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コンポーネントのリストにないデバイスの追加 LTSPICEシミュレーションで使用するデバイスのシミュレーション・モデルは、トランジスタやダイオードなどのように.modelステートメントで指定するパラメータ・モデルと、.subcktステートメントにより、OPアンプなど内部に複数のデバイスや回路をもつデバイスを対象としたSPICE用マクロ・モデルがあります。 SPICE用マクロ・モデル トランジスタなどと異なり集積化されたOPアンプ、その各種IC化されたデバイスは内部に多くのデバイスをもっています。この内蔵された全デバイスについてシミュレーションすると回路規模が膨大になり実用的でなくなります。そのため、内部の回路を等価回路に置き換え、コンパクト化を図ったSPICEモデルがマクロ・モデルとして各社から提供されています。 標準で用意されていないデバイスについても、このSPICE用のマクロ・モ
Arduino イーサネット・シールド 次に示すイーサネット・シールドとArduino Duemilanoveを組み合わせて、Arduinoでのイーサネットへ接続のテストを行います。 イーサネット・シールドをArduino Duemilanoveにセット 次に示すように、イーサネット・シールドのボードをArduino Duemilanoveの上にセットします。イーサネット・シールドのボードには、ラッピング配線用の少し長いピン・ヘッダが取り付けられています。 ネットワークへの接続 ネットワークへは、イーサネットの一般的なLANケーブルを使って、LANのハブの空いている場所とイーサネット・シールドのソケットを接続します。後は、サンプル・プログラムをPCからArduino Duemilanoveへ書き込むためのUSBケーブルを接続します。 サンプル・プログラムの準備 最初に
別冊CQ ham radio 2010年1月号増刊 2009年11月30日発売 ◆スケッチのダウンロード ●Arduinoテュートリアル p.25 arduino050010.pde p.27 arduino060010.pde p.29 arduino080010.pde p.31 arduino070010.pde p.34 arduino090010.pde ●立体回転のぞき絵「立体ゾートロープ」の製作 zoetrope.pde zoetrope2.pde
●初めに パソコンを新調したときに、以前のものはどうしていますか。愛着があってなかなか捨てられない人もいると思います。とはいってもディスクトップ型だと場所もとり、数年経つと実質使用できなくなるので、持ち続けることもままなりません。せめてCPUだけでも記念にと、CPUを透明な樹脂で封止してペーパ・ウエイトとして再生したので紹介します。 今回は、作成したCPUペーパ・ウエイトの紹介を行い、次回から、材料・用具の説明、作業方法の説明を行います。 ●作成したCPUペーパ・ウエイト (1) 486SX CPUのピン側にある金属板をはずすとチップが露出します。チップのデザイン・ルールがさほど進んでいないので、パターンも肉眼で確認でき、チップ自体も大きいので見ごたえがあります。 (2) Pentium MMX CPUのヒートシンクの金属板を剥がすとチップが表れますが、チップのパターン面ではな
■グラフィック液晶をつなげてみたい Arduino に LED やキャラクタ液晶をつないでいると、表示の制約を感じることがあります。もっと自由に表示するにはグラフィック液晶が便利です。 今回は、 Arduino に秋月電子で買った SUNLIKE の 128×64 ドットのグラフィック液晶 SG12864A (128×64ドット、モノクロ)をつないで見たので紹介します。Arduino: Playgroundで紹介されているKS0108 Graphics Library のタイミングを決めているルーチンをちょっとだけ変更して利用しています。 ■Arduino に SG12864A をつなぐ 回路図のように Arduino と SG12864A, 半固定抵抗, バックライト用の抵抗をつなぎます。配線の本数が20本以上と多いので、ジャンパ・ワイヤを使うとなかなかすごいことになりました。
■何か作ってみよう サンプル・スケッチは動いたので、今度は何か作ってみることにします。その前に何ができそうか調べてみました。 ■KS0108 ライブラリでできること サンプルのスケッチにあるように、次の使用例のような関数が使えます。座標は左上が (0, 0) で右下が (127, 63) です。WHITE または BLACK で、点を消す/点を描くことを指定します。残念ながら、そのままで扱えるフォントは英数字のみです。 GLCD.ClearScreen(); //画面を消すGLCD.DrawCircle(x, y, r, BLACK); //中心(x, y), 半径 r の円を描くGLCD.DrawLine(x1, y1, x2, y2)
