊的変化についての理解は進んでおり、新規イノベーションが脅威になるかどうかは十分に判断可能になった。しかし、技術革新のタイミングに関しては、依然として不明な点が多い。新しい技術は、速やかに既存技術を駆逐する例もあれば、時間をかけて徐々に普及する例もある。本稿では、技術革新のタイミングをより的確に予測するために必要な「技術そのものだけでなく、それを支えるエコシステムにも目を向けること」そして「競争は新旧技術間ではなく、むしろ新旧のエコシステム間で起こるかもしれないこと」という2つの視点に注目して論じる。 『DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー』2017年6月号 より1週間の期間限定でお届けする。 技術革新に対応すべき 正しいタイミングはいつか 「創造的破壊」という概念はこの30年来、一流ビジネススクールやHBRなどのビジネス誌から、熱い関心を寄せ
人の判断力はあてにならない。医師や裁判官、経営者など、訓練や経験を積んだプロフェッショナルも、その時の気分やお腹の減り具合、天候などさまざまな要因の影響を受け、判断がぶれる。同じ人に同じ案件を別の日に検討させると、前回と異なる判断を下すケースが実に多い。こうした判断の不安定さを「ノイズ」と呼ぶ。企業はノイズにより多大な損失を被っているが、ほとんど認識されていない。本稿では、まず自社のノイズを把握することから始め、それを減らす方法を具体的に提示する。 『DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー』2017年5月号 より1週間の期間限定でお届けする。 「ノイズ」は企業に 多大な損害をもたらしている ある世界的な金融機関と仕事をともにした際、こんなことがあった。同社の古くからの顧客が間違って、金融サービスの申し込みを2ヵ所の支店に提出してしまったのだ。本来ならその申込書を社員の誰が担当し
作家・朝井リョウ氏が2016年4月に発表した『ままならないから私とあなた』。そこには、技術を活用し、合理的に無駄を省いていく薫と、新技術で簡単に省けてしまうようなことにこそ、人間性や温かみ、言葉にすらできないようなものが宿ると信じる雪子という対照的な2人の女性が登場した。新技術によって鮮明になる価値観の違いを描いた朝井氏に、AI(人工知能)が台頭するいま、自身は新しい技術をどのようにとらえているのか伺った。 『DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー』2017年5月号 より1週間の期間限定でお届けする。 感覚は合理的 技術に対しては保守的 朝井リョウ 作家 1989年、岐阜県生まれ。小説家。大学在学中の2009年、『桐島、部活やめるってよ』で第22回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2011年『チア男子!!』で第3回高校生が選ぶ天竜文学賞を、2013年『何者』で第148回直
ファクトやデータが揃う状況で意思決定を下すには論理的思考が役立つ。しかし、状況が曖昧で不確実な状況では、合理的な意思決定を下すことができない。そのような状況で意思決定を下すことこそ、マネジャーの仕事である。そのために必要なのが、人類の歴史が培ってきた叡智をもとにした5つの問いである。これらの問いに答えることが、人間性のすべてを問われる意思決定において、最良の結果を生み出す方法なのである。 『DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー』2017年4月号 より1週間の期間限定でお届けする。 合理的な解がない状況こそ マネジャーの仕事 誰であれ、マネジャーたる者は難しい決断をしなければならない──それが仕事の一部である。なかでも困難を極めるのは、曖昧な領域──グレーゾーンにおける決断だ。すなわち、自分とチームが懸命にデータを収集し、できる限りの分析を行ったにもかかわらず、依然として対処
