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夏の料理
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きっかけ 私の家の庭はさまざまな植物の競争の場だ。中でも最強なのがスギナだ。スギナとつくしは同じ植物だが、スギナが大きく育っているのにほとんどつくしが出ない場所、年によって出たり出なかったりする場所がある。スギナがあれば、必ずつくしが出るわけではないのか。つくしが生える(生えない)なぞに迫る。 はじめに この研究では、植物自体を「スギナ」と呼ぶ。「つくし」は、つくしの形をした「スギナの胞子茎」を指す。スギナの、特に地上に出ている「栄養茎」を指す場合は「スギナ(栄養茎)」と表記する。 これまでの研究で分かったこと: ①スギナはシダ類だ。従って②種はできない。つくしから出る“粉”は胞子だ。③スギナを引っ張ると、抜けるのはほとんどが茎からで、地下茎や根は抜けない。④地下茎や根がなくならない限り、スギナは何度でも出てくる。⑤冬に地上部が枯れても、春にまた出てくる。⑥スギナは冬の季節以外、年中見られ
シゼコンは、昭和35年から毎年、全国の小・中学生を対象に自由研究の作品を募集している伝統ある理科自由研究コンクールです。過去の入賞作品の検索アーカイブや自由研究を進めるためのヒントなど、子供たちの科学する心を育てるための様々な情報を紹介しています。
研究の動機 ある日の夕食で、熱々のお好み焼にかつお節をふりかけると、かつお節が激しく踊っているように動き出した。なぜなのか、不思議に思い、事典やインターネットで調べてみたが、はっきりした解答が出ていない。そこで、自分で調べてみようと思った。 観察1:かつお節を使った、どんな料理で踊る現象が見られるのか調べる 《方法》 ①冷奴 ②ほうれん草のおひたし ③オクラのおひたし ④お好み焼 ⑤たこ焼き ⑥ご飯(温かい) ⑦ご飯(冷たい)の7種類の料理を用意し、かつお節をかけて、踊るかどうか観察する。 《結果》 ①冷蔵庫から出した豆腐にかけても、何の動きもなかった。 ②ゆでた後で水にさらしたほうれん草にかけても、何の動きもなかった。 ③ゆでた後で水にさらしたオクラにかけても、何の動きもなかった。 ④熱々のお好み焼にかけると激しく動いた。 ⑤熱々のたこ焼きにかけると激しく動いた。 ⑥温かいご飯にかけると
ダイエットコーラのアスパルテーム以外の成分、特にカフェインとメントス・ガイザーの関係を明らかにする。メントス以外の物質として岩塩による発生や、物質表面のざらつきの程度との関係を検討し、メントス・ガイザーの発生の仕組みを追究する。 カフェインの含有が泡の発生に関係するか 《実験1》 カフェイン・ゼロのコーラ(「コカコーラ・ゼロ・フリー」)で泡の発生を調べる。 〈方法〉 比較のため、カフェイン入りの「コカコーラ・ゼロ」、砂糖の入った「コカコーラ」も用意。500mlメスシリンダーにコーラ100mlを入れ、メントスを1個投入した時の泡の発生量(体積)を測定した。 《実験2》 カフェイン量が2倍のコーラで泡の発生を調べる。 〈方法〉 100mlあたりのカフェイン量が約10mlの「ペプシコーラ」と、約20mlの「ペプシ・ストロングショット」での泡の発生量を測定した。 〈結果〉 「ストロングショット」の
研究の動機 地域のイベントでパンケーキを焼いているときに、鉄板が虹色に輝いているのを発見した。なぜ加熱すると、金属が虹色になるのか不思議に思った。 研究を始める前に 身の回りの金属で虹色になっている物を探した。台所にある鍋の底が虹色になっている。しかし、全ての鍋がそうではない。油か何かが付いたのか。 追究1:いろいろと条件を変えて加熱し、どのように虹色ができるのか調べる 【実験1】金属の種類を変える。 《方法》 鉄、銅、ステンレス、亜鉛、アルミニウム、真ちゅうを、理科室のガスバーナー(温度約900℃)で3分間加熱した。 《結果》 亜鉛とアルミニウムは溶けて虹色はできなかった。真ちゅうは何回も虹色が出現したが、熱で徐々に曲がってしまった。鉄、銅、ステンレスに虹色が出たが、虹色の幅、変色する時間も違った。 【実験2】加熱の仕方を変える。 《方法》 ガスバーナー(基本形の青い炎、空気を少なくした