OpenCV は Open Computer Vision Library が正式名で、インテルが開発しました。現在はソース・コードを公開したフリーウェアとして多くの人が開発に携わっています。さまざまな画像処理の研究にも使われ、また研究成果が含まれているライブラリです。 今回は、そのOpenCVを使って簡単な画像処理をし、GAINER mini につないだラジコン・サーボを動かしてみます。プログラムのコンパイルには Visual C++ 2008 Express Edition を使っています。 ■準備しよう まずOpenCV+GAINERmini-0.1.zipをダウンロードして展開してください。それから、ラジコン・サーボの信号線を GAINER mini の aout0 のポートに挿し、電源とグラウンドを 5V と GND につなぎます。USB カメラをラジコン・サーボのホーンに
ユニバーサル基板(以降:自在基板)の応用編3は「コネクタを使う」です.基板と電線を接続する「樹脂コネクタ」を紹介します. 電子工作ではコネクタを使う機会は多くありませんが,ケースに格納したり動作確認やデバッグで基板を脱着するときに重宝します. コネクタを使う機会が少ない理由の一つに,「あまりにも多くの種類がある」のと「専用の工具が必要」があると思います.1番目の理由にはエンド・ユーザにコネクタを指定される産業製品と違い,自分で選べるので1~2種類そろえる程度でも間に合います.2番目の「専用工具」は高価なものが多く,アマチュアが手を出すことができないので,汎用万能工具の紹介をします. そのほか,入手性でも困ることがあると思うので,電子ショップで販売されているものも例にとって紹介します. ●コネクタの利点 1.脱着できる:検査や調整のときに基板ごと外す場合や,ケース内に格納するときに必須
LilyPad Arduinoの配線方法 LilyPad Arduinoの配線には導電性の糸が用意されています。糸の縫い目がアクセントとなり魅力的な作品ができるのも事実です。一方、導電性の糸の抵抗値が比較的大きいことと、経時変化があり長期間の信頼性に不安があります。その対応としてラッピング・ワイヤの使用を考えてみました。 ラッピング・ワイヤによる配線は、1970年代のコンピュータはこのラッピング・ワイヤによる配線で筐体の裏側は滝のようになっていました。配線について少し考えてみました。 ラッピング・ワイヤ 今回利用するラッピング・ワイヤは次に示すように、芯線の径が0.26mmで被覆の径が0.5mmとなっています。 次に示す100m巻のラッピング・ワイヤが残っていました。カラー・コードに合せて10色購入したものです。 このAWG30のラッピング・ワイヤは、見かけはLilyPad Ard
■はじめに 電子機器を制御するうえで,マイコンはなくてはならない部品です.世の中で使われているマイコンには数多くの種類があり,各社特徴のあるマイコンを開発しています.中でもルネサステクノロジ[Renesas Technology]のH8は,高性能なマイコンとしてアマチュアのロボットに使われる頻度が高く,ライン・トレース・ロボットの制御などにも広く利用されています. H8マイコン応用編ではライン・トレース・ロボットの製作を紹介していきます.写真1はライン・トレース・ロボットに搭載されているH8マイコン・ボード[VS-WRC003]です.現在,ヴイストン(株)[Vstone]からC言語でプログラミング学習ができるマイコン・ボードとしていろいろな機能が使え,なんと2,982円という比較的に安価な値段で販売されています. ボードの中央部にあるのが,16ビット・マイコンH8/36064です.このH
●はじめに 電子工作を楽しむための市販キットやブレッドボード配線は非常に優れたもので,多くの技術者もここを出発点としていることでしょう.それでも,回路を少しアレンジしたり,ケースに入れて実用機器にしたいときは自由に配線できるユニバーサル基板(以下「自在基板」と表記)を使うことが多いことと思います. 雑誌の製作記事でも多くの筆者の方々が自在基板を使って作品を発表していますね.実態配線図まである記事もたくさんあります.しかし,自分で実際にやってみようとすると,どうでしょうか.電子工作を始めてすこし慣れてくると,この自在基板の配線がひとつのハードルに感じた人は私だけではないと思います. この連載では,私がいつも行っている方法を紹介しながら,どんな材料をどんな方法で組んでいるのか,途中ではサンプルの回路を作りながらお付き合いいただきたいと思います.
