サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
大谷翔平
www.tokyo-jinken.or.jp
TOKYO人権 第56号(平成24年11月27日発行) インタビュー 自立は、依存先を増やすこと 希望は、絶望を分かち合うこと 新生児仮死の後遺症により脳性まひの障害を持つ熊谷晋一郎さん。“健常な動き”を身につけるため、物心つく前から厳しいリハビリを受けました。しかしそれは、彼にとって「身体に合わない規範を押し付けられる」という体験でした。成長とともにリハビリをやめ、自分らしいあり方を模索。大学進学をきっかけに親元を離れて一人暮らしを始め、試行錯誤しながら自立生活を確立していきました。医学部を卒業後、小児科医となった熊谷さんに、障害を持って生きていくことについてお聞きしました。 PROFILE 熊谷晋一郎(くまがやしんいちろう)さん 小児科医/東京大学先端科学技術研究センター・特任講師 1977年、山口県生まれ。小児科医。新生児仮死の後遺症で脳性まひに、以後車いす生活となる。小中高と普通学
トップページ > 人権情報誌「TOKYO人権」 > 「ホームレス」襲撃事件は子どもたちの“いじめの連鎖” TOKYO人権 第43号(平成21年9月9日発行) 特集 ここから本文です 「ホームレス」襲撃事件は子どもたちの“いじめの連鎖” 1983(昭和58)年の「横浜浮浪者殺傷事件」を発端に、現在も子どもや若者たちによる「ホームレス」襲撃事件は全国各地で起きています。東京都でも今年2月と5月、連続して江戸川区内で中学生による襲撃事件が発生。世間では加害者の残虐性ばかりにスポットが当たる中、野宿者と子どもたち双方の視点から現代社会の闇に光を当てて「ホームレス問題」に取り組むルポライターの北村年子(きたむらとしこ)さんに、お話をうかがいました。 PROFILE 北村年子さん 1962年、滋賀県生まれ。ルポライター、ノンフィクション作家。 1987年、デビュー作『少女宣言』(長征社)が話題を呼ぶ。
トップページ > 人権情報誌「TOKYO人権」 > 人間は生まれながらにして人間である ~映画「本日またまた休診なり」で感じてほしいこと~ TOKYO人権 第12号(平成13年11月16日発行) 特集 ここから本文です 人間は生まれながらにして人間である ~映画「本日またまた休診なり」で感じてほしいこと~ 今年の人権週間行事は、俳優の山城新伍さん監督・主演による「本日またまた休診なり」の上映とご自身によるトークショーを開催します。「建前論ではなく、自分の言葉で差別を語りたい」と話す山城さんの思いを語っていただきました。 PROFILE 山城新伍(やましろしんご)さん 1938年生まれ。京都府出身。1957年東映ニューフェース第4期生を経て、1959年テレビ時代劇「風小僧」で主役デビュー。その後、「白馬童子」で一躍スターに。以後、映画、舞台、テレビドラマ、バラエティー番組、CMなどで幅広く活
トップページ > 人権情報誌「TOKYO人権」 > アイヌがアイヌとして生きていける社会へ TOKYO人権 第63号(平成26年8月29日発行) 特集 ここから本文です アイヌがアイヌとして生きていける社会へ 独自の言語や文化をもつ日本の先住民族アイヌ。首都圏に北海道に次ぐ数のアイヌの人々が暮らしていることはほとんど知られていません。また、“アイヌは過去の民族” “アイヌ=北海道”と思っている人も少なくないでしょう。そこで、現在、内閣府に設置された「アイヌ政策推進会議」において議論が進む新たなアイヌ政策について紹介します。 アイヌ民族のたどった歴史 アイヌ民族は北海道及び樺太・千島・本州北端に先住し、固有の文化を発展させてきました。しかし明治時代になると、蝦夷地と呼ばれていた島は「北海道」と改称され、開拓が本格化し、大勢の和人(注)が本州から移り住みました。政府はアイヌ語や生活習慣を禁止し