組織全体の意欲が高く、優秀な人材が組織を離れても、次を担う人材が育っているリクルート。「起業家精神」「圧倒的な当事者意識」「個の可能性に期待し合う場」という企業文化が個の成長を支える下地になっているが、それだけではない仕組みも存在する。リクルート流の人材育成について、同社代表取締役の峰岸真澄氏に話を伺う。(構成/新田匡央、写真/鈴木愛子) 『DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー』2017年4月号 より1週間の期間限定でお届けする。 よい意味で分をわきまえない 峰岸真澄(みねぎし・ますみ) リクルートホールディングス 代表取締役社長兼CEO 1987年リクルート(現リクルートホールディングス)入社。新規事業開発室にて結婚情報誌『ゼクシィ』の立ち上げに関わった後、2003年に当時39歳で最年少執行役員。2004年常務執行役員として、住宅情報事業の責任者となり、『SUUMO』を
無礼な振る舞いをする同僚に嫌な思いをした、職場で不当な扱いを受けた、という人は多い。筆者のクリスティーン・ポラス自身も無礼な職場環境のために、希望に満ちて就いた仕事を2年足らずで辞めた経験があるそうだ。こうした困った職場、あるいは同僚に対してはどのように対処すればいいのだろうか。筆者は真正面から立ち向かうのは得策ではなく、みずからの心理状態を高めるために成功感覚を育むとよいと言う。一つは成長やたゆまぬ学習から認知面で成功感覚を身につけること、そして情熱や高揚感を味わうことで情緒面でも成功感覚を培うことである。 『DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー』2017年3月号 より1週間の期間限定でお届けする。 職場環境のせいで 念願だった仕事を辞めた 22歳の時、私は念願の職を得た。グローバルに事業を展開するスポーツブランドの選手養成所の立ち上げを手伝う仕事だ。私は、雪に覆われた中
19歳で立ち上げた受験掲示板「ミルクカフェ」に始まり、「したらばJBBS」の代表、ロケットスタート(のちnanapi)の創業など、シリアルアントレプレナーの代表的存在である古川健介氏。多くの人の支持を集めるサービスを提供してきた古川氏は、「ユーザーのニーズはわからない」ことが前提だと語る。新しいサービスを生み出す時に、何に着目しているのかを伺った。(構成/新田匡央、写真/平本泰淳) 『DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー』2017年3月号 より1週間の期間限定でお届けする。 ユーザーのニーズはわからない 編集部(以下色文字):古川さんは、「コミュニティサービスはユーザー自身もつくり手で、自分たちが提供して使ってもらうという意識ではなく、ユーザーと一緒につくるという意識が重要だ」とおっしゃっています。この意図を教えてください。 古川健介(ふるかわ・けんすけ) Supershi
人は頻繁に嘘をつく。社会心理学の調査でも、そのことは明らかになっている。交渉の場も例外ではなく、嘘が飛び交っている。一方で、人は、お世辞やおだてと表裏一体になった嘘を見破るのが苦手だ。ビジネスをするうえでは困ったことだが、嘘を見破るのではなく、防ぐことに集中するならば、対処法はある。相手が嘘をつきにくくなるように会話を進めるのだ。そのために有効な戦略がいくつかあり、それらには科学的根拠がある。絶対に確実とはいえない手法だが、取引を行う際に優位に立ち、最大の価値を創造するのに役立つだろう。 『DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー』2017年2月号 より1週間の期間限定でお届けする。 交渉相手が嘘をつきにくい 会話の進め方 人間は嘘をつく生き物だ。社会心理学の厳密な調査でも、そのことは明らかになっている。しかも人間は頻繁に嘘をつく。ある有名な研究によると、人間は平均して毎日1つ
室町時代後期に京都で創業して以来、約500年にわたり和菓子をつくり続け、愛されてきた虎屋。和菓子を生業としつつも、1980年にパリへの出店を果たしたり、2003年にはトラヤカフェという和と洋の垣根を超えたお菓子を提供する新業態の店をオープンしたりと、常に新しい取り組みも行っている。その17代目であり、社長を務める黒川光博氏に、時代を超えて事業を続けてこられた理由は何かを伺った。 『DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー』2017年2月号 より1週間の期間限定でお届けする。 「続けること」は 事業の目的にはならない 黒川光博(くろかわ・みつひろ) 虎屋 代表取締役社長 1943年東京生まれ。学習院大学法学部卒業後、富士銀行(現みずほ銀行)勤務を経て1969年虎屋入社、1991年代表取締役社長に就任。公益社団法人日本青年会議所第31代会頭、全国和菓子協会会長、一般社団法人日本
