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敬意表現に関する知識を 簡潔にまとめてみました。 データ 敬意表現 対照一覧表 あ 「おられる」 か 過去形と現在形 学校での敬語 家庭での敬語 「~くださる」と「~いただく」の違い 敬語は不要だという意見 謙譲語 ございます さ さ入れ言葉 常体と敬体 主語省略 絶対敬語 接頭語(尊敬の場合) 接尾語 ~せていただく 相対敬語 尊敬語 た 敬語の使いこなし 丁寧語 な 二重敬語 二方向への敬語 は 美化語 ま マナー・モラル・礼儀 や ら ら抜き言葉 れ入れ言葉 わ 敬意表現メニュー/語楽ホームページ
敬語を含まない文体を「常体」といい、敬語を含む文体を「敬体」といいます。 ●「考えた」 ・・常体 ●「考えました」・・敬体 「ます」という敬語(丁寧語)を含んでいる方が敬体です。 丁寧語や美化語も敬語なので、使われていれば「敬体」です。 学生のみなさんなら、テスト問題の発問でその違いをよく見かけると思います。 ●「次の問いに答えよ」が常体。 ●「次の問いに答えなさい」が敬体。 常体の方はなんとなく押しつけがましさを感じますが、 実はそれが日本語の標準形なのです。 「昨日は晴れました」という敬体から、さらに踏み込んだ ●「昨日は晴れでございました」 という表現のことを、「特別敬体」ということもあります。
悪いことをしてしまって足を切り落とす刑を受けていた申徒嘉(しんとか)という者と、鄭(てい)の国の宰相(さいしょう=今の日本でいう内閣総理大臣くらいの役職)である子産(しさん)は、同じ師匠のもとで学んでいました。あるとき、子産は申徒嘉に 「いつも、わたしが先に帰るときには君が残り、君が先に帰るときにはわたしが残っているよね。今日はわたしが先に帰らせてもらおうと思うのだが、君が残ってくれるだろうか。それとも都合が悪いだろうか。そういえば、いつも思っていたのだが、君は宰相であるわたしを見てもまるで避けようとはしないね。もしかすると君は、自分は宰相と同等の人間だと思っているのかな?」 と尋ねました。 申徒嘉は 「先生の弟子として学んでいるときには、宰相という地位に何の意味があるでしょうか。あなたは宰相であることを常に誇りに思っていて人を見下そうとしているところがあるようですね。次の様な話を聞いたこ
主食として食べるパンのひとつ。箱型に焼いているもの。 現在では、「パン」とは何か、が法律ではっきりと規定されています。 <農林水産省「パン類品質表示基準(H16.10.7)」より抜粋> ① 小麦粉又はこれに穀粉類を加えたものを主原料とし、これにイーストを加えたもの又はこれらに、水、食塩、果実、野菜、卵及びその加工品、糖類、食用油脂等を練り合わせ、発酵(以下パン生地)させたものを焼いたもので水分10%以上のもの ② あん、クリーム、ジャム類、食用油脂等をパン生地で包み込み、又は折り込み、又はパン生地の上部に乗せたものを焼いたものであって、焼かれたパン生地の水分が10%以上のもの ③ ①にあん、ケーキ類、ジャム類、チョコレート、ナッツ、糖類、フラワーペースト類並びに食用油脂等をクリーム状に加工したものを詰め、若しくは挟み込み、又は塗布したもの。 「食パン」はパン類の①、②に規定するもののうち、
文字はどのようにしてうまれたの? 漢字のことをなぜ「漢字」と呼ぶの? 漢字の起源について教えて!? 日本人はなぜ自分で文字を作らなかったの? 日本人はひらがな、カタカナをもっているのに、なぜ漢字をわざわざ勉強するの? 漢字の変遷<歴史>について教えて!? 日本への渡来はいつごろ? 日本語は、漢字を取り込むことですごく得をした? 万葉仮名(まんようがな)って何? ひらがなとカタカナは漢字からうまれたの? 変体がなって何? /あははっホーム ページ
語源というのは、はっきりしないことが多くてどこか怪しげ・・・だからこそ、おもしろい ここでは語源説が「正しいか間違っているか」にはあまりこだわらずに 「言葉の成り立ちに関心をもって楽しむ」ことを目的にして 語源を探ってみることにします
《お知らせ》 このサイトの内容をまとめた本が桐原書店から刊行されます。 8月1日頃から書店で販売される予定です。 タイトル:『気持ちが伝わる 敬語の使い方』 四六判、192頁/定価1100円+消費税 ISBN:978-4-342-78852-9 「おられる」は尊敬の気持ちをこめた表現として、広く使われている表現です。「おる」はもともと「居る」で、じっと座っているという意味です。こちらが卑下するという意味をもつので謙譲語として用いて、相手の動作には使わないのが原則でした。その謙譲語「おる」に「られる」という尊敬語をつけた「おられる」は、 1.「おる」の部分が謙譲語なので相手の動作に使えない 2.「おら・れる」は、謙譲語と尊敬語を重ねて使っている という2点で誤用だとする専門書が多く存在しています。ところが、関西地方では昔から「西川さんがいる」を「西川さんがおる」と丁寧な表現として使っているの