母が昼食を出してくれた。献立は昨夜の夕飯の残りのおでん。母は「何でも、一晩たって冷ました方がおいしいのよ」という。食べてみると、味が十二分にしみこんでいて本当においしい。「理由は分からないけど、温めているときよりも、冷ましているときの方がずっと味がしみこみやすいと、おばあちゃんが言っていた」という。しかし、どうしてグツグツ煮ているときよりも、冷ましているときの方が味がしみこみやすいのか。研究することにした。 〈予備実験:本当に冷めるときに味がしみこみやすいのか〉 ダイコン、ニンジン、コンニャク、豆腐の4種類の食材を、食塩、砂糖、しょう油の3つの調味料で味つけしてゆで、食べ比べた。「水から加熱して5分間沸騰させたお湯で煮たもの」と「5分間沸騰させたお湯で煮てから、最初の温度まで冷やしたもの」に分けて食べてみたが、どんな調味料どんな食材でも、後者の方が味がしみこんでいる気がした。 人の味覚に頼
昨年、ジョロウグモの一生を1年間観察し、巣と糸について研究した。風で移動し巣を張ること、太陽光で糸を強くしていることなど、自然を上手に使って生きていることに驚いた。その後も登下校時に注意して見ると、周囲のクモのほとんどがジョロウグモだ。「なぜこんなに多いのか」と不思議に思い、研究することにした。 観察記録(2013年10月~2014年8月) 10月28日夕方:母グモが門わきのポスト裏に産卵しているのを発見。〝卵のう〟を保護する糸(子グモのエサになる)を出していた。糸がけは深夜1時ごろまで続いた。 10月30日:母グモがいなくなった。 11月14日朝:玄関軒下で母グモが死んでいた。 2014年4月23日:卵のうが少し大きくなり、白っぽかった色がピンク色に変わった。 4月30日:卵のうがまた少し大きくなり、ひびも入っている。もうすぐ子グモたちが出てくるのか。 5月3日:ポストの中が子グモだらけ
僕の妹は、蚊に刺されるといつも大きく赤く腫れ水ぶくれが出来る。そこで、何とか蚊をコントロールし、蚊から妹を守ることができないかと思った。けれども、やぶ蚊の一種であるヒトスジシマカの実験をしている過程で、蚊が足のにおいにのみ特別に反応し頻繁に交尾を行うことを発見した。ヒトスジシマカの雌は、通常は一生に1度しか交尾をしないといわれている。しかし、条件次第では雌の複数回交尾も起きるのではないか。また、どの頻度で複数回交尾を行うのかを調べてみる。 ヒトスジシマカの雌は、通常一生に1度しか交尾をしないといわれている。しかし、日齢や温度等、交尾に最適な条件さえ整えてやれば、足のにおいをかがせることにより複数回交尾を行うことが分かった。しかも、この状態は異なる雌の集団であったとしても、同じ条件にしてやることにより再現できる。最初に育てている時には滅多に見ることが出来なかった貴重な蚊の交尾が、この様に簡単
研究のきっかけ・研究の流れ 昆虫が大好きです。昨年10月に近所の公園でコカマキリを捕まえました。飼育ケースの天井に卵を産んだので、幼虫からカマキリを育てることになりました。だんだん大きくなっていくカマキリのエサには、とても苦労しました。とくに小さい時は、エサの種類やあげ方をいろいろ工夫しました。工夫しているうちに、カマキリがエサと敵をどうやって見分けるのか、ふしぎに思うようになりました。成長したカマキリで実験しました。 ◇2014年10月27日〈カマキリ発見〉 梅里公園でカマキリを見つけ、袋に入れて持ち帰りました。観察が終わったら逃がそうと思いました。 こげ茶色の、カマに模様のあるカマキリです。図鑑で調べたら「コカマキリ」でした。 「カマキリは動いている物は何でもエサだと思うので、さし身や肉の切り身などを目の前で動かしてやると、捕まえて食べる」と本で読んだことがあったので、やってみました。