オートマティックはオープンソースのブログ・プラットフォームであるワードプレスの運営会社だ。同社は便宜上の本社はあるものの、全社員が在宅勤務という「オフィスを持たない会社」として知られているが、その採用方法もユニークである。書類選考と面接でふるいにかけた後、数週間にわたって実際の業務を担当してもらう「トライアウト」を実施するのだ。これによって応募者のスキルや企業文化への適合性が如実にわかるという。ワードプレスの共同創始者であり、オートマティックの創業者でもあるマット・マレンウェッグが、この採用方法の理念と実際について語る。 『DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー』2017年1月号 より1週間の期間限定でお届けする。 オフィスを持たない会社 オートマティックの従業員230人(原稿執筆時。現在は500人超)は、世界中の都市170カ所に散らばって仕事をしている。サンフランシスコに構えた
ネットの影響や生活者の価値観の変化から縮小を続ける百貨店業界。未来を予測すると、自社の変革を急がなければならないが、足下の現業の立て直しも求められる。業界構造が崩れつつある中で、果敢に新しい取り組みに挑戦するのが、三越伊勢丹ホールディングスの大西洋社長である。前年割れが続いても、10年先を見据えた取り組みには手を緩めない。不確実な未来に対し「攻め」の姿勢を崩さない、その経営哲学を聞く。 『DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー』2017年1月号 より1週間の期間限定でお届けする。 本業の立て直しか 未来への布石か 編集部(以下色文字):経営における意思決定は、未来予測の成否に左右されると言っても過言ではないと思います。大西さんは未来への変化をつかむために、何を心がけていらっしゃいますか。 大西(以下略): 変化の激しい時代、未来を予測するのは困難が伴います。未来をどのタームで
今年も「ハーバード・ビジネス・レビュー読者が選ぶベスト経営書2016」の結果が発表された。2015年10月から2016年9月までに発行された書籍の中から人に薦めたいと思える経営書を3冊まで投票してもらった。シリコンバレー発の本が上位を占めた昨年とはまったく異なる傾向の書籍が並ぶ結果となった。 今年も弊誌では、「ハーバード・ビジネス・レビュー読者が選ぶベスト経営書2016」を実施しました。この選書の対象となったのは、2015年10月から2016年9月までに発行された書籍。編集部が読者に「他の人に薦めたい本」「後世に残したいもの」と呼びかけ、3冊まで投票してもらいました。 ビジネスの課題を 経営学の知見をもとに考える 1位に選ばれたのは、入山章栄著『ビジネススクールでは学べない世界最先端の経営学』。2位はアンジェラ・ダックワース著『やり抜く力』、3位はケヴィン・ケリー著『<インターネット>の次
今日のチームは、以前よりもはるかに多様(Diverse)であり、分散(Dispersed)していて、デジタル(Digital)で動的(Dynamic)である。ところが、この「4Dチーム」であっても、チームを機能させ、力を発揮させる要素は、以前と変わらない。その要素とは、同じ目標に向かわせる「絶対的な方向性」があり、「強力な構造」を持ち、適切な報酬システムや十分なリソースなど「支えとなるコンテキスト」があることだ。そして、多様性や物理的な距離によりアイデンティティを見失いがちな4Dチームには、さらに「共通の思考様式」という要素も必要になる。 『DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー』2016年12月号 より1週間の期間限定でお届けする。 デジタル化、グローバル化で 複雑化するチーム 今日のチームはかつてのチームとは別物だ。以前よりもはるかに多様で、分散していて、デジタルで、動的