● はじめに Arduinoを使って何かを作っているときに、簡単に文字を表示できるデバイスがあったらいいのになぁと思うことがあります。たとえば、センサから読み取った値を表示してみたりとか。そこで、今回は(株)ディーディーエル社から発売になっているリユース液晶を使った表示器「e-DISP」をArduinoに接続して、温度センサから取得した値を表示するまでの一連の手順を紹介したいと思います。 「こんなに簡単に接続できるんだ」とか、「こんなに簡単に文字を表示できるんだ」とかを感じていただければと思います。 ●「e-DISP(イーディスプ)」とは 「e-DISP(イーディスプ)」は、ディーディーエル社が開発した携帯電話のリサイクル液晶を使用した安価かつ高精細なシリアル接続型のキャラクタ・ディスプレイです(2.4inch TFT Color LCD、320×240)。 特徴としては、 複数
●はじめに 電子工作を楽しむための市販キットやブレッドボード配線は非常に優れたもので,多くの技術者もここを出発点としていることでしょう.それでも,回路を少しアレンジしたり,ケースに入れて実用機器にしたいときは自由に配線できるユニバーサル基板(以下「自在基板」と表記)を使うことが多いことと思います. 雑誌の製作記事でも多くの筆者の方々が自在基板を使って作品を発表していますね.実態配線図まである記事もたくさんあります.しかし,自分で実際にやってみようとすると,どうでしょうか.電子工作を始めてすこし慣れてくると,この自在基板の配線がひとつのハードルに感じた人は私だけではないと思います. この連載では,私がいつも行っている方法を紹介しながら,どんな材料をどんな方法で組んでいるのか,途中ではサンプルの回路を作りながらお付き合いいただきたいと思います. ●自在基板の配線とは 写真1の回路は、白
この回路は秋月電子のテスト回路と同じなので、秋月電子の Windows 用サンプル・プログラム*3)を使ってテストすることもできます。デバイス・ドライバのインストールなどは説明書に従ってください。 *3) 秋月電子のサンプルプログラム http://akizukidenshi.com/catalog/faq.php?kind=K&code=01799 ■玄箱PROと FT245RL のデバイス・ドライバ 玄箱PRO に FT245RL を挿すと、FT232 用のシリアル・ドライバで認識されますが、このドライバでは bit bang モードになりません。そこで一度認識されたデバイス・ドライバを rmmod で外します。root で以下を実行します。 rmmod ftdi_sio usbserial ただし、このときは ftdi_sio ドライバを使う、USB シリアルは使えません。別の方
●超音波カッターを知ってるかい かつて怪獣ギャオスが口から吐き,デビルマンが頭のツノから放った超音波の武器に,ひそかな憧れを抱いたラジオ少年は少なくないだろう.なんのことだとハテナを浮かべた若人たちも,プログレッシブ・ナイフと聞けば,あれか!と心熱くなる.そんな素敵なものが工具となって簡単に入手できたりするのが21世紀という時代であります. 工具としての超音波カッターは,カッターの刃を超音波で振動させることで,切れ味を何倍にもしたものです.カッターで堅い物を切るときなど,何回も刃を行き来させますね.超音波カッターは刃が40kHzで振動していて,それは1秒間に4万回刃を動かしているのと同じです.原理だけ聞くと,もう触れただけで物が切れてしまうんじゃないか!? などと期待が膨らみます.