愛知県刈谷市立富士松中学校 科学部卵の割れ方研究班 1年・2年・3年 石川佳奈美・石川光晴・酒井悠斗・石脇咲良・水野滉基・渡邊智輝 第56回入賞作品 中学校の部 秋山仁特別賞 研究の動機 あるテレビ番組で料理研究家が「卵同士をぶつけると、必ず片方しか割れない」と話していた。試してみると、確かに片方しか割れない。「作用反作用の法則」で互いに同じ力が働くならば同時に割れるはずだ。2つの空き缶をぶつけてみると、2つともへこんだ。科学部の研究テーマとして追究する。 研究の目的:卵同士をぶつけると片方の卵しか割れない。そのメカニズムを探る。 【予備実験1】卵は片方しか割れないのか確認する。 〈方法〉 卵を1パック用意し、卵(の側面)同士をぶつけた。 〈結果〉 10回試し常に片方だけ割れた。両方割れることはなかった。 【予備実験2】ぶつける箇所を変える。 〈方法〉 卵のぶつける場所を頭、尻、側面に分け
今年も暑い夏でした。最高気温が名古屋でも39.3℃などという話題の出た年でした。 そんなある日のことです。あまりにも暑くて汗が出たので、シャワーを浴びました。汗も流れてさっぱりしましたが、ふと気になったことがあります。「今浴びているシャワーの温度は38℃。熱いどころかすごく気持ちいい。今日の最高気温は35℃だったのにすごく暑かった。もし気温が38℃になったらもっともっと暑いはず。同じ38℃が自分の体の周りにあるのに、どうして気温の場合には暑くて、シャワーは気持ちいいの?」ということです。 気温はからだ全部が38℃の空気の中に入っていますが、シャワーは38℃の水滴があたっているので、ちょっと違います。すぐに風呂を38℃に設定してわかして入ってみました。すると熱く感じません。なぜ、気温の38℃は暑いのに、風呂の38℃は熱く感じないのでしょう。すごく不思議です。 科学部のみんなに話しても「なんで
私はどこにしようかナ? ~人間ピラミッドにおける位置と重さの関係に関する考察~ 三重県鈴鹿市立河曲小学校 5年 河合 千晶 6月から運動会の組体操の練習が始まった。3段から始め、4段に挑戦。ここで問題が発生した。「だれが一番下の列をするか、どこが一番楽か……」。担当する場所を決めたり、くずれにくくするための法則や性質はないだろうか。人間ピラミッドを成功させるためにも、科学的な視点で、安全に、だれもが安心して、その上、かっこよく築くための研究に取り組みたい。 5段ピラミッドでは、4段目までに1+2+3+4=10人が乗っている。一番下の5人で10人分を支えるから、10÷5=2……。一番下の段の1人は2人分を支えればよいと、学校ではみんなが考えている。その一方では経験的に、端の方が楽だとも知っている。そこで、次のことを中心に調べる。 ・モデルを使い、人間ピラミッドのそれぞれの場所の支える重
冷めるとき味がしみこむのはなぜか? 愛知県刈谷市立富士松中学校 科学部煮物班 1年 鈴村 直之・早川 優輝 母が昼食を出してくれた。献立は昨夜の夕飯の残りのおでん。母は「何でも、一晩たって冷ました方がおいしいのよ」という。食べてみると、味が十二分にしみこんでいて本当においしい。「理由は分からないけど、温めているときよりも、冷ましているときの方がずっと味がしみこみやすいと、おばあちゃんが言っていた」という。しかし、どうしてグツグツ煮ているときよりも、冷ましているときの方が味がしみこみやすいのか。研究することにした。 〈予備実験:本当に冷めるときに味がしみこみやすいのか〉 ダイコン、ニンジン、コンニャク、豆腐の4種類の食材を、食塩、砂糖、しょう油の3つの調味料で味つけしてゆで、食べ比べた。「水から加熱して5分間沸騰させたお湯で煮たもの」と「5分間沸騰させたお湯で煮てから、最初の温度まで冷や