人材や業務の多様化が進み、チームをマネジメントするリーダーへの期待は高まっている。成果や価値を生み出すチームにするためにリーダーが果たすべき役割は何か。ライオン、クラフト・ジャパン、日本コカ・コーラなどさまざまなチームを率い、現在、資生堂の代表取締役執行役員社長兼CEOを務める魚谷雅彦氏に、チームマネジメントの哲学を聞いた。 『DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー』2016年12月号 より1週間の期間限定でお届けする。 チームの意義は 新しい価値を生み出すこと 魚谷雅彦(うおたに・まさひこ) 資生堂 代表取締役執行役員社長兼CEO 1954年、奈良県生まれ。1977年、同志社大学文学部卒業、ライオン歯磨(現ライオン)入社。1994年、日本コカ・コーラに入社し、社長・会長を歴任。缶コーヒー「ジョージア」のキャンペーンなどを成功に導く。2013年に資生堂のマーケティング統括
次の10年、20年はどのような世界になるのだろうか。そして、未来をつくるのは誰か。 『DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー』40周年記念号 は、これからの世界を変えていくであろう、40歳未満の経営者を20人紹介する。「未来を予測する最善の方法は、未来をつくることだ」というアラン・ケイの言葉を実践する、志を意欲を持った多彩な20人である。(写真/鈴木愛子) ※本サイトでは、 本誌2016年11月号 より、五十音順で 毎日 一人ずつ紹介します。 スマホ革命の申し子 個人が売りたいものを出品して個人が買うフリーマーケットのスマホアプリを展開する。ダウンロード数はスタート3年で国内3500万、米国は2年で2000万と急拡大。欧州は準備中で、いずれ途上国に展開し、世界中の人が個人でグローバル市場に参入できるようにしたいと言う。弁護士の家庭で独立心を育まれたが、学生時代にソフトバンクグルー
次の10年、20年はどのような世界になるのだろうか。そして、未来をつくるのは誰か。 『DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー』40周年記念号 は、これからの世界を変えていくであろう、40歳未満の経営者を20人紹介する。「未来を予測する最善の方法は、未来をつくることだ」というアラン・ケイの言葉を実践する、志を意欲を持った多彩な20人である。(写真/鈴木愛子) ※本サイトでは、 本誌2016年11月号 より、五十音順で 毎日 一人ずつ紹介します。 社会にインパクトを与える「剣士」 高校時代まで剣道を続けていた。「小よく大を制す」には、細心の観察力と集中力を発揮して、勝負をかける一瞬を狙う。この姿勢は今日、枝葉に囚われず本質を見抜く思考と、これと決めた課題の解決にまっすぐに向かう行動力につながる。 東日本大震災後の東北で直感したのが、なりわいの必要性だ。人の暮らしを取り戻すには、産業の
次の10年、20年はどのような世界になるのだろうか。そして、未来をつくるのは誰か。 『DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー』40周年記念号 は、これからの世界を変えていくであろう、40歳未満の経営者を20人紹介する。「未来を予測する最善の方法は、未来をつくることだ」というアラン・ケイの言葉を実践する、志を意欲を持った多彩な20人である。(写真/鈴木愛子) ※本サイトでは、 本誌2016年11月号 より、五十音順で 毎日 一人ずつ紹介します。 グローバル展開のスピードスター がっちりした体躯を仕立てのよいスーツで包み、落ち着いた雰囲気を醸し出す。伝統的大企業の社長のようだ。成功理由を聞くと「壁に当たっても諦めず続けたこと」の答え。地味だ。だが「ベンチャーらしい攻めの海外展開、大企業顧客相手の手堅い守りの経営もできる稀有な存在」(高宮)、「社長がシンガポールに居を構え、本腰を入れて
次の10年、20年はどのような世界になるのだろうか。そして、未来をつくるのは誰か。 『DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー』40周年記念号 は、これからの世界を変えていくであろう、40歳未満の経営者を20人紹介する。「未来を予測する最善の方法は、未来をつくることだ」というアラン・ケイの言葉を実践する、志を意欲を持った多彩な20人である。(写真/鈴木愛子) ※本サイトでは、 本誌2016年11月号 より、五十音順で 毎日 一人ずつ紹介します。 社会に「光」をともす人 物事を悟り切ったような雰囲気と、30代らしい笑顔が共存する。小学生ではサッカーボール、中学生ではソフトボール、大学生では500円玉──視覚を徐々に失う網膜色素変性症を抱えており、現在は全盲に近い状態だ。病気の進行を考えると、光を完全に失う日は近いと予想する。自身につけたキャッチフレーズは「世界一明るい視覚障がい者」。
