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大谷翔平
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この記事は2018年版として書かれたものですが、その後新しい機種がいくつか発売されたため内容を改訂し、2022年版として再構成しました。 ピアノという楽器は考えてみるとちょっと特殊ですね。ピアノが趣味だと言っても、本物のピアノ(アコースティックピアノ)を持っている人はそんなに多くないのではと思います。むしろ電子ピアノ(デジタルピアノ)を使っている人の割合の方が高いのではないでしょうか? 実は僕も電子ピアノしか持っていません。 たとえばギターとかオカリナを始めるのであれば、本物の楽器を買うのは当たり前です。もちろんピンからキリまでありますが、そんなに高いものではないし、場所も取りませんから気軽に買うことができます。しかしピアノはそうは行きません。新品ならアップライトピアノでも50万円以上、グランドピアノになると最低100万円以上はします。子供さんであれば将来のために買い与えられることもあるの
まず鍵盤が標準鍵盤かミニ鍵盤かの違いは大きいです。たぶん鍵盤に全く触ったことのない人ならミニ鍵盤でも気にならないと思いますが、僕はミニ鍵盤がものすごく苦手なんです。小さい頃からピアノなど習っていた人は標準鍵盤のピッチが身に染み付いているので、ミニ鍵盤だとミスタッチ連発で全く弾けなくなります。ミニ鍵盤はピアノが弾ける人ほど弾けないのは間違いありません。 大きさはCTK-240の方が横幅が30cmほど大きい感じで、カタログの写真で見るよりずいぶん大きいです。これはスピーカーが両側にあるためで、実は49鍵のくせに61鍵と3センチほどしか違わないんですよね。まあその代わり奥行きは小さいのでかなりスリムに見えますけどね。重さも2.8kgなら片手で軽々と持ち上げられるので、可搬性としてはギリギリ許容範囲だと思います。もちろんSA-76のコンパクトさは魅力ですけどね・・ 電池寿命は公称値としてはマンガン
2月にNOTION 5というPC版の楽譜作成ソフトがPreSonusから発売されて興味を持ったのですが、それと同時にiPad版のNOTIONも存在することを知りました。こちらは1,500円と安いので、まず試しにiPad版の方を買ってみることにしました。実はその後、PC版のNOTIONも買ったのですが、まずはiPad版の方からレビューしてみたいと思います。 ところで僕が買ったときは1,500円だったのですが、今Appストアを見るとなぜか1,800円に値上がりしています。オプションの楽器類も同じく2割の値上げ。もしかすると円安の影響で4月1日から値上げされたのでしょうか? しかし、たとえ1,800円になっても機能を考えると絶対に高くはないと思います。それどころかiPadを持っていたら買わないと損!といえるくらいの凄いアプリです。少し使っておおよそ理解できましたので、NOTION for iPa
前章では1/fゆらぎについて概念的な解説を行いましたが、いよいよ本題である音楽のゆらぎについて探究していきます。その前に1/fゆらぎをめぐるさまざまな誤解について問題提起をしておきます。これまであまり語られなかった部分なので、できるだけ具体的にわかりやすく説明したいと思います。 実はかなり怪しい1/fゆらぎ これまで1/fゆらぎという言葉自体は知っていましたが、どうしても心に引っかかることが一つだけありました。これが海の波の周期や心拍数のゆらぎというのであればイメージがはっきりわかります。もしそれを分析しようとするなら、単位時間当たりの波の回数や心拍数を数えてやればデータ化することができます。そしてあとはフーリエ変換を行ってスペクトルを求めてやればいいだけの話です。 ところが、音楽のゆらぎといった場合、いったい何がゆらいでいるのでしょうか? この疑問がずっと頭を悩ませ続けました。このコラム
ダイアトニックコードを見つけるとき、一番使い慣れているCやAmのキーならすぐわかるのですが、他のキーに移調しようと思うとすぐには出てきませんよね。そこですべてのキーについてダイアトニックコードを一発で表示できるようなプログラムを作ってみました。使い方は簡単、下のタブからキーを選ぶだけです。ダイアトニックコードを機能別に分類して一覧を表示しますので、代理コードもすぐ見つけられます。これでどんなキーでも作曲できるはず?ですね。 トニック ドミナント サブドミナント
Google Maps APIを使って2点間の距離を求めたい場合、V2ではGLatLngクラスのdistanceFromというメソッドが用意されていたのですが、V3になってLatLngクラスのメソッドを探してみても、そのようなものは見当たりません。もしかすると自作するしかないのかと思いましたが、リファレンスをよく調べてみると意外なところに見つかりました。 後ろの方にあってわかりにくいのですが、google.maps.geometry.sphericalというクラスにcomputeDistanceBetweenという関数が用意されているのを見つけました。これがdistanceFromと同じ役割を果たします。 V2のときのdistanceFromはGLatLngクラスのメソッドとして動作するものでしたが、V3におけるcomputeDistanceBetweenはgoogle.maps.geom