ダイエットコーラのアスパルテーム以外の成分、特にカフェインとメントス・ガイザーの関係を明らかにする。メントス以外の物質として岩塩による発生や、物質表面のざらつきの程度との関係を検討し、メントス・ガイザーの発生の仕組みを追究する。 カフェインの含有が泡の発生に関係するか 《実験1》 カフェイン・ゼロのコーラ(「コカコーラ・ゼロ・フリー」)で泡の発生を調べる。 〈方法〉 比較のため、カフェイン入りの「コカコーラ・ゼロ」、砂糖の入った「コカコーラ」も用意。500mlメスシリンダーにコーラ100mlを入れ、メントスを1個投入した時の泡の発生量(体積)を測定した。 《実験2》 カフェイン量が2倍のコーラで泡の発生を調べる。 〈方法〉 100mlあたりのカフェイン量が約10mlの「ペプシコーラ」と、約20mlの「ペプシ・ストロングショット」での泡の発生量を測定した。 〈結果〉 「ストロングショット
湯むきの科学 -トマトの皮はなぜ湯むきできるのか?- 千葉県千葉市立緑町中学校 科学部2年/1年 加藤 丈 他6名 科学部員がテーマを探し、1,200点から5点にしぼった中で最も興味を引いたのが「トマトの皮はどうして湯むきをすることができるのか」だった。湯むきは、包丁で皮をむくよりも美味しい部分が無駄にならず、簡単に皮がむける。なぜお湯にくぐらせるだけで、皮がむけやすくなるのか。湯むきをすることで、どんな変化が起きているのか。トマト以外の野菜や果物ではできないのか。追究することにした。
38℃の日は暑いのに38℃の風呂に入ると熱くないのはなぜか 愛知県刈谷市立刈谷南中学校 科学部 2年/3年 原田 丈史 他5名 今年も暑い夏でした。最高気温が名古屋でも39.3℃などという話題の出た年でした。 そんなある日のことです。あまりにも暑くて汗が出たので、シャワーを浴びました。汗も流れてさっぱりしましたが、ふと気になったことがあります。「今浴びているシャワーの温度は38℃。熱いどころかすごく気持ちいい。今日の最高気温は35℃だったのにすごく暑かった。もし気温が38℃になったらもっともっと暑いはず。同じ38℃が自分の体の周りにあるのに、どうして気温の場合には暑くて、シャワーは気持ちいいの?」ということです。 気温はからだ全部が38℃の空気の中に入っていますが、シャワーは38℃の水滴があたっているので、ちょっと違います。すぐに風呂を38℃に設定してわかして入ってみました。すると熱く
ポニーテールを観察していると、その人がわざと揺らしているのではないかと思うほど、リズミカルに揺れています。その反面、あまり揺れていない人もいることに気づきました。どんな時によく揺れて、どんな風になるとあまり揺れないのでしょうか。そんな秘密を調べたい。 いろいろな長さや髪の量のポニーテールの人に集まってもらうことは難しいので、そのモデルとして頭にかぶる「ポニーテール共振器」(50円玉をおもりとして糸でつるしたもの)、振り子のふれ幅を測る「測定ボード」を工作用紙などで作った。 実験1:糸(ポニーテール)の長さはどのくらいが一番よく揺れるのか? 《方法》 糸の長さを変え(15㎝、30㎝、60㎝)、歩く速さを変えて(ゆっくり、普通、早足で)、6m歩いた時の振り子の往復回数をそれぞれ5回ずつ計る。おもりは50円玉1枚(=4g)。 《結果》 振り子の長さと最大ふれ幅・往復回数の関係 ゆっくり歩いた
過去の入賞作品から検索ができます。カマキリ、水、虫、などなど。 その発見、もうすでに誰かが発見してるかも?
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