次の10年、20年はどのような世界になるのだろうか。そして、未来をつくるのは誰か。 『DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー』40周年記念号 は、これからの世界を変えていくであろう、40歳未満の経営者を20人紹介する。「未来を予測する最善の方法は、未来をつくることだ」というアラン・ケイの言葉を実践する、志を意欲を持った多彩な20人である。(写真/鈴木愛子) ※本サイトでは、 本誌2016年11月号 より、五十音順で 毎日 一人ずつ紹介します。 颯爽と人生を賭ける挑戦者 交流サイト(SNS)で人と企業を結び付けるウォンテッドリー。開設4年で月間100万人、19,000社が利用の急成長。世界を展望し、競合として米リンクトインも視野に入れる。 幼少期は、研究者である両親の仕事の関係で米国暮らし。その風土と両親の教育の影響で、個性的であることに価値を置くように。自宅本棚にあったプログラミ
次の10年、20年はどのような世界になるのだろうか。そして、未来をつくるのは誰か。 『DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー』40周年記念号 は、これからの世界を変えていくであろう、40歳未満の経営者を20人紹介する。「未来を予測する最善の方法は、未来をつくることだ」というアラン・ケイの言葉を実践する、志を意欲を持った多彩な20人である。(写真/鈴木愛子) ※本サイトでは、 本誌2016年11月号 より、五十音順で 毎日 一人ずつ紹介します。 「青臭さ」の伝道師 「お前は相変わらず熱いなぁ。でも、そろそろ会社に入って“大人”になれよ」。24歳の時、青年海外協力隊の一員として派遣されたシリアから帰国すると、そこに情熱を持って社会に巣立ったはずの同級生たちの姿はなかった。わずか数年で理想を奪い、有望な人材を組織の歯車に変える企業のあり方に驚いた。同時に、その現状に目をつぶり続ける社会
次の10年、20年はどのような世界になるのだろうか。そして、未来をつくるのは誰か。 『DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー』40周年記念号 は、これからの世界を変えていくであろう、40歳未満の経営者を20人紹介する。「未来を予測する最善の方法は、未来をつくることだ」というアラン・ケイの言葉を実践する、志を意欲を持った多彩な20人である。(写真/鈴木愛子) ※本サイトでは、 本誌2016年11月号 より、五十音順で 毎日 一人ずつ紹介します。 純粋さを極めたアーティスト 「猪子寿之」とはどんな人物なのか。同氏を表現する言葉はあまりに多すぎる。星野氏が「アートの世界で才能を発揮する人やテクノロジーの世界で才能を発揮した人は多くいたが、両者をつなげるセンスが素晴らしい」と評するように類稀なる実績を讃えるものから、「変わり者」と憎み切れない奔放さを表すものまで、さまざまだ。 猪子氏がチ
次の10年、20年はどのような世界になるのだろうか。そして、未来をつくるのは誰か。 『DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー』40周年記念号 は、これからの世界を変えていくであろう、40歳未満の経営者を20人紹介する。「未来を予測する最善の方法は、未来をつくることだ」というアラン・ケイの言葉を実践する、志を意欲を持った多彩な20人である。(写真/鈴木愛子) ※本サイトでは、 本誌2016年11月号 より、五十音順で 毎日 一人ずつ紹介します。 オールラウンド経営者 東大法学部在学中に起業して経営者の道を歩み、世界最高峰の外資系コンサルティング会社を経て、30歳で上場企業の社長を務める。その経歴だけに目を向けると、朝倉祐介氏は間違いなくエリート中のエリートだ。だが、そのキャリアは2度の大きな挫折から始まった。 朝倉氏は、中学卒業後、騎手を目指して単身オーストラリアに渡った。しかし身
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『ハーバード・ビジネス・レビュー』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く