トップページ > 人権情報誌「TOKYO人権」 > 自立は、依存先を増やすこと 希望は、絶望を分かち合うこと TOKYO人権 第56号(平成24年11月27日発行) インタビュー ここから本文です 自立は、依存先を増やすこと 希望は、絶望を分かち合うこと 新生児仮死の後遺症により脳性まひの障害を持つ熊谷晋一郎さん。“健常な動き”を身につけるため、物心つく前から厳しいリハビリを受けました。しかしそれは、彼にとって「身体に合わない規範を押し付けられる」という体験でした。成長とともにリハビリをやめ、自分らしいあり方を模索。大学進学をきっかけに親元を離れて一人暮らしを始め、試行錯誤しながら自立生活を確立していきました。医学部を卒業後、小児科医となった熊谷さんに、障害を持って生きていくことについてお聞きしました。 PROFILE 熊谷晋一郎(くまがやしんいちろう)さん 小児科医/東京大学先端科学技術
TOKYO人権 第49号(平成23年3月23日発行) 特集 言葉にならないつらい気持ちに気づいてほしい ──リストカット・自傷行為を理解する 近年、若い人たちの間で増えていると言われる自傷行為。その中でも代表的なのが“リストカット”です。自傷行為は多くの場合、自殺を直接的に意図しておこなわれるものではないと言われていますが、その一方で自殺との関係も指摘されています。 自傷行為は他者にはなかなか理解しがたい行為です。しかしそれは、自傷者本人に重大な問題が生じていることの現れであり、助けを必要としているサインなのだといいます。周囲の人はどのように理解し援助するべきか、精神科医の林直樹さんに取材しました。 “自傷行為”とは? 自傷行為とは意図的に自分を害することで、様々な方法があります。皮膚を切りつける、皮膚を引き裂く、鋭いもので突き刺す、やけどを負わせる、殴る、咬む、また、薬を大量に飲むとい
1976年、愛媛県生まれ。ノンフィクションライター。大学在学中に中国の吉林大学へ2年間国費留学。出版社勤務を経て2005年からフリーに。日本生まれの中国残留孤児二世。『あの戦争から遠く離れて--私につながる歴史をたどる旅』(情報センター出版局、2007年/文春文庫、2012年)で第30回講談社ノンフィクション賞、第39回大宅壮一ノンフィクション賞などを受賞。本書は「遥かなる絆」と題してNHKでドラマ化される(2009年、全6回)。その他の著書に『長春発ビエンチャン行--青春各駅停車』(文芸春秋、2011年)がある。 残留孤児の方々の背景は、一人ひとりでまったく異なります。それぞれに1 冊の本が書けるほどです。満蒙(まんもう)開拓団として家族で満州(現在の中国東北地方)へ渡ったケースが多いのですが、私の祖父は満州国軍の軍人でした。祖父は出身地の愛媛で祖母と結婚し、夫婦で満州へわたり、父はそこ
性的少数者【注1】の自殺リスクが高いらしいことは、関係者の間では以前から指摘されていた問題でした。近年、そのことを明らかにする研究結果が報告され、波紋を呼びました。その要因と考えられる性的少数者が抱える「生きづらさ」と、自殺予防について、取材しました。 性的少数者と呼ばれる人たちの中には、さまざまなタイプの人たちが含まれています。実際にどれくらいいるのか、政府による正式な調査はおこなわれていませんが、海外の複数の調査から、その数が推計されています。 「性同一性障害【注2】はおおよそ1万人に数人。また、同性愛者【注3】・両性愛者【注4】は人口の約3~5%で、両者を合わせると20人に1人の割合。これは決して“少数”とは言えない数です」(東京都福祉保健局 専門相談員、AGP 同性愛者医療・福祉・教育・カウンセリング専門家会議メンバー 宮島謙介(みやじまけんすけ)さん)。 性的少数者は、日常的に偏
2024年9月12日更新 人権情報誌「TOKYO人権」第103号 2024年5月2日更新 令和6年度人権問題体験学習会 申込受付終了 2024年4月26日更新 契約職員(専門員)募集 2024年4月25日更新 令和6年度就職差別解消促進月間人権啓発映画会 2024年4月19日更新 人権がもっとわかる本(子ども向け人権啓発資料)
