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第3部 近世―世界海上交易圏の成立 (16世紀頃−18世紀頃) 第1章 世界海上交易圏の形成 ―植民地交易の開始― 3・1・4 イギリス、後発の利益を享受して覇権 1 ヴァイキングに振り回されるアングロ・サクソン 2 羊毛と毛織物の自前の輸出に向けて 3 私掠で、先発国を突破して、海外進出 4 オランダを追撃して、海上覇権を目指す 5 植民地戦争に勝利して、世界を市場に まえがき 第1部 古代―海上交易圏の形成 第1章 海上交易圏の模索 ―文明発祥の地― 第2章 海上交易圏への架橋 ―東地中海の世界― 第3章 海上交易圏の形成 ―フェニキア、ギリシア、ローマ― 結章 古代海上交易論 第2部 中世―海上交易圏の結合 第1章 古代アジアの海上交易 ―アジア人の交易― 第2章 アジア交易圏の結合 ―イスラームと中国の進出― 第3章ヨーロッパ進出前の
イギリスはじめ先進国の資本主義は、アメリカ大陸における植民地の建設と、そこでのアフリ カ人奴隷の酷使を通じて、初めて成立した。奴隷を供給したのが、奴隷商人と結びついた海運 であった。その非人道的な輸送について、目をふさぐわけにはいかない。また、18世紀、資本 主義が成立し始め、社会的緊張が強まるなかで、多数の流刑囚を奴隷船さながらの状態で移 送した流刑船が、人民の反発を抑圧する権力者の手段となっていたことも見落すわけにはい かない。 大西洋の奴隷貿易は、16世紀に西インド諸島そしてアメリカに植民地が建設されるとともに 始まる。その先発者はスペインやポルトガルであった。貴金属鉱山の採掘や砂糖キビ栽培農 園で、原住民奴隷が減少すると、黒人奴隷が送り込まれることになる。ここでは大西洋奴隷貿 易のみを取り上げるが、他の地域でも広範に奴隷貿易が行われていた。日本も無縁ではなか った。ポルトガル船が
当初、かなりの図版を収録してきたが、サーバの容量がオ ーバーしたため、省略することになりました。高文堂出版 社1983年刊行を参照されたい。 e-Bookまえがき まえがき 第1章 地中海時代の海商と船員 1 古代海上帝国フェニキア 2 海運の原型、ギリシアローマ 3 十字軍と共栄したベネチア 4 船員も商人船主の端くれ 5 ハンザ同盟、必需品の海商 6 雇われ船員に厳しい措置 第2章 大航海時代後の海商 1 東方物産の直接取引を 2 新大陸の発見と世界周航 3 ポルトガル、スペインの盛衰 4 オランダ、イギリスの台頭 第3章 平水夫の航海記録 1 農夫出身のバーロー 2 船長の息子クレーマー 3 たたき上げの船長ケリー 第4章 海上覇権の争奪―私掠と海賊 1 海商破壊戦と私掠船の役割 2 国家が奨励する私掠船 3 私掠業の仕
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