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ドラクエ3
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経済産業省はさる6月27日に「工業品先物市場の競争力強化」に関するシナリオを公表、「具体的な取組」の冒頭に「プロ市場化と市場参加者の利便性増大」を掲げた。そして、その目的達成のためには「世界最高水準の新たな電子取引システムの早期導入」が条件のひとつだとしている。一方で、グローバル市場を舞台に活躍する市場参加者(=プロ・トレーダー)たちは“アルゴリズム取引”と呼ばれる最先端の取引技術を駆使し、日々1000分の1秒単位の駆け引きを繰り広げている。つまり世界水準の取引システムになると “1トレーダーあたり毎秒千件”を超えるアルゴリズム取引に対応できなければならないということがいえる。「世界水準」の取引の現状を探った。 ● 売買チャンスの判断をコンピューターにゆだねる 世界の先物取引関連業者・団体で組織する市場振興機関の全米先物業協会(FIA)は機関誌の『フューチャーズ・インダストリー(FI)マガ
米国のサブプライム不動産ビジネスの行き詰まりに端を発し、またたく間に世界の金融市場に広がった信用不安問題。各国政府が金融市場の安定化に努力を傾ける一方で、犯人探しが進行している。欧米のメディアが指を折りながら挙げる有力容疑者は①ローンの借り手、②ローン仲介業者、③ヘッジファンド、④格付け会社――などの面々。各国の金融規制当局は、すでに捜査に動き出したとの情報も伝えられている。商品市場にも日々、大きな影響を及ぼしている金融市場の動向からは目が離せない。 ● ブラック・マンデーとはわけが違う 金融市場では“上昇”と“下落”の扱いが平等ではないとの指摘がある。買占め疑惑でもない限り、価格の上昇が犯人探しに発展することはまずない。逆に下落時は市場全体が犯人探しに奔走する。 1987年10月に起きた株式市場の歴史的暴落、いわゆる“ブラック・マンデー”もそうだった。当初は現物に先んじて値を下げ、下落の
取引所-ブローカー-投資家という、それぞれ異なる立場で市場の形成に貢献してきたメンバーの、相互の役割が崩壊しようとしている。英紙ファイナンシャル・タイムス(FT)は、市場関係者が一般的に普遍と考えてきた取引所取引のあり方が、根本から覆る可能性を示唆する記事を、7 月末の1 週間の間に連続して掲載した。 最初の1 本は7 月23 日に掲載された『未登録株取引プラットフォーム開発にゴールドマンのライバルが名乗り』と題する記事。「メリルリンチ、リーマン・ブラザーズ、モルガンスタンレー、シティグループなどのインベストメントバンク(*1)は共同で、未登録株(*2)取引用の電子取引プラットフォームの開発に着手した。ゴールドマン・サックスらが開発し、先行利用されているプラットフォームへの対抗が目的」と書き出している。 従来、取引所が開設する市場は、売り手と買い手(投資家)がそれぞれの注文を持ち寄り、条件
先物協会 第 65 回制度政策委員会(2007.11.8) 記者発表 第 6 5 回 制 度 政 策 委 員 会 議 事 次 第 日本商品先物振興協会 日 時 平成19年11月 8 日(木) 14:00~ 場 所 先物協会会議室 議 題 1.市場利用者保護のためのトランスファー制度の充実に ついて 2.その他 以 上 先物協会 第 65 回制度政策委員会(2007.11.8) 記者発表 資料 市場利用者保護のためのトランスファー制度の充実について(案) 市場利用者の保護及び利便性向上の観点から、委託者が希望したときにもトランスファ ー(建玉の移管)を行うことができるよう、取引所及び清算機関に対し所要の規定の整備 を要請する。 1.建玉の移管を可能とする要件の拡充 受託会員が違約や支払不能等による取引停止となった場合以外でも、委託者が希望し たときに建玉の移管ができることとする。 このことに
[がんばれ!先物] 「安い価格帯」から「新たな価格帯」へパラダイム変化 … 丸紅経済研究所所長 柴田 明夫
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