今回は、機能検討と回路構成の概要検討を行います。 ● 機能検討 設計に入る前に、実現したい機能を検討します。 (a) 携帯できること (b) MMC(SDカード)にFAT形式で記憶し、そのままパソコンで読めるようにする。 (c) 位置情報と速度情報を記録する (d) 12時間程度の稼働時間(回路全体で約100mA消費と見積もりし、1200mAh必要) (e) マイコン基板のUSBを経由して、GPSレシーバ・モジュールのデータをモニタする (f) MMCカードへの記憶の許可・禁止が設定できるようにする (g) MMCカードへのアクセス、GPSレシーバ・モジュールからのデータ受信状態をモニタできるようにする(LEDを使用) (h) GPSレシーバ・モジュールからUSBへのデータ送受信の許可・禁止を設定できるようにする(スイッチを使用) (i) 「g」、「h」のモニタはLEDの点滅で実現するが
XportのIPアドレス Xportは工場出荷時の設定ではDHCPイネーブルになっています。そのためDHCPサーバがあるネットワークの環境では電源投入時にネットワーク上のDHCPサーバにIPアドレスのリースを要求し、DHCPサーバからIPアドレスがリースされるので特にIPアドレスのことを考えずにすみます。 デバイス・サーバでXportを検索する デバイス・インストーラは、ネットワーク上のLANTRONIXを探し見つけると、次に示すように表示します。次の図は入門キットをネットワークにつないでからデバイ・スインストーラを起動しました。 デバイス・インストーラは起動後、初期画面を表示したあとネットワークの検索を終え、デバイスが見つかるとそのデバイスタイプが上記のように表示されます。 この検索では、同一のネットワークに接続されているが、ネットワークのセグメントが同一のセグメントでない場
LANTRONIX社のXportによるNetwork入門キットを使用して、マイコンをイーサネットに接続してみます。 Xportとは Xportは、親指くらいの大きさのモジュールでLANケーブルのRJ-45のコネクタを少し大きくしたくらいの大きさです。この中にインターネットのイーサネットとシリアル通信の変換機能、非常にシンプルなWebサーバ、3ビットのディジタルI/O、メールの送信機能などが凝縮して盛り込まれています。ADT製の入門キット ADT社から発売されている「Xportを使ったNetwork入門キット」は次に示すように、RS-232Cインターフェース、ディジタルI/Oとのやりとりを行うためのコネクタが用意され、Xportが1台セットされた評価ボードとドキュメント、ユーティリティのCD-ROMがセットされています。 安定化された5V電源を用意 入門キットには、電源は含ま
この連載では、AVRのUSI、TWIの2種類のインターフェース・モジュールを使ったI2C通信のC言語プログラミングについて解説します。まずは比較的プログラミングが簡単なTWIモジュールを使用したI2Cマスタ・プログラム、I2Cスレーブ・プログラムについて説明した後に、USIのマスタ、スレーブ・プログラムについて説明します。 USIとTWIの説明に入る前に、まず、I2Cについて簡単に説明しておきます。なお、I2Cに関しては1、2、3線シリアル・インターフェースでも説明していますので、そちらも参照してください。 (1)I2Cとは ●概要 I2CとはInter-Integrated Circuitの略で、シリアル・クロック信号SCLとシリアル・データ信号SDAの2本の信号線で通信することから2線式シリアル通信とも呼ばれます。また、このインターフェースは同期用のクロックがあるため、同期式のシリ
当サイトは、玄箱PRO (KURO-BOX/Pro)を中心とした組み込み、Linuxと電子工作を扱っています。 会社案内 情報セキュリティおよび個人情報の取り扱いについて コメントとトラックバックは、spamを予防するために、編集担当が公開の作業をするまで非公開になっています。コメントはそれぞれ投稿した人のものです。
この連載では、AVRのUSI、TWIの2種類のインターフェース・モジュールを使ったI2C通信のC言語プログラミングについて解説します。まずは比較的プログラミングが簡単なTWIモジュールを使用したI2Cマスタ・プログラム、I2Cスレーブ・プログラムについて説明した後に、USIのマスタ、スレーブ・プログラムについて説明します。
■ワンセグ感度アップ大作戦とは? 地上波アナログ放送は2011年で終了します。現在、地上デジタル放送(以後地デジ)への移行期間中です。筆者宅もようやく地デジ対応テレビを購入し、デジタル放送を楽しんでいます。 地デジには、"ワンセグ"と呼ばれる移動端末用放送帯域があります。正式には「携帯電話・移動体端末向けの1セグメント部分受信サービス」といいます。筆者も遅ればせながらこのワンセグ対応デジタル・メディア・プレーヤを購入し、ワンセグを楽しむことができるようになりました。