燕の国の昭王は、強い国を作りたいので何かよい方法はないか、と郭隗(かくかい)という者に相談しました。 郭隗が答えました。「昔、ある君主がよい馬を探していました。何年たってもなかなか見つからなくて困っているところにある男が、よい馬を探してくると申し出てきたので大金を与えました。その男は、すばらしい馬を見つけ出しましたが残念ながらすでに死んでいました。ところが男は、その死んだ馬の骨を大金を出して買ってきたのです。君主はあきれて男を怒りましたが、実は、男には「死んだ馬にさえ、あんなに大金を払うのだから生きている名馬ならもっとすごいお金がもらえるだろうという評判がたつはずだ」という考えがあったのです。それから1年もしないうちに、見事すばらしい名馬が数頭手に入ったのです。 もし昭王が本気ですぐれた人材を集めたいのなら、まず私のような何の取り柄もない人間を大切に扱うことから始めてください。あの隗のよう
「をり」は、もともと、物事が継続している状態をあらわすことばで、上の例のように「おる」は動詞の後ろについて、その動作の継続を慎み深くあらわす性質をもっていました。その後、ある状態にじっと固定されている=縛られている、我慢する立場、という意味あいから自分を卑下する語=謙譲語としても使われるようになりました。「”おる”は謙譲語だ」と定義すると、相手側の動作に使うのは正しくないといえます。 敬語は人間を対象にしか使われません。あくまでも、対人関係を表す表現だからです。ですから、「鳥がおる」「雨が降っております」は、単なる丁寧語の「おる」です。 同じ用法の「私はここにおります」も、丁寧語の「おる」が本来の意味のはずですが、この言葉に丁寧さを超えた敬意を感じるようになり謙譲語の「おる」としても使われるようになりました。この丁寧語の「おる」から謙譲語の「おる」へと変化したことによって言葉の使い方がまだ
●敬意表現 一覧表 基本動詞 相手の言動(尊敬) こちら側の言動(謙譲・謙遜) 思う おぼしめす 存ずる 存じる 存じ上げる 言う おっしゃる 仰(おお)せられる 申す 申し上げる 言上(ごんじょう)する いる いらっしゃる おいでになる 見える おる(おります) 行く いらっしゃる おいでになる お出かけになる ご足労(そくろう) うかがう 参る 参上する あがる 来る おいでになる いらっしゃる お越しになる 見える お見えになる ご足労(そくろう) まいる 与える くださる たまわる さしあげる あげる 進呈(しんてい)する お届けする する なさる あそばす いたす つかまつる 食べる・飲む 召しあがる あがる いただく 頂戴(ちょうだい)する 見る ご覧になる 拝見(はいけん)する 着る 召す 寝る おやすみになる やすませていただく 会う お目にかかる お目もじする 借りる 拝
《お知らせ》 このサイトの内容をまとめた本が桐原書店から刊行されました。 タイトル:『気持ちが伝わる 敬語の使い方』 四六判、192頁/定価1100円+消費税 ISBN:978-4-342-78852-9
■ポイント1■ 「お」「ご」は、相手のことにも自分のことにも使います! よく、「自分の行為なのに”お”や”ご”をつけるのはおかしいのでは?」と混乱してしまいがちですが、自分が所有している「物」に、”お”や”ご”をつけるのはおかしいですが、相手に何かをするにあたって、丁寧で謙虚な気持ちをこめて”お手伝いをする”や”ご挨拶をする”と表現するのはおかしくありません。その区別は、次の項で説明しています。
「この問題についてお考えいただく」と「この問題についてお考えくださる」を比べてみましょう。「お考えいただく」は「依頼」、「お考えくださる」は「感謝」の気持ちが感じられますが、命令として「お考えいただきたい」「お考えください」と使った場合には、こちら側からの依頼が含まれる「お考えいただきたい」の方がきつく感じられると思います。やはり「いただく」にはこちらの思いが強く含まれていることがわかります。 例文の「少々お待ちいただけますか」と「少々お待ちくださいますか」は、「~か?」という疑問形=依頼の表現です。「こちらからお願いして待ってもらう」のですから「お待ちいただく」という表現の方がふさわしいということになります。相手から「待たせてもらいます。」と意思表示された場合には「お待ちくださる」と表現するのがよいでしょう。「くださる」は相手の気持ちを受けるので「えっ、お待ちくださるのですか!?」「私み
中国の故事から人としての生き方を学びませんか 故事成語の原話をやさしくまとめてみました どうぞご賞味ください 最近の更新
《お知らせ》 このサイトをもとに構成された本が桐原書店から刊行されました。 タイトル:『気持ちが伝わる 敬語の使い方』 四六判、192頁/定価1100円+消費税 ISBN:978-4-342-78852-9
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