TOKYO人権 第56号(平成24年11月27日発行) インタビュー自立は、依存先を増やすこと 希望は、絶望を分かち合うこと 新生児仮死の後遺症により脳性まひの障害を持つ熊谷晋一郎さん。“健常な動き”を身につけるため、物心つく前から厳しいリハビリを受けました。しかしそれは、彼にとって「身体に合わない規範を押し付けられる」という体験でした。成長とともにリハビリをやめ、自分らしいあり方を模索。大学進学をきっかけに親元を離れて一人暮らしを始め、試行錯誤しながら自立生活を確立していきました。医学部を卒業後、小児科医となった熊谷さんに、障害を持って生きていくことについてお聞きしました。 1977年、山口県生まれ。小児科医。新生児仮死の後遺症で脳性まひに、以後車いす生活となる。小中高と普通学校で統合教育を経験。大学在学中は全国障害学生支援センターのスタッフとして、他の障害者とともに高等教育支援活動を
TOKYO人権 第53号(平成24年2月29日発行) インタビュー生きることは困ることの連続 でも、困って初めて見えてくる面白い発見もある 大野更紗(おおのさらさ)さんは、2011年に出版され話題をさらった『困ってるひと』の著者で、難病にまつわる様々な「困ってること」の当事者です。傍目には過酷な闘病生活にもかかわらず、大野さん独特のコミカルな描写が、読者を明るくポジティブな気持ちにさせます。 難病が発症するまでは、大学院生として難民問題の研究・支援に没頭する日々を送っていたという大野さんに、難民問題に興味を持つようになった経緯、どんな気持ちで執筆にあたったのか、闘病を通して気づいたことなどをうかがいました。 1984年、福島県生まれ。作家・ライター、難病当事者。上智大学外国語学部フランス語学科卒。同大大学院グローバルスタディーズ研究科地域研究専攻博士前期課程休学中。学部生の時、ひょんな
TOKYO人権 第55号(平成24年8月31日発行) 特集てんかんを隠さなくてよい社会をめざす 正しい理解が偏見、差別をなくす第一歩 てんかん発作が原因とみられる重大な交通事故が相次いだことにより、国は運転免許制度の見直しについて議論を始めました。しかしその一方で、てんかんへの偏見、差別が強まることが懸念されています。病気を公にすれば就職できないなど、様々な不利益を被ることもあり、患者の多くは病を隠して生活しているといいます。子どもから高齢者まで誰にでも起こりうるてんかんについて取材しました。 人間の大脳は、通常、神経細胞(ニューロン)が規則正しいリズムで電気的に活動しています。このリズムが突然崩れ、激しい電気的な乱れ(ニューロンの過剰な放電)が生じることによって、てんかん発作が起きます。このため、てんかん発作はよく「脳の電気的嵐」にたとえられます。つまりてんかんとは、このてんかん発作を
TOKYO人権 第51号(平成23年9月30日発行) 特集 震災と人権 復興に伴うストレスを知り、息の長い支援活動につなげる 3月11日、東北地方を中心に東日本の広い地域を激しい地震と津波が襲い、多く人たちが被災しました。「震災と人権」の2 回目である今回は、支援の場で起こるさまざまな問題と、復興における課題について、精神医学的な視点から考えます。一橋大学大学院教授で精神科医師の宮地尚子(みやじなおこ)さんにお話をうかがいました。 復興がもたらす心のトラブル 東日本大震災で恐怖の体験をした人が深刻な心の傷を負い、その救援にあたる人も“隠れた被災者”として、精神的な打撃を受けています。現在、阪神淡路大震災などの経験を活かし、人々の心のケアに重点を置いたさまざまな支援活動がおこなわれています。 しかし、災害から半年がたち、被災地の復興も徐々に進む一方で、その復興プロセスに起因する心のトラブル
TOKYO人権 第43号(平成21年9月9日発行) 特集 「ホームレス」襲撃事件は子どもたちの“いじめの連鎖” 1983(昭和58)年の「横浜浮浪者殺傷事件」を発端に、現在も子どもや若者たちによる「ホームレス」襲撃事件は全国各地で起きています。東京都でも今年2月と5月、連続して江戸川区内で中学生による襲撃事件が発生。世間では加害者の残虐性ばかりにスポットが当たる中、野宿者と子どもたち双方の視点から現代社会の闇に光を当てて「ホームレス問題」に取り組むルポライターの北村年子(きたむらとしこ)さんに、お話をうかがいました。 自分を肯定できない「生きづらさ」が「いじめ・襲撃」を生む 1962年、滋賀県生まれ。ルポライター、ノンフィクション作家。 1987年、デビュー作『少女宣言』(長征社)が話題を呼ぶ。以後、女性・子ども・ジェンダーをおもなテーマに取材・執筆活動を進め、近年は「いじめ」「野宿者問