今回は、スケッチの構造や、これからの連載で使う予定のライブラリについて、予備知識として使い方や注意事項などを簡単に説明します。 ●Arduinoのスケッチの構造 スケッチとは、プログラムのソース・ファイルのことです。拡張子は"pde"ですが、通常のテキスト・ファイルですので、Windowsメモ帳などのテキスト・エディタでも開けます。スケッチは一つのフォルダに一つだけ保存されます。 フォルダ名はスケッチと同じ名称にする必要があります。外部にヘッダ・ファイルを持たせて、スケッチから読み込むこともできますが、そのヘッダ・ファイルは同一のフォルダ内にあるものに限られます(ライブラリのヘッダ・ファイルを除き、ほかの階層やサブフォルダにあるヘッダ・ファイルは使用不可)。 スケッチを新規に作成する場合、まず、"setup()"と"loop()"という二つのvoid型関数を定義します。これらの関数は、Ar
Arduinoというマイコン・ボードがあると聞いて、使ってみました。筆者は初めてこのボードを使用しますが、ごく簡単に使用できるので、これから始めようと思っている人向けに参考になるようなもの連載しようと思います。 連載では、ライブラリに標準で用意されている、A-DコンバータやRCサーボ、I2C、LCDなどの基本的な使用法を簡単に説明し、応用として温度計付きのディジタル・クロック(RTC併用)を製作する予定です。 現在、マイクロチップ社のMCP2515を使ったCANの通信にも成功していますので、後の連載でCANの制御についても触れる予定です。 ユニバーサル・ボードが使えるとよいのですが、コネクタ・ピッチの関係でユニバーサル基板では不都合があるため、いくつかの専用基板を試作しました。試作であまった基板は読者にプレゼントする予定ですので、お楽しみに。なお、本連載記事は、これらの基板を使ったものにな
当連載では、入手が容易になった無線通信モジュールのXBeeを使って簡単な通信実験を行います。パソコン(以下PC)とAVRマイコンをXBee経由で無線通信させて、リモートでAVRマイコンを制御します。PCのWindowsアプリケーションから温度を測定したり、ディジタル出力の制御(リレーのON/OFFなど)を予定しています。 なお、ターゲットは一応、AVRを対象にして説明しますが、エレキジャックNo.8などで説明してあるとおり、C言語のソース・コードの大部分はPICと共通ですので、PICにも応用できます。また、機種依存部分を考慮すれば、ほかのCPUにも応用できます。
当連載では、入手が容易になった無線通信モジュールのXBeeを使って簡単な通信実験を行います。パソコン(以下PC)とAVRマイコンをXBee経由で無線通信させて、リモートでAVRマイコンを制御します。PCのWindowsアプリケーションから温度を測定したり、ディジタル出力の制御(リレーのON/OFFなど)を予定しています。 なお、ターゲットは一応、AVRを対象にして説明しますが、エレキジャックNo.8などで説明してあるとおり、C言語のソース・コードの大部分はPICと共通ですので、PICにも応用できます。また、機種依存部分を考慮すれば、ほかのCPUにも応用できます。 ●ZigBeeとは ZigBeeは家電向けの無線通信規格の一つです。データ転送速度は最高250kbps、最大伝送距離は30mと比較的低速、短距離の規格ですが、消費電力が少ないのが特徴です。ZigBee機器はネットワークを構築
番外編 ソリッドステート・リレーの製作 AC100のヒーターや、電球などの電力を制御するためにAC100Vのオン/オフが必要になります。リレーを使用することもできますが、無接点の半導体リレーを使用したほうが接点の劣化もなく、制御も容易になります。 そのため、秋月電子通商で販売しているソリッドステート・リレー(SSR)キット20Aタイプを組み立てます。 回路の仕組みを理解するために手持ちの部品でソリッドステート・リレーを作る ソリッドステート・リレーの回路図は、次に示すようになります。使用している部品は異なりますが、秋月電子通商の回路構成と同じになっています。 この回路を、エレキジャックの付録基板の小型のユニバーサル基板に組み立ててみました。 揃えて部品を次に示します。 青色の丸いZNRと緑の端子台は秋月電子通商、6ピンのIC、TLP561Gと3本足のM8G45のトライアックは千石電商
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