ダイアトニックコードについて一通り理解したところで、いよいよコード進行について解説していきます。ここではまずクラシックの理論で確立されている最も基本的なコード進行について取り上げます。 終止形 終止形というのはその名の通り、曲が終わるときのコード進行のパターンを指します。多少の例外はありますが、基本的には曲が属するスケールにおける主和音で終わるのが原則です。その主和音へ向かう方法には何パターンかあり、それが終止形と呼ばれるものです。 なぜいきなり終わりから考えるのか疑問に思われるかもしれませんが、実は曲というのは細かく見ると終止形がたくさん集まってできているのです。つまり終止形をつなげていけば曲になるということで、必ずしも曲の終わりだけを意味しているわけではありません。 V7→I型 これはドミナント終止と呼ばれ、あらゆるコード進行の中で最も基本的かつ最も強いものです。この進行がなぜ強いのか
音声処理を扱うプログラムで非常によく用いられるものにFFT(高速フーリエ変換)があります。これは従来非常に時間のかかる計算であったフーリエ変換のアルゴリズムを改良して飛躍的に高速化したものですが、こういうものはすでに優秀なライブラリがいくらでも提供されていますので、その仕組みまで知る必要はありません。プログラマーとしては単にライブラリを呼び出して結果を得られればよいだけのことです。 音声処理でFFTを行う目的としては、時間の関数である波形を周波数の関数であるスペクトルに変換するために主に用いられます。つまりどの周波数の音がどのくらいの割合で含まれているか(スペクトル)を求めるときに使うわけです。ところが実際にFFTのライブラリを使おうとするとどうやって入力を与え、出力を得ればよいのか悩んでしまうことがあります。それは複素数という厄介なものが登場するからですが、特に数学の苦手な方にとってはそ
以前『緯度経度から距離と方位を求める方法』という記事を書きましたが、プログラマの方には具体的なソースがないとわかりにくいかもしれないので、JavaScriptのプログラムを書いてみました。中身は単純ですので他の言語にも容易に移植できると思います。ソースは下記からダウンロードできます。 JavaScriptのソース(右クリックで保存してください) 下のフォームに2地点の緯度と経度を入力して「計算」ボタンをクリックすると、距離と方位角を計算して表示します。 前に説明しましたように、これは簡易的な計算ですので、地球の丸みが無視できないような広い範囲には適用できません。たとえば札幌-鹿児島間とかは無理です。逆にGPSに記録されたログのポイント間など、数百メートル程度のごく狭い範囲に限れば、厳密な方法で求めたものとほとんど変わらない精度が得られます。 なお緯度経度を入力する際は度分秒単位ではなく、度
FFTを行う際によく窓関数というものが用いられます。しかし何のために使うのかよくわからずに何となく使っている方も多いのではないでしょうか。後学のためにここで少しだけ説明しておきましょう。 まずその前にFFTを行う際の大前提について知っておかなければなりません。フーリエ変換の定義によれば、「あらゆる周期関数は正弦波と余弦波の重ね合わせで表すことができる」ことが知られています。ここで「周期関数」というところに深い意味があるのですが、要するに周期関数とはあるパターンが一定の周期で繰り返される関数のことを言うわけです。逆に言えば、フーリエ変換を行うためには周期関数でなければならないということになります。 しかしコンピュータでFFTを行う場合、無限のサンプルを取るわけにはいきませんから、当然ある限られた範囲のサンプルを取って変換を行うことになります。特にFFTの場合はサンプル数に制約があって、102
最近は一眼レフを含めたほとんどのデジカメで動画が撮影できるようになり、ハイビジョン画質に対応したものも増えて、かつてのビデオ専用機に迫る品質を達成してきています。これからはますますスチルカメラとビデオカメラの境界が曖昧になっていくことでしょう。ところでこういったデジカメで撮影した動画のフォーマットは一昔前までならWindows標準のAVI形式であることが多かったのですが、最近では圧縮性に優れたMPEG-4などの形式を採用したものが増えてきました。ファイル容量が小さくなること自体は歓迎なのですが、困ったことにこれらの形式はWindowsに標準装備されているムービーメーカーで編集することができないのです(Windows 7では直接編集できるようになりました)。ムービーメーカーで直接編集できるのは拡張子が.AVIか.WMVのファイルだけで、.MP4などのファイルを投入しようとしても受け付けてくれ
ボーカルキャンセラー2の概要 『ボーカルキャンセラー2』はCDなどの音源から取り出したWAVファイルを加工し、ボーカルを消して(弱めて)簡易的なカラオケを作成するソフトです。前作の『ボーカルキャンセラー』とは全く異なるアルゴリズムで動作し、...
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