1961年、山口県生まれ。17歳でニホンザルの次郎(初代)とコンビを結成し、途絶えた猿まわし芸を復活、次郎の“反省”ポーズで全国的な人気者になる。91年、「文化庁芸術祭賞」受賞。92年にはアメリカ連邦議会から「日本伝統芸」の称号が授与された。2007年7月、テレビ番組プロデューサーの栗原美和子氏と結婚。翌08年、被差別部落出身であることを公表。ここ数年は、日本各地の農家や漁村、限界集落、ハンセン病療養所や原爆の被爆者を訪ね、ともに語り合う「出会いの旅」を続けている。近著に『ボロを着た王子様』、妻・栗原氏との共著に『橋はかかる』(ともにポプラ社刊)。 「わたしは被差別部落出身です」 そのことだけをきれいに覆い隠して、長い間猿まわし芸をやってきました。でも、自分の出自を語らないまま、この芸を続けていくことが、どうしてもできなくなってしまったんです。 わたしが猿まわし師になった理由は「猿と一緒
TOKYO人権 第30号(平成18年6月6日発行) 特集 子どもの人権 子どもと向き合う 現代社会は、快適で便利になった反面、子どもにとっては、過酷で暮らしにくい社会であると言えるかもしれません。少子高齢化や情報化など、社会環境の急激な変化。虐待、犯罪被害など、子どもを取り巻くさまざまな状況。こうした現状を前にして、私たちにできることは何でしょうか。子どもの人権とどう向き合うか。先達に学ぶことは、その最良のファーストステップです。今回の特集では、2人の人物にお話を伺いました。 ノッポ流“小さい人”とのつきあい方 幼児向け教育番組『できるかな』(NHK)のノッポさんとして活躍されてきた高見のっぽさん。ノッポさんは、敬意を込めて、子どもたちを「小さい人」と呼びます。永年に渡って子どもたちと接してきて、いま感じていることは何か。さまざまな“ノッポ流”の秘訣についてお話していただきました
ホットな人権情報をお届けします。 年4回(6月、9月、11月、3月)、人権問題に関する特集記事を掲載するほか、当センターの活動状況、東京都や都内区市町村の動き、イベントなどを紹介する人権情報誌「TOKYO人権」を発行しています。 「TOKYO人権」は、都及び区市町村(窓口等)、都内公共図書館等に配付していますが、多くの方にご覧いただけるよう、ホームページでも紙面の一部をご紹介しています。 皆さまのご意見・ご感想や人権に関して日頃考えていることなどをお寄せください。お待ちしています。 第31号からPDF版もご覧いただけるようになりました。 第38号からPDF版の中ページをカラー化しました。 PDFファイルをご覧になるには、Adobe Readerが必要です。 お持ちでない方はAdobe社のホームページから無償で配布されていますので、こちらからダウンロードしてください。
本号のゲストは、現代美術の鬼才として世界的に知られる折元立身さんです。代表作のひとつ「アートママ」シリーズでは、アルツハイマーとうつ病を患った母親の介護という現実をパフォーマンス・アートとして作品化。そのユニークかつリアリティあふれる作風は、海外でも高く評価されています。そこで今回の特集1では、折元さんに「アートママ」シリーズ創作のきっかけや母・男代(おだい)さんとの二人暮らし、福祉や介護に対する思い、そして今後の展望などについて、創作現場でもある川崎の自宅で語っていただきました。 介護という現実をアートへ。 それは作家としての自分のテーマにも通じていた。 1946年、神奈川県川崎市生まれ。1969年に渡米。カリフォルニア・インスティテュート・オブ・アートに学ぶ。1971年、ニューヨークへ移住、ナム・ジュン・パイク氏の助手を務め、フルクサスの活動に参加。1977年に帰国、おもに欧米で
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『東京都人権啓発センター トップページ』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く